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Yamareco

記録ID: 507643
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

3000m峰20座目は、地味に西農鳥岳。塩見岳は諦めました。(広河原→奈良田)

2014年09月13日(土) ~ 2014年09月14日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
21.5km
登り
2,115m
下り
2,796m

コースタイム

1日目
山行
6:10
休憩
0:50
合計
7:00
6:10
30
広河原
6:40
6:50
110
白根御池小屋分岐
8:40
9:00
160
大樺沢二俣
11:40
12:00
70
八本歯のコル
13:10
北岳山荘
2日目
山行
10:20
休憩
1:50
合計
12:10
6:10
30
北岳山荘
6:40
6:50
60
中白根山
7:50
8:00
60
間ノ岳
9:00
9:20
60
農鳥小屋
10:20
10:30
40
西農鳥岳
11:10
11:20
20
農鳥岳
11:40
12:00
160
大門沢下降点
14:40
15:00
170
大門沢小屋
17:50
18:00
20
広河原橋
18:20
奈良田第二駐車場
天候 13日〜14日 晴れ時々曇り⛅
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
〔往路〕自宅2:00-国立府中IC2:05-(中央高速89km)-甲府南IC3:00-国道140号、52号(富士川街道)-県道37号(南アルプス街道) -4:15奈良田第2駐車場 154km 2時間15分
奈良田丸山林道入り口 5:32発-(南アルプス登山バス)-6:15着広河原 料金1030円+100円(南アルプスマイカー規制利用者協力金)
〔復路〕奈良田18:40-甲府南IC20:00-(中央道、いつも以上の渋滞45km)-国立府中IC0:20-0:30自宅 6時間10分
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは、広河原インフォメーション、広河原山荘他にあります。
登山道は、たいへん良く整備され、道迷いもないはずですが、大門沢下降点の先で、沢に迷い込みました。
○広河原〜八本歯のコル(大樺沢右俣コース)標高差1350m
 北岳バットレスを右に見て登り、最後に梯子が断続している。
○八本歯のコル〜北岳山荘
コルから吊尾根の岩稜を梯子を伝って登り、ガレ場を登ると北岳山荘への分岐に出る。高山植物が豊富な山荘への近道。
○北岳山荘〜間ノ岳
山荘からゆるやかな登りだが、次第にきつくなって中白根山を越える。すぐに間ノ岳の登りとなる。
○間ノ岳〜農鳥小屋〜農鳥岳〜大門沢下降点
小さな尾根を巻くように進み、三国平からの巻き道を合わせ、小突起を巻けば農鳥小屋。急なジグザグ道を右に巻いて急登すると、西農鳥岳の頂上に出る。この先、たいした登降もなく農鳥岳に着く。しばらく広いゆったりした尾根道を行き、左に稜線を離れて、一段低いところを下ると大門沢下降点。
○大門沢下降点〜大門沢小屋〜奈良田 標高差2000m
ハイマツ帯を蛇行し、針葉樹の中を急下降する。川原の右岸を下ると大門沢小屋。川原から高巻きに小尾根を越え、八丁坂を下る。本流を吊橋で左岸に渡ると発電所の取水口。その後2回吊橋を渡り車道に出る。車道を歩き広河内橋に着く。県道を30分下ると奈良田に着く。
その他周辺情報 コンビニは、南アルプス街道には、1件もありません。40km手前の国道52号沿いのセブンイレブンが最後です。温泉♨は、「町営奈良田の里温泉 女帝の湯」日帰り入浴550円 9時〜19時。
4時15分、奈良田第二駐車場に着く。5時30分始発バス乗り場には、既に50人が並んでます。
2014年09月13日 04:53撮影 by  SO-04F, Sony
5
9/13 4:53
4時15分、奈良田第二駐車場に着く。5時30分始発バス乗り場には、既に50人が並んでます。
始発は、3台。通勤バス並みに乗車するも、積み残し多数。
2014年09月13日 05:23撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 5:23
始発は、3台。通勤バス並みに乗車するも、積み残し多数。
6時30分、塩見岳を目指し広河原を出発。
2014年09月13日 06:24撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 6:24
6時30分、塩見岳を目指し広河原を出発。
8時40分、今日は、熊ノ平小屋まで行きたいので、左俣コースで北岳山頂をパス。
2014年09月13日 08:14撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 8:14
8時40分、今日は、熊ノ平小屋まで行きたいので、左俣コースで北岳山頂をパス。
雪渓が残ってます。
2014年09月13日 09:40撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 9:40
雪渓が残ってます。
ザレたジグザグ道には、大行列。連続する梯子に、渋滞発生。
2014年09月13日 10:35撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 10:35
ザレたジグザグ道には、大行列。連続する梯子に、渋滞発生。
11時45分、八本歯のコル。16圓離競奪を背負っての梯子登りは、堪えました。
2014年09月13日 12:12撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 12:12
11時45分、八本歯のコル。16圓離競奪を背負っての梯子登りは、堪えました。
北岳山荘への近道へ。
2014年09月13日 12:28撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 12:28
北岳山荘への近道へ。
トラバース道には、こんな所もあります。
2014年09月13日 12:46撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 12:46
トラバース道には、こんな所もあります。
13時10分、1時間以上の遅れで、北岳山荘に到着。予想以上に疲れたので、今日は、ここまで。小屋泊350人、3人で1枚の布団。
2014年09月13日 16:36撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 16:36
13時10分、1時間以上の遅れで、北岳山荘に到着。予想以上に疲れたので、今日は、ここまで。小屋泊350人、3人で1枚の布団。
マイルーム設営。棺桶のようなテント⛺。
2014年09月13日 15:06撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 15:06
マイルーム設営。棺桶のようなテント⛺。
テン場から見た、北岳。
2014年09月13日 16:38撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 16:38
テン場から見た、北岳。
甲府盆地が見えます。テントも100張り以上。
2014年09月13日 16:38撮影 by  SO-04F, Sony
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9/13 16:38
甲府盆地が見えます。テントも100張り以上。
富士山🗻と、日の出🌄。気温0℃、テントの内側が凍る。
2014年09月14日 05:30撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 5:30
富士山🗻と、日の出🌄。気温0℃、テントの内側が凍る。
あまりに寒かったので、もう1泊する気が失せました。6時10分、農鳥岳経由で奈良田に向け、出発。振り返り見る、北岳山荘。バックは北岳と甲斐駒ヶ岳。
2014年09月14日 06:37撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 6:37
あまりに寒かったので、もう1泊する気が失せました。6時10分、農鳥岳経由で奈良田に向け、出発。振り返り見る、北岳山荘。バックは北岳と甲斐駒ヶ岳。
6時40分、中白根山から見た、富士山。
2014年09月14日 06:44撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 6:44
6時40分、中白根山から見た、富士山。
間ノ岳と三峰岳の間に、塩見岳です。
2014年09月14日 06:49撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 6:49
間ノ岳と三峰岳の間に、塩見岳です。
7時50分、間ノ岳。
2014年09月14日 07:48撮影 by  SO-04F, Sony
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7時50分、間ノ岳。
北岳は、雲の中。甲斐駒ヶ岳は見えます。
2014年09月14日 07:49撮影 by  SO-04F, Sony
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北岳は、雲の中。甲斐駒ヶ岳は見えます。
塩見岳、悪沢岳、赤石岳。
2014年09月14日 07:50撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 7:50
塩見岳、悪沢岳、赤石岳。
間ノ岳山頂には、朝8時前にもかかわらず沢山の人。
2014年09月14日 07:55撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 7:55
間ノ岳山頂には、朝8時前にもかかわらず沢山の人。
行かないことにした塩見岳が、良く見えます。
2014年09月14日 08:11撮影 by  SO-04F, Sony
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行かないことにした塩見岳が、良く見えます。
計画では、三日目の朝に熊ノ平小屋から、ここに出て来るはずでした。
2014年09月14日 08:46撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 8:46
計画では、三日目の朝に熊ノ平小屋から、ここに出て来るはずでした。
9時、農鳥小屋。
2014年09月14日 08:56撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 8:56
9時、農鳥小屋。
名物親父(赤ヘル)の独演会に聞き入る登山者達。
2014年09月14日 09:07撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 9:07
名物親父(赤ヘル)の独演会に聞き入る登山者達。
西農鳥岳への途中、振り返ると、間ノ岳が大迫力。
2014年09月14日 09:41撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 9:41
西農鳥岳への途中、振り返ると、間ノ岳が大迫力。
仙塩尾根。三国平、熊ノ平方面。
2014年09月14日 10:08撮影 by  SO-04F, Sony
4
9/14 10:08
仙塩尾根。三国平、熊ノ平方面。
熊ノ平小屋をアップで。
2014年09月14日 10:08撮影 by  SO-04F, Sony
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熊ノ平小屋をアップで。
10時20分、西農鳥岳は日本の標高第15位。山頂標識はいつ立てたのですか?
2014年09月14日 10:16撮影 by  SO-04F, Sony
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10時20分、西農鳥岳は日本の標高第15位。山頂標識はいつ立てたのですか?
ちょい悪親父、3051mに立つ。
2014年09月14日 10:17撮影 by  SO-04F, Sony
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ちょい悪親父、3051mに立つ。
振り返り見た、西農鳥岳山頂。
2014年09月14日 10:29撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 10:29
振り返り見た、西農鳥岳山頂。
塩見岳が近い。
2014年09月14日 10:31撮影 by  SO-04F, Sony
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塩見岳が近い。
農鳥岳の山頂にも、人だかり。
2014年09月14日 11:04撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 11:04
農鳥岳の山頂にも、人だかり。
11時10分、農鳥岳。
2014年09月14日 11:06撮影 by  SO-04F, Sony
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11時10分、農鳥岳。
農鳥岳に立つ、ちょい悪親父。
2014年09月14日 11:07撮影 by  SO-04F, Sony
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農鳥岳に立つ、ちょい悪親父。
塩見岳が、ますます近い。
2014年09月14日 11:08撮影 by  SO-04F, Sony
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塩見岳が、ますます近い。
稜線を左に外れ、下降点へ。
2014年09月14日 11:25撮影 by  SO-04F, Sony
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稜線を左に外れ、下降点へ。
11時50分、大門沢下降点。ここから奈良田まで、標高差2000mを6時間かけて下ります。
2014年09月14日 11:44撮影 by  SO-04F, Sony
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11時50分、大門沢下降点。ここから奈良田まで、標高差2000mを6時間かけて下ります。
こんな橋を二回渡ります。
2014年09月14日 14:15撮影 by  SO-04F, Sony
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こんな橋を二回渡ります。
14時40分、大門沢小屋。ここも、布団1枚に二人。奈良田へは、更に3時間以上下ります。
2014年09月14日 14:43撮影 by  SO-04F, Sony
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14時40分、大門沢小屋。ここも、布団1枚に二人。奈良田へは、更に3時間以上下ります。
丸太の橋。疲れた足で、バランスをとるのが難しい。
2014年09月14日 15:05撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 15:05
丸太の橋。疲れた足で、バランスをとるのが難しい。
更にバランスが難しい吊橋。
2014年09月14日 16:30撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 16:30
更にバランスが難しい吊橋。
橋の無い沢も渡ります。
2014年09月14日 16:56撮影 by  SO-04F, Sony
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橋の無い沢も渡ります。
発電所取水口の吊橋。非常に揺れます。
2014年09月14日 17:04撮影 by  SO-04F, Sony
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発電所取水口の吊橋。非常に揺れます。
森山吊橋を渡ると長い長い下りが、やっと終わります。
2014年09月14日 17:22撮影 by  SO-04F, Sony
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森山吊橋を渡ると長い長い下りが、やっと終わります。
18時、林道を30分歩き第一発電所前に。
2014年09月14日 17:55撮影 by  SO-04F, Sony
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9/14 17:55
18時、林道を30分歩き第一発電所前に。
18時30分、奈良田第二駐車場に無事に戻って来ました。最後の最後の舗装路歩きは、足にきます。
2014年09月14日 18:22撮影 by  SO-04F, Sony
6
9/14 18:22
18時30分、奈良田第二駐車場に無事に戻って来ました。最後の最後の舗装路歩きは、足にきます。
山バッジ、3個ゲット。農鳥岳のバッジは、売り切れでした。残念。
2014年09月15日 16:20撮影 by  SO-04F, Sony
10
9/15 16:20
山バッジ、3個ゲット。農鳥岳のバッジは、売り切れでした。残念。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) ガイド地図(1) コンパス(1) 笛(1) 筆記具(1) ライター(2) ナイフ(1) 保険証(1) 飲料(3) ティッシュ(1) バンドエイド(1) タオル(2) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) 防寒着(1) スパッツ(1) 手袋(1) ストック(1) ビニール袋(3) 替え衣類(2) シュラフ(1) ザックカバー(1) 食器(1) 食料(5) 時計(1) 非常食(2)
共同装備
テント(1) テントマット(1) ランタン・マントル(1) コンロ(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) ポリタンク(1)

感想

先週の剱岳に続き二週連続で、人気の山に行って来ました。久しぶりの晴天かつ三連休で、予想はしていましたがすごい人でした。当初の計画では、3000m峰の残り2座塩見岳と西農鳥岳に登頂すべく、熊ノ平小屋に二泊の予定でした。しかし、八本歯のコル手前の梯子渋滞やらで、時間がかかり、北岳山荘にテン泊するはめに。また、テントの内側が凍るほどの寒さでほとんど眠れず、朝3時から夜明まで小屋内のストーブにあたっていた ほどでした。そんなこんなで心が折れてしまい、一泊で下山することにしました。しかし、奈良田への標高差2000m超の下りは、疲れました。足の限界を超えてます。農鳥親父が言ってたように、白峰三山縦走は、のんびりと二泊で、楽しみたいコースでした。
とりあえず、西農鳥岳を登頂したので、残すは塩見岳のみとなりました。近いうちに登りたいと思います。

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