蝶ヶ岳
- GPS
- 19:17
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,532m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:24
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:57
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:51
天候 | 1/7曇り、1/8晴れ、1/9晴れのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
2023年、新年初登山は山岳会の冬山合宿で蝶ヶ岳ヘ。
1/6(金)
入山前夜に自家用車乗り合わせで千葉から沢渡までアプローチ。沢渡の「旅人の宿 ともしび」にて宿泊。キレイな施設で、温泉が気持ち良かった。
1/7(土)
午前7時、中の湯まで自家用車乗り合わせで移動(ドライバーは沢渡まで引き返しタクシーで再アプローチ)。出発の準備を済ませ、午前8時入山。歩き始めはアイゼン無しで手にはストック。まずは、延々と続く釜の湯トンネルをひたすら歩く。トンネルを抜けるとまっ白な焼岳が出迎えてくれた。ここで、数人はチェーンスパイクを装着(私は装備しなかったが何とかなった)。その後、大正池ホテル、上高地BT、小梨平、明神を経由し、13時半宿泊地の徳沢に到着。夏のハイシーズンとは一転、冬の静寂な上高地はとても新鮮だった。幕営後は、食事と明日の行動中の水を作り、軽く宴会。この日の晩の徳沢は氷点下16℃。シュラフに身をうずめ寒さと戦いながら就寝。
1/8(日)
午前5時起床。朝食と身支度を済ませ6時半徳沢発。スタート時の装備は、アイゼン&ピッケル(ストックの人もいた)。トレースは、わりかししっかりしている。長塀尾根にとりついて間もなく日の出を迎える。木々の間から赤く染まった明神、穂高がキレイ。長塀尾根は夏山で一度下ったことがあったが、延々と続く急登は中々しんどかった。身体がほてり、シェルを全開にしながら登った(シェルを脱ぎフリースで登る人もいた)。長塀山からは比較的なだらかな登りが続く。雪を被った樹林帯歩きが気持ち良かった。しばらくすると、森林限界を越え山頂直下に出る。風は驚くほどに穏やか。左手に連なる北アルプスを横目に山頂を目指す。12時25分、蝶ヶ岳登頂。穂高に少し雲がかかっていたものの、眺望は非常に良く、360度の大パノラマを楽しむことができた。そして特筆すべきは、槍ヶ岳。真っ白に雪化粧した鋭利な山容は、惚れ惚れしてしまう程に格好良く、いつまでも眺めていたかった。
名残惜しいが下山の時間。景色をしっかりと脳裏に焼き付け下山開始。急坂の下山は早い。良くここ登ってきたなと往路の自分に感心。途中尻シェードを楽しみながら下っていく。
15時半徳沢着。昨日同様に水を作った後は、ハードな行程を無事に完遂したお互いを称え合い、宴会を楽しんだ。この日の晩は、昨夜から一転氷点下6℃まで冷え込まなかった。防寒もしっかりしたこともあり、昨夜に比べれば良く寝られた。
1/9(月)
午前4時半起床。朝食を済ませ撤収。午前7時、2日間過ごした徳沢に別れを告げ、中の湯温泉を目指す。道中明神、穂高のモルゲンロートが絶景だった。明神にてテントをデポし、穂高神社奥宮でお参り。池から見上げる明神は大迫力。いつか登りにきたい。そこからはひたすら往路を辿り、12時中ノ湯温泉着。
下山後、竜島温泉にて入浴、ロイヤルホストにてグリルチキンを食し帰路に着いた。
2023年初登山は概ね天気に恵まれ、良いスタートを切ることができた。
次回は稜線上での宿泊に挑戦してみたい。
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