八ヶ岳
- GPS
- 11:08
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,644m
- 下り
- 1,643m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:43
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山荘にポストあり。頂上への道はスリップ、落石に注意。 |
その他周辺情報 | 3連休でなければ充分駐車場あります。 |
写真
感想
『八ヶ岳』という名に最初に触れたのは、杉田二郎の歌だったと記憶する。
http://www.kasi-time.com/item-16391.html
関西から一人で行くには交通の便が悪く、思えば25年も登りたいと思いながら、チャンスに恵まれなかった。
6月に発起して登山を計画したが、早い梅雨入りで断念。やっと念願がかなって、この9月連休に『八ヶ岳』の初登頂が成就した。
登山計画をして初めて知ったが『「八ヶ岳」は長野県と山梨県にまたがる山塊の総称であり、山そのものに八ヶ岳と名付けられた山は存在しない。』ということで、今回は最高峰の赤岳を目指す。
メンバーは山岳部3名で、車を利用した。新宿からは直行バスが出ているようだ。
【前日】
若い頃に日本全国を旅したが、関西からは交通の便が悪く、清里には訪れていない。
前日の移動日は、PM2:00に着いて清里観光をする予定だったが、京都と恵那で事故渋滞に巻き込まれ、高速を降りたらPM5:00。ペンションに直行することになった。
清里ではこの時期に、ストーブを炊いていた。
【一日目】
今回は山小屋一泊二食付き&個室なので、荷物はDパックひとつとお手軽だ。
関西では物珍しい種類のおにぎりをコンビニで買い込み、ドライブウェイから牧場などを眺めながら登山口を目指した。
ところが美濃戸口の3キロ手前から進入禁止で、50分余分に歩く事になった。
途中、山菜かごを背負った地元の方に教えてもらって、ちょっぴりショットできた。
美濃戸山荘からが登山。左右に道はわかれるが、左の北沢から入って、赤岳鉱泉〜行者小屋〜地蔵の頭〜赤岳天望荘〜赤岳頂上山のコースを取る。
明日は行者小屋をネックに八の字を描いて南沢から戻る。
変化に飛んだコースで、最初は砂利の林道歩き、林道を抜けると、私好みの川沿いの徒渉コースだ。川を離れると苔むした幻想林(そんな言葉ないか…)で、心がなごむ。
赤岳鉱泉で昼食をした。コンビニおにぎり以外に、持ち寄ったミニラーメン・おしるこ・おまけにデザートの梨など、グループならではの豊かな昼食だった。
晴れの予定が山頂はどんよりとした雲に覆われていた。しかし徐々に雲が上がり山頂に着く頃には晴れそうだ。梅雨入りで前回延期した甲斐があった。
下から5リットルの水を背負ってきた仲間はバテバテだったが、行者小屋までは山水が豊富で、結局その水を捨てて、新鮮で冷たい水に入れ替えることになった。
小屋から見上げると、赤岳天望荘が見え、そこへ続く登山道に点々と人影が見える。
小屋をでると、うっそうと茂った樹林帯の中を歩く。登山道の周りの木々が低くなり、徐々に森林限界を越えていく。
赤ザレた登山道から勾配がきつくなり、階段、鎖場の地蔵尾根になる。
地蔵の頭でしばし休憩して、風力発電を屋根に備えた赤岳天望荘を素通りし、間近に見える美濃戸山荘を目指す。
登り初めは傾斜の緩いザレ場だが徐々に勾配がきつくなり、浮石やスリップに注意が必要だ。
ハイマツ帯の間の稜線を登って行くと、傾斜は30度の鎖場になり、ようやく赤岳天望荘に到着する。
赤岳南峰頂上からは南アルプス、北アルプスなど360度の展望だ。富士山も見えるはずだが雲に隠れていた。
3日連休中日ということもあり、山小屋は満員。しかし我々は個室を取っていたので、のんびり過ごせた。
個室は6月に予約し、お金も振り込んで、予約はがきを頂いていた。
6月は雨でキャンセルしたが、はがきは今シーズン有効なので、日にちを変更だけで予約金をムダにせずに済んだ。
【二日目】
AM3:30。大部屋の通路にはみ出した足をかき分けながらトイレに立つと、結構な人数がすでに起きていて、歯を磨いていた。
私は二度寝してAM5:00に起床し、ご来光を待った。
今朝は雲海に富士山が浮かんでいる。
ご来光を拝んでから朝食。
今日は下山するだけなので、ゆっくり八時に出発した。
昨日とは反対のコースで行者小屋へ下る。
こちらもガレた急勾配で、最初は鎖場、後は延々と階段が続く。
森林限界に入ると行者小屋だ。
小屋でりんごを食べて、南沢コースで下山する。
石がゴロゴロした川原を経て、苔むした幻想林へと続く。行きと同じようなコースだが、距離が短い分、斜度がきつい。
入り口の空き地に止めた車へたどり着くと、駐車した車は4分の1に減っていた。
温泉に浸かった後、高速に乗ったが、滋賀県に入って事故情報で福知山方面にコースを変えたが、またまた三田西ICで事故渋滞に巻き込まれた。
連休は事故渋滞を計算に入れる必要がある。
八ヶ岳からのご来光
http://youtu.be/_QfxW36MX8w
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