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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川連峰主稜線縦走 [天神平⇒谷川岳⇒万太郎山⇒仙ノ倉山⇒平標山]
2014年09月15日(月) [日帰り]
- GPS
- 08:11
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,056m
- 下り
- 2,387m
コースタイム
越後湯沢駅6:12⇒土合駅6:38
谷川岳ロープウェイ乗り場7:09頃⇒天神平(降り場)7:19頃
※ロープウェイ乗り場には6:55頃に着きましたが、乗れたのが7:09でした。
天神平7:21⇒肩ノ小屋8:25⇒トマノ耳8:32⇒谷川岳(オキノ耳)8:43
[標準CT 2:25(57%)]
谷川岳(オキノ耳)8:57⇒肩ノ小屋9:13⇒オジカ沢ノ頭9:49⇒大障子ノ頭10:31⇒万太郎山11:02
[標準CT 3:25(61%)]
万太郎山11:25⇒エビス大黒ノ頭12:39⇒エビス大黒避難小屋12:56-13:06⇒仙ノ倉山13:33
[標準CT 3:25(62%)]
仙ノ倉山13:33⇒平標山14:08
[標準CT 0:50(70%)]
平標山14:08⇒松手山14:46⇒平標登山口15:28⇒バス停15:32
[標準CT 2:15(62%)]
バス停(平標登山口)15:50⇒越後湯沢駅16:26
※本日のペース:標準ガイドタイムの57〜70%程度です。
他の山の単独山行より5%程度早い感じです。
※歩数は約35,000歩でした。
谷川岳ロープウェイ乗り場7:09頃⇒天神平(降り場)7:19頃
※ロープウェイ乗り場には6:55頃に着きましたが、乗れたのが7:09でした。
天神平7:21⇒肩ノ小屋8:25⇒トマノ耳8:32⇒谷川岳(オキノ耳)8:43
[標準CT 2:25(57%)]
谷川岳(オキノ耳)8:57⇒肩ノ小屋9:13⇒オジカ沢ノ頭9:49⇒大障子ノ頭10:31⇒万太郎山11:02
[標準CT 3:25(61%)]
万太郎山11:25⇒エビス大黒ノ頭12:39⇒エビス大黒避難小屋12:56-13:06⇒仙ノ倉山13:33
[標準CT 3:25(62%)]
仙ノ倉山13:33⇒平標山14:08
[標準CT 0:50(70%)]
平標山14:08⇒松手山14:46⇒平標登山口15:28⇒バス停15:32
[標準CT 2:15(62%)]
バス停(平標登山口)15:50⇒越後湯沢駅16:26
※本日のペース:標準ガイドタイムの57〜70%程度です。
他の山の単独山行より5%程度早い感じです。
※歩数は約35,000歩でした。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【越後湯沢駅から登り口まで】 越後湯沢駅(6:12発)からJR上越線で土合駅(6:38着)【410円】 土合駅から15分ほど車道を歩き、谷川岳ロープウェイ乗り場へ 土日祝日のロープウェイ始発は、朝7時から運行【片道:1230円】 ロープウェイで天神平まで登り、7:20頃から登山スタートです。 【下山口から越後湯沢駅まで】 平標登山口前の国道17号線にあるバス停から越後湯沢駅まで戻ります。【600円+100円(27リットル以上の登山リュック荷物料金)】 1〜2時間に1本程度の運行です。 夕方の便は、14:05、15:50、17:15、18:59等があります。 詳しくは、南越後観光バスのHPでご確認ください。 ※私は、駅までマイカーなので、越後湯沢駅西口にある有料駐車場を利用【24h:700円】 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:4(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:5(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:50人(天神平〜谷川岳)、10人(谷川岳〜平標山)、15人(平標山〜登山口)】 3連休の最終日、前回、天候不良で断念した谷川連峰の主稜線を縦走します。 先週、一ノ倉岳から茂倉新道にて土樽へ下山したので、本日は、ルートを変え、土合から平標まで縦走することとしました。 本日は、単独縦走のため、登山口まで公共交通機関を使いますが、JRの始発時刻、下山後のバス時刻等の関係で、谷川岳ロープウェイも使います。 CTの設定は、ロープウェイを朝7時の始発に乗り、平標のバス停を17時15分に乗る予定とし、標準CT×75%の設定にしました。 【越後湯沢駅⇒土合駅⇒天神平】 まず、自家用車で越後湯沢駅まで行き、始発に乗るため、ショウワパーク越後湯沢駅西口の駐車場を利用します。(24h:700円、JRの駅駐車場より安いです。) 越後湯沢駅6時12分発の2両編成の電車に10人弱の登山者が乗車し、6時38分に土合駅に到着。 土合駅から谷川岳ロープウェイベースプラザまでは、車道の路側を15〜20分ほど歩きます。 ベースプラザで片道チケットを購入し、6時55分頃に乗り場に着きましたが、7時始発のロープウェイを待つ、登山者の長蛇の列がずらり。 「えっ、こんなにいるの。」と思いながら、待つこと15分弱。 見た目ほど待ち時間は少なく、7時10分にはロープウェイに乗車することができました。 乗車時間は10分ほどで、標高1320mの天神平(登山口)に到着です。 【天神平⇒谷川岳】 では、靴の紐を締め直し、準備を整え、いざ、出発です。 序盤の熊穴沢小屋までは、木道の階段が整備され、歩き易いです。 また、一部、鎖が設置されている場所もありましたが、特に慎重に歩けば問題無い箇所です。 今日は、長丁場、おまけに帰りのバス時刻もあるので、いつものピッチを維持しつつ、どんどん登ります。 熊穴沢小屋から肩の小屋までの登山道は、花崗岩の岩場箇所が多くなり、ツルツルに黒光りした岩肌が目に付きました。 今日は、天候が良く乾いていましたが、濡れていたら滑りそうな感じ。 途中、天狗のたまり場等、標高が上がるほど、視界が開け、眺望が良くなります。 左手には俎瑤肇ジカ沢ノ頭の稜線が綺麗にみえました。 この時間帯は、雲も殆どなく、視程も良いので、今日は登山日和かなっと淡い期待を持ちながら登りました。 天神平から1時間ちょっと、特に休憩無しで登ったので、割と早く、肩の小屋に到着です。 まずは、トマノ耳経由で谷川岳(オキノ耳)を目指し、15分程度でオキノ耳に到着。 オキノ耳から一ノ倉岳方面を見ると、鳥居のようなものが見えたので、ちょっと散策へ。 近くに行くと、「富士浅間神社奥の院」とのこと。 小さな祠がある程度ですが、ここから眺める茂倉岳や一ノ倉岳は、オキノ耳からの眺望より良い感じでした。 とりあえず、縦走のため、肩の小屋まで戻りますが、この時間になると今日も群馬県側から雲の流れ込みが始まってきました。 これから進む、万太郎山方面も、一時に雲の中。 「う〜ん。」 【谷川岳⇒万太郎山⇒仙ノ倉山】 稜線への雲の流れ込みはありますが、肩の小屋から縦走スタートです。 まずは、万太郎山を目指しますが、オジカ沢ノ頭、大障子ノ頭等、幾つかの小ピークのアップダウンを繰り返しながら縦走します。 オジカ沢ノ頭の手間には岩場があり、初心者と思われる登山者の方が、岩場の下降に手間取っていましたが、特に、足場もしっかりしているので、慎重に登れば支障のない感じです。 オジカ沢ノ頭から見る俎山稜は馬の背のようで優美な感じがしました。 長距離、かつ、アップダウンの連続で、若干バテ気味ですが、万太郎山直下の急登を色づき始めた低木を見ながら登ると山頂に到着です。 万太郎山から谷川岳方面を振り返ると、雲が切れ、絶景が出現!! 万太郎山周辺からの眺望は、谷川岳方面、仙ノ倉山方面のどちらを見ても、稜線は、絵になる風景で、一見の価値あり!!です。 至福の時を感じながら万太郎山の山頂で、約20分の昼食タイムです。 ここまでほぼ休憩無しで登ってきたので、エネルギー補給をして、先を進みますが、予定の設定CTより30〜40分ほど余裕があるので、このペースなら、予定の17時15分より1本早い15時50分発のバスに乗れるかもと思い、仙ノ倉山を目指しました。 しかし、万太郎山から仙ノ倉山までは、鞍部まで標高400mほど下り、500m弱を登り返すきつそうなルート。 とりあえず、色づき始めた紅葉のやせ尾根を進みながら、鞍部まで下降します。 この辺りから眺める谷川連峰最高峰の仙ノ倉山は、迫力があり、良い感じです。 鞍部に着くと、雲の流れ込みが濃くなり、ここからガスの中の登り返しとなりました。 周りが良くわからないまま登っていると、エビス大黒ノ頭に到着。 しかし、この辺りから、左太腿に違和感があり、足が攣りだしてしまいました。 「やばいな〜、このまま登れるかな〜」と、今まで、経験したことのない体調異変に不安に。 とりあえず、エビス大黒避難小屋で休息をとりながら、ストレッチとマッサージを行ったところ、だいぶ、動けるようになったので、仙ノ倉山までの最後の急登は、左足に負担をかけないようにゆっくり登り、なんとか山頂に到着です。 万太郎山からのペースアップが原因だと思いますが、「無理は禁物」と反省です。 【仙ノ倉山⇒平標山⇒登山口】 左足の心配もあり、とりあえず、平標山まではゆっくり進むことにしました。 幸運なことに、平標山までは、木道等が良く整備され、なだらかなコース。 周囲はガスって、依然として状況は良く分かりませんが、綺麗な紅葉を見ながら進めます。 また、とても歩き易いルートなので、足の具合も、次第に良くなり、ペースも後半は回復し、平標山の山頂に到着です。 15時50分のバス時刻まで、あと、1時間40分、あとは、下るだけということで、回復した足で松手山コースを利用して下山開始です。 下山時コースは、登山道脇に花も多く、ウメバチソウ等もたくさん咲いて、目を楽しみながら下山できました。 また、登山道も木道や階段等が設置され、良く整備され下山しやすいルートでした。 でも、階段が多いので、膝には少し負担になりそうなコースかも。 松手山まで、なだらかな稜線を進み、更に下山すると大きな鉄塔に出ます。 ここから登山口まで標準CT50分、ここまで来れば、もう、大丈夫と思い、最後は、ゆっくりと登山口まで下山しました。 【平標登山口⇒バス停⇒越後湯沢駅】 登山口から舗装された車道を200mほど進むと国道17号線に出ます。 国道に出たら左折し、苗場スキー場方面に更に100mほど歩くと、「平標登山口」のバス停が見え、無事、出発の15分前に到着できました。 出発までバス停には登山者が次第に集まり、結局、6〜7人ほどでバスを待ちます。 定刻より2〜3分ほど遅れてバスが来ましたが、連休最終日ということもあり、バスは満席状態、止むを得ず、バスの中は、越後湯沢駅まで立ったままの乗車になりました。 また、バス料金は、荷物料金として、27リットル以上の登山用リュックが+100円と書いてあります。 今日のリュックは28リットル、下車時に+100円で払おうとしたところ、運転手さんから「小さいリュックだからいいよ」っと、乗車賃600円のみを支払い、リュック代は、サービスしてもらいました。 今回の主稜線の縦走は天候が良ければ、迫力の山容、素晴らしい稜線といった最高の眺望が見られ、満足感が半端ない、また歩きたいと思える素晴らしいルートでした。 今回は、仙ノ倉から平標までガスの中だったので、また、次の機会に登りたいと思います。 |
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はじめまして ケダマと申します
この春、主脈縦走を狙っていたのですが悪天で断念しました
次の機会は秋の紅葉時期、と考えていましたが
今年は早めに紅葉が始まっているようですね!
素晴らしい写真のおかげで、そろそろリベンジの時期と決心がつきました
ありがとうございました
コメントありがとうございます。
まだ、9月中旬なので、紅葉は期待ぜずに登ったのですが、
今年は、昨年より2週間ほど早く色づき始めているような気がします。
今回は、万太郎山から平標山までのルートで良い感じになってきていたので、標高2000m弱では、これから10月上旬頃まで見頃になるかもしれません。
ケダマさんも、良い天気に恵まれ、リベンジが出来ると良いですね。
楽しく縦走してきて下さい。
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