富士山 富士宮口から


- GPS
- 07:39
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,502m
- 下り
- 1,492m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 7:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日の夜22:30に到着時点では十分に空きがあり、深夜にもかかわらず駐車場には誘導員が出ています。幸い登山口のすぐ近くに駐車できました 下山後の9/13お昼頃には路肩駐車の車が2Km以上続いていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありません 9/16日時点で富士山の登山道は全て閉鎖されています (9/13は山梨県の吉田口がまだ大丈夫) 3000Mを超えたあたりから氷点下の寒さなので、冬用のジャケット、帽子、手袋が必須です トイレは新五合目の登山口、六合目(山小屋)、富士宮口頂上の公衆トイレが利用できます |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
日本最高峰の富士山。山登りを趣味とする者にとって、やはり一度は登るべき山だろう。自分は国内の2位北岳から5位槍ヶ岳までは登ったが、いつまでも1位を残す訳にはいかない。という訳で、9月の連休を利用して登ってきた。
北陸から富士山はとにかく遠い。当初は距離の長い御殿場口から登るつもりだったが、慣れない車中泊や数日前に雪が降ってかなり冷え込むことが予想されたので、とりあえず確実に登ることができそうな富士宮口からとした。
前日は早めに仕事を切り上げ、高速を飛ばして夜22:30に駐車場着。混んでいるかと心配だったが、余裕で登山口近くに駐車できた。気温は車中でも10度を大きく切っている。ウイスキーをチビりとやって早速シュラフに潜り込む。が、この後続々と車が上がってきてなかなか寝付けない。少しウトウトできただろうか?
ご来光登山なのか到着後すぐに歩き出す人も多い。自分も3時少し前から登山準備にかかり、3:20ヘッデンを付けて出発。斜面には点々とヘッデンの灯りが続いている。まだご来光前なのになぜか上から下りてくる人と何人も擦れ違う。(調子悪くて下りてきたにしては人数が多く意味不明)
3000Mを過ぎたあたりから猛烈に寒くなり、風も出てきた。指先が痛い。まさかと思ったが、冬用のグローブを持ってきて良かった。
八合目を過ぎたあたりで雲海の上からご来光。
九合目を過ぎると勾配がきつくなり、途中でへたり込んでいる人が目に付く。3500Mを過ぎて空気が薄くつらい。浅間大社奥宮の鳥居が見えてからが長かった。
朝7:00、3776Mの日本最高地点に立つ。横は富士山測候所の巨大な建物で見晴らしが良い訳でもなく、なんだか拍子抜けする最高地点だ。
その後はお鉢巡りで火口を一周。風が強く寒いので座って休憩する気にならない。吉田口頂上の小屋は営業していたが、人込みなので早々に通過。1時間程度でぐるっと一周後、すぐに下山した。
まだ時間が早いので下から続々と登ってくる。さすが富士山、外国の方も多い。ふと横を見るとブルドーザー道を下る人が。富士宮口登山道は上り下り同じなので人が多いと交差が面倒。という訳で試しにブル道を歩いてみると、これは快適。大きくジグザグに下るので距離は増えるが、適度な傾斜と砂礫の路面は小走りにちょうど良い。本来はブル道を歩いてはダメなんだろうが、途中の小屋は閉鎖されているので登ってくるブルドーザーはいない。あっという間に登山口に着いてしまった。
ちなみにブル道を下る際はローカットの靴だと砂礫が靴の中に入ってしまい大変だと思う。(自分はミドルカット)
往復プラスお鉢巡りで7時間。日本最高峰をこんなに簡単に登ってしまって何だか申し訳ないような・・・。(休憩を抜くと5時間30分、こんなに速かった?)
登ってみて一番感じたことは、富士山は「眺める山」。当然ながら山頂から富士山が見えないことが一番物足りなかったかも。
さて一位を登ってしまったが、3000M峰の残りは南アルプス南深部ばかり。アクセスは富士山以上に悪く、いつになったら登ることができるやら?
コメント
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素敵な写真をアップして頂きましてありがとうございました>^_^<。私は3日に行きましたが、風雨強くとっても寒かったです(>.<)y-~。何も見えませんでした。
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