厳冬期・大笠山
- GPS
- 11:49
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,061m
- 下り
- 2,059m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
厳冬期の大笠山は甘くはない、初めて挑戦したのは13年前この素晴らしいコースを次の若き世代に引き継いでもらおうと山K、コーエーの三人で挑戦した。
深夜0時過ぎに境川ダムゲートに着くと何と除雪が入っていた。マジか、チャリンコ持って来るべきだった。2月に除雪が入ったのは初めてのことだ。0時半スキーを担いでトボトボ歩き出す。
片道5km、除雪は境川ダムまで進んでいた。行きも帰りも歩きは辛かった。尾根取付から雪はこの時期多かった。このコースの肝はルート工作にある。行きにいかにアップダウンを作らず、帰りにシールなしでサクッと滑り降りて来るかにかかっている。
山K、コーエーに前半の工作を任せ、むずい場所は前に出ることにした。晴天続きで雪の結合は良く巻きの工作はリスクなくできた。以前雪崩て痛い目にあった場所は今日も緊張した。順調に高度を上げ大畠谷へ滑り込んで夜が開けた。
ここから沢を登り返して稜線に出るが稜線上は風も出てガスで視界はなかった。何も見えない山頂で写真を撮ったらすぐに帰還、視界のない中雪庇に気を付けて高度を落とす、視界が出て初めて満足な滑りができた。
帰路稜線から大笠山が見えた時は嬉しかった。行きのルート工作のおかげで帰りはシールなしで滑って来られた。今年も厳冬期に大笠山を大笠山をピクることができて良かった。
二年前に初めて厳冬期の大笠山に登った時はカチカチ斜面が多くて緊張する場面が多かった。今回も晴れが続いていたので稜線はアイゼン歩行も考えて臨んだ。
ゲートに着くと除雪が入っているということで林道はほぼシートラで歩いた。取付の雪も多かったので尾根に取りつきやすかった。気温が高いので雪はグズグズ、モナカなのでポンで正解。
1200くらいからしっかりルートを作り込まないと帰りが大変、北側の斜面は雪がサラサラなので北側の巻を多用してルートを作り込んだ。ちょっと下りを作ってしまったがなんとかシールは付けずに済んだ。
稜線からは視界がなかったが無事登頂。気温はそれほど低くないので落ち着いて稜線を滑り大畠谷へ。ここから急に視界が開けて思い切り楽しんだ。やはり北面は裏切らない。
登り返して所々滑りを楽しんで無事林道着地。帰りもシートラで林道をテクテク。最後は雨が降ってきたがもう帰るだけなので問題ない。充実した山旅だったがそろそろbig山行もしたくなってきた。
冬の大笠山は行ってみたかったのでとても楽しみ
50分ほどの運転で、であい橋のたもとに到着。ゲートから先も除雪が入っていた、、何度も来ている先生も初めてのことらしい
板を担いで日曜の反省をしながら林道をカツカツ歩く
尾根の取り付きは雪が多いらしく容易
月明かりの下進む
自分が先頭だとつまらないところで下りを作ってしまう。。。まだまだです
滑落雪崩要注意の1249ポコのトラバースは雪が柔らかくて助かった。カチカチだったらかなり怖いだろう
黒池周辺は地形がかなり複雑で難しいけどなんとか帰りはシールなしでいけた
ちょうど白んできた頃にシールを剥いで大畠谷へ滑り込む。谷は夏は険悪なのだろうけど雪が埋めてくれてスベスベだった
今日はラッセルないので無職のまま大笠の稜線へ上がって山頂へ、ピークでは視界はなかったけど谷を滑る頃には視界復活で滑りを楽しめた。
上の方は終始ガスってて展望イマイチではあったけど帰りにちらっと大笠が姿を見せてくれたので嬉しかった
また林道カツカツ歩いてゲート着
今日のコースは先生が何度も来てブラッシュアップを重ねた結果の無駄ないルート、自分はいつも美味しいとこだけいただいてるけど初めて開拓するっていうのは難しいことです。地図を眺めていいラインを描けるようになりたいです。
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