クラシックルートから木曽駒ヶ岳へ（西駒山荘避難小屋泊）

2023年02月08日(水) ~ 2023年02月09日(木)

• GPS: 13:55
• 距離: 15.1km
• 登り: 2,108m
• 下り: 549m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:19
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:28

距離 9.7km 登り 1,697m 下り 89m

7:09 スタート地点
7:45 7:54 桂小場
9:08 9:23 野田場
9:40 9:41 横山道分岐
9:50 9:56 馬返し
10:19 10:22 白川分岐
10:48 11:14 大樽小屋
11:24 11:25 胸突八丁（信大コース分岐）
12:29 12:33 津嶋神社
13:15 13:22 胸突の頭
14:23 14:24 将棊頭山
14:37 西駒山荘

2日目

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:39

距離 5.4km 登り 416m 下り 474m

14:37 西駒山荘
7:26 7:28 将棊頭山
7:57 7:58 遭難記念碑（聖職の碑）
8:18 8:18 黒沢分岐
8:20 8:24 濃ヶ池分岐
9:54 9:55 馬ノ背分岐
10:13 10:21 木曽駒ヶ岳
10:29 10:50 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
11:04 11:08 中岳
11:16 11:16 天狗荘
11:22 11:23 乗越浄土
12:03 ホテル千畳敷
12:04 ゴール地点

天候

1日目　晴れ時々曇り　強風
2日目　晴れ　強風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

車2台を活用
1台を菅野台バスターミナルにデポ（800円/日）し、もう一台で小黒川キャンプ場へ（ゲート手前無料スペース）
下山時、ロープウェイとバスを利用

コース状況／危険箇所等

ありがたいことにトレースあり、ラッセルしなくて済みました。
将棋頭〜木曽駒ヶ岳間は一部トラバースが怖かったです。

その他周辺情報

日帰り温泉は、みのわ温泉にて入浴
広いのに駐車場が満車になるくらい混んでました。
サウナ、露天風呂あり。

写真

2/8 7:22

ゲート手前に駐車して出発！

2/8 7:55

登山口まで30分くらいかかりました。
ここでアイゼン装着

2/8 8:11

水場の水はチョロチョロでてました

2/8 8:25

雪があったりなかったり

2/8 9:25

野田場
なかなか長く感じました

2/8 9:39

天気が良い〇

2/8 9:52

2/8 10:01

一歩一歩が重い

2/8 10:06

何の足跡かな？うさぎ？

2/8 11:01

大樽避難小屋で小休止

2/8 11:05

私のスノーバスケットが壊れてしまい、応急処置してもらいました

2/8 11:07

👏

2/8 11:22

避難小屋内は銀マットが敷かれていました。
小屋の裏にトイレあり。
便座のみで便器がないので、大便の時に使う個室的なトイレでした。

2/8 11:37

胸突八丁

2/8 11:59

トレースありラッセル扶養
ありがたい

2/8 12:55

大荷物のせいか、キツくて何度も止まってしまう…
止まる度にストックに体重預けて息を整える

2/8 13:28

がんばれ

2/8 13:35

ようやく稜線に到着

2/8 13:35

なかなかの風
ホワイトアウトになってないからよかった

2/8 13:35

2/8 13:36

2/8 13:47

2/8 14:01

2/8 14:17

2/8 14:17

ようやく！

2/8 14:17

きつかったー！

2/8 14:41

避難小屋に着くと、入り口が雪で埋もれているという絶望的状況

2/8 14:29

荷物置いて、小屋内にはいるための雪かきをします

2/8 14:55

やっとたどり着いたドアにはこんな文言…
え、まじ！？

反対側に回ると、木で塞がれた扉しかなく、再びこの扉をこじ開けたら入れました。ほっ。

2/8 14:55

開通！

2/8 15:09

階段でオシャレにアレンジ

2/8 15:28

窓や隙間から風と雪がはいりこんで、室内もなかなかのかんじ。
でも、テントの何十倍も素晴らしき空間

2/8 15:29

お互いテント持ってきてますが、テント張らず、もちろん小屋を利用させていただきます。
ありがたやー

2/8 16:01

2人で担いだ食料。
鍋関連が重かった！

2/8 16:10

とりあえず乾杯

2/8 16:23

もつ鍋〜

2/8 16:23

真澄美味しい！

2/8 17:08

ガス缶にカバーつけたけどやっぱり凍りました

2/8 22:07

仮眠してからそとにでたら、素敵な世界が！
なかなかの風だったけど、月明かりにも負けず満天の星空！
iPhoneで撮影したからあまり写ってないけど、実際はもっと見えてました✨

2/8 22:08

ほぼ満月

2/8 22:14

ヘッデンなくても歩けるくらい明るい

2/8 22:16

オリオン座と相方

2/8 22:29

45リットルのゴミ袋にたっぷり新雪を詰め込んで…

2/8 22:44

お水作り！
夜のうちに明日の水を作ります。
1回に500ml、これを6〜7回繰り返しました。
作ったお湯はフィルターを通して水筒やナルゲンボトルへ。ナルゲンは湯たんぽ替わりにシュラフへ忍ばせました。とても暖かかったです！

2/8 23:11

シートゥーサミットのヤカンが大活躍！

2/8 22:48

広々贅沢に使わせいただきました

2/9 7:47

朝、強風のため桂小場に戻るつもりでしたが、当初の予定通り木曽駒ヶ岳を目指すことにしました

2/9 7:48

宝剣岳と小屋が見えてきた

2/9 7:56

慰霊碑

2/9 7:57

近くて遠い…

2/9 7:59

記念撮影

2/9 8:00

寒すぎてほとんど写真撮れません

2/9 9:46

とにかく風が強くて、飛ばされないように必死でした

2/9 9:47

自分の足でアイゼンひっかけて外れてしまいました。装着し直してる様子。
安全な場所でよかった💦

2/9 10:15

ようやく！！
遠かった！！
本当にバテバテで辛かったからこそ、感動！

2/9 10:16

達成感

2/9 10:17

宝剣岳

2/9 10:17

2/9 10:17

2/9 10:18

2/9 10:36

2/9 10:37

小屋で小休止
（山頂で休みたかったけど、風が強すぎて諦めました）

2/9 10:56

最後の登り

2/9 11:03

中岳！
意外と標高高い！

2/9 11:03

もうバテバテ
この後の千畳敷カールの下山が怖い自分

2/9 11:12

2/9 11:12

宝剣岳アップ
山頂に人がいる！

2/9 11:20

いい写真！

2/9 11:22

おります

2/9 11:29

ビビって超スローで降りる私…

2/9 12:05

ようやく！

2/9 12:07

じゃん！

2/9 12:23

頑張って担いだザックたち

2/9 12:28

ロープウェイは毎時55分発なので、しばし休憩

2/9 14:02

下山後、明治亭登山口店にてソースカツカレー
ボリュームすごいけど美味しい！！

無事に降りてこられてよかった。
おつかれ山でした

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

E-P1 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 11 Apple

iPhone 12 Pro Apple

感想

yurippe_3b26

今シーズン2回目の雪山テント泊！
（と言いつつ避難小屋を利用）

木曽駒ヶ岳にクラシックルートからアタックしてきました。

雪山テント泊はとにかく大荷物。
削れるものは削って必要最低限にしても、ベースウェイトで恐らく15キロ近く…
そこに食料を追加して総重量いくつか分からないけど、とにかくとにかく重かった！

久々の本格的な登山だし、運動不足だし、雪山だし、で、一歩一歩が重く、なかなか先に進めない…
幸いにも先行者が数名いらっしゃり、トレースバッチリだったので、助かりました。
進んでは休んでを繰り返しながら稜線に出ると強風！
めげずに小屋をめざしました。

小屋に着くと、なんと入口が雪で塞がれている！
ちょっと絶望的でしたが、2人で協力して入口を開通！
スコップ持っててよかった〜！

小屋の中は雪が入り込んでいて寒いですが、風をしのげて、広くて、テーブルもあって、とにかく快適でした！

鍋を食べてお腹を満たしてから仮眠。
夜に起きて水を3リットルほど作りました。

翌日は強風予想なので、そのままピストンで下山する予定でしたが、案外歩けそうな感じだったので、木曽駒ヶ岳を目指すことにしました。

前日の食料はほぼ食べたので、荷物はだいぶ軽くりましたが、想像以上に足が重く、全然進めず…
相方に沢山迷惑をかけながらゆっくり少しづつ歩みを進めました。

強風に吹き飛ばされそうになりながら、露出した肌が切れるくらい痛くなりながらも、何とか登頂！
すごく感動しました。

ラストの千畳敷カールの下山が急で、何度も来てるはずなのに怖くて、超ビビりながらおりました。

生きて帰ってこられてよかった！
思い返すと大変だったけど、無事に歩けて本当に良かったです。

相方なしでは絶対に歩けなかった！
寒い中私の牛歩に付き合ってくれて、助けてくれて、支えてくれて感謝しかないです。
ありがとう！

おつかれ山でした！