ソロで弥山双門コースから迷岳〜弥山・八経ヶ岳へ プチバリエーションを楽しむ


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,465m
コースタイム
天候 | 晴れ〜!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
双門コースは地図上では破線で示されるバリエーションコース。 案内標識が年々しっかりとしてきましたが、コースは荒れている箇所が随所にあり。 迷岳〜弥山の稜線は完全なバリエーションコース。でも赤テープはあります。 弥山〜八経ヶ岳〜明星ヶ岳〜レンゲ道〜高崎横手〜カナビキ尾根は歩きやすいコース。 |
その他周辺情報 | 携帯電話はドコモ不可。他のキャリアも不可だと思います。 弥山小屋の有料公衆トイレ、男子の大便器は使用不可だった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
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感想
最近は沢登りばかりだったので、久しぶりにガッツリと歩きたくなった。
景色もコースも楽しめるといったら・・・・
やっぱり弥山川沿いの双門コースがいいかなと、
9月23日、台風前の晴天が約束されたこの日に決行となった。
AM5:20 川迫川・熊渡で登山届を提出し、出発。
ヘッドライトを灯しながらのスタートであったが、すぐに明るくなってきた。
林道から弥山川に降り立ち、そこは白川八丁。
堰堤によってせき止められた谷に土砂が堆積し、広い河原となっている。
このあたりは紅葉も見事であり、ちょっとした庭園の風情があるお気に入りの
場所だ。
AM6:15 釜滝着。
ここからしばらくは右岸の登山道を辿っていく。
年々案内標識が増えて、ほとんど迷うこともないほどになっているが、
それでもコースは各所で崩壊している箇所があり、
今日はソロでもあるので、細心の注意で通過していく。
沢のど真ん中に生えている樹木。どんな増水にも耐えてきたんだろう。
時には岩に穿たれた鉄筋を足掛かりに超えていく。
AM7:05 一の滝到着。
今日はだいぶ水量も少ないようだ。
ここで行動食を取ながら休止していると後続のソロの方がやってきた。
熊渡に戻ってきた時に確認したのだか、車が6台ほど。
今日は6+α名ほどが双門コースに入っているのであろう。
揺れる吊り橋で自分撮りでも。
さあ、ここからが双門コース名物「天空への梯子地獄」の始まりだ。
幾重にも連なる梯子。
中には完全にブリッジのように架かっている梯子もある。
この梯子は見る角度によれば天にまで昇っているかのようだ。
梯子をソロで登っているとついついペースが上がり過ぎてしまう。
鼓動が早い・・・・ ペースダウンしなければ。
少し足を休め振り返ると、弥山川によって刻まれた深い谷に
朝日が差し込んでいる様が見える。
AM8:00 双門の滝テラスに到着。
今日はこの滝を綺麗に撮るためにデジタル1眼を持ってきた。
これだけでも1.1kgあるが、写真のためには削れない。
いい絵が撮れたであろうか。
15分ほど休憩したのち、右岸を再び登る。
途中、この看板がある箇所で正規ルートは谷へ向けて下っていく。
しかし今日はこの先の弥山川を遡らずに、このまま右岸の稜線まで上がり、
迷岳〜修覆山〜弥山へと行こうという計画なのだ。
このルートは「山と高原地図」にはないが、それでも赤テープはあるらしい。
AM8:45 迷岳1695m到着。
ここからGPSを頼りに進んでいくが、基本的には稜線を辿ればいい。
しかし、いきなり方向を見失う。
倒木を避けるために方向を変えたりすることで稜線の方向を間違ってしまったのだ。
右手に持ったコンパスで進むべき方向を定め、
左手のGPSで経過ルートを確認しながら歩いていく。
赤テープはあるのだが、このあたりは100mおき程度にしかないので、
基本的にはGPSが頼りだ。
いきなり稜線が開けた。
北側には稲村ヶ岳と大日山が良く見える。
この場所から見る大日山は見慣れた山の形とは違っていた。
鉄山との分岐を過ぎる。
ここから急に赤テープが増えてきた。
AM10:18 修覆山1846m到着。
この先からシラビソ(トウヒかな?)の大倒木地帯が始まる。
立ち枯れした樹木、倒れた樹木、そして次の世代の樹木が育ってきている。
この辺りの赤テープは10〜20m間隔であるが、
倒木に阻まれてルート変更をするうちに何度もテープを見失ってしまう。
今日のこの時間、弥山山頂と太陽の方向が一緒だったので
これがいい目安になって助かった。
鹿の防護ネットが見えてきた。ネット沿いに進み弥山小屋の裏側から登山道へと。
AM10:50 弥山到着。
まだ時間が早いのか、トンネル西口から登ってくる登山者も少ないようだ。
ベンチでランチを取り、足の休息も兼ねる。
AM11:20 再スタート。
時間もまだ早いようだし、八経ヶ岳を越えて明星ヶ岳からレンゲ道を辿っていこう。
山頂付近はそろそろ紅葉が始まってきた様相だ。
杉苔も美しい。
AM11:45 八経ヶ岳1915m
山頂から見るとだいぶ雲も出てきているようだ。
大普賢岳も少し霞んでいるようかな。
ここから明星ヶ岳へと下って行く。
このルートは初めてだが、弥山や八経ヶ岳の眺めがいい。
杉苔の上に紅葉した落ち葉をトッピングしてみた。
AM12:45 狼平との分岐通過
PM1:20 金引尾根への分岐通過
PM2:50 登山口へ戻ってきた。
約10:30のコースタイム(迷岳〜弥山は推定)を休憩込みの9:30で帰ってきた。
ただ、今回は最近の膝の調子がいいことに、トレッキングポールを使わずに
登り降りしていたのだが、金引尾根での下りで久しぶりの膝痛。
両膝とも痛みだしたのであった。無理と過信は禁物である。
ソロでの双門コースチャレンジであったが、
いつも以上に慎重になりながらも楽しくいいペースで歩けのであった。
今回のコースは昨年のTRY-HIさんとtamaoさんが歩かれたルートを
参照しました。ありがとうございます。
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