記録ID: 5187738
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
西黒尾根から平標山へ 厳冬期の谷川主稜
2023年02月17日(金) ~
2023年02月18日(土)
群馬県
新潟県
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 14:56
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 2,586m
- 下り
- 2,321m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:01
距離 11.1km
登り 1,828m
下り 844m
17:19
天候 | 2日かけて移動性高気圧にすっぽり覆われるフェーズ 気温は稜線で-8℃,風速10-15m/s位 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:南越後観光バス 平標山登山口 14:20 ⇒ 越後湯沢駅 14:58 谷川岳ロープウェイは今年から往復3000円しか売らなくなったようでパス |
コース状況/ 危険箇所等 |
昨年,初めて谷川岳に登った。天神尾根は蟻の行列で閉口したが,肩の小屋から見た主稜の美しさに心奪われた。しかし,見るからに地形は厳しく,トレースも一切なく,限られた人だけが入れる領域に思えた。 今冬の山行計画を練るために情報収集をしていたところ,ヤマレコで数少ない谷川主稜の山行記録を発見した。深夜に谷川BPを出発し翌日の昼にかけて華麗に踏破した方,ホワイトアウト気味のなか3日間苦労された方など様々だが,具体的な情報が得られたお蔭で一気に現実感が増した。 今回気にしたポイントは,…垢ぅ薀奪札襦´▲曠錺ぅ肇▲Ε函´雪庇踏み抜き の3点で,以下で対応するつもりだった。 〃變魅好痢璽轡紂爾鮖参,西黒尾根で雪質を読み,無理なら中止。荷物は大胆に軽量化する。雪洞を掘る装備込みで12kg以下。 △箸砲く天気を狙う。万一に備え,ガーミンGPSに細かくルートを打込みホワイトアウトナビとする。地形確認用に投げるロープを携行する。 4靄椶3m以上離れる。明るい時のみ行動する。 当日は天気は申し分なく,これを逃すともう今シーズンの週末はないのでは?と思える。雪質は適度に締まっており,アイゼンもよく効く。吹き溜まり以外はスノーシューの出番はなさそうだ。 西黒尾根を登りきったところで,ペースも体調も悪くない。 肩の小屋から谷川主稜を見渡せる地点では,気温は-8℃と暖かいが,10m/s位の強い風が吹いており,この先の長丁場を考えるとビビる気持ちも湧いてくる。 仙ノ倉山までの約10kmは,トレースはなく人と遭うこともない未知の稜線を歩くことになる。 大袈裟に言うと,太平洋に独りぼっちで漕ぎ出すような気分だった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ストック
ピッケル
スコップ
スノーソー
α米
行動食
非常食
水筒(保温性)
ジェットボイル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
ツェルト
携帯ざぶとん
半身2mm銀マット
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夏秋には、ここ2年で3回縦走しましたが、さすがに雪のシーズンに踏破できるスキルはないし、勇気が湧いてきません!w
ボクは、土日で仙ノ倉まで行って、平標山の家の解放小屋に泊まりましたが、暖かかったとは言えさすがに寝袋ナシだと無理だなぁ・・・
ちなみにボクは3回とも大障子の避難小屋に泊まりました。
夏季だと9人の時があり、さすがに外でテント泊にしましたよww
それにしても凄いですね!!!
感服しました。
こんにちは。2年で3回って凄いですね〜。
僕は雪のない季節を知らないのですが,逆に雪がないと大変だろうなって思いました。
今回行けてしまったのは,一にも二にも「天気」です。予報では2日とも気温も高めだったので,宿泊装備を切詰めました。3日目は崩れる感じだったので,行程が長引いてははマズイと。
テン泊装備を持つとすぐ18kgとかなりますが,そんな荷物背負ったら僕は2日間では行けなかったし,急傾斜ではヨロけて落ちる危険性があったかと思います。色々バランスとって12kg程度で適正でした。
それから,今回は稜線歩きということで雪崩は気にしてませんでしたが,大黒エビスから仙ノ倉はずっと40度くらいの斜面で,迂闊でした。(カリカリの雪で助かりましたが)
僕が山に登るのは景色のためですが,言葉にならん位に最高でしたよ!
まさに土日のボクのザックが18キロちょいくらいでした!
まぁ、ビールも4本持ち、厳冬期用の寝袋もって感じでしたからねー(笑)
万太郎の下りも、仙ノ倉までも夏なら葛折になってるので、まだ楽なんですけどね!
冬は直登でしょうから斜度が凄いでしょうね!!
夏や秋でも万太郎前後の景色は最高だと思うので、雪景色はさらに凄いんだろうなぁ
ちなみに、昨夏は大障子の小屋に誰でも使えるようにワンタッチテント持参して、寄贈してきました!(笑)
ビール4本てことは,2kgですね!
充電用USBケーブルを短いのにしたり,ジェットボイルの五徳を省略したり,10g単位の軽量化に汲々としていたのに比べると,何という余裕..見習わねば(笑)
僕は冬以外は山に登らない偏屈者ですが,お話を伺うに,夏秋も行ってみたい気がします。
避難小屋への寄贈,良いですね〜。
僕も,外から掛けられる打掛錠を,越路避難小屋に付けてあげたいな。
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