前坂-スルギ-子ノ権現-吉田山-秩父御嶽神社

2014年09月28日(日) [日帰り]

• GPS: 04:57
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,005m
• 下り: 989m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:46
• 合計: 4:48

距離 13.2km 登り 1,005m 下り 1,009m

8:30 吾野駅
9:24 9:25 前坂
10:23 10:26 スルギ
10:48 11:14 子の権現
11:53 小床峠
12:11 12:14 吉田山
12:38 12:49 秩父御嶽神社
13:01 13:03 秩父御嶽神社第一駐車場
13:18 吾野駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

ほぼ全編破線ルートですが、踏み跡は明瞭です。「破線ルートだから」と必要以上に構えて変な道に迷い込まないようにしましょう（体験談）。「通せんぼ」とリボンさえ見逃さなければ、それほど迷う心配は無い気がします。

その他周辺情報

子ノ権現にトイレ・売店・食堂が有ります。

写真

9/28 8:26

久しぶりの吾野駅。前に建てられている石碑の「御嶽山」の文字が前日の噴火を思い出させ、複雑な気持ちになります。

9/28 8:32

それでは、例のタイムトンネルをくぐってスタートです。

9/28 8:34

まずは吾野湧水を飲んで気合を入れましょう。美味しかったです。

9/28 8:35

この、お墓の脇から山道に入ります。

9/28 8:47

しばらく道なりに歩くとT字路に出ました。何故かここを前坂だと信じこんでしまい、「分岐点を右、分岐点を右」と呪文のように唱えて右に曲がってしまいました。標識の地図見ろよ、俺……。

9/28 8:48

山と高原地図では、前坂から先が破線になっていたので「分かりづらい道に違いない」と思い込んでいたので、少しくらい細くて荒れた道でも疑問に思わずどんどん進みました。

9/28 8:52

すると変な機械の残骸が出てきて「あれ？こんな分かりやすい目印なのに、他の人の山行記録では見かけなかったぞ」と疑問に思い始めます。この後、しばらく進んで崖みたいな道を降りる所で「やっぱ変」と気付いて慌てて戻ります。

9/28 9:15

すると、さっきの分岐点に「子ノ権現はこっち」とご丁寧に書かれていたじゃありませんか。なんで見逃すんだよう、30分前の俺……orz

9/28 9:25

しばらく進むと、本物の前坂に到着しました。ちゃんと書いてるじゃん。しかも僕、前にここまで来たじゃん。どうして間違えるかなー、もう。

9/28 9:25

破線ルートですが、全然しっかりした道です。前坂には標識もあったし、実線ルートと変わりないぞ。

9/28 9:26

手書きですが、ちゃんと標識も有ります。

9/28 9:28

手書きのだけじゃなく、こんな立派な標識もありました。やっぱこの道、実線ルートでOKでしょ。

9/28 9:28

迷い込みやすい分岐は、ちゃんと「通せんぼ」してあります。先駆者たちに感謝ですねぇ。

9/28 9:32

藪っぽい感じになってきました。なんだか破線ルートらしくなってきたね。

9/28 9:33

と思ったら、いきなり舗装道路に出てしまいました。

9/28 9:33

しばらくこの舗装道路を歩きます。

9/28 9:37

見晴らしが良い場所もあって、なかなか楽しい舗装道路歩きでした。

9/28 9:37

さぁ、ここから山道に復帰です。

9/28 9:38

この分岐点の裏に小さな祠があったので、これ以上道に迷わないようにお祈りしておきました。

9/28 9:43

しばらく進むと、また立派な標識が出てきました。それにしても「ハイキングコース」って随分ざっくりした標識ですよね。

9/28 9:43

その標識の裏には発破注意の看板も。武甲山だけじゃなく、この辺でも発破してるのか〜。

9/28 9:43

お地蔵様があったので、ここでもお祈りしておきます。

9/28 9:46

涼しい風も吹き抜けていて、この尾根歩きはとても快適でした♪

9/28 9:46

山と高原地図で「墓地」と書かれているのはここですね。なかなか凄い目印です。

9/28 9:51

この登りはなかなかエグくて、手前に見える標識が無かったらここが道だとは思わなかったかも。ある意味、ここが一番破線ルートっぽかったですね。

9/28 9:52

登り切ったところからは、なかなか変わった景色が広がっていました。あれが石灰石の採掘場ですね。発破していたのはあそこか。

9/28 10:05

久しぶりの標識。左に進むとキワダ坂に行けるらしいですが、山と高原地図には載ってない地名だな……。

9/28 10:24

スルギ到着〜。山と高原地図によると、ここから滝不動に向かう道が実線ルートになっていますが、子ノ権現に向かう道の方が立派で実線ルートっぽかったよ。

9/28 10:42

というわけで子ノ権現の駐車場裏に到着〜。

9/28 10:43

駐車場のここに出るのか。こんな所に道があったとは全然知りませんでした。

9/28 10:43

この駐車場は眺めが良かったです。

9/28 10:45

ここからすぐ帰りのルートに行っても良いんですが、せっかくここまで来たんですから子ノ権現をお参りしていきましょう。

9/28 10:47

9/28 11:15

足腰守りのために年に一度はここに来るんですが、今年はもう買ったので社務所には寄りませんでした。

9/28 10:51

本殿をお参りしているとちょうど良い時間になったので、奥の院まで登って昼食にすることにしました。ここだと人目が多くてゆっくり食べられないしね。

9/28 10:53

というわけで登ってきました。狙い通り誰も居ません。

9/28 10:54

スカイツリーの眺望所ですが、相変わらず見えません。何度かここに来てますが、今まで一度もスカイツリーが見えたこと無いなぁ。運が悪いのかなぁ。

9/28 11:22

昼食も済ませたので、帰宅の途につきましょう。賑やかな奥村茶屋の看板に心惹かれますが、今回はスルー。

9/28 11:24

今日はここから入ります。

9/28 11:35

小床峠へ向かうっぽい分岐点が出てきたんですが、標識が一切ありません。多分ここで間違いないだろうと思いつつも、さっき道を間違えたのがトラウマになって10分近くスマホや地図と睨めっこしていました。

9/28 11:39

意を決して分岐点から先に進むと、白とピンクのリボンが出てきました。うん、これで間違いない。

9/28 11:47

踏み跡は明瞭のうえ、白とピンクのリボンが道案内をしてくれるので迷う心配なく歩くことができます。なんだ、やっぱり破線ルートは怖くないじゃん。

9/28 11:50

また奥村茶屋への標識が出てきました。相変わらず気合の入った標識です。僕が行きたい小床峠への道が貧相に見えてくるw

9/28 11:55

というわけで小床峠に到着〜。字が消えかかっていますが、吉田山まで20分というのは分かりました。頑張るぞ！

9/28 11:57

相変わらず迷い込みやすい分岐には「通せんぼ」があります。これと白・ピンクのリボンさえ見逃さなければ迷う心配はないでしょう。踏み跡もかなりしっかりしていますし。

9/28 12:12

というわけで吉田山に到着。木に直接彫った「通行不可（急坂）」のインパクトが強すぎて、山名が書かれた標識が全く目立ちません。

9/28 12:17

今度は木に直接「通行止」とペンキで書かれていました。ここではこれがトレンドなのかな。しかし、その向こうにも白とピンクのリボンがあって「あれっ？」と思ったんですが、木の文字の方を信じて進みませんでした。リボンもたまには間違うんやな。

9/28 12:18

来るときに見た石灰石採掘場を、今度は逆側から見ることができました。本当にグルっと回ってきたんですね。

9/28 12:24

ここはどう考えても真っ直ぐ進むんだろうと思ったものの、よく見れば右にも道が分かれていて、しかもその先にピンクのリボンが見えるんですよね……。少し悩んで、ちょっとだけ様子を見てくることにしました。

9/28 12:25

これが上から見えたリボン。これが俺を悩ませたんだ……。

9/28 12:26

リボンには「分岐あり」の文字が書かれていました……が、分岐ってどこよ？さっきの分岐点のこと？とりあえずこの先まで進んでみましたが、リボンの色が黄色になって、しかも南に向かって道が伸びていたので「あぁこれは違うな」と確信して戻ってきました。最初から確認のつもりで進んだから道を間違えたんじゃないからね！

9/28 12:32

さっきの分岐を直感に進んで歩いて行くと、なんか作業道にぶつかってますよ。あれっ？こっちも違う？

9/28 12:33

と思ったら、ここが作業道の終点で山道はその脇を掠めるように伸びていました。

9/28 12:35

進むとすぐに諏訪八幡神社への標識が出てきました。もう木に直接書かれているのが当たり前に思えてきましたよ。

9/28 12:37

あじさい館（今は休暇村 奥武蔵ですが）への分岐点。この道は山と高原地図には載ってませんね。温泉には凄く心を引かれるんですが、ここは当初の予定通り御嶽神社に向かいます。

9/28 12:38

秩父御嶽神社が見えてきました。

9/28 12:39

ここで山道は終わりですね。

9/28 12:41

この秩父御嶽神社本殿は、前日に噴火した木曽御嶽山を遥拝する向きに建てられているんだそうです。この時点ではまだ多数の登山者が山頂に取り残されていたので、皆の無事と早期の沈静化を祈ってきました...。

9/28 12:45

本殿前からもスカイツリーが見えるそうなんですが、ここからもやっぱり見えませんでした。僕はスカイツリーと縁が無いんだろうか。

9/28 12:46

本殿から斜面で降りる道もあるんですが、やっぱり階段で行きましょうか。

9/28 12:47

……少し後悔してきました。この階段、やたら急な上に平行じゃない段もあって、かなり歩きづらいんですよね。コケたら痛いじゃ済まないだろうなぁ（涙目）

9/28 12:50

中盤も過ぎて、少し角度が緩やかになると真ん中に手摺がついてきます。逆だろ！

9/28 12:52

「よ〜く見えますョ！」
見えなかったョ！

9/28 12:56

東郷平八郎元帥に敬礼！
提督としては当然の行為です。

9/28 13:03

9/28 13:03

鳥居の「御嶽山」の字が、今日は痛々しく思えてきます。

9/28 13:08

山道を歩きながら電車を見下ろすことができるお気に入りのポイントなのですが、残念ながら今日は電車の姿を見ることができませんでした。ちぇっ。

9/28 13:17

今朝通ったタイムトンネルを通って駅に戻ります。これで時間も元通りだね！

9/28 13:19

吾野駅に到着。出発したのと同じ駅に戻ってくるルートは本当に久しぶりです。そして、駅前の売店が開いてる時間に戻ってきたのも久しぶり……。短い山行でしたが、お疲れさまでした！

撮影機器：

EX-ZR400 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

jey

本当は奥多摩方面に行こうと思っていたんですが、夕方に予定が入ってしまったので、サッと行って早く帰ってこれる奥武蔵の短いルートを選択しました。

今回のルートは一度歩いてみたいと思っていたものの、全編破線ルートということで少し躊躇していたんですが、距離が短いんだからそのくらいないと楽しくない！ということで行ってみたんです。

……「破線ルートだからこれもアリだよな」と、やたら細い道に入り込んでしまい、おもいっきり道を間違えてしまいました。地図もコンパスもGPSも持っていったのに、どうして迷うかな、俺（答え：分岐点で道の確認をしなかったから）。

今回歩いて思ったのは、破線ルートとはいえ、山と高原地図に乗るような道は立派な道なんだなぁということ。実際の山には、この地図に載ってない道がいくつも通っているんですが、それらに比べると明らかに立派ですもの。手書きとはいえ標識もあるし、分岐には「通せんぼ」もある。そんなに怖がることは無かったですね。

とはいえ、意外と楽勝だったな♪ と吾野駅に戻ると、後から来たグループの人達に「小床峠を通る道って行けました？途中で分からなくなって引き返してきたんですけど」と言われたので、やっぱりそんな気軽に入るもんじゃないかもしれませんね。
無事に帰れて良かったです。