越後駒ヶ岳から駒の小屋泊で八海山まで縦走。ロードは久々の自転車
- GPS
- 31:41
- 距離
- 37.3km
- 登り
- 3,952m
- 下り
- 3,934m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:34
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 12:39
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
下山口は大倉(八海山里宮) 自転車は大倉の登山口付近にデポしました。 自転車専用道で移動しましたが、地味な登りが続く。 逆の方が気持ち良いでしょうが、出発が遅く、越後駒を優先したのでこうなりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■十二平〜グシガハナ 細尾根でなかなかの急登です。暑く日陰が少ないのできつかった。 ■越後駒〜中ノ岳 朝露でびしょびしょになりますが登山道自体はそんなに難しくない ■中ノ岳〜五竜岳 細尾根でスリッピーな場所が多い。下りは10分に一回は滑って手か腰をついた。 技術的には難しくないが体力が必要。 岩場の上を歩く場所は高所恐怖症の人は無理かも? ■八海山の八峰 鎖場が多いのはもちろんですが岩がもろくホールドが少ないため、鎖を頼りにする登り方になりがち。 落ちたら死にます。腕力に自信がないと厳しいかも。 巻き道は歩いてないので不明だがかなりのアップダウンがありそう。 ■自転車専用道 150mほど標高差があり、逆のが断然楽でしょう。 道も湧水による水たまりや、土砂などで荒れている場所もあり。 小さいタイヤの自転車は厳しいでしょう。 |
その他周辺情報 | ■温泉 越後浦佐温泉 旅館「てじまや」 600円 循環ですが気持ち良いです http://www.niigata-onsen.info/onsen.php?tnid=100315 足湯はかけながしらしい http://www.pref.niigata.lg.jp/minamiuonuma_kikaku/1292965309292.html |
写真
装備
個人装備 |
水3L
行動食4食
食事3回分
ビール500ml
三脚
ULスパイラルダウンハガー#3(シェラフ)
ツェルト
ミズノ ベルグテックEXストームセイバー(雨具防寒兼用)
モンベル ウルトラライトダウン(防寒具)
Snow Peak GigaPower
ギガパワーマイクロマックス
プリムス クッカー コッヘル
BlackDiamond ReVolt(ヘッデン)
予備電池
スポーツドリンク(薄め)0.5L
カップラーメン
PENTAX K-5(一眼)
|
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備考 | 下山時に行動食がなくなった。 |
感想
まずは御嶽山で遭難された方々のご冥福をお祈りいたします。
登山中にメールで聞きましたがその後、登山会う方みなさんがこの話をしてました。
個人的には一番身近な3000m峰で火山が好きなので思いれのある山の一つです。
まだ頂上付近にいらっしゃる方が早く下界に降りてくることを願ってやみません。
さて本題の今回の山行ですが、越後駒ヶ岳は越後三山を一泊してまわりたいと思ってました。
ということで、中ノ岳避難小屋泊は一般的かと思うのですが朝登山口にたどりつけず‥
自転車のデポ場所に悩んだりして、なんやらかんやらで10時スタート。
こりゃ駒の小屋に泊まるしかない。
序盤、砂防工事現場がスタートです。車は5-6台しかありませんでした。
工事現場内を沢沿いに進みます。この沢が非常に綺麗で、泳ぎたくなりました。
いや、暑かったです。そんな暑さのおかげで急登りはこたえました。
日をよける場所もなかなかなく中盤は熱中症気味に‥。
それでもなんとか稜線に出ると気持ちのよい赤黄のじゅうたんに囲まれ、最高でした。
この登山道、すれ違ったのは7-8名でしょうか。山頂で90個目のカップラーメンをたべ、一度小屋へ。
小屋に行くと大量の人が。やはり銀山平からくる人が多いみたいです。
混んでるかな?と思いましたが、なんとか20名くらいでそこそこのスペースは確保できました。
協力金2000円を払い、銀マットと毛布も貸していただき、寝床を確保。
夕日を見に山頂へ向かいます。が、夕日は残念な結果に。
山頂は電波が立つので下界とやりとりしていたら、御嶽の噴火を知りました。
小屋に戻り暗闇で一人鍋。重かったビールを飲んで就寝。
翌日、意外にもみなさん遅い。一人、また暗闇で鍋。朝日を山頂で見るためザックをもって出発。
山頂からの朝日は微妙でしたが、一応来光も見れたので縦走スタート。
水は1.5L+0.5Lのスポーツドリンク背負っていきます。
縦走中、いろんな人から安否確認のメールを受信。しかし、返信ができない‥
中ノ岳まではなだらかなアップダウンですが意外と距離ありました。
5-6名とすれ違う。中ノ岳も土日だけにそこそこ人は居たようです。
中ノ岳から、尾瀬の山々を楽しむ。荒沢岳もなかなかかっこよい。そのうち登りたい。
いよいよ破線ルートへ突入。これがまた非常にスリッピーな登山道で、何回も手をつく転倒。
稜線で転んだら下手すりゃ滑落です。下りきると水場が。
やや心もとない感じですが一応2L汲みました。ここからはなかなか険しくなっていきます。
鎖も多くでてきますが、だーれも歩いてません。
朝一に中ノ岳からけっこう人が出たと聞きましたが、何かあったら誰にも気づかれない‥
慎重に進みます。出雲崎ら辺で向こうから人影を確認。ほら貝が聞こえました。
進んでいくと、その方と5分ほど話しました。どうもこの時間歩いているのは二人だけとのこと。
まぁ、静かでそれも良いですね。五竜の最後の登りは意外とすぐ終了。CT2時間半って本当?
丸岳を越えると、ロープウェイ等々から八海山を登る人たちが。少しにぎやかに。
縦走ラストのピーク、八海山の岩場は本当に鎖だより、二の腕だより。
最初はなるべく頼らないようにしましたが、岩も脆く、ホールドが危うい。落ちたら洒落にならない。
というか前日に滑落死した人がいたようなので(ヘリが飛んでいるのは知ってましたが)、
あまり鎖に頼るのは好きじゃありませんが、慎重に鎖を使って進む。やはり岩は楽しい。
あっという間(?)に八峰は終わりました。小屋へ降りていくと、小屋番の人がしめ作業中。
少し水が足りなかったので、お茶を購入。小屋番の方は先に降りていきます。
行動食がやはり足りない。最後のパンを食べ、ここからは一気に下山。
といってもけっこう膝が痛いし相変わらずスリッピーなのでたまに滑って手を付きました。
登山靴のソールもダメなのか?最後の最後までツルツルで嫌になりました。
なんとか下山し、神社で無事を感謝し、自転車をピックアップ。
だらだらとした自転車道の登り坂をひぃひぃ言いながら駐車場へ戻りました。
ちなみに自転車専用道は途中から土砂や湧水等々でロードバイクだときついでしょう。
駐車場に着くと、日も完全に落ちて暗闇に。車も工事車両のみでした。
汗くさいので温泉は近くの越後浦佐温泉 旅館「てじまや」へ即直行。
かけ流しではありませんでしたが、気持ちよい温泉につかり、帰路につきました。
新潟、やっぱり遠いなぁ。でもさすが百名山、良い山でした。
次は銀山平から荒沢へ縦走してみたいですね〜。
そして百名山もやっと90。
北海道が5山に、屋久島、東北もまだ3つと、来年でも終わるかどうか?ですが、
今年のノルマは達成したので、10月は多忙ですがあとは好きな山をガシガシ登りたいと思います。
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