冬の谷川岳

2023年02月23日(木) [日帰り]

• GPS: 05:37
• 距離: 7.0km
• 登り: 919m
• 下り: 912m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 1:02
• 合計: 5:34

9:36 天神平
10:20 天神平・天神峠分岐点
10:49 熊穴沢避難小屋
11:26 11:29 天狗の留まり場
11:55 11:59 天神ザンゲ岩
12:15 12:16 谷川岳・肩の小屋
12:23 12:31 トマノ耳
12:45 12:51 谷川岳
13:03 トマノ耳
13:06 13:35 谷川岳・肩の小屋
13:42 13:45 天神ザンゲ岩
13:59 14:00 天狗の留まり場
14:15 14:18 熊穴沢避難小屋
14:36 14:40 天神平・天神峠分岐点
15:10 天神平

　今回は天神平までロープウェイを使い、天神平から熊穴沢避難小屋、天狗の溜まり場、肩の小屋を経由して谷川岳（トマト耳とオキノ耳）に登頂しピストンで戻る工程にしました。
　ランチは谷川岳に登頂してから、肩の小屋まで戻りそこでランチとしました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
　関越道の水上ICを下りて水上市街・谷川岳方面へ左折、国道291号線を道なり約1.3キロ進み川上交差点を左折、その後は国道291号線を道なり約11.8キロ進み、土合橋先のスノーシェッドを過ぎ、そのまま進むと、右手に谷川岳ロープウェイの駐車場が見えてきます。

【駐車場】
　谷川岳ロープウェイ駐車場（有料）1,000円/日(休日)
　約1,000台程度駐車可能の立体駐車場です。

【トイレ】
　谷川岳ロープウェイ乗り場にトイレあります。
　登山途中にトイレはありません。肩の小屋もトイレは冬季閉鎖です。

【乗り物】
　谷川岳ロープウェイ
　〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽湯吹山国有林
　TEL：[phone]
　URL：http://www.tanigawadake-rw.com/tenjindaira/
　営業時間：8:30〜16:00（12/24〜3/17）
　料　　金：3,000円（往復）モンベルかJAFで100円割引
　　　　　　今回は宿泊したので宿泊割引で300円割引（う〜んお得）

コース状況／危険箇所等

◆天神平〜熊穴沢避難小屋
　天神平をスタートするといきなりの急登となります。
　もともと急登ですが、雪が着いていて直登の感じとなっているため、スタートからかなりハードです。
　天神峠との分岐にでるまで基本的に急傾斜の斜面を軽くラッセルしながら登ります。
　トレースはありますが、雪がやわらかいのでどんどん崩れます。
　天神平分岐まで下って、その後は熊穴沢避難小屋まで基本的に登りとなります。
　途中に細いトラバースがありますので、気をつけて通過してください。
　トラバースを過ぎて尾根を歩くと熊穴沢避難小屋に到着です。
　
◆熊穴沢避難小屋〜肩の小屋
　避難小屋からから肩の小屋まで基本的に雪の着いた急斜面を登って行きます。
　途中天狗の留まり場等で休憩ができますが、基本的に直登急傾斜となります。
　足を滑らすと滑落の危険がありますので肩の小屋まで慎重に登りましょう。

◆肩の小屋〜トマノ耳〜オキノ耳
　肩の小屋からトマノ耳までは10分程度で到着します。
　先ほどまでより緩やかに登れます。
　トマノ耳からオキノ耳は雪庇の出来た登山道を歩きますので、なるべく左を側を歩きましょう。
　ここも先ほどまでに比べると緩やかに登ることが可能です。

◆トマノ耳、オキノ耳
　山頂は両方ともそれほど広くありません。
　展望は武尊山、至仏山、赤城山等がよく見えました。
　万太郎山、仙の倉山、苗場山も見ることが出来ました〜。

◆オキノ耳〜トマノ耳〜肩の小屋
　雪の着いた傾斜を下っていきます。
　特段危険箇所はありません、楽しく肩の小屋まで下ってこれました。
　オキノ耳からトマノ耳までは雪庇には乗らずに歩きましょう。
　　
◆肩の小屋〜熊穴沢避難小屋
　肩の小屋の直下は急傾斜となっていますので、慎重に下りましょう。
　ピッケルを持っている人はストックからピッケルに持ち換えるのが良いかと思います。
　雪はそこまで凍っていないので、踏んで行けば潰すことが可能でした。
　天狗の留まり場付近の急傾斜も同じ感じですので慎重に下りましょう。
　急傾斜が終わり尾根にでると穴熊沢避難小屋に到着です。

◆熊穴沢避難小屋〜天神平
　熊穴沢避難小屋から少し行くと細めのトラバースがあります。
　高度感はあまりありませんが、踏み外すと滑落する危険がありますので慎重に下りましょう。
　トラバースを過ぎると、小さな登り、下りを繰り返し、最後に天神峠手前まで登り返します。
　本日最後の大きな登りです。
　登り終えると、オキノ耳まで見ることができる絶景ポイントとなります。
　そこから、天神平までは一気に下ることができますが、雪も深くまた段差も大きいのでゆっくり下りましょう。

◆その他
　全体的に雪は締まっており12本アイゼンまたはスノーシューで歩くことが可能でした。
　ストックのみで登頂可能な感じですが、傾斜が急な場所が多々ありますのでピッケルに持ち換える方が安全だと思います。

その他周辺情報

【宿泊等】
　ペンション木馬
　〒379-1619 群馬県利根郡みなかみ町谷川127-17
　TEL：[phone]
　URL：https://www.pension-mokuba.com/
　毎年、2月にスキーや登山でお世話になっています。
　食べ物も美味しく、日本酒も沢山置いてあり大変気に入っているペンションです。

写真

2/23 8:20

ロープウェイのチケット販売待ちの列です。
8時30分からロープウェイが動くのですが、8時20分でもまだ販売が開始されていません。

2/23 9:13

結局、ロープウェインに乗車出来たのは9時15分頃でした。

2/23 9:25

天神平駅に到着です。
少し青空が見てきました。

2/23 9:37

準備を完了してスタートです。

2/23 9:39

続々と登って行きます。

2/23 9:44

スタートから急登です。

2/23 9:51

結構雪が多いです。

2/23 9:57

武尊山がよく見えます。

2/23 9:57

渋滞中

2/23 10:01

新たなコースができました（笑）

2/23 10:10

もうひと踏ん張りです。
ここまでの登りは結構ハードでした。

2/23 10:10

尾根に出て谷川岳がよく見えるようになりました。

2/23 10:12

武尊山も近く見えます。

2/23 10:13

穴熊沢避難小屋目指して出発です。

2/23 10:14

笠ヶ岳、朝日岳、白毛門がよく見えています。

2/23 10:21

尾根を歩きます。

2/23 10:34

至仏山、武尊山がよく見えます。

2/23 10:42

山頂目指して尾根歩き中。

2/23 10:42

風紋かな？

2/23 10:46

もう少しで穴熊沢避難小屋

2/23 10:50

避難小屋に到着です。

2/23 10:51

ここから、更なる急登が始まります。

2/23 10:52

傾斜がきつくなったので渋滞が出来ています。

2/23 10:57

渋滞のなか黙々とのぼります。

2/23 11:05

この辺りは横に避けることが難しいので渋滞が長くなります。

2/23 11:13

俎�瑤�よく見えます。

2/23 11:13

小出俣山と俎��

2/23 11:13

天狗の溜まり場が近づいてきました。

2/23 11:25

俎�瑤半�出俣山

2/23 11:25

もう少しで天狗の溜まり場です。

2/23 11:25

この急登がキツイ
振り返ると歩いてきた道が分かります。

2/23 11:28

天狗の溜まり場に到着です。

2/23 11:28

良い景色です。
後に赤城山が見えていますね。

2/23 11:29

続々と山頂目指して登って行きます。
登っている時は、右側の斜面は綺麗でした

2/23 11:30

続々と登ってきます。

2/23 11:30

ぐるっとパノラマです。

2/23 11:30

何度見ても良い感じです。

2/23 11:36

オジカ沢ノ頭も見えています。
一面銀世界です。

2/23 11:36

肩ノ小屋目指して出発です。

2/23 11:37

雪山ですね〜

2/23 11:44

急登を頑張って登っています。

2/23 11:51

この辺りちょっとだけ崩落

2/23 11:52

登ってくると形が変わってきます。

2/23 11:58

奥に見えるのは苗場山かな

2/23 11:58

ザンゲ岩付近かな？

2/23 11:59

急登一段終了

2/23 12:00

武尊山が光っています。

2/23 12:00

赤城山もよく見えます。
明日登る予定です。

2/23 12:00

もう少しです頑張りましょう。

2/23 12:01

ここまでこれば少し休憩

2/23 12:01

雪山をバックに

2/23 12:04

肩の小屋までもう少し
最後の急登です。

2/23 12:10

雪が深くなってきます。

2/23 12:11

肩の小屋が見えてきました。

2/23 12:14

がんばって登ってきています。

2/23 12:18

標識です
肩の・・・はどうにか見えますね。

2/23 12:18

エビの尻尾が凍り付いています。

2/23 12:19

肩の小屋はとりあえずスルー

2/23 12:23

トマノ耳を目指します。

2/23 12:26

至仏山、武尊山方面のパノラマです。

2/23 12:26

至仏山方面

2/23 12:26

武尊山方面

2/23 12:29

山頂に到着です。
トマノ耳です。

2/23 12:26

オキノ耳がよく見えます。
すごい雪庇です。

2/23 12:28

山頂で記念撮影

2/23 12:28

記念撮影

2/23 12:29

二人で撮って貰いました。

2/23 12:30

山頂からの眺め

2/23 12:30

山頂の様子

2/23 12:33

オキノ耳を目指します。

2/23 12:34

どこまでも山塊が連なっています。

2/23 12:34

トマノ耳方向を振り返る

2/23 12:39

オキノ耳までもう少し

2/23 12:42

岩を巻いてきましたが、岩を登った方が楽だったかも

2/23 12:44

山と谷と良い感じです。

2/23 12:44

もう少しで山頂です。

2/23 12:44

トマノ耳からの道が良くわかります。

2/23 12:46

オキノ耳に到着です。
こちらも埋もれてオキノ耳が見えません。

2/23 12:45

山頂からの眺め武尊山方面

2/23 12:45

至仏山方面

2/23 12:46

山頂で記念撮影

2/23 12:46

青空も出てきたぞ〜

2/23 12:48

万太郎、仙ノ倉方面をバックに記念撮影

2/23 12:49

私も取って貰いました。

2/23 12:50

人無しバージョン良い景色です。

2/23 12:51

トマノ耳方面太陽in

2/23 12:52

オキノ耳山頂の様子

2/23 12:53

トマノ耳方向。名残惜しいですが下ります。

2/23 12:53

下山します。

2/23 12:54

帰りは岩を通過します。

2/23 12:55

こんな感じです。

2/23 12:57

トマノ耳には登らずそのまま肩の小屋へ

2/23 12:58

かなり凍っています。

2/23 12:59

トマノ耳も良い感じですね〜

2/23 13:01

頑張って登ります。

2/23 13:04

肩の小屋が見えてきました。

2/23 13:06

ここもかなりの傾斜です。
皆さん楽しそうです。

2/23 13:07

青空と標識

2/23 13:11

肩の小屋前から

2/23 13:11

肩の小屋の入口です。
残念ながらトイレは使用できません。
小屋付近でランチを食べました。

2/23 13:39

ロープウェイの時間もあるので、下山します。

2/23 13:41

かなりの急傾斜です。
転ぶと止まらないと思います。

2/23 13:41

こんな感じです。

2/23 13:41

眺めは良いのでどんどん下れます。

2/23 13:43

朝は無かったシュプールが描かれています。

2/23 13:44

一段緩やかになりました。

2/23 13:45

安心して下っています。

2/23 13:48

この崩落はクラックになるのかな？

2/23 13:48

天使の梯子が出ていました。

2/23 13:51

どんどん下ります。
この辺りも急傾斜です。

2/23 13:51

綺麗にシュプールが描かれています。

2/23 13:51

全体はこんな感じです。

2/23 13:55

登山道も入れるとこんな感じ

2/23 13:56

俎�瑤肇�ジカ沢をバックに記念撮影
ご一緒したM夫妻です。

2/23 13:57

私達も記念撮影

2/23 13:57

雪が光っています

2/23 14:04

まだまだ下ります。

2/23 14:05

雪庇が良い感じです

2/23 14:07

この辺りは軽いトラバース細いです。

2/23 14:07

でも楽しそう

2/23 14:15

天気が良くなって見え方が変わってきました。

2/23 14:16

穴熊沢避難小屋に到着。テント張ってありました。

2/23 14:16

大分下ってきました。

2/23 14:16

どんどん下ってきます。
上の方は渋滞ですね。

2/23 14:18

こちらも一団引き連れて下山中（笑）

2/23 14:20

谷川岳方面

2/23 14:20

この辺りは尾根歩きで気持ち良いです。
風は強いのですが・・・

2/23 14:22

風に雪が飛ばされています。
わかりにくですが・・・

2/23 14:24

そろそろこの景色ともお別れかな？

2/23 14:24

このトラバースが一番狭い感じです。

2/23 14:26

慎重に歩きましょう。

2/23 14:27

う〜ん良い天気になりました。

2/23 14:27

トラバースも抜けて安全な尾根に

2/23 14:30

谷川岳をバックに歩きます。

2/23 14:30

登り返しです。

2/23 14:33

風紋が綺麗です。

2/23 14:35

谷川岳をバックに歩きます。

2/23 14:35

あの小山まで登り返します。

2/23 14:38

まずは下って

2/23 14:41

谷川岳を振り返って

2/23 14:44

登り返します。
本日最後の登りです。

2/23 14:48

オキノ耳も見えています。

2/23 14:48

パノラマにしてみました。

2/23 14:49

縦バージョン

2/23 14:49

人無しバージョン

2/23 14:50

最後の登りを頑張っています。

2/23 14:50

もう少し

2/23 14:52

到着です。
登ってしまえば笑顔です。

2/23 14:51

武尊山方面とロープウェイ駅

2/23 14:59

一気にロープウェイ駅を目指して下ります。

2/23 15:00

良い天気です。
ここの下りも急傾斜です。

2/23 15:00

雪も深いので下るのが大変です。

2/23 15:09

ロープウェイ駅まであと少し
ここも登りでした（笑）

2/23 15:10

ゴールです。
お疲れ様でした。

2/23 15:11

お疲れ様でした。

2/23 15:11

お疲れ〜

2/23 15:13

本当に良い天気となりました〜

2/23 15:22

積雪は3m位ですね。

2/23 15:22

ロープウェイで下山します。

2/23 15:26

ロープウェイ内

2/23 15:27

お疲れ様でした。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 登山地図 コンパス 笛 登山計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ツェルト ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ アイゼン ピッケル ゴーグル

感想

t-nao

　今回は会社の先輩達と冬の谷川岳に登ってきました。
　なかなかタイミングが合わず計画から5年ほど経過してやっと実現した厳冬期の谷川岳登山でしたが、今回は休みと晴れがマッチし、最高の谷川岳に登ることが出来ました。

　前回の雪山はゴールデンウィークの時でしたが、あの時は各トラバースの雪が中途半端な感じで危険でしたが、今回はしっかり雪が着いていたのでトラバース箇所で危険な場所はありませんでした。

　スタートからいきなりの急登で、その後も急登が続きますが、雪も締まっており、埋まることもそんなに無い状態で登山できて大変素晴らしい山旅となりました。
　天候にも恵まれ、谷川岳、俎�堯�武尊山、至仏山等展望も大変良かったです。
　天候に恵まれ過ぎて暑かった感はありますが、それも含めて素晴らしい山旅となりました〜。

　ご一緒したM夫妻さま、またの機会がありましたら一緒に登山に行きましょう〜