好天の粟ヶ岳 スリリングな午の背（ウマノセ）のナイフリッジを越えて

2023年03月05日(日) [日帰り]

• GPS: 06:46
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,221m
• 下り: 1,210m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:11
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:46

距離 12.5km 登り 1,221m 下り 1,223m

6:06 スタート地点
6:18 粟ヶ岳登山口
6:42 猿飛滝
7:48 7:51 薬師奥の院
8:19 8:21 天狗の水場
9:31 9:38 午の背
10:17 10:34 粟ヶ岳
10:57 10:58 午の背
11:26 天狗の水場
11:39 11:44 薬師奥の院
12:21 猿飛滝
12:38 粟ヶ岳登山口
12:52 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北五百川登山口は積雪により入れません。
手前の川沿いに駐車場あり

コース状況／危険箇所等

登山口までは林道歩き
その後は沢沿い歩き。渡渉か所あり。
尾根からは急登続く。先行者いたにもかかわらず踏み抜き続きでかなり体力削られた。
午の背（ウマノセ）のナイフリッジは気温が上がると緩んでステップごと落ちる可能性あり。上り下りとも慎重に歩きましたが、落ちたら止まれないと思うけど、本来はピッケル出す場所でした。
山頂直下は雪はカリカリに氷化している場所あり。
雪のコンディションが気温などの条件で登山口から目まぐるしく変わるので、苦労した。
多くの人はスノーシューだったが、ワカン、アイゼンの人もいる。
登山口から山頂まではいろいろな雪質があるので、どれが良いとは何とも言えない状況でした。
先行者1名がラッセルしてくれたおかげで登頂できた。先行者いなかったら登り切れなかったと思う。感謝です。
下山時には沢から雪崩と思われる音が聞こえた。
クラスト状の雪に新雪が乗っているので不安定だと思われます。見ることはできませんでしたが、気温上昇でどこかが雪崩れたのでしょう。

写真

3/5 6:05

良い天気♪
適度に冷えているので、まずは坪足で登山開始

3/5 6:08

先行者、速い。
あの白い山が粟ヶ岳かな？

3/5 6:18

バイオトイレがありましたが、この時期は使えないのかな？
足跡全くなし。

3/5 6:19

本来の登山口

3/5 6:30

水が豊富な登山道

3/5 6:42

渡渉もあり

3/5 6:45

元堂

3/5 6:50

ここでスノーポン装着
今日登山ではこの装備でよかったのか？
急登の登りは踏む抜きもあったのでスノーシューが良かったか？

3/5 6:55

大ブナの木

3/5 6:55

この辺は踏む抜き少ない

3/5 7:05

この辺は雪豊富でしたが、

3/5 7:20

日当たり良い場所は雪無し

3/5 7:25

しばらく登ったら、守門岳見えた♪

3/5 7:46

避難小屋

3/5 7:55

避難小屋から約10分で尾根に乗った

3/5 8:05

太陽もこんにちは。

3/5 8:08

先行者さんに何度か追いついた時にお話しさせてもらいましたが、情報とラッセルありがとうございました。
もう少し自分のスピードが速ければ先頭代わることもできたのですが、遅いのでたった1回ほんのわずかしか先行できませんでした。

3/5 8:16

急登もある。

3/5 8:16

けっこう遠望効く。

3/5 8:33

木が無くなると、低山なのに北アルプスみたい。

3/5 8:33

守門岳と浅草岳

3/5 8:33

2時間以上登ってるけど、山頂はまだまだ先・・・

3/5 8:39

中央に妙高山見えるね。

3/5 8:39

あちらの登山道は険しので冬はあまり登られていないらしい。

3/5 8:39

守門岳

3/5 8:39

新雪は気持ちいいけど、体力が見る見るうちに削られる〜

3/5 8:43

先行者さん、本当にありがとうございます。

3/5 9:12

樹氷があった！

3/5 9:15

まさか見られると思っていなかったので、土曜日の降雪と本日の晴天に感謝です。

3/5 9:17

3時間ほど登り続けていたのでエネルギー切れ。
ここで補給

3/5 9:31

この辺で後ろから歩いてきた3番目の人に抜かれた。

3/5 9:31

天気は最高ですが、登るの辛い。

3/5 9:37

恐怖のナイフリッジ
ラッセルしてもらった一番先頭だった登山者は、ここで脚が終わったのと、この雪面の下が凍っているので足元ごと崩れる危険性があるとのことで撤退
無積雪期は2時間で山頂に行ってしまうほどの健脚者でしたが、残念です。

3/5 9:38

おいらは先行している登山者の様子を見て、行くことに決定。

3/5 9:38

写真撮影はいったん終了。
エッジを効かせて、歩くことに専念。

3/5 9:48

ナイフリッジを振り返る。
何とか渡り切ったけど、言われる通り不安定な雪面に気温上昇が怖い。

3/5 9:48

ナイフリッジの先は、雪はサラサラ
空は真っ青で気分は上々ですが、脚が動かね〜
なのでここから牛歩

3/5 9:55

エビの尻尾

3/5 9:55

登ってきたルート
ウマノセの傾斜はここからだと大したことないように見えるが・・・

3/5 10:01

稜線に登ってしばらく歩いたら、股まで踏み抜いてしばらく動けなくなった。

3/5 10:01

不安定な雪面なので先行者の後を追う

3/5 10:01

白と青

3/5 10:02

足跡が乱れているところが埋もれた地点

3/5 10:04

クラック発見

3/5 10:11

最後はカリカリの雪面を登って、

3/5 10:18

4時間以上かかって山頂へ

3/5 10:18

方位版

3/5 10:18

朝日連峰

3/5 10:19

御神楽岳方面
左には西吾妻山、磐梯山も見える

3/5 10:19

山名は分からないけど、白い山がいっぱい。

3/5 10:19

会津駒ヶ岳、右の白い山は浅草岳

3/5 10:19

存在感たっぷりの守門岳

3/5 10:19

薄っすらですが北アルプスも見える

3/5 10:19

中央右に白い山は米山

3/5 10:19

山頂

3/5 10:19

粟ヶ岳北峰

3/5 10:19

權ノ神岳

3/5 10:19

朝日連峰にも行きたいなあ〜

3/5 10:19

朝日連峰をアップで

3/5 10:19

朝日連峰をアップで

3/5 10:20

飯盛山

3/5 10:20

西吾妻山と磐梯山

3/5 10:20

御神楽岳

3/5 10:20

博士山？

3/5 10:20

那須岳らしい

3/5 10:20

どこの山？

3/5 10:20

浅草岳、その右にうっすらと燧ケ岳

3/5 10:20

守門岳の左は越後駒ケ岳

3/5 10:20

守門岳、右は大岳
先行者さんは先週、BCで滑ったって言ってたな。

3/5 10:20

守門岳の右は志賀高原の山々

3/5 10:20

左の白いのは北アルプス

3/5 10:20

右の白いのは妙高山から火打山、白馬岳

3/5 10:20

米山

3/5 10:20

日本海

3/5 10:20

弥彦山

3/5 10:20

雪庇

3/5 10:25

山頂で、

3/5 10:26

カップラーメンを急いで食べて、

3/5 10:33

雪が緩む前に下山します。

3/5 10:33

良い眺めを見ながら。

3/5 10:42

山頂付近は雪質良くて気持ちいい

3/5 10:42

雲多くなってきたけど、まだまだ絶景

3/5 10:42

登ってくる人3人ほどとスライド

3/5 10:47

踏み跡多くなってきたので少し安心

3/5 10:47

山頂までもう少しだから頑張ってね

3/5 10:47

まだまだサラサラの雪

3/5 10:47

雪の造形

3/5 10:47

雪庇

3/5 10:55

危険地帯を通過
まだ、それほど気温が高くないので一安心

3/5 10:57

まだリッジはあるけど。

3/5 11:00

振り返ると最高

3/5 11:00

粟ヶ岳、景色最高です。

3/5 11:03

まだ樹氷残ってた。

3/5 11:05

日に透かすとキラキラ

3/5 11:08

脚にかなりきているので黙々下る

3/5 11:09

日本海見ながら下る

3/5 11:12

振り返りながら下る

3/5 11:12

守門岳見ながら下る

3/5 11:18

また振り返る

3/5 11:19

終わっている脚でも下山は楽だ

3/5 11:21

さよなら粟ヶ岳

3/5 11:39

避難小屋前で

3/5 11:42

ちょっとティータイム

3/5 11:42

気温が高くなってきたので、汗かき補給が欠かせない。

3/5 12:12

大ブナの木

3/5 12:37

登山口に戻ってきた。

3/5 12:45

さよなら粟ヶ岳、また来ます。

3/5 12:50

やっと下山完了

いい湯らていが駐車場に空きが無かったので、越後長野温泉 嵐渓荘へ

その帰り、粟ヶ岳
存在感あるね。

帰路に妙高山山腹に噴気らしきものが？

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

まみち

ちょっと遠征して粟ヶ岳へ
土曜日に登る予定でしたが、雨予報だったので日曜日に順延
天気は最高、前日の雪も良い感じで残っていたのでラッキーでした。
先行者1名のラッセルのおかげで登り切れましたが、単独だったら登れなかったと思うくらい疲れました。
尾根が思ったより急登でかなり消耗しました。
稜線に登ってから気持ちのいい景色が楽しめますが、前日の雪が思ったより曲者で先行者のラッセル後でも沈み込みが多いので、スノーシューで登ればよかったとちょっと後悔。
また、ナイフリッジは落ちたら終わりですが、何とか渡ることができて一安心。
足もと崩れそうでしたが、何とか無事でした。
その後は急登を牛歩で登って何とか登頂できました。
ゆっくりしているとナイフリッジが緩みそうでしたが、陽の光は強いですが気温が低かったおかげで何とか下山時も無事に渡れました。
標高が下がると雪が緩んで歩きにくくなりますが、無事に下山できてよかった。
一番登山口に近い温泉はいい湯らていですが、駐車場に空きがなく断念
次に近い「越後長野温泉 嵐渓荘」（大人1,000円）に入湯しました。

コメント

hapira

mamichi117さん
こんばんは
私があの辺をのほほんと歩いているときに
大きな高い山に登ってたんですねー
ナイフリッジで写真も撮らずに緊張するところは鼻水もぬぐえないでいる時ありますよね。
そんなん思い出してお写真拝見していました。
以前守門岳から見た粟ヶ岳がどっしりとしていてカッコよかったのを思い出しました。
私もいつか行ってみたくなりました。
あと1ｹ月もしたら花が咲く新潟ですが、まだまだ雪国でびっくりです。
美しい景色にうっとりしました。

まみち

hapiraさん、こんばんは。
近くの山登っていたんですか？
雪が少ないといってもさすがに豪雪地帯、高度を上げるとたくさんの雪に恵まれて最高の山行になりました。ナイフリッジは氷化した雪の上に新雪が乗っている状態だったので、しっかり歯を噛ませないと滑り落ちてしまう可能性があったので慎重に歩きました。
写真撮影したかったのですが、あまりにも不安定な足元だったので断念しました。
下を見ると助かりそうにない斜度と落差に久々に肝を冷やしました。
帰路に高速から真っ白な粟ヶ岳をずっと見ていましたが、標高1,200mの山とは思えない風景に感動しました。
登山口からちょっと離れると全く雪が無いのにも驚きです。
ぜひ、hapiraさんも登ってみてください。