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Yamareco

記録ID: 5250530
全員に公開
山滑走
甲信越

奥利根横断 巻機山〜平ヶ岳〜会津駒ヶ岳

2023年03月03日(金) ~ 2023年03月08日(水)
 - 拍手
GPS
128:00
距離
63.1km
登り
5,908m
下り
5,560m

コースタイム

1日目
山行
7:45
休憩
0:00
合計
7:45
7:15
285
清水
12:00
180
巻機山
15:00
三ッ石山手前 Co1420m
2日目
山行
1:00
休憩
0:00
合計
1:00
6:00
60
C1
7:00
C2 停滞
3日目
山行
9:05
休憩
0:00
合計
9:05
6:15
240
C2
10:15
305
小沢岳
15:20
越後沢出合
4日目
山行
10:30
休憩
0:00
合計
10:30
6:00
495
C3
14:15
125
剱ガ倉山
16:20
10
平ヶ岳
16:30
池ノ岳手前 Co2050
5日目
山行
10:20
休憩
0:00
合計
10:20
5:40
230
C4
9:30
390
国道352号線
16:00
スクノウシロ沢左岸尾根 Co1250m
6日目
山行
6:10
休憩
0:00
合計
6:10
3:50
280
C5
8:30
40
中門岳
9:10
50
会津駒ヶ岳
10:00
檜枝岐
奥利根・奥只見横断
清水〜巻機山〜小沢岳〜小穂口沢南沢〜本谷山南尾根〜十分沢〜利根川横断〜歩き尾根〜平ヶ岳〜台倉山〜上台倉沢〜R352〜只見川横断〜スクノウシロ沢左岸尾根〜中門岳〜会津駒ヶ岳〜檜枝岐
天候 3/3(金) 晴れ
3/4(土) 風雪→ホワイトアウト
3/5(日) 晴れ
3/6(月) 雪→ガス→晴れ
3/7(火) 晴れ
3/8(水) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
その他周辺情報 ■2001/3/22-24 三浦大介(単独) 小穂口沢南沢 初滑降
『ベルクシーロイファー』No.28-2001
P.29-31 奥利根・小穂口沢
霧氷の森を抜けて巻機山へ
2023年03月03日 10:04撮影 by  iPhone 8, Apple
11
3/3 10:04
霧氷の森を抜けて巻機山へ
上越国境稜線
2023年03月03日 12:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/3 12:31
上越国境稜線
染まる小三ツ石山
2023年03月05日 06:19撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/5 6:19
染まる小三ツ石山
五十沢川と大兜山
2023年03月05日 06:19撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/5 6:19
五十沢川と大兜山
小沢岳山頂から本谷山へ登り返す尾根を見る
奥に平ヶ岳
2023年03月05日 10:15撮影 by  iPhone 8, Apple
5
3/5 10:15
小沢岳山頂から本谷山へ登り返す尾根を見る
奥に平ヶ岳
小穂口沢南沢へ滑り込む
2023年03月05日 10:27撮影 by  iPhone 8, Apple
3/5 10:27
小穂口沢南沢へ滑り込む
素晴らしい
2023年03月05日 10:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/5 10:31
素晴らしい
暖かくなってきた
2023年03月05日 10:37撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/5 10:37
暖かくなってきた
本谷山南尾根より小沢岳と下津川山
2023年03月05日 13:33撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/5 13:33
本谷山南尾根より小沢岳と下津川山
小沢岳にシュプールが見える
2023年03月05日 13:33撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/5 13:33
小沢岳にシュプールが見える
平ヶ岳へ向かって滑る 右が十分沢、左は越後沢
2023年03月05日 14:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/5 14:14
平ヶ岳へ向かって滑る 右が十分沢、左は越後沢
利根川本谷が近い
2023年03月05日 15:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/5 15:11
利根川本谷が近い
利根川本谷は割れている 右岸(写真左側)をトラバース
2023年03月06日 06:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 6:13
利根川本谷は割れている 右岸(写真左側)をトラバース
剣ヶ倉沢出合は割れていた
2023年03月06日 06:55撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 6:55
剣ヶ倉沢出合は割れていた
歩き尾根のギャップ
2023年03月06日 09:08撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 9:08
歩き尾根のギャップ
ガスが抜けてきた
2023年03月06日 11:32撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 11:32
ガスが抜けてきた
本谷山〜越後沢山と越後沢
2023年03月06日 13:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 13:31
本谷山〜越後沢山と越後沢
剱ガ倉山山頂から平ヶ岳を見る
2023年03月06日 14:24撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 14:24
剱ガ倉山山頂から平ヶ岳を見る
剱ガ倉山からの下り
2023年03月06日 14:42撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 14:42
剱ガ倉山からの下り
昨日居た小沢岳が遠くに見える
2023年03月06日 15:28撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 15:28
昨日居た小沢岳が遠くに見える
平ヶ岳は目の前
2023年03月06日 15:44撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 15:44
平ヶ岳は目の前
振り返ると越後三山
2023年03月06日 15:44撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 15:44
振り返ると越後三山
平ヶ岳着きました
2023年03月06日 16:18撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/6 16:18
平ヶ岳着きました
おはよう燧
2023年03月07日 05:57撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/7 5:57
おはよう燧
至仏&平
2023年03月07日 05:58撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/7 5:58
至仏&平
会津駒ヶ岳が近く見える
2023年03月07日 06:06撮影 by  iPhone 8, Apple
6
3/7 6:06
会津駒ヶ岳が近く見える
恋ノ岐川の源流部
2023年03月07日 06:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/7 6:14
恋ノ岐川の源流部
上大倉沢へ
2023年03月07日 09:06撮影 by  iPhone 8, Apple
3
3/7 9:06
上大倉沢へ
シュプールが無い カチカチだった
2023年03月07日 09:12撮影 by  iPhone 8, Apple
5
3/7 9:12
シュプールが無い カチカチだった
国道352号線
2023年03月07日 09:47撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/7 9:47
国道352号線
只見川横断(橋で)
2023年03月07日 10:55撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/7 10:55
只見川横断(橋で)
トボトボ歩く
2023年03月07日 11:07撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/7 11:07
トボトボ歩く
奥只見湖(銀山湖)という名の大津岐川と只見川の出合
2023年03月07日 11:48撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/7 11:48
奥只見湖(銀山湖)という名の大津岐川と只見川の出合
明日下山なのに食料めっちゃ余ってる
使いかけのガスを持ってきてしまったので、田中幹也方式にして朝晩クッキーなどでお湯を使ってなかった
2023年03月07日 16:30撮影 by  iPhone 8, Apple
7
3/7 16:30
明日下山なのに食料めっちゃ余ってる
使いかけのガスを持ってきてしまったので、田中幹也方式にして朝晩クッキーなどでお湯を使ってなかった
月夜の晩に
2023年03月08日 05:43撮影 by  iPhone 8, Apple
3
3/8 5:43
月夜の晩に
平ヶ岳、あそこから来た。
2023年03月08日 06:01撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/8 6:01
平ヶ岳、あそこから来た。
稜線はすぐそこ
2023年03月08日 06:50撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/8 6:50
稜線はすぐそこ
南会津の山が見えて落ち着く
丸山岳〜高幽山〜坪入山〜窓明山
2023年03月08日 08:06撮影 by  iPhone 8, Apple
5
3/8 8:06
南会津の山が見えて落ち着く
丸山岳〜高幽山〜坪入山〜窓明山
去年滑った中門沢
2023年03月08日 08:18撮影 by  iPhone 8, Apple
3
3/8 8:18
去年滑った中門沢
最後のピークへ
2023年03月08日 08:30撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/8 8:30
最後のピークへ
会津駒ヶ岳
2023年03月08日 09:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/8 9:14
会津駒ヶ岳
下山
2023年03月08日 10:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/8 10:15
下山
下山しても秘境。それが檜枝岐。
バス→バス→タクシーと乗り継いで只見駅へ。
2023年03月08日 12:50撮影 by  iPhone 8, Apple
6
3/8 12:50
下山しても秘境。それが檜枝岐。
バス→バス→タクシーと乗り継いで只見駅へ。
事前に調べたときは大丈夫だったが、入山中に運休になって帰れなくなる
Wakaに泣きついて迎えに来てもらった…
2023年03月08日 15:44撮影 by  iPhone 8, Apple
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3/8 15:44
事前に調べたときは大丈夫だったが、入山中に運休になって帰れなくなる
Wakaに泣きついて迎えに来てもらった…
撮影機器:

装備

個人装備
ブーツ:DYNAFIT TLT SPEEDFIT スキー:BLIZZARD SPUR 159cm 146-125-130mm ビンディング:G3 ZED12 (ブレーキ無し) ロープ:6.5mm 25m(未使用) 懸垂セット(未使用)

感想

3/3(金) 晴れ 清水(7:15)〜巻機山(12:00)〜三ツ石山手前Co1420(15:00)
牛ヶ岳を越えるとカチカチ。
奈良沢へ落としてから登り返す方が良かったかもしれないと思いつつも今更面倒なのでゴリ押す。雪庇の下の風が避けれそうな場所を見つけて泊。

3/4(土) 風雪→ホワイトアウト 停滞
出発するも、ホワイトアウトして吹雪いてきたので、出発地点まで戻って待機。回復しないので停滞。

3/5(日) 晴れ C2(6:15)〜小沢岳(10:15)〜小穂口沢南沢〜本谷山南尾根〜十分沢〜越後沢出合(15:20)
三ツ石沢はラッセルになりそうだったので稜線を行く。
クトーを付けて進んでいたが捗らないので小沢岳までシートラ。
小穂口沢南沢の雪は会津朝日岳で経験したコンディションと同じだ。行ける。
山頂からダイレクトに滑り込む。斜度もキツくなく自分でも軽快に降りれた。
下部で釜が2つも3つも出てくる。横着して釜の端をトラバースしたら落ちそうになった。その後はちゃんとシールを付けて高巻き。
本谷山南尾根を登ると小沢岳に自分のシュプールがひとつだけ見える。
下手くそなりに頑張って滑った証が山頂から続いていたことが喜ばしかった。
越後沢左俣下部はデブリだった。稜線からは十分沢へ向けて滑り、越後沢出合へ。
利根川本谷は割れすぎている。先のことは明日考えよう。
出合で水を汲むも、戻る時に滑ってドボン。ブーツがびしょ濡れ。

3/6(月) 雪→ガス→晴れ C3(5:50)〜歩き尾根取り付き(7:00)〜剱ガ倉山(14:15)〜平ヶ岳(16:20)〜池ノ岳手前(16:30)
ガスと雪。割れた沢に険悪な雰囲気が利根川に漂う。
深淵に相応しい雰囲気だが、ルート取りに右往左往。ラッセルしながら時間をかけて右岸をトラバースして行く。剣ガ倉沢出合も割れていて、取り付きまで1時間もかかった。
ここからも試練で、バリズボの太もも〜腰のラッセルで進まない。やめたくなるが、やらないと帰れない。ギャップを超えて這い上がるとようやくシール歩行。
標高をあげるもガスが抜けない。剱ガ倉山の下りをホワイトアウトの中やりたくないので、昼前だがイグルーを作る。完成した頃に晴れ間が出てきて、ガスが抜けてきた。しばらく経てば稜線も晴れそうなので出発。ちょうど剱ガ倉山に着く頃に晴れ渡り、平ヶ岳までのんびり進む。平ヶ岳は過去に3回狙うも(厳冬期2回、沢登り1回)行けなかったので初の山頂。池ノ岳の手前まで滑って、風が避けられる場所で泊。

3/7(火) 晴れ C4(5:40)〜池ノ岳〜台倉山〜上台倉沢〜R352(9:30)〜スクノウシロ沢左岸尾根Co1250m(16:00)
日の出と朝焼けが見たくて上で泊まったが、標高2000mオーバーだったので寒くて寝れなかった。池ノ岳に登ると会津駒ヶ岳がすぐそこに見える。行ける。
恋ノ岐川の源頭へ滑り込むもターン不能のスーパーモナカで派手に転ぶ。そそくさと尾根に逃げて斜滑降。
上台倉沢の上部はクラックがあったので、少し高度を落としたコルからドロップし、カチカチとモナカを気合いで滑り切る。R352に合流して水を汲む。沢で汲んでばかりなのでこの山行では一度しか雪から水を作っていない。
R352は硬い。当初は赤岩平から山越えしようと思っていたが、国道を歩いた方が速そうなので辿ることにした。銀山湖はだいぶ減水していて、昨年の田子倉湖を思い出した。
尾根までは沢筋をつめる。グサグサすぎて大変なザラメラッセル。標高差400mに2時間かかって乗り上げた。尾根上もグサグサ雪なので硬くなってから行くことにして泊。

3/8 (水) 晴れ C5(3:50)〜中門岳(8:30)〜会津駒ヶ岳(9:10)〜檜枝岐(10:05)
早めに出発。ヘッドライト無しで月に照らされたブナ林を歩く。とても良い時間だ。
燧、至仏、平、越後駒と百名山がズラリと並ぶ。今向かう会津駒も、出発地点の巻機山も百名山だ。人が選んだ山だけれど、これらは文句なしの名峰達だ。
1600mからアイゼンでバリズボしながら400mあげる。
稜線へ出ると馴染みの顔が迎えてくれた。久しぶり。
振り返ると平ヶ岳がずいぶん遠くに見える。昨日、向こう側から駒を見た時は近いと感じたのに不思議だ。
会津駒ヶ岳が近づくと寂しくなる。食料的にも天気的にもあと数日は縦走できそうだが満足だったので降りる。
駒からの雪はカリカリ、モナカ、ズタズタ、激重。けれど関係ない。
至福の滑走をして1時間で登山口に。

--

僕らは便宜上、「南会津」「尾瀬」「上越国境」「越後三山」「奥只見」「奥利根」「会越国境」などと山域を呼ぶが、それらはまるっと"越後山脈"だ。
この越後山脈は本州屈指の広さでありながらも実は狭い。
昨年のGWにも感じたことだが、もっと長く山いるためには「里に降りないように」移動する必要があり、「歩かないと里に降りれない」ほど広くはない。
そこに僅かながら寂しさがあった。
けれどこの山域の核が奥深いことには変わりない。
まだまだ深淵を知りたい。

天気に恵まれ奥利根の窓が開いた充実の6日間だった。

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