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Yamareco

記録ID: 5270507
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳(ツアーコース)タイムアウト

2023年03月14日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:00
距離
10.0km
登り
703m
下り
1,216m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
1:08
合計
6:41
距離 10.0km 登り 737m 下り 1,220m
かなり時間をロスした
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
松本→新島々
新島々→乗鞍スキー場
リフト3本乗継、かもしかリフト最上部へ
コース状況/
危険箇所等
新雪あり、スノーシュー推奨だが急登急坂はアイゼンのほうがいい。だがツボ足になって疲労困憊する、頻繁に履き変え推奨だが難しいでしょう。ワカンはボコボコにされたゲレンデには有利かも。
Mt.乗鞍スノーリゾート。バス停降りて正面入ってすぐチケット売り場。3回分1800円購入。
2023年03月14日 09:19撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 9:19
Mt.乗鞍スノーリゾート。バス停降りて正面入ってすぐチケット売り場。3回分1800円購入。
最初のリフトはチケット売り場正面にこじんまりとある。
2023年03月14日 09:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 9:20
最初のリフトはチケット売り場正面にこじんまりとある。
夢の平クワッドリフト
2023年03月14日 09:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 9:28
夢の平クワッドリフト
最後のかもしかリフト
2023年03月14日 09:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 9:38
最後のかもしかリフト
この霧氷に近い樹々がきれいだった
2023年03月14日 09:42撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 9:42
この霧氷に近い樹々がきれいだった
かもしかリフト最上部で準備。スノーシューでいくか
2023年03月14日 10:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 10:16
かもしかリフト最上部で準備。スノーシューでいくか
最初の急登へ
2023年03月14日 10:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 10:17
最初の急登へ
いきます
2023年03月14日 10:18撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 10:18
いきます
けっこうな急坂でスノーシューでは登りづらい。おまけに暑いから脱がないと。
2023年03月14日 10:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 10:32
けっこうな急坂でスノーシューでは登りづらい。おまけに暑いから脱がないと。
一枚に脱いで12本爪に換装。最初からこうしてれば、時間のロス
2023年03月14日 10:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 10:49
一枚に脱いで12本爪に換装。最初からこうしてれば、時間のロス
登り切ってまだ登る
2023年03月14日 10:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 10:55
登り切ってまだ登る
これがいわゆるツアーコースですか、どんどん登ります
2023年03月14日 11:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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これがいわゆるツアーコースですか、どんどん登ります
みえてきた。終始飛行機飛んでて飛行雲あったような
2023年03月14日 11:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 11:16
みえてきた。終始飛行機飛んでて飛行雲あったような
あそこいくのか〜
2023年03月14日 11:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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あそこいくのか〜
とにかくひたすら行く
2023年03月14日 11:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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とにかくひたすら行く
森林限界へ。でもまだある
2023年03月14日 11:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 11:50
森林限界へ。でもまだある
なだらかにみえるが結構登る。足がとられる
2023年03月14日 11:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 11:51
なだらかにみえるが結構登る。足がとられる
位ヶ原山荘への分岐。
2023年03月14日 12:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 12:06
位ヶ原山荘への分岐。
ツアーコースはこのあたりで終点だったと
2023年03月14日 12:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 12:06
ツアーコースはこのあたりで終点だったと
ちょい急坂になる。
2023年03月14日 12:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 12:06
ちょい急坂になる。
振り返る
2023年03月14日 12:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 12:06
振り返る
ここでアイゼン+ワカンを装着。やりづらくて時間のロス。おとなしくスノーシューのほうがよかったかも
2023年03月14日 12:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 12:32
ここでアイゼン+ワカンを装着。やりづらくて時間のロス。おとなしくスノーシューのほうがよかったかも
そして位ヶ原、ひらけたところへ
2023年03月14日 12:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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そして位ヶ原、ひらけたところへ
おおっと
2023年03月14日 12:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 12:39
おおっと
ひたすら
2023年03月14日 12:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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ひたすら
登る。この先幕営している人がいた。
2023年03月14日 12:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 12:44
登る。この先幕営している人がいた。
あそこまでいけるだろうか
2023年03月14日 12:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 12:52
あそこまでいけるだろうか
真ん中あたり3人くらい歩いている。パーティか
2023年03月14日 12:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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真ん中あたり3人くらい歩いている。パーティか
また飛行機
2023年03月14日 13:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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また飛行機
肩の小屋口のトイレ小屋屋根みえる。はるか上に肩の小屋屋根もみえる。摩利支天を降りる人も
2023年03月14日 13:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 13:15
肩の小屋口のトイレ小屋屋根みえる。はるか上に肩の小屋屋根もみえる。摩利支天を降りる人も
みえていても長いんだ
2023年03月14日 13:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 13:39
みえていても長いんだ
風が強くなる。トレースが消える。このあたり視界不良時は方向がわからなくなる。大きなポールがいくつかあるが、
2023年03月14日 13:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 13:39
風が強くなる。トレースが消える。このあたり視界不良時は方向がわからなくなる。大きなポールがいくつかあるが、
摩利支天が〜、トイレ小屋までいって(長かった)小休止して考える。もうこんな時間。肩の小屋までもうすぐだが、剣が峰まで往復できるだろうか。
2023年03月14日 13:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 13:39
摩利支天が〜、トイレ小屋までいって(長かった)小休止して考える。もうこんな時間。肩の小屋までもうすぐだが、剣が峰まで往復できるだろうか。
とりあえず水、非常食、防寒着のみ持ったほぼ空身で肩の小屋までいこうとしたが、これが急登。そして登り切った手前で剣が峰まで往復にはタイムアウトと断念
2023年03月14日 14:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 14:22
とりあえず水、非常食、防寒着のみ持ったほぼ空身で肩の小屋までいこうとしたが、これが急登。そして登り切った手前で剣が峰まで往復にはタイムアウトと断念
ああひたすらな世界だここは、もはや時間切れ
2023年03月14日 14:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 14:22
ああひたすらな世界だここは、もはや時間切れ
デポしたトイレ小屋まで降りる。
2023年03月14日 14:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 14:22
デポしたトイレ小屋まで降りる。
景色を望みながら、これがけっこうな急坂だった
2023年03月14日 14:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 14:22
景色を望みながら、これがけっこうな急坂だった
おお
2023年03月14日 14:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 14:22
おお
おりていく
2023年03月14日 14:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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おりていく
快晴なのに、、、雪に思ったより難儀し、最終バスの時間が遅いから甘く見たのもいけなかった。なんとも情けない
2023年03月14日 14:22撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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快晴なのに、、、雪に思ったより難儀し、最終バスの時間が遅いから甘く見たのもいけなかった。なんとも情けない
戻るのもけっこうな急坂に足をとられる
2023年03月14日 14:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 14:26
戻るのもけっこうな急坂に足をとられる
快晴なのに、残念な撤退。まあペース配分など間違えるとこんなことになるとか戒めになれば幸甚ですけど。また飛行機が、
2023年03月14日 14:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 14:43
快晴なのに、残念な撤退。まあペース配分など間違えるとこんなことになるとか戒めになれば幸甚ですけど。また飛行機が、
スノーシューに履き替えようかと思ったがこのままいく
2023年03月14日 14:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 14:49
スノーシューに履き替えようかと思ったがこのままいく
撤退きめたらのんびりいきましょー
2023年03月14日 14:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 14:49
撤退きめたらのんびりいきましょー
360度景色を拝みながら
2023年03月14日 14:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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360度景色を拝みながら
おおおお
2023年03月14日 14:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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おおおお
風が強いと危険だなここは
2023年03月14日 14:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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風が強いと危険だなここは
ずっと
2023年03月14日 14:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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ずっと
見回す
2023年03月14日 15:01撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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見回す
そして下山に
2023年03月14日 15:05撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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そして下山に
とにかく終始急坂だった。こんなとこ登って来たかと感心するほど、スキーヤーが荒らしたのを下るのに難儀した
2023年03月14日 15:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 15:09
とにかく終始急坂だった。こんなとこ登って来たかと感心するほど、スキーヤーが荒らしたのを下るのに難儀した
位ヶ原分岐
2023年03月14日 15:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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位ヶ原分岐
来るときはこんな荒れてなかったんだけど
2023年03月14日 15:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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来るときはこんな荒れてなかったんだけど
ひたすら下る
2023年03月14日 15:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 15:23
ひたすら下る
急坂
2023年03月14日 15:36撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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急坂
急坂まあまああるきづらかった。こういうとこはワカンのほうがいいかも
2023年03月14日 15:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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急坂まあまああるきづらかった。こういうとこはワカンのほうがいいかも
ひたすら
2023年03月14日 15:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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ひたすら
最後の下り。ここを降りるとかもしかリフト上部へ。こんな荒れてなかったよな〜どんだけ大勢が降りたんだって感じ
2023年03月14日 15:52撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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最後の下り。ここを降りるとかもしかリフト上部へ。こんな荒れてなかったよな〜どんだけ大勢が降りたんだって感じ
ゲレンデ下山は迂回から始まる
2023年03月14日 16:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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ゲレンデ下山は迂回から始まる
だが誰もいない
2023年03月14日 16:10撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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だが誰もいない
かもしか下部からはゲレンデの端を行く。
2023年03月14日 16:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 16:13
かもしか下部からはゲレンデの端を行く。
時間があればこっち散策しにいきたかったが
2023年03月14日 16:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 16:20
時間があればこっち散策しにいきたかったが
2023年03月14日 16:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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一部リフトと交差する場所などスキーヤーがいたら注意を。
2023年03月14日 16:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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3/14 16:24
一部リフトと交差する場所などスキーヤーがいたら注意を。
ひたすら下り〜16時半で営業は終了
2023年03月14日 16:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
3/14 16:32
ひたすら下り〜16時半で営業は終了
夢の平まで降りたらもうすぐ。最後のリフト下チケット売り場に到着したのはちょうど17時。おしまい
2023年03月14日 16:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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3/14 16:44
夢の平まで降りたらもうすぐ。最後のリフト下チケット売り場に到着したのはちょうど17時。おしまい
ちょっとふてくされて駅弁買ってあずさでのんびり帰りました。またの機会に。

山は逃げない。んだけど、行けないんだよなそんな頻繁には
2023年03月14日 20:14撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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3/14 20:14
ちょっとふてくされて駅弁買ってあずさでのんびり帰りました。またの機会に。

山は逃げない。んだけど、行けないんだよなそんな頻繁には
撮影機器:

感想

今期最後の雪山は3000メートル級でも容易で、夏道はいけないが冬はスキー場のリフト利用で上部まで行ける乗鞍岳を計画。それでも夏と比べてかなりの高低差を登ることになるが、

なのでやはり時間的余裕が欲しい。周辺の位ヶ原山荘が営業しており、泊まって朝早く出立してアタックしようと予約フォームから予約したのだが、

あいにく予約日は下山日で休みとのこと、さてどうするか、松本駅前泊の新島々駅始発バスならギリギリいけそうかも、最終バスが18時22分と山のバス停にしてみたら遅くまであるので行けるかもと考えたのだが。
 
当日はリフト上部でいろいろ準備、出発は写真の記録では10時16分。例によって低体温症を怖れて厚着。だが登りは汗かいてたまらず、すぐに脱ぐ。全くいつになったら学習するのか。おまけにスノーシューでの突破を試みたが急登では爪が甘く、アイゼンに履き変える。これでかなりの時間をロスした。

トレースはあるが完全ではないのでやはりツボ足になり、急登では体力を消耗する。また、いろいろ備えたザックが重いのも問題。新調したワカンも試したく持参。スノーシューも含めてデッドウエイトありすぎ。

全くこれもいつになったら同じこと繰り返すのかと。なんとかせんと。

とにかく登りと雪に足とられて難儀する。立ち止まり多すぎ、先行者は数えるほど、一切追い抜きどころか肩の小屋見上げるようになるまでみかけなかった。   

位ヶ原山荘分岐にようやく到着。ここからトラバースするように50分かかるとのこと。直線上の途中にある山小屋じゃないから総合距離少なくしたいと思ったらやめた方がいい。だが朝早く立てるので時間にはかなり余裕ができる。そう思ったが、

普段は積極的には山小屋泊まりはしないがやむを得ないと判断して予約した時に限って休みなんだな。ここに泊まれば全てうまく行ったかも。

さて位ヶ原山荘分岐からはさらにまた登る登る。ツボ足になるところもあり、足を取られる。ついにアイゼンにワカンのダブル装着。いや急坂が終わればスノーシューのがよかったかも。

位ヶ原あたりはひらけてて視界不良時は方向わからずリングワンダリングになるらしい。このあたりで風が強くなる。トレースが消える。ご注意を。わずかな木々の間に幕営してる人がいた。

夏道のバス停のトイレ小屋は見えていてはいるものの歩いて向かってその到着が長かったこと。ワカンでも時折ツボ足に。摩利支天に登り降りしてる人が多くいた。はるかバリルートっぽいところを歩いているパーティも。どうやって登るつもりだったんだろう。  

さて時間は14時になりそうに。こればだめだ、15時までに剣ヶ峰到着から下山に入れば18時22分のバスに間に合うと考えたが未だ肩の小屋にも到着していない。もはや撤退が頭をよぎる。なんとか荷物をデポしてほぼ空身で剣ヶ峰を往復することも考えたが、試しに肩の小屋まで空身に近い状態で向かう。

だがこりゃだめだ、肩の小屋までは急登で疲労困憊の身には難儀する。もはや荷物の重さではない。登り切って肩の小屋が見えて少し歩いたところで撤退を決断。

もし肩の小屋が避難小屋として利用できれば、寝袋こそないがツエルト、着替えから防寒着、食料、ガス、カイロまであるので利用したかも。

帰りはリフト利用できないからその分も加味して下山は頂上から3時間としたが、肩の小屋から剣ヶ峰往復には早くて2時間。実際はもっとかかるでしょう。16時〜17時あたりでの下山開始ではバスに間に合わない。

あー撤退撤退。夏場は最も簡単な3000メートル級と言われた山で撤退です。冬季では難易度が違いますが。意図的にのんびりしたつもりもないが、最終バスが18時過ぎなのでいくらなんでも余裕だろうと考えたのが甘かった。

まあしょうがない。デポしたトイレ小屋に戻り小休止。体力はともかく時間が足りないのはやむを得ない。時間さえあればまだ余力はあった。タクシー呼んでもいいとしても下山途中暗くもなってきます。ゲレンデは暗くても歩けるとは思うが。いろいろ考えたが改めて出直すことに、撤退です。

これは数年前の安達太良山以来。しかし安達太良山は最頂上にいけなかったというものであり、記録上は頂上に立ってます。しかもこんな肩の小屋にもわずかな距離で到達できない体たらく、何のために登ったのか、雪山はこんなことはよくあることでしょうけど、快晴なだけに、なんでこんなことに感が拭えない。こんなのレコにも乗せるのも恥ずかしいくらい。まあ雪山ということもあり、雪で難儀、ペース配分など間違えるとこんなことになるとか戒めになれば幸甚ですけど。

さてアイゼンにワカンのダブルのまま下山します。安達太良山ではダブルで相当はやく降りた記憶が。復路は急坂も往路より道が荒れているので以外と難儀した。こんな急坂登って来たのか関心したほど。かもしかリフト上部到着まで結構時間かかった。

かもしかリフトからはゲレンデを。ゲレンデは気温が低くなったのか圧雪がさらに固くなっているところもあり、そのままワカンで降りる。スキー場の係員がうるさくて、登山者は迂回して下さい、とかもうほぼ営業終了で誰もいないだろうって。

誰もいないゲレンデをひたすら下る。ところどころ急坂なところもあったが休憩もせず突破。17時ちょうどチケット売り場まで戻りました。無事下山。

ああ18時22分までバス待つことになるけど。ろくに食事もしてないのでお湯沸かしてカップヌードルリフィルとお茶でも飲んでゆっくりと。こういう時に限ってバス停に小屋みたいなんがない。ベンチだけ。まあないよかまし。防寒着を着れば寒くはなく、ガスつけてちょっと暖まってました。10分ほど前にバス到着。

新島々から松本へそれからあずさでのんびり帰りました。今回残念な結果になりましたが損したのは費用だけでそれなりの経験もしたのでよしとしましょう。リベンジは必ず果たしたいですが。






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