丹波篠山の多紀アルプス（御嶽、西ヶ嶽、小金ヶ嶽）を周回

2014年10月11日(土) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,202m
• 下り: 1,210m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:54
• 合計: 5:46

距離 12.4km 登り 1,207m 下り 1,211m

7:21 多紀連山登山者駐車場（無料）
7:59 鳥居堂跡
8:09 8:12 大岳寺跡
8:37 8:42 三嶽
9:22 9:28 西ヶ嶽
10:12 10:16 三嶽
10:41 10:46 大たわ広場
11:23 11:53 小金ヶ嶽
12:04 12:05 迷い込みやすい谷
13:03 駐車場
13:07 ゴール地点

万歩計では21000歩程度
次週参加予定の仙人ハイク訓練の為、小走りを含めたペースになっています。

天候

曇りのち晴れ
風7〜8m/sぐらい（稜線上ではゴーゴーなっていて結構強かった）、山頂の気温は15℃程度

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■ルート：
国道372号から篠山市内へ入り県道301号の城北交差点を東へ
畑郵便局を左折（北へ）し火打岩バス停方面へ
■駐車場：
多紀連山登山者駐車場(無料30台程度駐車可)を利用。
朝7時30時点で0台、13時に戻ってきて3台でした。
（トイレはさらに北に進むと大タワ広場駐車場にあり）

コース状況／危険箇所等

大たわ広場から御嶽、大たわ広場から小金ヶ嶽は人気ルートで踏み跡も明瞭なので迷うことはありません。小金ヶ嶽から小金口のルート、御嶽から西ヶ嶽のルートで踏み跡が不明瞭でルートが判り難い箇所がいくつかありました。
1ニョロ(小金ヶ嶽〜小金口の沢沿い)、0ヒルでした。

■御嶽登山口（火打岩付近）〜御嶽山頂
駐車場から少し南へ歩くと「御嶽登山口」と標識があり、民家と民家の間に「三岳登山口」の標識があります。
少し行くとシカ除けのゲートがあり、入ると杉林の上りになります。
水のみ場（今は水は無いようです）を過ぎると、岩の険しい道も所々出てきます。
■御嶽山頂〜西ヶ嶽山頂
それほど歩かれていない様子で、誰ともお会いすることはありませんでした。尾根づたいなのでそれほど迷う心配はないかもしれませんが、ルートの判り難い岩交じりの箇所がありました。急な上り下りはありますが、危険な箇所は特にありませんでした。
■御嶽山頂〜大たわ
ひたすら下りで、途中、岩場や鎖も所々にありました。後半はひたすら階段でした。2人のかたとすれ違いました。御嶽へ登るのに一番近い登山ルートでもありよく整備されています。
■大たわ〜小金ヶ嶽
杉林を抜けると多紀アルプスの核心部である岩稜地帯です。鎖場が度々現れ、鎖で岩をトラバースするようなところもあり、足場に注意が必要です。高度感もあり、とても楽しい岩の尾根歩きができるところでもあります。
4人ぐらいの方とすれ違いました。
■小金ヶ嶽〜小金口
岩混じりのルートを下っていきますが、途中、ルートが不明瞭なところもあります。福泉寺跡から荒れた斜面を下って少しすると、沢沿いに出ますが、沢の岩がかなり滑りやすい箇所もありました。プチ沢歩きが楽しめます。
3人ぐらいの方とすれ違いました。

その他周辺情報

■温泉：
こんだ薬師温泉「ぬくもりの郷」
<http://yume-konda.com/>
大人700円
※サウナ、水風呂、露天風呂（大小）あり

写真

10/11 7:18

多紀連山無料駐車場に一番乗りでした。準備をして出発です。ここから車道を南に少し下っていきます。

10/11 7:25

民家のあるところに、登山口の標識があります。写真右手に入っていきます。

10/11 7:25

民家の家の間に入口があり、ここから入っていきます。

10/11 7:27

少し進むとシカ除けのゲートがありました。ゲートを開けて登山道に入ります。

10/11 7:28

しばらく杉林を登っていきます。最初はきちんと階段がついていていました。

10/11 7:44

尾根に出ました〜。多紀アルプス修験の道を御嶽方向に向います。

10/11 7:57

イノシシでしょうか、登山道の脇を掘り返している箇所が何箇所もあります。

10/11 7:58

鳥居堂跡です。昔は修験者が往来してしていたんでしょうか。説明が書いてありますが、消えかかっていてよく判りません。

10/11 8:06

栗が沢山落ちています。秋ですね〜。

10/11 8:08

水は見当たりませんが、水のみ場のようです。昔は水があったんでしょうか。

10/11 8:09

水のみ場からの上りは、わかりにくいですが、左に曲がり、写真の方向に進みます。

10/11 8:12

大岳寺（ミタケジ）跡です。吉野の山伏に焼かれてしまったようです。

10/11 8:15

熊の爪あとでしょうか。

10/11 8:24

岩尾根にでて展望が開けてきました。気持ちいいですね〜。

10/11 8:24

ガスっていますが、尾根の西側には、西ヶ嶽が見えてます。

10/11 8:26

岩の中に地蔵さんが納められてます。合掌！

10/11 8:29

雲がかかっていますが、東側には小金ヶ嶽も見えました。

10/11 8:30

景色が良さそうだったので、巻き道もありましたが、岩稜尾根を少しよじ登ります。でも、ガスガスでした。

10/11 8:35

山頂下の避難小屋（東屋）です。奥に仮設トイレもあります。

10/11 8:37

石室の脇で分岐を左にいくと、すぐに頂上です。

10/11 8:39

御嶽山頂、ガスってます。

10/11 8:40

山座同定盤と、一等三角点。ここでは休憩せず、ガスってなにも見えないので、すぐに西ヶ嶽に向います。

10/11 8:43

御嶽山頂の直下で、めちゃ立派なすっぽん茸。

10/11 8:43

周りに少し小さめですが沢山ありました。

10/11 8:47

西の覗。うーん、もやっとガスでよく見えません。

10/11 8:52

進んでいくと少し青空も見え始めました。いい感じ〜。

10/11 8:53

西ヶ嶽方面も岩尾根が結構あります。

10/11 8:58

西ヶ嶽がすぐそこに見えてます。今から行くよ〜。

10/11 9:02

栗柄奥バス停方面への分岐点。

10/11 9:20

西ヶ嶽の山頂付近は、木が切ってあり眺めが良さそう。誰もいません。独り占めです。

10/11 9:20

着きました〜。西ヶ嶽の山頂。天気が良くなり始めました。

10/11 9:21

御嶽を振り返ります。

10/11 9:21

北側の景色。気持ちいい。

10/11 9:29

少しだけ紅葉が始まっているようです。

10/11 9:30

歩いてきた尾根と奥に御嶽。さてと、休憩もしたし戻りますか。

10/11 9:48

この尾根道には、岩稜の険しいところも少しだけあります。

10/11 10:08

尾根を倒木が通せんぼしている部分。逆（右）から巻きます。

10/11 10:11

御嶽の山頂直下まで戻ってきました。

10/11 10:13

御嶽の山頂の山座同定盤です。少し壊れかけていますが、まあ、読めます。今日は遠くは見えません。

10/11 10:18

先ほどはガスっていましたが、西ヶ嶽から御嶽に戻ってきたら晴れました〜。スカッと北側の景色です。

10/11 10:20

御嶽山頂から少し東に行くと、石室です。

10/11 10:21

温度計がありました。16℃です。

10/11 10:22

石室のところで、今日初めて登山者と出会いました。なんだかホットします。

10/11 10:23

小金ヶ嶽方面もガスがとれてきました。

10/11 10:25

尾根上の倒木。台風の影響でしょうか。

10/11 10:28

こちらは西ヶ嶽方面と違い、広い尾根道が多いです。

10/11 10:30

鎖場もあります。

10/11 10:34

大たわへの下りの後半戦は長い階段。結構膝にきます。

10/11 10:37

きれいな、ナメコのようなきのこ。色が鮮やかで遠くから見えました。

10/11 10:41

大たわ広場に着きました。トイレがあったのでお借りしました。

10/11 10:42

駐車場脇の多紀連山の地図です。ここの駐車場も結構広いです。10台位、駐車してました。

10/11 10:44

さてと、ここから車道を下れば車を駐車しているゴール地点ですが、少し迷いつつも、予定通り小金ヶ嶽へ登りかえしますか。

10/11 10:46

ここから登っていきます。熊もいるんですね〜。栗とかいっぱい落ちてるし、今は冬支度で熊も忙しいでしょうね。

10/11 10:47

山は緑に水は清らかに。山よ緑よふる里よ。

10/11 10:54

杉林に光が差し込み、幻想的です。

10/11 10:55

スギヒラタケでしょうか。辺りに沢山あります。

10/11 10:57

きれいに整備された階段だ〜。もちっと歩幅があえばいいんですがね。。

10/11 11:08

これから向う尾根道。岩稜が険しそうです。

10/11 11:10

岩を巻くように鎖がかかってます。足を滑らせないように慎重に。

10/11 11:12

ぐぐっと登る鎖場も。

10/11 11:14

多紀アルプスの北？。よく読めませんが、素晴らしい眺望です。

10/11 11:14

通ってきた岩尾根と左側に御嶽。

10/11 11:16

さらに鎖場が続きます。

10/11 11:19

また岩尾根を振り返ります。

10/11 11:23

小金ヶ嶽山頂直下で、りっぱな苔。

10/11 11:24

小金ヶ嶽山頂に着きました〜。沢山の方々（10人位）が休まれてました。

10/11 11:25

北側の眺望が素晴らしい。

10/11 11:32

今日の昼食はニシコリのサイン入りカップヌードル。

10/11 11:38

山座同定盤。六甲山とかも見えるんですね〜。

10/11 11:39

筱見四十八滝方面。いつか全山縦走もやってみたいですね〜。

10/11 11:51

きれいに晴れて、気持ちのいい天気になりました〜。

10/11 11:52

さてと、下山します。小金口方面に向います。

10/11 11:57

足元が切れ立っているところに出ました。南側の眺望が素晴らしいです。

10/11 11:57

南側の眺望はこんな感じです。

10/11 11:58

西側は先ほど通った御嶽も見えます。

10/11 12:01

降りていくと、行き止まりのような箇所。この岩の向こうがルートでした。ちょっとわかりにくいです。

10/11 12:02

荒れているところもあります。

10/11 12:10

尾根道はここまで。ここから沢のほうに降りて行きます。

10/11 12:15

福泉寺跡。ここも大岳寺と同じ時期に焼かれちゃったとのことです。

10/11 12:16

福泉寺跡からの下りは、倒木で荒れてます。少し右から巻いたほうが下りやすいと思います。

10/11 12:17

下ったところから見上げてみました。荒れてます。

10/11 12:21

九輪草（クリンソウ）の群生地です。花の咲く春から梅雨の時期に訪れてみたいです。

10/11 12:22

九輪草（クリンソウ）をアップで。

10/11 12:26

このあたりから、沢沿いになります。

10/11 12:26

完全に沢歩きになっちゃいました。

10/11 12:30

流れる水は、まあまあきれいです。

10/11 12:34

にょろっと。ちょっと元気が無いようで、あまり動きませんでした。

10/11 12:42

沢沿いをおりていくと、シカ除けゲートがありました。

10/11 12:44

少し進むと車道に出ました。

10/11 12:45

いわやって店の駐車場です。登山者用の駐車場ではありません。

10/11 12:48

道端には、コスモスがきれいに咲いてました。

10/11 12:48

降りてきた御嶽を望みます。

10/11 12:51

無料駐車場への案内。

10/11 12:52

渡り鳥がいました。飛び立つ瞬間をパシャリ。

10/11 12:54

火打岩のバス停。

10/11 12:56

朝方は心配してましたが、天気が持って良かった。

10/11 12:58

御嶽の登山口まで戻ってきました。もう少しで駐車場です。

10/11 13:05

駐車場に戻りました〜。お疲れ様〜。車が2台増えてました。

10/11 14:40

おまけ1。
帰りに立ち寄った、こんだ薬師温泉。露天風呂が広くて気持ちよかった。このあたりでは人気のようで、人もかなり多かったです。

10/11 20:22

おまけ2。
帰りに露店販売していた黒枝豆。帰ってビールをプシューってやりながら戴きました〜。

撮影機器：

Canon PowerShot SX230 HS Canon

ISW11SC SAMSUNG

装備

個人装備

ドライレイヤー上 長袖のドライ服(行動着) 夏用長ズボン 登山用靴下 ミドルカット登山靴 ツバ広帽子 ウィンドブレーカ(朝方のみ) アウター上(着用せず) レイン下(着用せず) ゲイター(着用せず) LEDヘッドランプ ラジオと鈴 テーピングテープ・絆創膏等 ヒル下がりのジョニー 日帰り用ザック 水600mlx2本（2本を使用） 行動食ナッツ

共同装備

ラーメン ガスストーブ

感想

ganmar88

台風19号が近づいてきている中、3連休の土曜日だけ天気が持ちそうだったので、以前より気になっていた丹波篠山の多紀連山へ。多紀アルプスの三岳って主峰の御嶽（793m）を中心に東の小金ヶ嶽（726m）、西の西ヶ嶽（727m）の3峰を指すとのことで、御嶽、小金ヶ嶽の周回ルートに加えて西ヶ嶽にも足を延ばしました。
朝のうちは天気が思わしくなく、ガスっていましたが、西ヶ嶽にピストンし御嶽へ戻ってくるとガスがとれて、気持ちのいい眺望を見せてくれました。
アルプスと呼ばれているだけあり、主稜線上は気持ちのいい尾根歩きができました。岩場や鎖場もありワクワクドキドキの岩稜歩きも楽しめました。
御嶽〜西ヶ嶽のピストンを過ぎるまでは、誰とも会わなかったので、最近は、あまり人気が無いのかなとも思っていましたが、大たわ広場へ降りると沢山（10台位だったかな）の車が駐車しており、ここから御嶽、小金ヶ嶽に結構登られているようでした。
今回、紅葉には少し早かったかなという感じでしたが、尾根歩きは十分に楽しめました。多紀アルプスは、九輪草（クリンソウ）が有名で、全山縦走（四十八滝〜栗柄）コースもあるとのことなので、また、そのうち訪れたいと思います。
また、今回丁度、丹波の黒枝豆が旬の時期（篠山市内はかなり混雑してました）でしたので、帰りに買って、自宅でビールと一緒においしく戴きました。

コメント

miki920

おかえりなさ〜い
お天気もって良かったですね
私も何度か行ってるんですがまだクリン草に出会ってませんし、周回した時は小金ヶ嶽〜小金口の迷いやすいところでガッツリ迷って半泣きで迷走したのでリベンジせねばなりません

ganmar88

Re: おかえりなさ〜い
miki920さん、コメントありがとうございます。
小金ヶ嶽、ドキドキのカニ歩きの岩尾根が楽しかったです〜 。
レコの「この記録で登った山／行った場所」に、小金ヶ嶽山頂付近の「迷い込みやすい谷 」って出てきているんですが、確かにここ判りにくくなってました。先日は、ビニール紐で通せんぼしてあったので、写真76のところの岩を越えることに気が付きましたが、ビニール紐が無かったら私も「迷い込みやすい谷」のほうに降りてたかも 。。
白髪岳のほうにも、そのうち足を運んでみたいです 。