乗鞍岳は最高に青い空！

2023年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 09:36
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,425m
• 下り: 1,417m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:53
• 休憩: 0:38
• 合計: 9:31

距離 14.0km 登り 1,431m 下り 1,428m

5:59 乗鞍高原 第7 駐車場
7:51 7:52 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
9:25 9:30 ツアーコース終点
10:39 10:50 肩の小屋口
12:13 12:14 朝日岳（乗鞍）
12:29 12:29 蚕玉岳（乗鞍）
12:34 12:35 乗鞍岳頂上小屋
12:45 12:59 乗鞍岳
13:05 13:05 乗鞍岳頂上小屋
13:08 13:09 蚕玉岳（乗鞍）
14:10 14:16 肩の小屋口
14:38 14:39 ツアーコース終点
15:09 15:09 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
15:52 乗鞍高原 第7 駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

松本からレンタカー

コース状況／危険箇所等

前日にまとまった降雪があった為、新雪で足を取られやすいです。
山頂直近のトラバースは新雪が溜まっており、ワカンで歩きました。
下山時は踏み抜き痕跡が多数あり。
新雪と強風のため、体力がかなり奪われます。
スノーシューやワカンがないと相当ハードな山行日曜日なると思います。

その他周辺情報

近くに湯けむり館という日帰り温泉があり白く濁ったお湯に癒されました。

写真

日曜日は自宅でゆっくりするつもりでしたが、乗鞍岳がテンクラで快晴ということで、急遽山行を計画しました。

3/19 5:54

ピッケル、ストック、ワカン、アイゼンのフル装備で挑みます。

3/19 5:59

6時でまずまずの混み具合。
今回はソロなので、登山者が多い方が安心です。

3/19 6:17

斜面に新雪が積もっているので、
ワカン+アイゼンでスタートです。

3/19 6:33

距離も標高差＆標高も高いので、トレースがとても助かります。
トレースから外れると踏み抜きます。

3/19 6:54

立派な山が見えます。
しかし遠すぎ！

3/19 7:03

既にバテ気味。あんなところまで登れるんだろうか？
しかし、7割が山スキー目的ですね。
スイスイ登って行くので羨ましい。
あとワカンよりスノーシュー率がとても高い。
そちらもスイスイ登ってく→欲しい！

3/19 7:30

振り返ると雲海！

3/19 7:44

雲海だらけ

3/19 7:49

スキー場外の警告文。
山岳保険に入っておかないとえらいことになりそう

3/19 8:16

青空が濃い！
ここまで青いのは初めてかも

3/19 8:25

キレイ！でも遠い。えらく体力消耗。
心が折れるわ

3/19 9:14

警告版があちこちに

3/19 9:28

登り始めは斜度きつめですが、中盤は緩やかな斜面が続きます。しかしそれがとてつもなく長い！

3/19 9:31

そんな時は絶景を見て元気をだします。

3/19 9:33

新雪が疲れます。

3/19 9:43

森林限界を過ぎてようやく全容が、、
女性的で上品な形ですね〜。
しかし風がえぐい。

3/19 10:06

風速10m程度の予報でしたが、
先行者のトレースも風で消えていきます

3/19 10:14

きっとあれは、日本を代表する怖い山に違いない！かっこよすぎ！

3/19 10:41

どこを歩いても良いと思うのだけど、風と高度でバテバテなので、先行者のトレースをたどります。

3/19 10:41

スキーで滑ってみたい！

3/19 11:34

山小屋らしきものがありますが、若干遠回りになるので、体力的に余裕がないのでパス。
自分は辿り着けるのか？戻ってくる体力は残ってるのか？の自問自答が結構多かったです。

3/19 12:17

稜線へ到達！
爆風で低体温で動けなくなるのでは？という恐怖心。途中で汗かきすぎたかも、ペース落として汗出さないように心がけたつもりですが、心に余裕がなかったのかも。体温調整改善せねば！

3/19 12:17

標高3000近くの稜線。さすがに柔らかい雪は飛ばされるのでワカンは外しました。滑り落ちると止まらない感じだし。
しかし標高が高いから動くのが辛い

3/19 12:17

振り返ると迫力ある景色

3/19 12:18

寒い❄️とても寒い。かといってダウンを取り出す気力は、ない。

3/19 12:30

岩と氷の混じった部分を越えると山頂です。

3/19 12:30

ここから凄い風が吹きつけてくる

3/19 12:44

奥にみえるてっぺんに雪の積もった山。
単独峰なんですね。立派な形。

3/19 12:45

山頂にいたベテランおじさんに撮って頂きました。ありがとうございます！！

3/19 12:46

剣ヶ峰3026mもパチリ。

3/19 12:46

視界良くて良かった。
風凄いけど。ましな方なんでしょうね

3/19 12:53

凹んでるのは昔の火山口かしら？

3/19 12:53

この風除けのおかげで下山装備を整えることができました。感謝感謝。

3/19 12:53

今日初めて気付いたことは、低温の爆風で顔を冷やされると、大量の鼻水が出ることが分かりました。体力的にキツ過ぎて鼻水垂らしながら、処理する気力もなく歩きました。飛んだ鼻水が自分のグローブに糸状になって凍ってました。意外にキレイだった。

3/19 12:58

さあ下山です。

3/19 13:31

山頂付近が急登だった為、ピッケル&アイゼンで下山を試みましたが、踏み抜きが多く、バランスを崩しやすいので、途中でワカン&ダブルストックに切り替えました。そっちの方が安定した歩行ができる。

3/19 14:14

さよなら乗鞍岳。楽しかったよ。
良い勉強になったし、それに太陽がカッコいいし！
でもあと1000mくらい下山かな。

3/19 14:31

ヒップソリを持参しましたが、雪が多くて滑りませんでした。

3/19 15:26

ゴールまであと少し！

3/19 15:53

下山！

ありがとうございます

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

まさちゃん

テンクラの快晴予報の誘惑に負けての突然の山行。
乗鞍岳はピッケル練習にピッタリみたいな初心者的な表現をしてるサイトも有りますが、いや〜無理でしょ。高度と爆風と距離と変化する雪質。
途中で心が折れそうになりました。
稜線に出る前に準備することや、変化する雪質に合わせた道具の選び方など、いろいろ得るものもあったと思います。
ただし、今回の山行は、自分の中では体力的に安全登山では無かった感じなので、体力が尽きてもビバークできるような最終手段的な技術を身につけたいと思います。装備は持って来てるけど、使った事が無くて心の支えにならないんですよね〜。次のシーズンの課題です。
毎回反省だらけですが、それが楽しい！

コメント

minagen

肋骨折れてなかったら一緒に行きたかった

まさちゃん

minagenさん
次シーズン行こう！天候さえ選べば安全な山だと思うので、ステップアップにピッタリだわ。ワカンorスノーシューのデビューすることになるよ。