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Yamareco

記録ID: 5296637
全員に公開
ハイキング
関東

盛金富士と久慈川右岸の山々 奥久慈(バリエーションルート)

2023年03月21日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:56
距離
13.4km
登り
1,152m
下り
1,153m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:28
合計
8:54
5:54
41
6:35
6:38
111
8:29
8:29
79
11:55
12:09
69
13:18
13:22
86
14:48
天候 晴れのち曇り、時々軽いにわか雨
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下小川駅駐車場に停めて歩きました。
コース状況/
危険箇所等
盛金富士まではよく整備された登山道です。

盛金富士山頂からは登山道のないバリエーションルートです。ただし登はん要素はありません。やけに険しいところが出てきたら道を外している可能性が高いです。過去のヤマレコのトレース、地形図+GPSを用いて計画通りのルートを歩いていることを確認しながら進みます。

盛金富士西側からはテープマークを丁寧に追いながら慎重に進みます。ただし序盤浅い谷へ下って登り返す箇所はテープマークがありません。GPSの軌跡と過去のヤマレコのトレースなどを参考にしつつ登り返します。登り返すと再びマークが現れます。

登り返してからはP401までは緩やかな尾根歩きです。伐採点では眺望の利くところもあり、その点は快適なのですが、一方とげのある木が多数生えており、雨具などつるつるの生地の服に身を包まないと服を引っ掛けて破きます。

P401から町道にかけて下降していくルートには、ヤマレコのトレースにも現れない分岐点がいくつかあり、どちら側にもテープマークがありました。自分の計画しているルートがどちらであるかは地図とコンパス、あるいは地図とGPSを用いて確認します。ヤマレコのトレースが役に立ちます。

明瞭な踏み跡がルートでないこともあります。
四等三角点「沼ノ上」を目指す際には下り口を2度間違えて登り返しました。

四等三角点「沼ノ上」から廃道上に戻ってからは通常のルートを通らずに、町道の桧沢口方面へつながる林道を目指して、テープマーク沿いに下降しました。ここは最終的に伐採地沿いの斜面を下降します。さらに向かいは採石場になっており、登山者の危険と作業者の邪魔になることを考えると、平日は使わないほうがいいのではと感じました。

桧沢口あたりの町道から三等三角点「馬放平」(ばほうだいら)を目指すには、一見民家につながる指導のような舗装道路を上がります。やがて林道になり、林道は薮化しますが、尾根に乗る踏み跡とテープマークがあります。三角点までは踏み跡とテープマークが続いています。

P378の三等三角点「馬放平」(ばほうだいら)から最後の林道「南郷道(盛金峠)」へ出るまではテープマークもありません。地形図上の自分が計画した道筋と実際の地形を見比べ踏み跡を丁寧にたどります。多少藪はうるいさいですが、3月ではまだ薮をこぐというほどの深さではなく、踏み跡も何とか追うことができます。

馬放平の三角点から下って登り返した311mの小ピークからは、予定した計画と90度南側にずっと広くて快適な尾根が広がっており、完全に道間違えしてしまい、登り返しました。

GPSの場合電池切れが怖いので、入山前に充電しておき、予備バッテリーを用意します。ただし自分は今回比較的短時間で降りる予定でしたので、予備バッテリーは持ちませんでしたが、これはやや軽率でした。
歩き出すとすぐ、下高塚山の前衛峰の前衛峰が見えて、ピラミダルピークに心をわしづかみされたことを思い出す。そして前衛峰自体には西金駅でいつも興奮させてもらっている。
2023年03月21日 05:58撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 5:58
歩き出すとすぐ、下高塚山の前衛峰の前衛峰が見えて、ピラミダルピークに心をわしづかみされたことを思い出す。そして前衛峰自体には西金駅でいつも興奮させてもらっている。
この鳥居が盛金富士登山口。
2023年03月21日 06:01撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 6:01
この鳥居が盛金富士登山口。
しばらく歩くと伐採地の眺望点に出る。ここから見る男体山、長福山、奥久慈岩稜はすばらしい。
2023年03月21日 06:15撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 6:15
しばらく歩くと伐採地の眺望点に出る。ここから見る男体山、長福山、奥久慈岩稜はすばらしい。
手前に上下高塚山(左、右)、そして背景に男体山(右)と長福山(左)。
2023年03月21日 06:15撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 6:15
手前に上下高塚山(左、右)、そして背景に男体山(右)と長福山(左)。
北アルプスを見ているような感動を味わう。
2023年03月21日 06:16撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 6:16
北アルプスを見ているような感動を味わう。
倒木から新しい木々が育っている。
2023年03月21日 06:18撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 6:18
倒木から新しい木々が育っている。
何度も眺望を楽しむ。雲も出ていていい感じだ。
2023年03月21日 06:25撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 6:25
何度も眺望を楽しむ。雲も出ていていい感じだ。
盛金富士山頂の眺望はやや悪い。
2023年03月21日 06:34撮影 by  SH-M17, SHARP
1
3/21 6:34
盛金富士山頂の眺望はやや悪い。
三角点あり。
2023年03月21日 06:35撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 6:35
三角点あり。
盛金富士を過ぎると道はずっと薄くなる。テープが多数あり救われる。
2023年03月21日 06:43撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 6:43
盛金富士を過ぎると道はずっと薄くなる。テープが多数あり救われる。
写真に撮るといまひとつの眺望だが、肉眼では見たいところだけを見るという機能が働くので、向かいの稜線がよく見えて面白い。
2023年03月21日 06:50撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 6:50
写真に撮るといまひとつの眺望だが、肉眼では見たいところだけを見るという機能が働くので、向かいの稜線がよく見えて面白い。
このあたりは基本的にテープを着実に追えばよい。
2023年03月21日 07:06撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 7:06
このあたりは基本的にテープを着実に追えばよい。
この木の前を左に折れて谷へ下る。谷にはテープマークがないので、踏み跡とGPSと、過去のヤマレコのトレースと、そして地形から来る直感を頼りに進む。
2023年03月21日 07:08撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 7:08
この木の前を左に折れて谷へ下る。谷にはテープマークがないので、踏み跡とGPSと、過去のヤマレコのトレースと、そして地形から来る直感を頼りに進む。
再度テープが出てきてひと安心だ。
2023年03月21日 07:18撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 7:18
再度テープが出てきてひと安心だ。
盛金富士を振り返る。
2023年03月21日 07:20撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 7:20
盛金富士を振り返る。
杉の森に入る。
2023年03月21日 07:22撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 7:22
杉の森に入る。
倒木が目立った。
2023年03月21日 07:30撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 7:30
倒木が目立った。
空が開けてきた。
2023年03月21日 07:32撮影 by  SH-M17, SHARP
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3/21 7:32
空が開けてきた。
眺望点。これからたどるであろう尾根が目に入る。このときは改正で気持ちい。まさか雨が降るとは思っていなかった。
2023年03月21日 07:33撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 7:33
眺望点。これからたどるであろう尾根が目に入る。このときは改正で気持ちい。まさか雨が降るとは思っていなかった。
針山になった広葉樹林を見るのは楽しい。
2023年03月21日 07:35撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 7:35
針山になった広葉樹林を見るのは楽しい。
景色がよくて足が止まる。ところでここはとげのある木が多数生えていて歩くのが難儀した。暑いが、藪こぎ用レインウェアを着ることにした。
2023年03月21日 07:35撮影 by  SH-M17, SHARP
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3/21 7:35
景色がよくて足が止まる。ところでここはとげのある木が多数生えていて歩くのが難儀した。暑いが、藪こぎ用レインウェアを着ることにした。
この冬いく度となくいやしてくれたドライフラワ。
2023年03月21日 08:06撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:06
この冬いく度となくいやしてくれたドライフラワ。
P401へ向けて登りが始まる。
2023年03月21日 08:18撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:18
P401へ向けて登りが始まる。
つつじが咲き始めている。
2023年03月21日 08:25撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:25
つつじが咲き始めている。
ひと登りする。
2023年03月21日 08:28撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:28
ひと登りする。
P401
2023年03月21日 08:29撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:29
P401
境界標?あり。
2023年03月21日 08:29撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:29
境界標?あり。
P401を過ぎるとどちらにもテープマークの付いた分岐点がいく度も現れた。
2023年03月21日 08:34撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:34
P401を過ぎるとどちらにもテープマークの付いた分岐点がいく度も現れた。
まずは、このペンキマークに従った。ヤマレコのトレースと自分の現在位置を元に進む方角を決めた。
2023年03月21日 08:35撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:35
まずは、このペンキマークに従った。ヤマレコのトレースと自分の現在位置を元に進む方角を決めた。
杉林からヒノキ林になってきた。
2023年03月21日 08:45撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:45
杉林からヒノキ林になってきた。
奥久慈岩稜方面を遠望すると手前においしそうなピラミダルピークが2座。奥は盛金富士か?
2023年03月21日 08:59撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:59
奥久慈岩稜方面を遠望すると手前においしそうなピラミダルピークが2座。奥は盛金富士か?
ここでも分岐のいずれにもテープがあり、慎重な判断を強いられた。
2023年03月21日 08:59撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 8:59
ここでも分岐のいずれにもテープがあり、慎重な判断を強いられた。
イワウチワ。この可憐な草花は時々足もとから筆者を応援してくれた。
2023年03月21日 09:06撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:06
イワウチワ。この可憐な草花は時々足もとから筆者を応援してくれた。
伐採場が見えてきた。
2023年03月21日 09:09撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:09
伐採場が見えてきた。
イワウチワ
2023年03月21日 09:14撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:14
イワウチワ
すばらしい眺望点だが、ヤマレコのトレースを見てこれが道間違えであることに気がついた。
2023年03月21日 09:16撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:16
すばらしい眺望点だが、ヤマレコのトレースを見てこれが道間違えであることに気がついた。
遠くに奥久慈岩稜を望むと、見飽きたはずなのに心が躍る。
2023年03月21日 09:17撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:17
遠くに奥久慈岩稜を望むと、見飽きたはずなのに心が躍る。
男体山と櫛が峰尾根(筆者勝手に命名)が見えて勇壮だ。
2023年03月21日 09:21撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:21
男体山と櫛が峰尾根(筆者勝手に命名)が見えて勇壮だ。
前衛峰の前衛峰であるピラミダルピークから、前衛峰を経て下高塚山へ続くルートが見える。
2023年03月21日 09:22撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:22
前衛峰の前衛峰であるピラミダルピークから、前衛峰を経て下高塚山へ続くルートが見える。
下りかけた伐採地を登り返して、正しい下降点を探す。これも間違えで、正解はさらに登り返したところにあった。
2023年03月21日 09:38撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:38
下りかけた伐採地を登り返して、正しい下降点を探す。これも間違えで、正解はさらに登り返したところにあった。
三角点「沼ノ上」を目指す。途中のコルの下には護岸で固められた道路が現れた。トンネルが崩落したのか。道の工事がここで中断したのか(後者のように思える)。
2023年03月21日 09:43撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:43
三角点「沼ノ上」を目指す。途中のコルの下には護岸で固められた道路が現れた。トンネルが崩落したのか。道の工事がここで中断したのか(後者のように思える)。
登り返す。
2023年03月21日 09:48撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:48
登り返す。
標石が二つ並んでいた。右側が三角点。左は県の標石。
2023年03月21日 09:48撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:48
標石が二つ並んでいた。右側が三角点。左は県の標石。
イバラの花?
2023年03月21日 09:59撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 9:59
イバラの花?
桧沢口を目指す道すがら、ここは巻けるのだが登ってみた。
2023年03月21日 10:10撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 10:10
桧沢口を目指す道すがら、ここは巻けるのだが登ってみた。
突然やってきたにわか雨と霧は変化をもたらしてむしろ面白い。
2023年03月21日 10:11撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 10:11
突然やってきたにわか雨と霧は変化をもたらしてむしろ面白い。
小ピーク。
2023年03月21日 10:21撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 10:21
小ピーク。
これから目指すのはあちらか。
2023年03月21日 10:25撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 10:25
これから目指すのはあちらか。
下降中に再びイワウチワ。
2023年03月21日 10:28撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 10:28
下降中に再びイワウチワ。
ここは結構広く分布していた。
2023年03月21日 10:28撮影 by  SH-M17, SHARP
1
3/21 10:28
ここは結構広く分布していた。
薮尾根を進んで少し心細い。ヤマレコのトレースもないがテープはしっかり付いていた。
2023年03月21日 10:31撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 10:31
薮尾根を進んで少し心細い。ヤマレコのトレースもないがテープはしっかり付いていた。
伐採地と、向かいには採石場。
2023年03月21日 10:53撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 10:53
伐採地と、向かいには採石場。
謎の花
2023年03月21日 10:54撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 10:54
謎の花
こちらはまるで黄色いムラサキケマンみたいだが名称不明。
2023年03月21日 10:58撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 10:58
こちらはまるで黄色いムラサキケマンみたいだが名称不明。
この伐採地の縁を下降してきた。作業の邪魔になるし、危険なので平日(土曜日も?)は避けたほうがよさそうだ。
2023年03月21日 11:02撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:02
この伐採地の縁を下降してきた。作業の邪魔になるし、危険なので平日(土曜日も?)は避けたほうがよさそうだ。
林道を行き、この先の突き当りを左へ。
2023年03月21日 11:04撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:04
林道を行き、この先の突き当りを左へ。
町道に出たら、少し行くと民家に続くような坂道を登る。
2023年03月21日 11:13撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:13
町道に出たら、少し行くと民家に続くような坂道を登る。
確かに民家の前をお邪魔するが道はその先まで続いている。
2023年03月21日 11:13撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:13
確かに民家の前をお邪魔するが道はその先まで続いている。
このような林道になる。やがて林道が薮化していくが。藪こぎかと思ったところで尾根に上がる踏み跡とテープマークがある。
2023年03月21日 11:16撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:16
このような林道になる。やがて林道が薮化していくが。藪こぎかと思ったところで尾根に上がる踏み跡とテープマークがある。
薮化。
2023年03月21日 11:18撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:18
薮化。
取り付き。
2023年03月21日 11:27撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:27
取り付き。
小ピークを踏んで、さらにどんどん登っていく。
2023年03月21日 11:32撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:32
小ピークを踏んで、さらにどんどん登っていく。
目指す三角点はあそこだ。
2023年03月21日 11:41撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:41
目指す三角点はあそこだ。
一方三角点へ取り付く尾根に乗ると、こんなペンキの標識が出る。右が目指す三角点。左はヤマレコのトレースもないが、歩かれているようだ。
2023年03月21日 11:45撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:45
一方三角点へ取り付く尾根に乗ると、こんなペンキの標識が出る。右が目指す三角点。左はヤマレコのトレースもないが、歩かれているようだ。
ピークと下山に使う尾根を望む。
2023年03月21日 11:45撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:45
ピークと下山に使う尾根を望む。
倒木帯を通過する。
2023年03月21日 11:48撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:48
倒木帯を通過する。
まるでヒノキが手を差し出して歓迎しているようだ。
2023年03月21日 11:51撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:51
まるでヒノキが手を差し出して歓迎しているようだ。
まもなく三等三角点「馬放平」(ばほうだいら)に到着する。
2023年03月21日 11:54撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:54
まもなく三等三角点「馬放平」(ばほうだいら)に到着する。
ここも「沼ノ上」と同様に県の標石と三角点とが同居している。
2023年03月21日 11:55撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:55
ここも「沼ノ上」と同様に県の標石と三角点とが同居している。
こちらが三等三角点「馬放平」(ばほうだいら)。
2023年03月21日 11:55撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:55
こちらが三等三角点「馬放平」(ばほうだいら)。
下山は県の標識の脇のペンキマークからだ。そしてここからはテープマークはない。ヤマレコのトレースと現在位置を使ってルートファインディングした。
2023年03月21日 11:58撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 11:58
下山は県の標識の脇のペンキマークからだ。そしてここからはテープマークはない。ヤマレコのトレースと現在位置を使ってルートファインディングした。
薮なようで薮でないような微妙な尾根を、踏み跡に注意して下降した。
2023年03月21日 12:09撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:09
薮なようで薮でないような微妙な尾根を、踏み跡に注意して下降した。
こういう幹を見るとつい撮影したくなる。
2023年03月21日 12:12撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:12
こういう幹を見るとつい撮影したくなる。
隣の尾根にはきれいに道が整備されている。伐採用か。
2023年03月21日 12:15撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:15
隣の尾根にはきれいに道が整備されている。伐採用か。
こちらは薄い踏み跡をたどっていく。
2023年03月21日 12:18撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:18
こちらは薄い踏み跡をたどっていく。
中途の小ピーク。
2023年03月21日 12:29撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:29
中途の小ピーク。
この季節のつつじには和まされる。
2023年03月21日 12:29撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:29
この季節のつつじには和まされる。
さて、明るい尾根道が出てきた。
2023年03月21日 12:29撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:29
さて、明るい尾根道が出てきた。
テープマークもあり快適だ。ところがこれは今回の正しいルートではない。GPSで確認し、がっかりして登り返した。
2023年03月21日 12:30撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:30
テープマークもあり快適だ。ところがこれは今回の正しいルートではない。GPSで確認し、がっかりして登り返した。
正解は薮っぽい尾根だった。踏み跡を丁寧にたどる。
2023年03月21日 12:38撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:38
正解は薮っぽい尾根だった。踏み跡を丁寧にたどる。
時々イワウチワの群落がある。
2023年03月21日 12:43撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:43
時々イワウチワの群落がある。
歩いてきた稜線を見てその長さを自画自賛する。
2023年03月21日 12:47撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:47
歩いてきた稜線を見てその長さを自画自賛する。
崖を下って振り返る。左は写真ではわからないが登はん要素の強い崖だが。右側(下るときは左側)にちゃんと巻ける踏み跡がある。今回のハイキングに登はん要素はない。
2023年03月21日 12:52撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:52
崖を下って振り返る。左は写真ではわからないが登はん要素の強い崖だが。右側(下るときは左側)にちゃんと巻ける踏み跡がある。今回のハイキングに登はん要素はない。
少し急な下降があったがすぐに快適な尾根道に変わった。
2023年03月21日 12:56撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 12:56
少し急な下降があったがすぐに快適な尾根道に変わった。
ここで林道から尾根へ乗り換えるのだが、両足がつって動けなくなった。よくあることなので驚かない。一息ついて登高を開始した。
2023年03月21日 13:02撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 13:02
ここで林道から尾根へ乗り換えるのだが、両足がつって動けなくなった。よくあることなので驚かない。一息ついて登高を開始した。
本日最後の三角点を目指す。
2023年03月21日 13:03撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 13:03
本日最後の三角点を目指す。
四等三角点「岩下」到着。
2023年03月21日 13:19撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 13:19
四等三角点「岩下」到着。
別の角度から見ると「国地院」と彫ってある。
2023年03月21日 13:19撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 13:19
別の角度から見ると「国地院」と彫ってある。
こんな感じでひっそりと立っている。
2023年03月21日 13:20撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 13:20
こんな感じでひっそりと立っている。
あとは登山口へどんどん下るだけだ。気が楽になってきたが、まだこの先に難所があった。
2023年03月21日 13:20撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 13:20
あとは登山口へどんどん下るだけだ。気が楽になってきたが、まだこの先に難所があった。
そんな中でイワウチワが時々応援してくれた。
2023年03月21日 13:28撮影 by  SH-M17, SHARP
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そんな中でイワウチワが時々応援してくれた。
イワウチワ
2023年03月21日 13:29撮影 by  SH-M17, SHARP
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イワウチワ
写真では識別できないが西金の採石場が見えて来た。
2023年03月21日 13:31撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 13:31
写真では識別できないが西金の採石場が見えて来た。
歩きながらイワウチワ。ピンク(上)と純白(下)が共存していて面白かった。
2023年03月21日 13:38撮影 by  SH-M17, SHARP
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歩きながらイワウチワ。ピンク(上)と純白(下)が共存していて面白かった。
終盤の分岐点。右を使うことが多いようだが地形図的に左が傾斜が緩い。と思っていた。
2023年03月21日 13:40撮影 by  SH-M17, SHARP
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終盤の分岐点。右を使うことが多いようだが地形図的に左が傾斜が緩い。と思っていた。
やや薮、そして傾斜が思ったほど緩くない。少し右に方向転換することでやさしいルートを見つけた。
2023年03月21日 13:41撮影 by  SH-M17, SHARP
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やや薮、そして傾斜が思ったほど緩くない。少し右に方向転換することでやさしいルートを見つけた。
やがて杉林に入ると踏み跡がジグザグと下降していった。
2023年03月21日 13:50撮影 by  SH-M17, SHARP
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やがて杉林に入ると踏み跡がジグザグと下降していった。
シャキーンと突き上げているような、気持ちよさそうな尾根が現れた。
2023年03月21日 13:52撮影 by  SH-M17, SHARP
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シャキーンと突き上げているような、気持ちよさそうな尾根が現れた。
尾根の最高点から見えた最後の、そしてかなり良い眺望。盛金富士側も見える。
2023年03月21日 13:53撮影 by  SH-M17, SHARP
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尾根の最高点から見えた最後の、そしてかなり良い眺望。盛金富士側も見える。
振り返れば、男体山と長福山。
2023年03月21日 13:54撮影 by  SH-M17, SHARP
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振り返れば、男体山と長福山。
そして上下高塚山、そして筆者が偏愛する下高塚山の前衛峰とその前衛峰。
2023年03月21日 13:55撮影 by  SH-M17, SHARP
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そして上下高塚山、そして筆者が偏愛する下高塚山の前衛峰とその前衛峰。
念仏碑というのだろうか「奉唱念仏構中森岡一切祈所」と読めるが、寛政3年(江戸時代!)4月建立らしい。この石碑の後ろの薮の中に突っ込むと踏み跡が現れた。
2023年03月21日 13:58撮影 by  SH-M17, SHARP
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念仏碑というのだろうか「奉唱念仏構中森岡一切祈所」と読めるが、寛政3年(江戸時代!)4月建立らしい。この石碑の後ろの薮の中に突っ込むと踏み跡が現れた。
斜度が増してやばいと思ったところ、、、
2023年03月21日 14:03撮影 by  SH-M17, SHARP
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斜度が増してやばいと思ったところ、、、
道が出てきた。おそらく地理院地図に出ている道だろう。
2023年03月21日 14:03撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 14:03
道が出てきた。おそらく地理院地図に出ている道だろう。
建物が見えてきた。
2023年03月21日 14:05撮影 by  SH-M17, SHARP
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建物が見えてきた。
建物の中にはお地蔵様。
2023年03月21日 14:06撮影 by  SH-M17, SHARP
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建物の中にはお地蔵様。
千手観音(?)と金比羅供養。
2023年03月21日 14:07撮影 by  SH-M17, SHARP
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千手観音(?)と金比羅供養。
馬力神と馬頭観音。
2023年03月21日 14:07撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 14:07
馬力神と馬頭観音。
はっきりした林道になってまもなく登山が終わる。
2023年03月21日 14:09撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 14:09
はっきりした林道になってまもなく登山が終わる。
なにやらゆかしすみれぐさの芭蕉の気持ちが少しわかる。
2023年03月21日 14:18撮影 by  SH-M17, SHARP
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なにやらゆかしすみれぐさの芭蕉の気持ちが少しわかる。
こちらからスタートするときはこの三叉路を右へ。
2023年03月21日 14:19撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 14:19
こちらからスタートするときはこの三叉路を右へ。
最後にこの標識に出る。「南郷道、盛金峠」と書いてある。
2023年03月21日 14:22撮影 by  SH-M17, SHARP
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最後にこの標識に出る。「南郷道、盛金峠」と書いてある。
その由来とともに。ここからは舗装道路を上小川駅へ向かう。
2023年03月21日 14:23撮影 by  SH-M17, SHARP
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その由来とともに。ここからは舗装道路を上小川駅へ向かう。
国神神社
2023年03月21日 14:31撮影 by  SH-M17, SHARP
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国神神社
国神神社の本殿。
2023年03月21日 14:30撮影 by  SH-M17, SHARP
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国神神社の本殿。
久隆川が久慈川に注ぐところを眺める。
2023年03月21日 14:33撮影 by  SH-M17, SHARP
3/21 14:33
久隆川が久慈川に注ぐところを眺める。
水郡線の格好いい鉄橋。ここは2019年の台風で流されなかったのか、、、。
2023年03月21日 14:35撮影 by  SH-M17, SHARP
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水郡線の格好いい鉄橋。ここは2019年の台風で流されなかったのか、、、。
線路と菜の花はいい組み合わせだと思う。
2023年03月21日 14:42撮影 by  SH-M17, SHARP
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線路と菜の花はいい組み合わせだと思う。
盛金富士の格好いい姿を最後に眺めて、下小川駅のマイカーに帰還した。
2023年03月21日 14:44撮影 by  SH-M17, SHARP
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盛金富士の格好いい姿を最後に眺めて、下小川駅のマイカーに帰還した。

装備

備考 現在位置が容易に確認できるのでGPS(あるいはスマホGPSアプリ)は必携です。
とげのある木の藪を通るので、そのときには雨具を着込むこともお勧めします。

ヘッドランプ、目出し帽、ゴム引き軍手(商品名「タフレッド」)タオル、水、行動食

感想

奥久慈岩稜から西を眺めるとどこまでも山が続いている景色に吸い込まれそうになる。国道118号を走るときには行きは左手、帰りは右手に格好いい盛金富士を見てご機嫌になりつつ車を飛ばす。

そんな妖しい魅力を持った奥久慈右岸の山だが、それゆえ無計画には入れないような怖さを感じて、自然と通いなれた奥久慈男体山という山行を選んでいた。

今回の山行で、盛金富士の山頂から西へ分け入る瞬間は別世界への扉を開くような心地だったものの、出発時の緊張感とは裏腹に、春が始まったばかりで藪はまだ薄く、比較的快適なハイキングであった。

今回ヤマレコのトレース表示機能を使って割りといい加減に歩いてきた。本当はもっと奥まで入りたかったが、過去の山行記録から想像するに、もうひと回り広く回ると12時間超のコースになりそうだし、道をまったく知らないで進むことに伴う時間のロスも考慮しなければならない。

今日のコース取りは、計画はいい加減だったけれども結果的には自分の力量にあったちょうどいい山行だった。そして、改めて大子アルプス21峰がサディスティックであることを確認したハイキングでもあった。

林業地帯の里山であるから、山深いといっても基本的には人が入っていて、ハイキングルートでない標識もたくさんあった。これは道迷いのリスクでもあるのだが、電子機器と道具をうまく使って、メジャーでない尾根筋、沢筋に入る楽しみもありそうだ。

ところどころ眺望の良い場所から奥久慈男体山、長福山方面を眺めていると、蝶ヶ岳あたりから槍ー大キレットー奥穂ー西穂の稜線を見ているときに感じるような興奮をほしいままにすることができた。

チャンスがあれば野宿しながらさらに奥をさまよってみたい。

追伸:登山道を抜けてまもなくマイカーというところでとうとうくしゃみが大爆発した。その勢いで目も腫れ上がり、花粉症が一気にひどくなった。おととい(鷲の巣山に登った3月19日)までは山中でもほとんど花粉を感じなかったのに、、、。

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