ツアーで宮之浦岳・縄文杉(淀川登山口〜白谷雲水峡)
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- GPS
- 19:02
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 1,536m
- 下り
- 2,279m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 9:02
天候 | 一日目:ず〜っと晴れ!二日目:基本曇り、下山したら雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
船 飛行機
登山一日目・行き:お宿からタクシーで淀川登山口まで 登山二日目・帰り:白谷雲水峡からジャンボタクシーでお宿まで 最終日:屋久島発の飛行機第一便が視界不良で欠航し次便以降も運行不明だったため、急遽高速船で種子島経由で鹿児島本港まで行きタクシー相乗りして鹿児島空港にたどり着いて、なんとか予定の飛行機に間に合い羽田まで戻れました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
このコース、屋久杉の自然樹林帯やら高層湿原やら奇岩の山々、縄文杉など巨杉・モノノケの森に白谷渓谷と見どころ満載でお腹いっぱいになりました(笑)。危険なところはあまりありませんが、北面(特に宮之浦岳〜新高塚小屋間)にはまだ残雪があったり水が豊富なお山で足元が川になっていたりする箇所が多数あります。また木道が随所に整備されてますが、濡れたり劣化してたり角が丸まってたりしてやたらに滑りやすく気を遣います。特に早朝の凍結した日影の木道はとっても滑りやすかった。 |
写真
感想
この時期高いお山はなかなか難しいのですが、ちょうど宮之浦岳縦走ツアー日程にカミさんも都合がついたので二人で屋久島までやってきました。お天気が心配だったのですが、到着時から割といい天気。前日はクリスタル海岸やら千尋滝、ガジュマルの森などをプチ観光してお宿で英気を養いました。
翌日は4時半出発です。淀川登山口は既に満車状態。暗い中ヘッ電点けて登山開始します。淀川小屋までは足慣らし。その後高盤岳のトウフ岩を左に眺めながら小花之江河・花之江河の両高層湿原のアップダウンを越えます。次に黒味岳を右から巻きながら投石平まで。ここからは両側の奇岩を眺めながら栗生岳を越えてようやく宮之浦岳に到着しました。山頂は360度の展望らしいですが、あいにく辺りは雲が掛かって永田岳・栗生岳が望めるくらい。大勢の方で混雑してましたが、皆登頂の笑顔でいっぱいです。ゆっくり休憩してから新長塚小屋までトラバース道を下りますが、北面には残雪も残ってました。小屋まで急ぎましたが予想通り満室状態。ガイドさんが担ぎ上げてくれたテントが今宵のお宿になりました。夕食もガイドさんたちが担ぎ上げてくれた焼餃子や豚&ヤクシカ焼肉!やら、これホントにテン泊で食べられるものなの?!状態(笑)。最後は自分達も歩荷したウドンで締めになりました。
翌日は4時半朝食で5時半出発。朝食も温かいスープ&リゾットのテントデリバリー付き!幸い前夜の曇り&霧のせいか5度前後と全く寒くありません。ルンルン状態で高塚小屋を越えて縄文杉へ。ゆっくり鑑賞してから巨木の森をウィルソン株まで降ります。ここからバスで上がってきた方々とのすれ違いが多くなります。が、ガイドさんたちは慣れたものですれ違うガイドさんたちとも互いに知り合いで、上高地バスのすれ違い同様ストレスなく交互通行できました。トロッコ道まで出るとスピードが上がります。三代杉で昼食タイム。先発したガイドさんがお昼を用意してくれていて、すぐに食べられます。食後のコーヒーも付いていて、なんとドリップです!休憩中に追い越して行った女性ハイカーに、「あ〜、いい匂い」と羨ましがられました(笑)。昼食後は楠川分かれを左に楠川歩道を進み辻峠まで250mほど登り太鼓岩に向かいます。ここも混雑してましたが最後に宮之浦岳に挨拶してから白谷雲水峡を下り管理棟で終了となりました。迎えのジャンボタクシーに乗り込んで、途中地元コンビニに立ち寄ると、なんと雨が降ってきました。必需品ゲットしてお宿で汗を流してから夕食後の反省会もそこそこに夢の中でした。
登山中雨にほとんど降られず予定通りに歩けた幸運を最後の荒天帰宅トラブルで多少返すこともでき、ホントに充実した山旅でした。特に現地ガイドさんたち3名がとても明るく良い方ばかりで申し訳ないほどお世話になりっぱなしで大倉卿並みのお大臣登山でした(笑)。
コメント
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雨に降られるのは覚悟してましたが、幸いすべて無駄な歩荷になりました(笑)
12月に永田岳〜花山歩道を歩かれたようで、羨ましい限りです
屋久島は今回初めてでカミさん連れでもあり、楽々ツアーで有名縦走路にしましたが
次は人も少なく杉森も素晴らしいらしい永田方面に行ってみたいです
ガイド付き登山、ちょっと贅沢過ぎました、次はちゃんと自分で歩荷します
docさんの屋久島!?もしかしてずぶ濡れ!?
といった心配もどこかへ。見事な天候ですね。羨ましいです。
こういうのってテントも食事も全部やらなくて良いんですか???
cdも妻も晴れ夫婦なので、二人なら大丈夫なんですが
kzさんやらsbさんがとっても強力に雨雲を引っ張るもので・・・
こんな楽々ツアー、めったにありませんよ
ガイドさんが背負ってた荷物、持ち上げるだけでふらつきました
あんなの持って30劼睚發韻泙擦鵝cdには無理ですね
屋久島ですか!
豪華そうな夕食もあって羨ましい限りです
駐車場が満車ということは、
レンタカーで登るかたも結構いるということですか。
行ってみたいなぁ。でも遠いですよね。
屋久島、遠〜いですよね〜
駐車場はかなり早くから満車になるようですし
縦走コースが楽しいので、やはりタクシーがいいかと思いますね〜
今回の王道縦走コースなら、当日淀川小屋まで入って泊まるか
satfourさんなら、早朝タクシーで淀川登山口に着いてそのまま歩き切るのも可能では?
熊もいないし、宮之浦手前までは切れた個所もほとんどありませんし
下山口は荒川でも白谷でもタクシー来てくれるので大丈夫ですよ
あっ、荒川登山口は電波状況は要チェックでしょうね〜
satfourさんなら荒川ならバスに間に合うもしれませんね〜
山中泊よりも荷物も少なくなるので、自分も独りなら日帰り縦走だと思います
現地ガイドさんも下見とかでは日帰りにすると言ってましたよ、是非
すごいすごい!山行中は雨に降られなかったんですね!良かった良かった。
しかし、至れり尽くせりのツアーですねぇ。まじで「これアリかも」って思いました。私も屋久島に行く機会があれば、このツアーにします!
お疲れさまでした〜 (^▽^)ノ
ダメですよ、カズさんは、こういうツアーは似合いません
土砂降りに降られて、小屋に入れず、テン場は傾斜地とか
富士山より美しい奥様が付いてきてくれなければ、cdご一緒します?️
PS 業務連絡です、屋久島お土産があるので次の機会にお渡しします(笑)
屋久島宮之浦岳、行かねばならぬと思っていますがなかなか行く機会もなく。
このレコを見て、ああ、行きたいなあ。行かねばならぬなあと思っています。
今回で3泊でしょうか?一体自分は何泊で企画するのだろうか、悩みます。
夏休みだと暑すぎそうだし、冬は雪が降るようだし。ゴールデンウィークはもう飛行機がいっぱいでしたし。
でも、まずは登頂おめでとうございます。怪我などせずに、次こそ話を聞かせてくださいね。
aideiei でした。
屋久島、悩みますよね〜
どうせ雨だから梅雨時がいいとかとも言いますけどね〜
入島日に淀川小屋まで行ければ2泊3日で可能でしょうが
さてさて、お天気次第でしょうね〜
この時期、上部はたっぷり残雪があると思っていましたが、行けるんですね。
雨が降らない屋久島があるなんて、奥様の日頃の行いがワンダフルです!
飛行機が飛ばないのは台風の時だけとも思っておりました。
南の島は知らないことだらけです
大遠征、お疲れ様でした。
過去にはこの時期降雪のため撤退したレコもありました
アクセス道路が通行止めになるようです
昨年はカミさんパワーも力足らず、台風に襲われましたが
今年はcdの力で晴れてます!
屋久島は飛行機より高速船のほうが欠航率低いようですね〜
無事戻ることができて良かったです
年に400日雨が降る屋久島で雨に遭わないとか、今年の運を全部使い果たしてしまいましたね(^_^)b
お疲れ様でした。
さて、ワタクシもGWに屋久島に行く予定なので、いろいろと参考になりました。
この時期でもかなり人が多いようで、GWはもっとでしょうねぇ(~_~;)
淀川登山口ピストンは駐車場の取合いかぁ・・・困った(@_@)
雨は覚悟の屋久島ですがツイてました
GWは一年で最高の人出だそうです
日帰りならいいですが小屋泊予定はリスキーなようです
タクシーは数が少ないらしいですし、悩みどころですね〜
来週屋久島予定なので参考になりました。
小屋泊で考えていますが、厳しそうですね💦💦
自分たちが登った日程は月曜を挟んで4連休になる時期だったのもあり
大団体を含めかなりの人数が新高塚小屋に宿泊したようです
GWが最も混雑する時期とのことなので、平日なら大丈夫かもしれませんが
小屋泊予定でも、やはり念のためテン泊装備は必要かと思われます
晴れてればツェルトとかでも大丈夫かもしれませんが
北面には残雪もあり意外と夜は冷えました、お気を付けて
こっそり遅コメで参上しますm(__)m
島山に行くには
ツアー山行にせよ同じことになりますが、今回は肝心の宮之浦岳では見事なお天気(^^)v
そして帰りのフライトが欠航しても、最後は滑り込みセーフ
ご夫妻の普段の行いの好さが垣間見えますね
でも永田岳…グレトラでは陽希さんが走って「寄り道」してましたが、流石に今回は途中抜け出しは無理なようで…(笑)
それにしても、テントや食料まで手配してもらえるんですね。
関節痛が止まずで、もう重いザックを背負うのは嫌なので、「こんな選択もありですね」ってCMを思い出しました
この間の八丈島もそうですが、島山は出たとこ勝負ですね〜
あと利尻が残ってるのですが、これも行ってみてのお楽しみですね〜
今回は初屋久島なので、当然王道ルート一択でしたが
黒味・永田・太忠など魅力的なお山がたくさんあって
次回は是非とも思いますが、さてそもそも次回があるものかどうか・・
自分の必要荷物は自分でとも思うのですが、飛行機にガス缶は積めないしな〜
ガイドさんは独りでテント11基!担いでましたが
cd持ち上げるだけで精一杯、とても30劼睚發韻泙擦
山中で途中途中で温かい飲み物が提供されたりして、もうビックリ
今回ほどツアーで助かった山旅はありませんでした
隊長もこういう山旅もたまにはいいのでは(笑)
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