伯母峰峠〜七窪尾根〜笙ノ窟尾根〜大普賢岳・ピストン
- GPS
- 06:19
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,703m
- 下り
- 1,692m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根に出てからはマーキングも少なく薄い踏み跡を外さないように歩きます。日本岳の手前は大きな岩で尾根沿いに行けなくはないが、10m位の崖を登ったり下ったりしないといけないそうで、左にトラバースして、和佐又からの道に合流し、笙ノ窟経由で大普賢岳を目指します。 |
写真
感想
私の山歩きの楽しみ方の一つは、なだらかなアップダウンの尾根道をながぁく歩くことです。
で、今日の前半は東大台ケ原を周回しました。景色はとても素晴らしく、登ってきたことに大満足しましたが、「歩く」ことには満足できませんでした。
また、せっかく準備してきた?ご飯もまだ炊いていないし・・・。
でも、この時点では、大普賢にするか白髭岳にするか迷っていましたが、ドライブウェイを下りながら大峰山脈を見ていると、この夏、ピークを避けて歩いた大普賢に行くことに決めました。
地図で確認すると、伯母峰峠に駐車場があり、登り口はよくわからないけど、峠の上に電波塔が見えるし、稜線との標高差もあまりないので「関電道」のような登り道があるはず。
伯母峰峠の隧道を過ぎると、鉄の長い階段がありました。ちょうど電波塔の真下です。
ここを登って、尾根道に出ます。登山地図ではルートは「破線」になっていますが、ほぼ稜線上なので、尾根を外さず歩けば大丈夫。
理想的な?なだらかなアップダウンを繰り返し、薄い踏み跡とわずかな赤テープのマーキングを頼りに進みます。何度目かの急登にさしかかり、眼前に巨大な岩が立ちふさがります。どうしよう・・・・。
ふと、人の声がしたような気がして左斜め下に目を凝らすと、大きなザックと男性が。地図ではぼちぼち日本岳手前の急登で、和佐又からの道に合流するはずだけど、自信がないので、その男性のほうに下っていき、話を聞きます。
彼は、冬のアルプスに備えて40kgの水を背負ってボッカ訓練中だとか。自分の体だけでもひーふー言ってるのに、40kgだそうです、脱帽!その彼もこの尾根道で人に会ったのは初めてとか。でも、今日は途中で2組3人に会いました。
大岩のほうへそのまま尾根沿いに登っていくと、10m位垂直に登ったり下ったりがあるそうで、とても私には無理。なので、彼の後について左側にトラバースして、和佐又からの道に合流して、笙ノ窟経由?で大普賢に向かいます。
と、白装束の修験者と信者の団体が歩いています。(後で聞いたら、年1回のお参り?の日だったそうです)しばらく、その後ろをゆっくり歩いていましたが、日本岳手前の急登で道を譲ってもらい、疲れた体を一所懸命引っ張り上げます。とにかく、登って、登って、小普賢への分岐から、また下って、最後の登り。
奥駈道に合流して、100mほど登って、大普賢岳の山頂です!本日2座目の登頂。登ってきた尾根道は殆ど眺望のない木々の中を歩く道なので暗くなる前に下山したいので、急いでご飯を炊く準備にかかります。山頂での時間は1時間を目標(いつもはビールを飲んだりして、山頂では1時間半から2時間近く滞在してしまいます)。準備に10分。炊飯に20分。蒸し及びおかず(というかどんぶりの準備などに10分。そして、食すのに10分。計算上は50分です。
ご飯は相も変わらずカツ丼にインスタントみそ汁。食後にインスタントスティックコーヒー。〆て1時間と10分なり。
ご飯は今日も調子よく、焦げもせず、べちゃくきもせず、芯もなく美味しく炊けました。
ほぼ快晴の天気に素晴らしい山並み!大満足で眺望を楽しみ、下りにかかります。
コースは、あまり好きではないピストン、来た道をそのまままた、帰ります。車での登山は仕方ないですね。でも、うだうだ言う前に下ります。登りが3時間かかったので、下りは2時間半くらい?急なくだりと、疲れた足と、樹間の夕方の薄暗い?中を踏み跡を探しながら歩くのでとにかく、早く下ります。
いい加減下って、尾根が分かれている?あたりで間違えかけた時に、左前方に人影が。朝、登りでこの辺りですれ違った2人組のかたでした。朝と同じく「この辺りはわかりにくですね」と声をかけあって、ルートを確認して、また、緩やかに下ります。
電波塔の建物が見えたら、尾根を外れて、長い鉄階段を下りて、林道(町道?)です。少しドライブウェイを伯母峰峠駐車場まで戻って、本日の山歩きは終了。
秋晴れの素晴らしい空と紅葉と、そして美しい大峰、台高の山々を目いっぱい楽しんだ一日でした。
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