S:藤原岳・多志田山・草木・丸山;大貝戸尾根と孫太尾根でお花探し
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- GPS
- 07:39
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
天候 | [天候状況] 降雨量0mm 風速6m/s 気温8℃ 雲量84%(下層雲9%) 視界24 湿度65% |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
大貝戸登山口 一般;2時間・51(5:30出発) 大貝戸登山口〜孫太尾根登山口まで登山後 伊勢治田駅まで徒歩移動 西藤原駅まで三岐鉄道利用 [電車情報] 伊勢治田駅出発時刻 14:28,15:21、16:02,16:31,16:58、17:29,17:59 料金240円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[登山道情報] 大貝戸尾根、孫太尾根ともこれと言った危険個所は無い。 藤原岳から多志田山までが急勾配の下りで 少し滑りやすいので要注意。 |
写真
感想
昨年の4月初旬に孫太尾根→木和田尾根で藤原岳山域をお花を探して歩きました。
今年は大貝戸尾根→孫太尾根で。
7時前に大貝戸登山口到着。
ヒルが出始めているとの情報もあるので、対策を入念にして出発。
お花探しが目的なのでスピードを極力抑えてゆっくりと登る。
早速に匂菫(ニオイスミレ)が見られ、その後金瘡小草(キランソウ)も出てきて
登山道のあちらこちらでも見られました。
お目当ての一つの鈴鹿菅葵(スズカカンアオイ)は標高460m地点で一つ見つけましたが
その後は大貝戸尾根では見られず。
次のお目当ては百合山葵(ユリワサビ)
標高810m頃から3伉の小さな白い花をやっと目にし始めた。
その後は山荘近くまで随所で見られた。
東国鯖の尾(トウゴクサバノオ)は標高860m辺りでちらほら。
これも5个頬たない花弁で黄色の花がポツンと他の草の間から見えているだけで
探し辛かった。
この辺りには白花猫の目草(シロバナネコノメソウ)も少々見られた。
尾根の左端辺りの標高930m辺りでは二輪草(ニリンソウ)も見られた。
その後福寿草(フクジュソウ)も少し見られた。
山荘方面は少しガスがかかっていた。
山荘からは天狗岩方面に向かう。
登山道を5分ほど進むと菊咲一華(キクザキイチゲ)と広葉の甘菜(ヒロハノアマナ)が
苔の間から顔を出していた。
今日は日差しが少なかったため、ここまでは全般的に開花している花は少なかった。
お花探しには日差しが必要なのがよくわかった。
振り返ると少し前まであったガスも消え、藤原岳がまずまず見えていた。
山頂に向かう。いつものように左端の方に向かい傾斜の緩やかな道を進む。
右端の道は一度凹みに下りるので勾配が厳しい。
山腹の途中で体調15冂の2羽の鳥に出合う。
人に慣れているのか5m程に近づいても逃げず、ゆっくりと歩いている。
頭部に茶色の毛色のあるスタイルがいい鳥だったが名前はわからない。
この辺りはお花は無いはずなので速度をあげて一気に山頂に到着。
遠くはガスで霞んで視界は良くない。
早々に孫太尾根方面に向かう。
と、岩の横に体調5冂の美濃小貝母(ミノコバイモ)を発見。
薄い茶色であまり目立たないので探し難い。
岩場を左端へ向かって進む。その後は多志田山まで急勾配の砂地の下りが続く。
お花はこの坂周辺には殆ど見られなかったので、できるだけ早く下りた。
多志田山を過ぎ、更に急勾配を下りると登山道上に黄色の花が沢山落ちていた。
ふと見上げると黒文字(クロモジ)の可愛い黄色の花がいっぱい咲いていた。
お箸にも適しているそうなので枝が手に入れば作ってみたい。
昨年は白南天の枝で沢山のお箸を作って子供たちに贈った。
ちょうどお昼時刻だったので昨年も休憩したもみの木の下で
今年も昼食。
山で調理することが無いのでいつもと同じメニューになる。
珈琲を飲んでいると藤原岳で見かけた女性お二人がやってきた。
山頂往復かと思っていたが、2つの登山口それぞれに車を置いて
僕と同じように山域を歩くそうだ。
なかなかお話上手で、楽しいひと時を過ごさせて頂きました<m(__)m>
食後は丸山へ向けて。
珈琲を片手に持ち時々飲みながらお花を探しゆっくりと進む。
お花探し登山の場合、最近は食後にはいつもこんな感じで歩いている。
丸山に近づくにつれ小深山片喰(コミヤマカタバミ)美濃小貝母(ミノコバイモ)一人静(ヒトリシズカ)等も見られた。
更に二輪草(ニリンソウ)小繁縷(コハコベ)三角草(ミスミソウ)等も見られた。
流石に丸山周辺のお花は種類も豊富だった。
期待を持って丸山へ到着した。
が…
反してこれまで見られたお花だけでなく、殆ど全くと言っていい程
お花は無かった。何故なんだろう?
気を取り直して下山路を進む。
すると深山金梅(ミヤマキンバイ)花点草(カテンソウ)等が現われた。
それから少し進むと
葉山椒(ハサンショウ)の木が一本。
葉を指で擦って香りを嗅いでみる。
実に香しい(^^♪数回やって楽しんだ。
これから先登山口までは主だったお花は期待できないので
一気に速度をあげて下った。
金襴、銀蘭もそろそろ目覚める頃かと思って昨年見た場所の近辺を
探してみたのだが全くその気配も感じられなかった。
下山後は伊勢治田駅まで歩く。徒歩1時間・4.5辧
道端にも沢山の花が咲いていて実に綺麗だったし
見たことも無い花も見られた。
久しぶりに白いたんぽぽもあった。
伊勢治田駅に到着。
生憎、次の電車の発車時刻まで45分程待たなければならない。
久しぶりに電車にも乗ってみたかったのでホームのベンチに座って
今日撮影した写真の整理、下山報告などをした。
電車がやってくる。古いタイプで都心部では見られない。
2両編成で乗客は3人の貸切状態。
そう言えば電車を使った登山は
劔岳早月尾根登山口の万場島に駐車して室堂経由で下りて
富山鉄道を使って万場島へ戻って以来。
何年ぶりになるだろう?13年?今年は久しぶりに行ってみよう。
それにしても凄い速度で走る。ダンパーも古めなのか身体が弾む。
動物でも飛び出したらどうなるのだろうと少し心配だった。
西藤原に到着。
SLや昭和の頃の機関車もおいてあった。
なかなか面白い(^^)/
大貝戸登山口まで歩き本日の登山は完了。
電車を使う周回もいいものだった。
今後も適した場所があったらやってみたい。
養老でもできる。昨年来の宿題もあと2つ残っているので早めにやってみよう。
今日も安全に登山ができました。
ありがとうございました<m(__)m>
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