【信州100】東山 満身創痍でも達成感はハンパない(≧∇≦)
- GPS
- 09:15
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,194m
- 下り
- 1,183m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 9:13
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●例年、車道の通行止解除が4月29日辺りで今年も今日が解除初日の予定でした。が、雪が少なすぎたために1週間ほど解除が前倒しになり、今年は22日から通行可能でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ●全般を通して残雪は少ない様子でした。稜線上の雪庇もとても小さく、大半は夏道が出ている状況です。薮もかなり起きています。 ●登山口⇄稜線上:例年は序盤から積雪がありルートが分かりにくい場所ですが、今年は夏道が多く出ていました。所々残雪があるので道迷いには注意。また泥濘も酷いためスリップにも注意。 ●稜線上⇄中西山:長野市側の雪庇もまだ多少残っていますが、夏道も多く出ています。アイゼン等滑止めを使用せずに歩きましたが、人それぞれの判断で。 ●中西山⇄天狗鼻:こちらも夏道と残雪のミックス尾根。残雪のリッジが一部残っており、ザクザクの緩んだ雪質の際に左右に滑り落ちることで大怪我になる可能性がある場所を通過しますので、そこは注意。 ●天狗鼻⇄コル⇄東山:天狗鼻からコルまでの区間が今回の笹藪核心部。残雪は全く無く、背丈2mほどの千島笹が全て起き上がっています。良く良く見ると、薄い踏み跡があり、そこを辿ると比較的楽に移動できますが、踏み跡を見失う事で進むにも戻るにも難儀する竹藪に踏み込むことになります。道迷い、身動きの取れないような体勢での転倒、ギアの破損や紛失、竹を踏むことによるスリップからの滑落等に要注意。東山に向かって右手方向は崖斜面が近いため、左方向を意識して進むこと。 コル〜東山までは比較的踏み跡も見つけやすい場所ですが、変わらず薮がうるさいまま、山頂まで続きます。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ●鬼無里の湯 とても綺麗な建物で、宿泊も可能な様子。 お風呂は内湯1つのみですが、温まる温泉です。 食事処は無し、くつろげる休憩スペースはあり 大人510円なり。長野県限定ものみ湯さん手形も利用可能です。 https://www.kinasanoyu.com/ ●いろは堂 鬼無里本店 長野県の郷土料理であるおやきの有名店 ここの「おやき」はそば粉を練り込んだ小麦粉の薄めの皮でたっぷりの野菜やキノコなどの餡を包んで焼きあげたものです。 餡は定番の野菜ミックスや切り干し大根、ぶなしめじ、野沢菜などがありますが、春先には「のびる」や「うど」といった季節限定品もあります。 17時の閉店時間過ぎに訪問したので野菜ミックスとぶなしめじくらいしか残っていませんでしたが、売っていただけました。 藪との格闘の後だったので大変美味しかったです。 https://www.irohado.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
ピッケル
ヘルメット
ゴーグル
ウインドブレーカー
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感想
去年のハルボーさん、hapiraさん、ぼっちさんの堂津岳レコに来年は東山へ行こうねと書いてあったの見て、連絡をしたところ快く了解していただき同行させてもらいました。ぼっちさんは参加できませんでしたが、藪漕ぎ名人のruhasamanさんが急遽参戦し4人で東山へ行かせていただくことになりました。
まずは奥裾花自然園まで舗装林道歩いて登山口へ
全く積雪のない登山口から一番歩みが遅いおいらが先頭きって稜線まで登りつめます。
例年なら積雪のためルーファイには苦労する場所ですが、遊歩道が現れているので難なく稜線へ
稜線の雪庇登りが苦労する場所ですが、雪庇が低くてもネマガリダケが邪魔をして滑るので要注意
その後中西山へは夏道と積雪を交互に歩いて山頂へ
中西山も眺めがいいので補給を兼ねて一休み。その後の藪漕ぎに備えます。
中西山から天狗鼻までは登山道の整備具合からすると、荒れ気味になりますがルートは明瞭で歩きにくさはありません。
天狗鼻から先は今ルートの核心部の激藪漕ぎが始まります。
前のレコを見て激藪の中にもピンクテープや踏み跡があるとのことだったので、足元や周囲をみんなで確認しあって突破しました。
激藪の中では標高が低い方へ歩きがちですが、ルートは左にあるので左側を注視しながらピンクテープとルートを探してください。古いピンクテープもありますがその先に進めば必ずルートがありましたので、足元の藪の生え具合をよく見て歩けば必ず突破できます。
コルまで下れば激藪は無くなり、背丈くらいの藪は続きますが登山道を見失うような場所は無いので安心して歩けました。
天狗鼻から2時間以上かかって東山山頂へ到着したときの達成感はひとしおでした。
「早く行きたければ一人で進め、遠くまで行きたければ皆で進め 」アフリカのことわざにある通り、無事登頂できたのはお三方のおかげです。
ハルボーさん、hapiraさん、ruhasamanさん、ありがとうございました。
帰りは少し余裕が出ましたが、激藪のネマガリダケが下を向いているところを登り返すのはやはり苦労しました。
天狗鼻まで来ればあとは苦労する場所は無く、頚城山塊を眺めながらの快適な下山を楽しめました。
僅かですが花も咲いているし、ミズバショウも咲いていたのでいい山行でした。
ハルボーさん、hapiraさん、ruhasamanさん機会があればまたご同行させてください。
GW初日は東山!!
と昨年堂津山に行った時から決めていた東山(*^▽^*)
今年は雪が少ないから藪こぎが例年より大変かも天気もどうだろね
とハルボ―さんと話してました。
ならば藪こぎの達人にも来てもらいましょうということで
4人で行ってきました。
堂津以上の藪こぎとルーファイの難しさで、
この3人と一緒じゃなければ行って来れなかったです。
本当に感謝です。
竹藪の横断では滑って滑って掴んでも上がれず皆さんをお待たせしてしまう
場面もありました。帰りの藪こぎの体力はもうヘトヘトでしたけど、
皆さんがゆっくりでいいよーっと言ってくれたので助かりました。
登山が終了して林道で見た桜が安堵のせいか行きより綺麗に見えて、
ケガなく無事行ってこれたことをうれしく思いました。
お風呂で足のアザが27ケ所もあってハルボ―さんと笑いました〜
こんなに険しい山だけど、
信州百に選ばれている眺望の良い素晴らしい山に楽しく行けたことは
3人さんが一緒にいてくれたからだと感謝しています。
本当に本当にありがとうございました。
残雪期限定の定番、東山と堂津岳。昨年は雪たっぷりで難なく、それでも多少の藪漕ぎをしながら登った堂津岳。hapiraさんと来年は反対側の東山に行こうー♪って約束してから1年が経ちました。同じく北信州住まいのまみちさんとも秋頃に『東山はソロだと心細いのでご一緒しませんかー?』と話になって、一緒に行くことに(^^)
今年の林道開通予定初日の29日を決行日と決めて計画していたところ、まみちさんからの情報で、今年は雪が無さすぎて林道開通が1週間早まった!とのこと。なんとぉ〜(・・;) 1週間前倒しで歩いた方が絶対楽なのだろうけど、予定が付かないので断念して、今年は雪が無くしっかりと立ち上がった竹藪の藪漕ぎを覚悟で向かうことにしました。
見た目からして真っ黒黒な稜線。それでも登り上げると少しの残雪があって、両隣には迫ってくるような北アルプスや戸隠連峰、頚城の山々まで白と緑のコントラスト大展望を満喫しながら歩けてすばらしい場所です。
中西山までは本当に気持ちが良く、毎年来たい場所だなと思いながら歩くことが出来ました(^^)
そして、そこから先の薮核心部。かなり薄いルートがありますが、所々残っている残雪でルートが立ち消えたり、またルートに乗っていても密林過ぎて消えてしまったりと、竹の中で身動き取れずに悶絶が続きます。天狗鼻からの下りの時には本当に東山に到着出来るのだろうか?と不安になりましたが、4人いると目も8つ。誰かしらそれらしきルートを探し当ててくれて、何とか軌道修正する事を繰り返して1番の密林を越えることが出来ました。
その後の東山までもずっと薮ですが、まぁ核心部に比べればなんて事はない薮。楽しんで山頂に立つことが出来ました♪♪
帰りの温泉では服の中から大量の笹やらゴミやらが出てきたり、足の脛には竹の跳ね返りが当たって出来たアザが20ヶ所以上、良く見ると顔と首からは出血🩸、腕には無数の切り傷があって温泉がしみまくって痛いのなんの(・・;) ヒリヒリしながらも大変だった山が無事に登頂出来て、全員無事に帰って来れた事がうれしくてhapiraさんとアザを見せ合いっこしながらお風呂に浸かってました♪♪
まみちさん、たくさんのオヤツをありがとうございました〜!大変な山なのに重たかったでしょう(^^;; hapiraさんと引き続き信州系の危うい里山登りを続けますので、またぜひご一緒よろしくお願いします!
ruhasamanさんも遠くから運転お疲れさま〜(^^) 藪漕ぎマスターは終始涼しい顔で、アザも出来ないところがやっぱり一流なんだと悟ったわ(^^;; またGWもよろしくねん♪
hapiraさん、いつもお付き合いありがとー!またいつでもお願いしまーす♡GWも気をつけて!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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私も行かなければと思っていますが、今年の少雪でどんなもんかと思案しておりました。詳細なレコありがとうございます😄参考にさせていただきます🤗
信州ナンチャラ系はなかなか手強い山が多くて大変です😓
東山は坊寺の長くて急登なバージョンでーす。捨てても良いお洋服で行かれる事をお勧めいたします 笑!
坊寺山の藪よりはるかに強烈ですが、ピンクテープと必ず踏み跡があるので慎重に歩かれれば突破できます。
雪が多ければも少し楽できると思いますが、shimo⛷️さんなら登頂できると思います。
こんにちは
私は藪こぎが苦手で、27箇所もアザって知らない人が見たらDVかと思われそうなくらいです。
背が高いshimo⛷️さんなら良い空気が吸えていいな〜
山頂まで近くて遠い山でした。けれど眺望は素晴らしかったです。
shimo⛷️さんは峰伝いと谷間をスキーで滑ったらラクなのにって思うかもです。
ちなみに焼山滝へ様子見に行って来ましたので、そちらのレコを見てください。まぁ、藪漕ぎ名人の皆さんなら目を閉じたまま歩けるレペルですよ☺️
天気が心配でしたが、ピンポイントで晴れたようですね😊
期待通り薮が凄そう💦
この情報を元にボロで来年行きます✊
引き続きよいゴールデンウィークをお過ごしください😊
ぜひこの情報を元に、来年なんて言わずに真夏に歩いちゃって〜!笑 薮がイキイキしてぼっちちゃんをお出迎えしてくれると思います✨
ご一緒できなくて残念でしたが、期待を裏切らない激藪です。
捨てても惜しくない服装とフェイスマスク、サングラス装備の上で素晴らしいスピードで駆け抜けてくれることをご祈念いたします。
ぼっちちゃ〜ん、会えなくて残念でした。藪でガサガサ音がしたとき、ボッチちゃん来たか?おばけか?熊か?なんていろいろ思ってました。ぼっちちゃんならそつなく行けそうだし良い空気吸えそうな身長でうらやましいよー。ぼっちちゃん、また一緒に行きたいわ。エレマウのかき氷の山ならすぐ行けるよ(笑)
先ほど奥裾花から帰ってきました。
2日に堂津岳、3日に東山の予定でテン泊装備で1日夜に奥裾花の駐車場に入ったのですが、東山から降りてきた登山者に稜線の状況を聞くと、分岐の雪庇は少し残っているが、稜線の雪はほとんど消えて、藪が起き上がっていてテントを張る場所はないということでした。
仕方なく、2日は駐車場から堂津岳をピストンして、3日は車中泊で元気があったら東山をピストンする予定でしたが、堂津の藪漕ぎで疲れたのか、目覚めたのは6時を過ぎていました。堂津岳から眺めた東山は大変魅力的で是非とも行きたかったのですが、稜線までの行程を2回続けての天狗鼻はシンドイな...堂津から見た天狗鼻はトンガっていました。東山はまたの機会に
写真きれいですネ。堂津でも360度、同じような展望を満喫できました。
なんとー!そうだったんですね〜。確かに例年通りの積雪量なら稜線の2座の分岐にテント張って2日間で、、、と狙って行く方いらっしゃいますけど、今年はあの雪だと水も取れないし厳しいテントになったはずです〜。ある意味正解です✨ もう少し進んだ中西山の山頂にはしっかり雪が残ってたので、テント張るならそこだけかなって感じでした。稜線は仰る通り全て夏道歩けましたよ〜。
ぜひまた雪の良い季節に東山にお越しください😊昨年登った堂津を東山から眺めるのもすごく感慨深いものがありましたので、きっとhottenさんも同じ感覚になるのではと思います!
堂津のレコも楽しみにのぞかせていただきますね〜☺️引き続きよろしくお願いします。
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