剱岳 源次郎尾根から長次郎谷 滑走 別山 別山沢
- GPS
- 18:41
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 3,734m
- 下り
- 3,869m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:50
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 11:51
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
別山は真砂岳経由ではなく雷鳥沢経由の方が登り返し無く効率的 長次郎谷より少し上の剣沢右岸で水が汲めた 剣沢キャンプ場のトイレは掘り出されていた 二股付近は、2週間前から夏道通過の必要あり(登山届時に教えてもらった) |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
剱岳の登山届日程と天気がいい感じ、ならば剱岳でしょう
ということで、2か月ぶりの先輩とチャレンジ
計画段階はもっと奥まで行くつもりだったが、2日目夜の天気が荒れるので無理せずに剱岳周辺で楽しむことにした
立山駅から朝一の便で室堂へ、登山届してまったりと扇沢からくる先輩を待つ
いつも通り雷鳥沢キャンプまで滑ってからまだ登ったことがない真砂岳への尾根へ
尾根は程よい斜度でサクサク登れた
稜線は風があって寒い
山頂から別山方面のコルへ滑ってからツボ足で別山へ
別山沢は先日の降雪で生コン気味の雪で滑りづらいが楽しみながら滑る
下部はデブリが溜まっているので滑れるところへ移動しながら
剣沢まで滑ったらあとはてくてくキャンプ場まで登り返す
長次郎谷出合で沢水が汲めてラッキー
キャンプ場でまったり飯食ったらさっさと寝る
2日目
うっすら明るくなったらヘッデン滑走開始、ちょうど剣御前小舎方面からスキーヤーと登山者が降りてきた
長次郎谷は雪が硬いのでクトーつけて黙々と登る
熊の岩でアイゼンに変えて登る
雪が程よく硬いのでサクサク登れた
長次郎の頭のコルでピッケル出して20−30mほどの雪壁登りになる
上部はかなり急なので緊張した
雪が硬い状態だとクライムダウンはロープが無いときつい程度だ
あとはサクサク歩いて山頂ゴール
しかし風が冷たく雪が緩んで無いので山頂で大休憩
するも、やはり緩まないので慎重に源次郎尾根へエントリー
上部は硬く、横滑り多めで下降
ちょうど下から登ってくるパーティと鉢合わせてしまい
通過するまで少し待った
ダイレクトルンゼは2回行ってるので、今回は別ルートで
長次郎谷が見えてきたところで面ツルの綺麗で緩んだ斜面へドロップ
雪は重たかったが思い切った滑走ができて楽しめた
熊の岩の下部まで急斜面を楽しんだら
あとは珍しくフラットザラメな長次郎谷をまったり滑る
滑り切ったらまた剣沢を延々登り返す
最後は雷鳥沢の滑り、夕方になるにつれて天気が荒れ、風が強くなって寒かった
この日は無理せずに雷鳥沢ヒュッテに泊まって温泉ビール日本酒を楽しんだ
もう酔っ払いすぎて飯食ったらそのままバタンキュー
ある意味完全燃焼でした!笑
長次郎谷からの剱岳に行ってきました。
4月28日 GW連休一日前の金曜始発で扇沢出発
明日夕方までは天気は良い。
真砂岳から別山沢を目指す。
対面に剱岳を眺めながらの別山沢は素晴らしいロケーションですね。
長次郎谷出合いすぐ上にちょうどよい水場が出ており、ここで今夜の水確保。
剣沢キャンプ場まで2時間登りをこなし、剱岳を望む素晴らしいテン場泊
4月29日 まだ暗いが数人の登山者やスキーヤーが剣沢を下降していく。
我々も長次郎谷を目指す。
長次郎谷を行くのは初めてだが、新しいデブリもなく、比較的楽に登れたように思う。
コルからの雪壁は最後が急でコワかったが、もっと雪が硬かったら厳しそう。
予定では池谷ガリー、三の窓雪渓を目指す計画だったが、この状況では雪が緩みそうにないこと、夕方から雨が降り出して荒れる予報であるため、このまま長次郎谷を滑って室堂に戻ることにする。
剱岳で雪が緩むのをしばし待ってからインディアンクーロアール滑降。
硬いのに加えて下から4人パーティが登ってきているため、ほぼ横滑りで無難に下る。
源次郎尾根からの長次郎谷滑り込み、さらに長次郎谷の滑降が今回いちばん快適だった。
最後は4時間かけて剱御前へ。暑くてきつかった。
剱御前は相当風が強く、雨雲が近づいていて三の窓雪渓方面に行かなくてよかった。
雨が降り始めるなか雷鳥沢ヒュッテ到着。温泉に生ビール・お酒と今シーズンを締めくくった。
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