谷川岳 想定外の冬変化
- GPS
- 03:59
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 862m
- 下り
- 856m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:59
天候 | みぞれ-強風-曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上部5センチほどの新雪、吹きだまり箇所は15センチほど 午前中は強風、巻き上げた雪が痛いほど |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
ザック
行動食
GPS
サングラス チェンスパ 冬用ストック
|
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感想
前日の予報でも2日は確実に快晴、天候に恵まれた山行になるはずだった。前日の夕方水上に入ったところで小雨が降ってきたが、翌日は真っ青な空と白い雪のコントラストの山行だと確信していた。
しかし朝になっても雨が止まない?そのうちに急回復と思いながらロープウェー駅についた時も雨脚は強くなっていた。駅では山頂駅気温-3度、雪とのこと半信半疑になった。でも山頂まで行ったが引き返してくる登山者も数組見かけ、先々の山行が心配になった。
天気の回復を信じて下はカッパを着用、冬用装備をしてロープウェーに乗った。
新雪の天神平からチェンスパを着けて歩き出す。途中の雪面の斜面をトラバースするのには気を遣った。アイゼンも持ってきたが車の中、失敗かなと思ったが雪も溶け出しているのでそのまま進んだ。何より先行者のトレースが頼りだった。
ところが避難小屋から先は我々だけになってしまった。
尾根道だったので数センチの新雪ならチェンスパで全く問題なく進めた。
標高が上がるに従って白いガスが近づき、木々には霧氷そして路面もアイスになってきた。天狗の溜まり場から完全に冬の雪山の登山になってきた。
岩場を過ぎて山頂近くになるとすべてが雪面となって道はロープがまっすぐ白く煙った先に伸びているだけ、何だか永遠に登って行くような錯覚を覚えた。
それに容赦ない風は雪煙となってバチバチと打ち付けてくる。最悪のコンデションにへたりそうになった。しかし直ぐに小屋が見え飛び込む、管理人がいて暖かい飲み物をいただきながら話をするうちに天候は回復してきた。風もなくなってさっきまでの白い吹雪の世界は嘘のようだった。
それから快調に山頂に到着、周りの景色を楽しむことが出来た。
あとから登ってくる人たちはコンデションもよくなって始めから山行を楽しめただっっろうと思った。
距離が短く標高差もそれほど、ロープウェーを利用し気楽な山行と安易に考えていた自分に谷川岳は猛省を促してくれた。
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