伊吹山地縦走（伊吹山〜横山岳）

2023年05月03日(水) ~ 2023年05月04日(木)

• GPS: 20:15
• 距離: 59.8km
• 登り: 4,494m
• 下り: 4,599m

コースタイム

1日目

• 山行: 14:17
• 休憩: 0:50
• 合計: 15:07

8:41 上平寺 伊吹山登山者用駐車場
8:45 8:46 京極氏屋形・庭園跡
9:12 9:12 上平寺城跡
9:26 9:27 弥高尾根・上平寺尾根 分岐点
9:35 9:35 弥高山
9:55 9:55 上平寺尾根分岐
10:00 10:01 伊吹山六合目（標識）
10:07 10:07 伊吹山七合目
10:20 10:25 伊吹山八合目
10:31 10:31 山頂周回道分岐・合流点
10:38 10:38 伊吹山 山頂公衆便所
10:41 10:42 伊吹山
11:16 11:17 静馬ヶ原
11:21 11:21 P1149
11:53 11:53 P983
12:28 12:28 御座峰
12:44 12:44 大禿山
13:00 13:01 国見岳
13:30 13:38 国見峠
14:09 14:09 虎子山
15:53 15:54 笹刈山
16:13 16:13 ブンゲン
16:25 16:25 ブンゲン登山道入口
17:25 17:25 品又峠
18:09 18:10 瀬戸山
18:29 18:38 新穂峠
18:53 18:53 新穂谷山
19:25 19:25 新穂山
20:27 20:32 鳥越山
20:57 21:06 鳥越峠
21:15 21:16 小朝ノ頭
21:22 21:22 大朝ノ頭
21:27 21:36 小朝の頭北方コル
21:59 22:00 金糞岳
22:08 22:08 白倉峠
22:20 22:21 白倉岳
22:32 22:32 県境尾根分岐（八草出合い）
22:52 22:53 八草出合い登山口（林道分岐)
23:37 23:41 八草峠
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 3:34
• 休憩: 0:12
• 合計: 3:46

5:34 5:35 金居原コース登山口
6:50 6:50 夜叉ヶ池
6:55 6:56 阿蘇山
7:00 7:01 金居原コース/東尾根コース出合
7:39 7:39 横山岳東峰
7:52 8:03 横山岳
8:21 8:21 天狗の森
8:53 8:53 ケヤキ広場
9:04 9:04 菅並三角点
9:16 9:17 横山岳 余呉登山口
9:23 ゴール地点

天候

二日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

上平寺登山口のPに駐車。無料、30台くらい。
帰りは余呉駅から関ヶ原駅までJRを利用。余呉駅ではICOCAで入場できるが、関ヶ原駅で出られない。関ヶ原駅から上平寺までは徒歩で2時間くらい。タクシー利用のつもりが捕まらず。

コース状況／危険箇所等

伊吹山登山道の上平寺ルートは五合目付近で合流するまで樹林帯を進むので、日差しが気になる方には最適。品又峠から鳥越峠、横山岳から余呉登山口まではほぼバリエーションで、GPSが無ければ踏破は難しいでしょう。

写真

5/3 8:42

本日のスタートは上平寺登山口から。すでに駐車場は満車でした。

5/3 9:08

城跡らしい。
ここまでは九十九折りの道がひたすら続きます。

5/3 9:36

伊吹山。
こうして見るとかっこいい山です。

5/3 9:57

ものすごい数の登山者が列を成して上を目指しています。ら

5/3 10:29

琵琶湖！

5/3 10:39

伊吹山頂では写真撮影待ちの行列が。
それを横目に脇からパチリ。

5/3 10:39

これから向かう伊吹山地の山々。どれがどれやら。

5/3 10:58

東登山道コースは初めて。この時期は花もあまり多くない。

5/3 11:07

専用道路脇にはイカついカメラを構えた人たちがずらり。猛禽を上や横から撮影できるスポットなんだそうです。

5/3 11:34

縦走路に入るとまずはカエデの新緑がお出迎え。ハウチワとイタヤカエデが混在。

5/3 11:36

この辺りの尾根道の多くが霊仙山のような石灰岩質で歩きにくい。これからの季節、ヒルが多そう。

5/3 11:44

ドウダンツツジですが、この辺りのはイヤにおどろおどろしい。

5/3 12:20

5/3 12:25

伊吹山も遠くなってきました。

5/3 12:28

御座峰。

5/3 12:32

遠くへ伸びる山道。
良い道ですが、登山者は驚くほど少ない。

5/3 12:44

左奥に少し雪の残る山が能郷白山。右奥のもっと遠くの白い山が白山。

5/3 12:55

5/3 13:00

国見岳山頂。

5/3 13:06

庭園のような山道。

5/3 13:07

池があります。

5/3 13:10

突然広く開けたキャンプ場のような土地が出現。KDDI管理地だとか。電波塔でもあったのかな？水が確保できるならここでキャンプしてみたい。

5/3 13:11

アナグマ発見！
けっこう鈍感で、近くに行ってもこちらに気が付きません。

5/3 13:13

巣まで追いかけてみました。巣は広範囲に広がっていて、出入り口も複数あるんだとか。

5/3 13:14

5/3 13:22

人工林の中の下り道は走りやすい。

5/3 13:30

国見峠着。滋賀県側は通行止めで、峠の駐車場に停めてある車はみんな岐阜ナンバー。

5/3 13:37

峠の湧水で水を補給。
別に味はおかしくないけど、美味しそうではない。

5/3 14:09

トラス山。

5/3 14:10

トラス山の向かいでは、ヘリがしきりにホバリングしていました。遭難者でも出たの？

5/3 15:22

この辺りは登山者も少ないのか、踏み跡が薄く、見失いがち。マーキングは比較的新しい。

5/3 15:30

水場発見！
尾根のルート直下なのに量も豊富で美味しそう。

5/3 15:49

笹刈山への道。
この笹刈りのお陰で快適に歩けます！どなたか存じませんが、ありがとうございます！

5/3 15:52

笹刈山から琵琶湖。

5/3 15:52

伊吹山も随分遠くなりました。間の高い山は多分国見岳。

5/3 16:06

5/3 16:14

ブンゲン山頂。

5/3 16:18

奥伊吹スキー場。
リフトの監視小屋に飲みかけのお茶があったり、なんとなくヒトの気配が残っていて不気味。スキー場の敷地をかすめて進みます。

5/3 16:30

人の手が入ったブナの森。

5/3 16:52

綺麗な沢があって腹が減ったので、晩御飯にしました。今日はトレランじゃなく、速めの山行なので、バーナーとシュラフ持ちなのです。

5/3 17:23

晩御飯は済ませましたが、まだまだ進みます。この山行は、眠くなったらその場で寝るスタイル。

5/3 17:29

品又峠。
夜間ならこの左側の登りは気がつかないでしょうね。

5/3 17:46

この辺りからは、マーキングはあるものの、踏み跡薄め。

5/3 17:47

夕陽が差して、辺りの空気が黄色に染まって見える。

5/3 18:29

新穂峠。

5/3 18:53

新穂谷山？展望ゼロ。
この辺りから夜パートに入りました。

5/3 20:25

鳥越山。

5/3 21:41

クマ避けの鐘？が5箇所ありました。当然カンカン鳴らしておきます。
夜の山道のすぐ近くでガサガサと獣の気配がするのはやっぱりおっかない。8割方は鹿なんでしょうけど、逃げた後の警告鳴きが無いので確信は持てず。熊かな…。

5/3 22:00

金糞岳。
遠くの山中にポツンとキャンプの灯りが見えていました。ここらの稜線歩きは絶品だそうな。昼間にまた来よう。

5/3 22:21

白倉岳。右の錆びた刈刃は鐘代り。しけた音しか鳴りません。
このあと金居原へ下る長い林道へ。前半2キロくらいは落石がゴロゴロしているような、長い間利用されていない林道で、何度も足を捻りました。

5/4 4:52

長くて寒い林道を下り終え、次の横山岳登山口付近の国道端でご就寝です。なにせ眠気の限界で横になるので、瞬時にぐっすりです。

5/4 5:27

カップ麺の朝食を済まして出発です。

5/4 6:13

登山口は、舗装路からの取っ掛かり付近が難しい。道は無いけどマーキングはあるので、よくよく探してみて下さい。

5/4 6:43

ぼんやりと踏み跡はありますが、マーキングが間遠で分かりにくい。

5/4 6:46

5/4 7:00

ここから雰囲気がガラリと変わり、快適な登山道になります。

5/4 7:15

登山道の両側には、花の終わったイワウチワかイワカガミがびっしり。

5/4 7:22

時期が遅いので諦めていましたが、ギリギリ残っていたイワウチワ！今シーズン初です。来年はもう二週間早く見に来よう。

5/4 7:23

可憐な花です。

5/4 7:28

ブナの森を抜けて、見晴らしのいい尾根道へ。南側に見える金糞岳はこちらからでは随分と平坦です。その右肩に薄く見えるのは、たぶん伊吹山。

5/4 7:38

5/4 7:45

木蓮？コブシ？
ギリギリ綺麗な状態で咲いていました。

5/4 7:52

横山岳。
山頂は広々していますが、展望はなし。

5/4 8:06

メインの下山ルートに向かわず、あえて西尾根ルートへ進みます。入り口はトラロープで閉鎖してあります。踏み跡はほとんどなく、マーキングも新旧混在していて、わかりにくい。ヤマレコを頼りにゆっくり進みます。

5/4 8:19

急な崖道を上から写したんですが、写真じゃ全然分からない。

5/4 8:23

下りなのにヨチヨチしか進めずイラッとしますが、時折見かける花に癒されました。

5/4 8:26

イカリソウ？

5/4 9:17

西尾根ルートを下り切ったところにある、樹齢700年の大ケヤキ。今回はここまで。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

mana-ka

1、2週間前まではこのGWは雨予報じゃなかったでしたっけ？前日までほぼノープランでした。雪山でなく、2、3日程度の縦走ルートで、行ったことのないところがいいというわけで、伊吹山地縦走路にチャレンジすることにしました。テントは持たず、あわよくば無泊で駆け抜けるスタイル。結果的には睡魔に勝てませんでしたが、荷物も非常に簡便で、天気天候が許す限り、このスタイルを活用していきたいと思いました。
眠くなったその場で寝ればいいやと考えていましたが、山中が寒いという以上にやはり動物の気配が強くて安眠できる気がしなかったので、集落の外れの道路脇で就寝となりました。

今回の反省は、携行したモバイルバッテリーの容量が小さかったこと。5000mAhでいつもなら十分なんですが、このルートは圏外であることが多い為か、携帯のバッテリーの消耗が激しく、1日目が終わる頃には2回半の充電でモバイルバッテリーが終わってしまいました。
体力的時間的にはもう一座、七七頭ヶ岳は可能だったんですが、登山途中のしかも下山時にヤマレコが使用不能になると不安なので、諦めることにしました。
山は逃げない。

あと、今シーズンもイワウチワが見れたことを神様に感謝。

コメント

yukkirate

どうやって泊まるんだろう？と思ってたら、何と道路脇？！ビックリ過ぎて！！そんな度胸あるならそりゃマダニも怖くないよね…。道端で交通事故に遭わないように気をつけて下さいね(T . T)
アナグマも穴の中の顔がハッキリ写ってましたね。これもすごいなぁ。
山行の過酷さよりもそちらに目が行ってしまった(^◇^;)

mana-ka

yukkirateさん
いつも拙レコにコメントいただき恐縮です。
ご安心ください。道端と言っても歩道の脇ですので、車に気をつけると言うよりも、散歩の地元民に気を使うという感じでした。
今回テントなしの仮眠で凌ぐというスタイルが思いのほか楽しかったので、今シーズンは里山で何度か試してみたいと思います。安心してください。オススメはしませんよ。