坊がつる讃歌にのせて 平治岳〜大船山
- GPS
- 25:34
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,289m
- 下り
- 1,281m
コースタイム
- 山行
- 3:03
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:03
天候 | □5月24日(日) 晴れ □5月25日(月) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
てしばらく進む。 宮地駅前交差点を左折し県道11号(やまなみハイウェイ)を長者原に向け走る。 ■阿蘇から長者原まで約51km、寄り道などしていたので90分ほど掛かりました。 ■駐車場所は長者原の九重登山口駐車場を利用する。 ・490台近く収容出来るようです。 ・午後一時前に長者原に着いたが駐車場は多くの車でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■長者原には売店やトイレ、GSもあります。 ・登山道入口には登山ポストがあります。 ・法華院山荘や坊ガツルのキャンプ地で水の補充やトイレも使えます。 ■〜くじゅうの空〜(ライブカメラ) http://www.kuju-walker.net/live/ ■登山道には特に危険箇所はありません。 ・分岐などにはしっかりした案内表示もあるので安心です。 ■これからはミヤマキリシマのシーズンのため駐車場や登山道も大変な混雑が予想されま す。今週、来週の週末は混雑しそうなので余裕を持った時間設定が必要ですね。 ・大戸越から平治岳は登り下り専用に分かれていました。 ■ミヤマキリシマ状況(個人の感想) ・大戸越から平治岳の斜面は多くが虫にやられてた。木々の間を抜けるので時々衣服チェ ックが必要。シャクトリムシが這ってる事が時々あります。 |
その他周辺情報 | 【昼食】 ・長者原に着いてまずは腹ごしらえで長者原ヘルスセンターへ寄る。 ・大分郷土料理の「だんご汁定食」を注文する。若い方はとり天定食なのでしょう。 http://www.kuju.jp/member007.html 【お風呂】 ・登山口周辺には日帰り入浴が出来る施設が幾つもあるようです。 ・昼食に寄った長者原ヘルスセンター2階にもお風呂の案内がありました。 【宿泊】 ・宿泊は法華院温泉山荘 ・山小屋だと言うのに温泉もあり食事もおいしかった。 また、トイレが綺麗だとの情報も本当でした。 http://hokkein.co.jp/?page_id=765 【長者原ビジターセンター】 ・館内ではくじゅうの自然や文化などを紹介し展示や周辺の案内も行っている。 ・休日にはガイドによるタデ原湿原周辺の自然観察会もある。 http://kyushu.env.go.jp/nature/tyojyabaru/ 【くじゅう山開き】 ・日時 2015年6月7日(日)10時より山頂で神事が行われる ・毎年、久住山と大船山と交互に開催され今年は久住山が会場。 安全祈願や干支のイラストが描かれた記念ペナントの配布があるようです。 ペナント欲しいな。 ・前日の6月6日(土)は前夜祭が行われる。 http://www.kujuaid.net/contents/yamabiraki.html 【九重町観光協会(ミヤちゃん)】 ・大分県九重町のマスコットキャラクター「ミヤちゃん」はミヤマキリシマの妖精。 登山中にミヤちゃんに出会うと幸せが訪れるとか。 https://www.facebook.com/miyachan.k |
写真
感想
■5月24日(日)
阿蘇から車で移動し午後には長者原(ちょうじゃばる)に着きました。
駐車場では何とか空いたスペースに車を滑り込ませる事が出来た。
腹ごしらえをして登山準備をして登山届けを出し法華院温泉山荘を目指します。
長者原周辺のタデ原湿原は気持ちのよか場所です。
周辺をのんびりと散策するのも楽しそう。
下山時に時間があればタデ原周辺を少し歩きたいと思います。
午前中に大雨警報が出ていた阿蘇山とは違い暑い日差しになりました。
長者原から二時間以上も掛って雨ヶ池越にようやく着きました。
雨ヶ池越を過ぎると正面に明日登る予定の平治岳や大船山が見えて来ます。
眼下には坊ガツルも見えます。
登山道脇にはチゴユリ、ハルリンドウ、クサボケ、イワカガミ、スミレ類といった花々が目を楽しませてくれます。
▽人みな花に酔うときも 残雪恋し山に入り・・・♪
雨ケ池越から法華院温泉山荘までの登山道は起伏の少ないコースでした。
法華院温泉では九州最高所の温泉に浸かる。
湯の花も浮かぶ結構な泉質で身体の芯から温まります。
山の中での温泉は大変ありがたい。
食事の後に夕日を眺めに外に出てみるが夕焼けは見れなかった。
くじゅうの夜風が火照ったからだにひんやりと心地良い。
▽出湯の窓に夜霧来て せせらぎに寝る山宿に・・・♪
当初は泊まらずに早朝に長者原を出発して日帰り山行きも考えましたが嫁さんのことを考えると前日に法華院温泉まで入り翌日は余裕を持って山頂を踏む計画にしました。
法華院山荘泊にして良かった。
■5月25日(月)
朝起きて窓の外を覗くと快晴です。
今日の山歩きが楽しみです。
朝食をいただき昼食用の弁当をザックに詰めニ日目の山歩きがスタートしました。
今日は夕方までに長者原に戻ればよいのでゆっくりと歩き出しました。
憧れていた坊ガツルには法華院温泉から10分程で着きました。
坊ガツルのキャンプ地にはテントが6〜7張ほど並んでいます。
周辺を山に囲まれた坊ガツルは山の中のオアシスといった感じです。
中央には周辺の山々を源とした鳴子川が流れ大変気持ちが良い場所です。
この場に立つと三十数年前に芹洋子さんが歌っていた”坊がつる讃歌”が思い出されます。
原曲は昭和27年に坊ガツルにある山小屋で九州大学の学生によって作られたようです。
あらためて歌にぴったりな場所に感動です。
▽四面山なる坊がつる 夏はキャンプの火を囲み・・・♪
坊ガツルを後にまずは大戸越を目指します。
大戸越からは登り専用道で平治岳に登ります。
平治岳の登山道にはミヤマキリシマの木がたくさんあるが花を着けてる木がほとんどない。
山頂周辺に近づくと幾つかの木で花の咲いている木や蕾の木がありました。
見頃はもう少し先のようです。
次に大船山へ向かいます。
北大船山周辺でも蕾の膨らみ始めたものがありました。
平治岳や北大船の山頂周辺は昨日行った阿蘇より標高が高いので開花も阿蘇より少し遅いようです。
山一面がピンク色に染まるのももう間もなくのようです。
▽ミヤマキリシマ咲き誇り 山くれないに大船の・・・♪
大船山頂では周辺の山々の展望を楽しみます。
今日は日差しが強いので日陰のない山頂に長居をせず坊ガツルまで下りてお昼にしました。
昼食後は登って来た道で帰ります。
三俣山のツクシシャクナゲも見たかったのですが残念ながら時間的に難しく今回は登れませんでした。
▽石楠花谷の三俣山 花を散らしつ篠分けて・・・♪
まだ時間に余裕があるのでタデ原散策路へ寄り道です。
タデ原は坊ガツル湿原と共に「ラムサール条約」に登録された貴重な湿原だそうです。
春から秋にかけてさまざまな花や生き物が見られる場所です。
湿原ではサワオグルマ、ウマノアシガタなどの花が見られました。
駐車場に戻り本日の宿泊地の九重星生ホテルに向かいます。
長者原から車ですぐの場所です。
連泊して九重周辺の山々を登るには絶好のロケーションです。
お風呂(山恵の湯)からは三俣山や泉水山などの雄大な景色が見えました。
お疲れ様でした。
▼「坊がつる賛歌」芹洋子
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