(今さらですが)2014の山を目指して!! 大菩薩連嶺縦走(上日川峠~大菩薩嶺~大菩薩峠~石丸峠~小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~黒岳~湯ノ沢峠~やまと天目山温泉)


- GPS
- 06:34
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,051m
- 下り
- 1,654m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:34
それでも標準CTとの比較で言うと、下りはかなり遅いのですが。
天候 | 晴れ時々曇り 終日、稜線では風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:43 立川発甲府行き 甲斐大和駅8:01着 → 立川ですでに満員。大半が山行きの格好の方々。後から並んでいた人は座れず。 8:10 甲斐大和駅発上日川峠行き第一便 上日川峠8:50着 → 乗客が多かったため、バス2台。1台目は上日川峠に行く人のみ。 → 甲斐大和⇒上日川峠は1,000円。 ■帰り 15:31 やまと天目山温泉発甲斐大和駅行きバス 甲斐大和駅15:55着 → 10分ほど遅れて到着。そのため、甲斐大和駅15:51発の電車に乗れず。 到着時は満席でしたが、温泉に立ち寄る人が多く下車。 降りた方々と入れ替わりでしたが、ギリギリ立っての乗車。 → やまと天目山温泉⇒甲斐大和駅は300円。 16:15 甲斐大和駅発高尾行き → 帰りも下山後の方々ばっかり(って、人のことは言えませんが)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に危険個所はなし。 ■上日川峠~大菩薩嶺 相変わらず、よく整備された歩きやすい道です。はい。 ■大菩薩嶺~石丸峠 朝、霜柱になっていたのが日向では溶けており、滑りやすくなっていました。 ■石丸峠~小金沢山 石丸峠から先は、一気に人が減ります。 狼平の笹原までは気持ちのよい道。 そこから先は樹林帯。多少、先がわかりづらいところがありましたが、テープはしっかり。 細かいアップダウンを繰り返しながら小金沢山へ。 ■小金沢山~牛奥ノ雁ヶ腹摺山 樹林帯の尾根歩き。アップダウンも少なく、歩きやすい尾根道。 ■牛奥ノ雁ヶ腹摺山~黒岳 牛奥ノ雁ヶ腹摺山を越えてから、すぐに下って川胡桃沢ノ頭までの登り返し。 ここが地味にキツイ。 そこさえ越えれば、多少のアップダウンを繰り返す尾根道。 ただし、何度もあそこに見えるピークが黒岳?とだまされました。 ■黒岳~湯ノ沢峠 全体に下り基調。 白谷丸で急に景色が開け、ここは絶景。南アルプス・八ヶ岳の姿も見えます、。 白谷丸を超えると、結構、急な下り坂。狭いのと、意外と表面が滑るため、歩きづらい道。 ■湯ノ沢峠~やまと天目山温泉 湯ノ沢峠登山口までは沢沿いの道。何度かの渡渉を繰り返して登山口の林道まで。 林道からやまと天目山温泉までは、景色もなく、何もないツマラナイ道。 ここはタクシーを呼んで、お金で解決するのが正解だったのかも。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(25L)
レインウェア
ヘッドランプ
帽子
手袋
ザックカバー
ストック
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
サバイバルシート
携帯簡易トイレ
保険証
水
非常食
ジャケット
アンダーウェア(着替え)
充電器
防寒着
ハイドレーション
タオル
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感想
今年中にやると決めていたことが二つ。
・午年にちなんで「駒」、「馬」のつく百名山登頂
→ 越後駒ヶ岳(7月)、甲斐駒ヶ岳(8月)、白馬岳(9月)、会津駒ヶ岳・木曽駒ヶ岳(10月)で達成。
→ ついでに、富士山、赤城山のピーク、駒ヶ岳も登頂。
・2014mの小金沢山登頂
→ 未登頂。
大菩薩嶺は今年、2回来ていますが、時間の関係で小金沢山までは足を伸ばせずじまい。
ということで、雪に閉ざされる前に、未達成だった小金沢山へ!
どうせ行くなら、ガッツリと大菩薩嶺から滝子山までの縦走も検討。
ですが、縦走の場合は、公共交通機関に頼ることに。そうなると、どうして上日川峠からのスタートが9時と遅い時間。
日暮の早いこの時期、とてもじゃないですが、日没までに下山できる自信ナシ。
日没までに降りてくることができる自信があった、やまと天目山温泉に降りるルートを選択(でも、温泉には入りませんが)。
前日、終電近くまでフットサル仲間と飲んでいましたが、なんとか5時に起床。
酒が抜けていないのを自覚しながらの出発。こういうときには電車がよいですね。
登ってみると、終日、風が強い状態だったにも関わらず、
上日川峠~大菩薩嶺山頂:インナー+長袖シャツ+半袖シャツ(だけ)
大菩薩嶺山頂~小金沢山:インナー+長袖シャツ+半袖シャツ+フリース
→ ここまでは手袋ナシ。
小金沢山~黒岳:インナー+長袖シャツ+半袖シャツ+フリース+ウィンドブレーカー+手袋
と、寒さ対策が完全に後手後手。特に、風を遮断するためのウィンドブレーカーと手袋の装着が遅かった印象。
黒岳手前で足の進みが悪くなり、なんとなく焦点も定まらずにふらつく状態。登っているにも関わらず、体も暖まらずに汗も出ず。なんの前兆もなく、ふと、気が付けばそういう状態。風邪でも引いたかと思いましたが、黒岳山頂でダウンを着込んで暖かくして休憩していたら、すぐに体調も回復。
後から振り返ると、軽い(ってあるのか?)低体温症だったのかもしれません。それまで、手が冷たいとは思っていたのですが、特に寒いとは感じておらず、いつの間にか風に体温が奪われていたのでしょう。そう思うと、低体温症って怖い(本当に低体温症だったのかはわかりませんが)。
あまり汗をかくのもよくないですが、風が強い場合は特に体温も奪われがちなので、保守的な寒さ対策の必要性をあらためて痛感。
コースは樹林帯、笹原、富士の絶景と楽しめるいいコース。それぞれの山の山頂では必ず人もいましたが、それ以外のところは人も少なく、静かな山歩きを楽しめると思います。
東京近辺ではちょうど秋を感じていますが、山では霜柱、ツララと見られて、すでに初冬の雰囲気を感じました。
登ったピークが大菩薩嶺、熊沢山、天狗棚山、小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、黒岳の6つ。これだけのピークを踏むと、なんとなく、いっぱい登った気になるのもいいところ。
ただし・・・
やまと天目山温泉に降りる場合、最後の林道歩きが心理的な難所。ここは、タクシーを呼んでお金で解決した方がよいと感じました。
大菩薩は比較的、ゆるいイメージがありますが、こうして縦走路を取ると意外と歩きがいもあり、楽しめることがわかりました。
今度は南半分にも行ってみたい。
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