台高山脈縦走(高見山〜日出ヶ岳)
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- GPS
- 36:35
- 距離
- 55.1km
- 登り
- 5,147m
- 下り
- 4,041m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:13
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:06
- 山行
- 10:07
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:07
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:15
天候 | 一日目 快晴 二日目 快晴 三日目 快晴 四日目 晴れ時々曇り後霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
近鉄大阪線榛原駅下車 奈良交通バス10系統菟田野行き菟田野下車 東吉野村コミュニティバス『ふるさと号』杉谷方面高見登山口下車 復路 奈良交通バス特急系統大台ヶ原発イオンモール橿原行き大和八木駅下車 近鉄大阪線大和八木駅乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一日目(高見登山口〜明神平) この区間は北部台高縦走路としてよく整備され、道標やマーキングも随所にあり歩きやすい。特に危険な場所や迷いやすい箇所はない。 二日目(明神平〜霧ノ平) 明神平から池子屋山までは比較的よく整備されているが、池小屋山から先の縦走路は藪が多く不明瞭で、道標はもちろんマーキングも少ない。けもの道に惑わされないよう、主稜線を意識して歩きたい。アップダウンを繰り返す厳しいコースだ。 三日目(霧ノ平〜振子辻手前の幕営適地) アップダウンを繰り返す厳しいコースが続く。主稜線をたどっていくが、不明瞭な箇所は多い。幅が広いなだらかな地形では、進行方向を見失いやすいので気をつけたい。また、ピークの上では支尾根に迷い込まないよう、進むべき方向を確認しながら進むようにしたい。コースには両側が切れ落ちた痩せ尾根もあり注意が必要だ。場所によってはフィックスロープもあるが、古くなっており体重をかけるのには不安がある。実際、切れたロープが残置されている箇所もあった。 四日目(幕営地〜大台ヶ原・日出ヶ岳) 相変わらず厳しいアップダウンが続く。振子辻の前後はコースがコの字を描くように曲がっており、進行方向を誤らぬよう慎重に確認を行った。明らかにコースと思われるような、はっきりとした稜線の脇から主稜線が落ち込んでいる箇所があり、マーキングを見逃してしまうとコースを誤ってしまうので注意が必要だ。大台辻から先は、整備された登山道に様子が一変する。といっても整備された登山道の跡といった方が良く、崩壊箇所もあり注意すべき箇所も多い。 コース全般を通して、アップダウンがキツく、トレースは不明瞭でマーキングが少なく、灌木の藪漕ぎや倒木が登山道を塞いでいる箇所も多いため、ルートファインディング技術が試されるタフなコースだ。 |
その他周辺情報 | 大台ヶ原ビジターセンター 大台ヶ原物産店 http://vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tanoshimu/odaigahara/ 心・湯治館(日帰り入浴不可) https://www.cocoro-toujikan.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
昼ご飯
行動食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
シュラフカバー
|
---|---|
備考 | シュラフは#3を持参したが#5でもよかった。 防寒着にフリースとダウンを持参したが、ダウンだけで十分だった。 |
感想
台高山脈縦走路は、その名のとおり大台ヶ原から高見山をつなぐ縦走路だ。今まで、高見山から池小屋山までの北部台高山脈縦走路は何度か行っているが、池木屋山から先の縦走路は初めてになる。かねてより、訪ねてみたいと思っていたが、入山者も少なく登山道は不明瞭と聞いていたので、なかなか行く機会がなかった。もともと今年のゴールデンウィークは、昨年、大峯奥駈道の北半分を行ったので、南半分を行こうと考えていたところ、十津川村内の国道168号で土砂崩れがあり、帰りのバスが運行していなかったことから、ならば台高山脈縦走をと思い立ったものだ。
名前からすれば、大台ヶ原から高見山になるのだが、それでは登山ではなく下山になると思い、高見山から入山した。池木屋山から先は、想像に違わぬ不明瞭な道で、これでもかとアップダウンを繰り返すタフなコースに日頃のトレーニング不足を実感させられた。
入山前の天気予報では、最終日は崩れて雨になるとのことだったが、どうにか天気は持ちこたえて雨に遭うこともなく無事下山することができ、ラッキーだった。また、シャクナゲやアカヤシオの開花がドンピシャのタイミングで、折れそうな心が癒やされた。
すれ違った登山者に話を伺うと、高見山から尾鷲まで行かれる強者がいたとのことで、本当にびっくりだ。そんな話を聞くと、今回のタフな山行でお腹いっぱいと思いつつも、日をあらためて大台ヶ原から先、尾鷲へも行ってみたいと思う私は間違いなく山バカだ。
なお、使用したカメラの時刻を合わせていなかったため、地図上の撮影ポイントが10分ほど手前の位置を示している。あしからずご了承願いたい。
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