倉戸山から鹿倉山

2023年05月13日(土) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,649m
• 下り: 1,638m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:52
• 休憩: 0:12
• 合計: 7:04

6:21 大麦代園地
6:32 6:32 倉戸山登山口
6:38 6:39 倉戸口バス停
6:42 6:44 倉戸山登山口
7:52 7:52 倉戸山
8:45 8:46 女の湯バス停
8:58 8:58 峰谷橋バス停
9:02 9:04 小河内神社バス停
9:29 9:30 深山橋バス停
9:36 9:36 陣屋バス停
10:16 10:16 ババアサマ
10:34 10:34 大寺山
11:21 11:22 タナグチ山
11:29 11:30 林道終点
11:40 11:41 オオヤマト山
11:57 12:05 鹿倉山
12:18 12:18 オオヤマト山
13:30 鴨沢バス停

天候

晴れのち雨
気温13℃→8℃
7時半位までは晴れ間があったが後に曇り空へ。
朝10時半辺りから雨が降りだし下山まで雨止まず。
雨が降り出すと冷たい風と共に気温が下がっていった。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

▪️行き
大麦代園地駐車場を利用（100台以上駐車可。トイレあり）

▪️帰り
鴨沢バス停14:25発→大麦代バス停14:43着

コース状況／危険箇所等

・倉戸（くらど）山
倉戸口からスタート。
標識に従い集落の間を抜けると登山口へ。
よく整備され道迷いの心配は無し。
下りの女の湯への道は「道迷い多発」と案内があるが、今は整備されたのか標識とピンテに従えば問題無い。
登りも下りも結構急登。
倉戸山単独より石尾根への登りで使われる方が多そう。

・大寺山〜鹿倉（ししくら）山
道は比較的分かりやすく標識やピンテも豊富なので迷わない。
大寺山までは長い登りが続く。
大寺山山頂には巨大な仏舎利塔がある。
鹿倉山までの稜線はいくつか折れ曲がるが、標識などに従えば良い。
奥多摩登山詳細図によると稜線から北側へ降る道はどれも悪路の様だ。
実際降りで使った大山戸川左岸尾根ルートは標識も無く踏み跡も薄く、登山口直前は非常に急で足元も悪かった。

その他周辺情報

・東部ふれあい館 「木洩れ日」…鴨沢バス停の横にある飲食店

・小菅の湯…大人800円　18:00迄

写真

5/13 6:21

大麦代園地に6時過ぎに到着。
100台は駐められそうな広い駐車場はガラガラ。
今日は雨予報だから仕方ない。

5/13 6:23

まずは倉戸山の登山口へ向かう。
暫く奥多摩湖沿いを車道歩きだ

5/13 6:34

倉戸口バス停。
ここを左に行くのが正解だが、間違えてトンネルの方へ進んでしまい引き返した。
左手に見える斜面の踏み跡を登る

5/13 6:40

倉戸山登山口まで暫く集落を歩く。

5/13 6:45

標識は豊富。
右の階段を進む

5/13 6:45

集落はもう人の住んでいない家も多い様で、過疎化が進んでいる様だ

5/13 6:47

神社の脇を行くといよいよ登山開始

5/13 6:50

倉戸山は石尾根の鷹ノ巣山や六ツ石山へ接続する途中のピークで、ヤマレコ見てても倉戸山自体を目的地とするレコはあまり見られなかった。
自分へ今日大多摩30座を2座登る予定なので倉戸山だけで降りるつもり

5/13 6:51

予報では朝のうちは晴れだった筈だが曇ってるな。
そのかわり涼しくて登山日和だ。

5/13 6:54

道はよく手入れされている印象。
標識も多い

5/13 7:01

時々陽が射すようになって来た。
木漏れ日が登山道に落ちる

5/13 7:04

思った以上に急登で息が切れる。
このまま晴れてくれないかな

5/13 7:07

最近暑い日が多かったがメチャクチャ涼しいな。
今日は冬用パンツで来たがちょうど良い感じだ

5/13 7:13

広い尾根でわかりにくい場所は親切にもガイドロープが張られていた

5/13 7:14

週の後半は雨も降ったので地面はまだ乾き切っていなくて滑りやすいところもあった

5/13 7:24

新緑が気持ち良い

5/13 7:26

7時半辺りまでは度々晴れ間が覗いたが、この後は曇り空に変わって行った

5/13 7:31

レンゲツツジがちょくちょく見られた

5/13 7:36

ここから暫く急な登りが続いた

5/13 7:50

登山口の神社から約1時間、山頂に着いたみたいだな

5/13 7:51

倉戸山山頂。
眺望は無く地味な印象。
石尾根に行く通過点以外の何者でも無いな…

5/13 7:51

此方が石尾根方面

5/13 7:52

此方が下山で使う予定の女の湯方面への道。
道迷い注意の案内がやたらあって不安になる

5/13 7:52

倉戸山　1,196m

5/13 7:59

降りは結構急だ

5/13 8:10

途中熊のフン発見。
この後もちょくちょく見かけたが、こんな人里近くにクマがいるんだなあ

5/13 8:14

この先道が細く、足元も悪くなっていく

5/13 8:18

女の湯ってどんな由来なんだろう

5/13 8:19

ここら辺は足元が悪くて気をつけて歩いた

5/13 8:32

暫く平坦な道を進むとま度々降りに。
この先は分かりにくい場所が多めでヤマレコマップの足跡に頼ってしまった。

5/13 8:41

このまま直進すると奥多摩湖に突き出た岬で行き止まりに。
ここを右に折れる。

5/13 8:42

湖面が見えてきた

5/13 8:45

車道に合流。
まずは倉戸山無事下山！

次は鹿倉山だ。

5/13 8:45

トンネル脇から出てくる

5/13 8:45

女の湯バス停

5/13 8:45

鶴の湯温泉源泉とあるがお湯は出ていなかった。

5/13 8:49

暫く奥多摩湖畔を歩く。

5/13 8:58

峰谷橋が見えてきた。
前にヌカザス尾根から三頭山へ登った時あそこら辺のバス停で降りたなあ…

5/13 9:01

基本奥多摩湖畔の道路は歩道がないので、特にトンネル潜る時が怖い。
小走りで駆け抜けてる

5/13 9:02

浮橋を経て三頭山！

しかしこの浮橋は…

5/13 9:03

通行止め！（事前に調べて知ってた）
ダム湖の水位が減りすぎるとこうやって通行止めになるらしい

5/13 9:04

これは渡れませんね

5/13 9:12

さて、暫く車道歩きだ

5/13 9:18

またトンネルか。
走って通り抜けねば

5/13 9:22

ここでトイレを借りて出て来たらポツポツと雨が降って来たので雨具上とザックカバー装着。
しかし雨はすぐ止んだ。

念の為雨具はそのまま先へ

5/13 9:28

この前はもえぎの湯に入ったから今日は小菅の湯にしようかなぁ

5/13 9:30

倉戸山下山から45分、次なる登山口が見えてきた。
前方の橋は深山橋、左側は三頭山へと続く三頭橋だ。

5/13 9:33

この蕎麦屋の脇を入って行く

5/13 9:37

鹿倉山への登山口。
いきなり急登だ

5/13 9:49

標識はある様だ

5/13 9:52

急だぜ〜💦

5/13 10:00

キッツい

5/13 10:18

まだ上りは終わらんか〜
結構長い

5/13 10:32

あ！あれが噂の仏舎利塔か！
大寺山山頂手前辺りから雨足が強まりだした。
山頂で休憩しようと思ってたけど無理そうだな

5/13 10:33

登山口から約1時間で大寺山到着。

5/13 10:34

仏舎利塔は新しそうに見えるが50年くらい前からあるらしい。
戦国時代にも古刹があった？

5/13 10:35

やっぱ築年数経ってるから直してるのかな。
足場が組まれてる

5/13 10:35

さて、雨も止まないし先行くか…
鹿倉山まで1時間20分か。
まだ結構あるな

5/13 10:36

後で山頂標識探すの忘れてた事に気づいたが後の祭り

5/13 10:45

鹿倉山との間に幾つかピークがあるらしく、少し降った後また登り始めた。
雨と共に冷たい風が稜線に吹きつけ始め気温は低下。
朝13℃くらいあったが今は8℃位に

5/13 10:46

大成峠鴨沢分岐。
奥多摩登山詳細図によるとこの分岐から鴨沢方面への降りは道標なしの熟達者向きルートの様だ。

5/13 10:54

熊のフン。
今日何度目だ？
倉戸山もこの鹿倉山ハイキングコースも熊生息地なんだな。

5/13 10:57

タナグチ山手前の1,071mピーク付近、疲れて立ち止まっていると、登山道を此方に向け走って来る動物が…！？

5/13 10:57

全然立ち止まらず走って来るぞ

5/13 10:57

なんだこれ？
ハクビシンかアナグマかアライグマかタヌキか…
（下山後アナグマらしい事を教えてもらう）

5/13 10:57

数メートル手前で初めて此方に気づき固まるアナグマ。
此方が身動きした途端右の倒木の方に折れて逃げていった

5/13 11:09

稜線もガスに包まれだした。

5/13 11:13

細かいコブが疲労を誘う。
ろくに休憩しないまま歩き続けて既に5時間近い。
両脚もかなり乳酸が溜まっている感じだ。

5/13 11:22

この辺りがタナグチ山らしいが気付かず通過した

5/13 11:24

疲れた体に鞭を打ち先へ。
また急になって来た

5/13 11:34

道が広く開け林道っぽくなって来たと思ったら鹿避け柵が現れ伐採植林地に出た。

5/13 11:40

下山で使う予定の大山戸川左岸尾根の入り口付近にオオヤマト山の標識があった。
標高1,250m
伐採されているが真っ白で景色は全く見えず。

5/13 11:46

この先鹿倉山方面へは車両も通れる立派な林道が走る。
なんか工事してるな

5/13 11:47

工事現場入口

5/13 11:49

鹿倉山は左へ。
ここで林道を逸れる

5/13 11:53

雨が弱まる気配はない。

5/13 11:57

お、着いたか？

5/13 11:57

鹿倉（ししくら）山到着！
大寺山から1時間20分、コースタイム通りの時間で着いたみたいだな。

5/13 11:57

山頂はやたら標識があった。
眺望ゼロなので紅葉の季節などに来るのが良さそうだ。
あまりに疲れたので10分ほど休憩、パンを食べエネルギー補給した。

5/13 12:11

帰りは手抜きで林道をオオヤマト山方面へ戻る

5/13 12:20

この鹿柵に沿って大山戸川左岸尾根、行きます

5/13 12:26

踏み跡は薄かったり落ち葉に隠れてたりで決して親切なルートでは無い。
標識皆無だがたまにピンテあり。

5/13 12:31

水源の森だけあってよく手入れされている様だ

5/13 12:33

晴れてれば気持ち良い尾根歩きだなあ

5/13 12:36

熊の爪痕…？

5/13 12:57

大量の熊フン。
下山までにこの尾根だけで、4〜5箇所熊の糞溜があった…

5/13 13:11

踏み跡が判然としない道が続くが、次第に急な下りとなる

5/13 13:14

車の音がしだして、下山が近い辺り。
これまでで一番の急坂が現れ難儀した

5/13 13:20

民家が数軒ある裏手から降りて来た。
民家は殆どが無人の様だ。

5/13 13:22

これ知ってないとわからない道だよなあ。
まあバリだしあまり歩くは人も居ないのかな

5/13 13:22

坂本橋

5/13 13:24

諸畑橋を渡り鴨沢へ向かう。
この橋の先はすぐ通行止めだし、なんのためにある橋なんだこれ…
（昔は向こう側の集落も人が多かったのかもしれないが）

5/13 13:24

諸畑橋バス停

5/13 13:30

5分ほどで鴨沢バス停着いた。
久しぶりな鴨沢、これで雲取山歩いた時と赤線がつながったな！

5/13 13:30

バスまでまだ1時間弱あるんだよなぁ…どうしよう

5/13 13:37

ろくに食ってないのでここで昼飯とするか
かけうどんとコーラで祝杯

5/13 14:45

14:20のバスで大麦代園地に戻って来た

5/13 15:16

小菅の湯でのんびりした後帰ろうとしたらビニール傘が盗まれててショック！😭

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

kukaminn

最近奥多摩に通い詰めてるが、ヤマレコチャレンジリストの大多摩30座が結構埋まって来ている事に気づいたので、三頭山と雲取山の赤線を繋ぎつつ、大多摩30座を2座も登ってしまうという欲張りセットで計画を組んでみた。

今日は天気は下り坂予報。
晴れてるのは朝のうちだけだというので朝4時に起き出発、6時過ぎから登山開始したのだが、天候は予報より早く悪化し10時半から雨に…

普段自分が歩かない様なタイプの山に2座も登って新鮮だったが、車道歩きが長すぎたかな。

これで大多摩30座も残り5座。
今年中には制覇したいものだ。