天空の縦走路〜石徹白道で三ノ峰ピストン（白山南縦走路）

2023年05月20日(土) [日帰り]

• GPS: 12:28
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,639m
• 下り: 1,618m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:51
• 休憩: 2:31
• 合計: 12:22

距離 17.6km 登り 1,639m 下り 1,638m

5:11 石徹白登山口
5:25 5:27 石徹白の大杉
6:27 6:33 おたけり坂取付
7:12 7:15 神鳩ノ宮避難小屋
7:52 7:55 母御石
8:12 8:31 銚子ヶ峰
9:26 9:36 一ノ峰
10:16 10:22 二ノ峰
10:28 10:30 水呑釈迦堂
11:31 越前三ノ峰
11:33 三ノ峰避難小屋
11:42 12:36 三ノ峰
12:42 13:01 三ノ峰避難小屋
13:05 越前三ノ峰
13:39 13:41 水呑釈迦堂
13:50 二ノ峰
14:20 14:21 一ノ峰
15:22 15:34 銚子ヶ峰
15:46 15:47 母御石
16:06 16:16 神鳩ノ宮避難小屋
16:41 おたけり坂取付
17:21 17:22 石徹白の大杉
17:30 石徹白登山口
17:33 ゴール地点

天候

☆終日快晴、時々ガス。雨上がりの一日で空気は澄み渡って、遠くは槍穂高の山々も。福井県側の眼下は雲海でびっしり、ミラクルでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆東海北陸道のしらとりインター下車してすぐの所にある【道のえき　しろとり】で車中泊しました。道の駅からウイングヒルズ白鳥スキー場経由で石徹白登山口駐車場まで29キロ、1時間弱です。

☆白山中居神社から先、石徹白登山口駐車場までは落石多数あり、対向が困難な箇所ありの林道が続きます。何か所か道が湾曲に凹んでおり、減速をしないと車の腹を思いっきり強打します。一か所超低速で通りましたが、行きも帰りも腹を擦りました、涙。

コース状況／危険箇所等

☆避難小屋を過ぎてしばらく歩くと本尾根に乗ります。そこから先は木々が一気に少なくなり、槍穂高の峰々が見えるなど展望は抜群によくなりますが、一方、日差しがキツく水分は十分過ぎる程に必要になります。道中、避難小屋ともう一箇所水場のマークがありますが、今回は未確認です。
☆石徹白道は熊が頻繁に目撃されています。
☆石徹白道はピストンで歩かれる方が多いです。避難小屋泊でゆっくりと別山まで歩くのがベストですね。日帰りで別山ピストンは相当なものです。体力、気力、水、下山までの時間の残り具合を考慮しながら引き返す山頂を決めると楽しい登山ができると思います。
☆三ノ峰避難小屋手前の雪渓はまだしっかりと残っていました。雪の状態にもよりますが、軽アイゼンクラスだと雪渓のトラバースを断念せざるを得ないこともあると思います。

その他周辺情報

☆日帰り温泉と夕食は【満点の湯】で。帰り道、ウイングヒルズ白鳥スキー場を過ぎて直ぐの所にあります。この日は温泉は最終受付19時半で20時まで、レストランは最終受付19時で20時まででした。

写真

5/19 21:39

道の駅しろとりで車中泊宴会、登山口まで3時間かからないのに〜車中泊大好きです😁

5/20 5:04

さー行きますか（e)

5/20 5:04

石徹白登山口駐車場、登山者少なめ

5/20 5:08

駐車場、休憩舎と登山口の位置関係

5/20 5:09

そしてトイレ

5/20 5:09

行きましょう、未踏の石徹白道

5/20 5:13

いきなり急な石段を300段

5/20 5:23

石段が終わると〜

5/20 5:27

1800年の営み　一見の価値あり！（e)
こんな立派な杉があるとは（k）

5/20 5:27

卑弥呼の時代から、感じるものがありましたか？（e)

5/20 5:29

大杉ー−−（e)

5/20 5:49

この先はブナの原生林が続く

5/20 5:51

太いそして青空だ

5/20 5:59

ちらっと見えるのは銚子ケ峰？初めてなのでよくわからないですねー

5/20 6:23

快晴☀️（k）

5/20 6:27

杉の後は新緑のブナです（e)

5/20 6:30

振り返って〜野伏ケ岳の方

5/20 6:36

避難小屋まで足に優しい登山道、ミツバツツジが見頃

5/20 6:37

振り返ってびっくり?下界は雲海

5/20 6:43

ショウジョウバカマ、雪融けしたばかり

5/20 6:45

ツバメオモトでしたかね?

5/20 6:46

おぉ〜あそこに行くのか?銚子ケ峰

5/20 6:47

そして左端には願教寺山だろうか

5/20 6:47

雲海に浮かぶ山

5/20 6:51

イワナシもみずみずしい

5/20 6:57

ショウジョウバカマは登山道の至るところに咲いていましたね

5/20 7:03

別荘のような避難小屋、登山開始2時間

5/20 7:05

カセットコンロ、ストーブ、何でもあります

5/20 7:08

泊まりたくなりましたね（e)

5/20 7:21

避難小屋から歩くことすぐ、本尾根に乗ると男前の別山が

5/20 7:24

右手には北アルプスの秀峰

5/20 7:30

新緑の登山道を気持ちよく歩きます

5/20 7:30

左手はこんな感じ

5/20 7:34

次に目指すは母御石

5/20 7:34

遮るものは無くなりました

5/20 7:35

冬季限定の山、野伏ケ岳

5/20 7:35

雲海の厚みが増してきた

5/20 7:35

飛び込みたくなる

5/20 7:39

振り返って登ってきた方角、避難小屋見える

5/20 7:40

岐阜側も雲が溜まって来ている様子

5/20 7:40

絶景です（k）

5/20 7:41

こりゃタマラン

5/20 7:43

別山は意外と近いね

5/20 7:43

それなりの大きさで

5/20 7:46

登山者の足を止めてしまう

5/20 7:47

崩れそうな〜母御石ヘ

5/20 7:49

他にも花はたくさん、でも今日のメインは景色の方

5/20 7:52

母御石に乗って振り返ると

5/20 7:52

母御石に乗って別山

5/20 7:52

男前

5/20 7:52

歩いてきた道を（e)

5/20 7:52

今日は最初から別山まで歩く気は無し

5/20 7:53

赤線繋ぎ目的で何とか三ノ峰避難小屋までは歩きたいと

5/20 7:54

母御石にて（e)

5/20 7:55

滋賀県と比べたら2ヶ月は遅いと思う

5/20 7:58

では前に進みましょう

5/20 7:58

別山と登山者が一番迫力ある写真の撮れるところかも

5/20 7:59

なんとも素晴らしい

5/20 8:10

雪渓はチョコチョコ出てきます

5/20 8:12

願教寺山から野伏ケ岳に連なる山々

5/20 8:14

まずは銚子ケ峰、お疲れ様

5/20 8:15

山頂より

5/20 8:16

これも山頂より

5/20 8:16

これも山頂より〜最奥は別山で、
一ノ峰〜二ノ峰〜三ノ峰と続いている

5/20 8:17

銚子ケ峰は360度

5/20 8:25

えっ？雲が流れて来ましたよ

5/20 8:26

サーここからですよ、1，2，3（e)

5/20 8:26

ガスガスになるのでは?と若干の不安

5/20 8:26

今日は何とか三ノ峰まで

5/20 8:30

槍穂高の北には多分剱岳、立山、薬師か？

5/20 8:31

銚子ケ峰山頂にて

5/20 8:32

前に進みましょう

5/20 8:33

本当に天空の縦走路だ

5/20 8:35

山桜も盛り

5/20 8:36

なだらかな縦走路

5/20 8:36

いつの間にか御嶽山や乗鞍岳も

5/20 8:41

夜露の時はびしょ濡れの可能性あり

5/20 8:42

道に雪はほとんど無し

5/20 8:46

下の平べったい所は湿原だそうです

5/20 8:48

雪が増えて来た

5/20 8:49

ノーアイゼンでOK

5/20 8:54

ちょっと慎重になるところもあったけど

5/20 8:56

所々雪が残っていますが、涼には最適（e)

5/20 8:57

カチンコチンだとちょっと怖いかな?

5/20 9:05

少しの残雪をクリアして、次は二ノ峰ヘ

5/20 9:13

おぉ〜振り返って銚子ケ峰

5/20 9:25

銚子ケ峰から願教寺山に繋がっている

5/20 9:34

雲海の中から赤兎山、大長山、経ケ峰がちょこんと

5/20 9:36

二ノ峰到着、だいぶん別山が大きくなったね

5/20 9:39

このエリアはそれなりにアップダウンがあるね

5/20 9:45

一ノ峰への登り〜仰ぎ見る

5/20 9:46

振り返って一ノ峰〜銚子ケ峰

5/20 9:50

雲量が増えて来た

5/20 9:50

願教寺山が雲海に飲まれそう

5/20 9:56

いや引いてきたかな？

5/20 9:56

標高を上げて振り返る〜一ノ峰と銚子ケ峰

5/20 9:57

青空とのコントラスト

5/20 10:06

あぁ〜もっと早く歩いておくべきだった

5/20 10:14

紅葉の季節も訪れたい

5/20 10:17

少し地味な「2」(e)

5/20 10:18

赤兎山、雲に飲まれる

5/20 10:19

こちらも

5/20 10:24

いよいよ今日のゴール、三ノ峰

5/20 10:32

最後も結構な登り

5/20 10:45

歩いてきた稜線

5/20 10:54

本日の難所を軽アイゼンのKuri隊長が突っ込んでくれます（e)

5/20 11:03

軽アイゼンのクリさんを先に行かせて本格アイゼンの私達は後ろから〜反対でしたね😁

5/20 11:22

難所をクリアー残るは避難小屋までの一直線

5/20 11:22

右手には別山が

5/20 11:23

この雪渓はそれほど気は使わないもう少しで「3」（e)

5/20 11:28

ここをクリアするとゴール

5/20 11:29

ド〜ンと別山今日も男前（e)

5/20 11:29

雪はユルユル

5/20 11:30

疲れましたね（e)

5/20 11:30

お疲れ様

5/20 11:30

男前の別山

5/20 11:31

でも別山が待っています、イチゲが気になりますね（e)

5/20 11:32

赤線繋ぎ完了

5/20 11:32

避難小屋は素通りして

5/20 11:35

飯は三ノ峰山頂で〜とりあえずゴールへ

5/20 11:57

今日のゴール、三ノ峰で昼ごはん

5/20 11:57

三ノ峰から別山

5/20 12:21

「3」でランチタイム（e)

5/20 12:36

では帰るとしましょう

5/20 12:40

天空の避難小屋、ですねー

5/20 12:40

今度はここで宴会をしましょう

5/20 12:44

福井側は終日雲海

5/20 13:06

雪渓を下ります

5/20 13:07

さー下山です。（e)

5/20 13:08

避難小屋直下は斜度が緩くルンルン

5/20 13:08

難所に切り込む会長（e)

5/20 13:09

石徹白道、半部は雲の中

5/20 13:15

頼もしい先導者（e)難所に入りました

5/20 13:17

ここで滑ったら怪我は免れない

5/20 13:18

お陰で無事にクリアーでき一安心（e)

5/20 13:19

ジグザグ

5/20 13:23

登りよりは気が楽

5/20 13:35

クリアしました

5/20 13:40

水が少なくなってきて、時折雪渓の雪を頬張ります

5/20 13:48

高度を下げて雲海と視線が合ってきた

5/20 13:53

冷気漂う

5/20 14:15

振り返って〜三ノ峰と山頂がガスに入った別山

5/20 14:17

イワカガミ

5/20 14:19

二ノ峰

5/20 14:21

拮抗

5/20 14:28

どこから落ちて来たのだろう?落石注意！（e)
デカかった（k）

5/20 14:48

登り返し、当然あります、汗

5/20 14:52

エコパソさん、念願成就、繋がりましたね

5/20 14:54

ルンルン（e)

5/20 14:56

ガスが勝って覆われるかと

5/20 14:56

濃い

5/20 14:58

でも不思議なもので、またさっと引いて行きます

5/20 15:00

アップダウンを繰り返し

5/20 15:01

大野市はきっと日差しは無いのでしょうね

5/20 15:02

赤兎山等も分厚い雲の中

5/20 15:02

野伏方面は滝雲

5/20 15:06

振り返って別山もまた見えてきた

5/20 15:09

足に堪える石徹白道

5/20 15:09

再び雲の勢力が強くなる

5/20 15:15

三ノ峰ありがとう、ずーっと絶景（e)

5/20 15:15

人って岩があると登りたくなっちゃうんですよね（e)

5/20 15:17

絶対に上小池道よりイイ

5/20 15:24

阿吽の集合写真（e)

5/20 15:27

雲海から顔を出す

5/20 15:31

こちらの稜線は積雪期に再訪しよう

5/20 15:34

奥の大きなビークの手前で右に下ります

5/20 16:06

オアシスに戻ってきました

5/20 16:08

白樺

5/20 16:40

満開

5/20 17:31

楽しい石徹白道でしたね

5/20 18:17

下山後の温泉は満天の湯、夕ご飯も

撮影機器：

Canon EOS 80D Canon

HW-01K HUAWEI

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

よしくん

石徹白道（白山南縦走路）はかつては美濃禅定道と呼ばれていました。石徹白から銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、別山、白山へと続く大展望の登山道です。

食わず嫌い〜でした

三ノ峰に登るのは上小池からに限ると。石徹白道は長いよ〜と登った山友さんからのコメントにビビっていたのかな？別山から眺めると南に延々と南に延びる稜線を見て気が引けていたのかな？今までちょっと横に置いてました。

〜天空の縦走路〜
〜槍穂高もド〜ン〜
〜別山がどんどん近く迫ってくる〜
もっと早く登っておくべきだった

日帰りだとピストンになります。別山まで行けたらそれは最高ですが、コンディションに応じてどの頂で引き換えしても満足感を十分堪能できます。特別拘ることは無いかと個人的には思います。今回の撮影枚数は400枚を超えました。それほど絶景が続くんです。

雪が降る前にもう一度歩いてみたいな。

今日、ご一緒いただいた山友さん、感動の共有ありがとうございました。

ecopaso

今日もよく歩かさせていただきました。
石徹白の地名がの響きが、なんとなく「君の名は」の消滅した村、糸守に似ていませんか？そう感じるのは私だけ。一度歩いてみたいと思っていた道を、最高の天気の日に歩くことができました。天気は予報通り晴れでしたが、プラス終日雲海が見られ、雲上に浮かぶ山々が船であり、まさしく雲上を歩いているような爽快で静かな一日でした。

下山前の時間です。https://studio.youtube.com/video/-wB1w9WK7pI/edit

kuri2013

未踏の石徹白から三ノ峰、今回もよしくんさんに誘っていただきました。
雲海を眼下に快晴の山を楽しむことができました。雪のついたかっこいい別山を終始眺めながらの登り、歩いてきた道を実感しながら美しい雲海を楽しむ下り、どちらも最高でした。
ちょっと暑くて疲れましたが、また行きたいと思うルートでした。

yokoN42

「いとしろ」という地名、言われてみると何だか気になってきました。なかなか歩きましたよね、残雪の上はドキドキでした。流れる雲と青空と新緑、天然記念物の杉の木は幻想的で、キレイな景色に癒されました〜。たっぷり楽しい山行ありがとうございました。

コメント

MTOTO

天候に恵まれて、本当にステキな縦走路ですね。
何より、振り返るとまた素晴らしい景色、本当に天空の縦走路です。
私は、秋🍁に行ったのですが、凄く綺麗😍で感動🥺しまた。是非是非、秋の紅葉🍁の時期にもう一度来てください。その時は、私もご一緒したいです。

よしくん

MTOTOさん
今回ご一緒したかったです。

広く白山の山域、まだまだ全然回りきれていません。最高の天空の縦走路が残っていました。

大野市側の雲海はいつ見ても凄いですねー結構な確率で出合います。これも楽しみなんです。稜線上は雲ひとつ無い快晴で下界はどうなっているのだろう?と話していて、下山したらやっぱり曇っていました😁。

秋の石徹白道、楽しみです。是非、タイミングが合いますように😁。