皇海山(スカイサン)
- GPS
- 12:19
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,151m
- 下り
- 2,131m
コースタイム
- 山行
- 11:19
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 12:20
天候 | 晴 夕方 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
宇都宮ー清滝 片道470円(5月から11月) 17:00〜翌09:00の間にETCで通過した場合は 片道360円 12月から4月は時間に関係なく360円です。 国道122号から入ってくる庚申川沿いの道は所々狭くなっており運転注意です。特に暗い時間帯の運転は鹿が飛び出てくることがあります。実際鹿3匹目撃しました。 かじか荘の舗装の駐車場の先に未舗装の登山者用駐車場がある。 更に先に進むともう一つ登山者用駐車場がある。どちらに停めても大丈夫だと思う。 駐車場は無料で、各30台程度停められる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●銀山平 登山者用駐車場、国民宿舎かじか荘、キャンプ場(公衆トイレ有)がある。 駐車場から公衆トイレまでやや距離(400〜450m)があるので注意です。 ●銀山平=一の鳥居 車両通行止めですが車が通れる程の林道です。最初は舗装ですが、途中で砂利に変わり落石等も見受けられます。山側から絞り水が所々流れています。 ●一の鳥居=庚申山荘 ここで林道から登山道になります。沢伝いの穏やかな登り。鳥のさえずりがにぎやかです。鏡岩辺りまで沢の音が大きいですが、過ぎると静まり返り、鳥の声だけが響きます。おそらくミソサザイという日本最小の部類に入る鳥の声だと思います。 ●庚申山荘 銀山平にある国民宿舎かじか荘が管理している山荘です。 登山コース上唯一のトイレがあります。 宿泊は素泊まりのみで一泊2,080円です。予約不要。休憩は300円。 疲れたので一泊したいって思えば泊まれるんだと思う。ただ最低限食料は持っていないとね。有料の避難小屋的な使い方が出来そうですね。繁忙期は管理人が常駐しているらしいが、普段は不在らしい。宿泊したかどうかは、かじか荘に自主申告で清算なのかな?知らんけどw 寝具はあるけどシーツは無いので、インナーシュラフを用意した方が良い。 水は湧き水が蛇口から出ます。トイレは外でバイオトイレ。 電波や電気ありません。スマホの充電できません。ヘッドライト(ランタン)は必要です。水の補充可能。 ●庚申山荘=庚申山 岩の険しい登りです。所々に道迷いしやすい場所がある。ハシゴも登りづらいので要注意です。ピンクテープ少な目。険しい場所でのルート間違いはかなり危険。おかしいと思ったら引き返す事。 正直、一番事故が起きやすい区間かも。 ●庚申山=白山(バリエーションルート) 若干険しい所もあるが、普通のハイキングコースレベル。途中に御岳山、駒掛山、渓雲山、薬師岳の小ピークがある。 ●白山=鋸山 ここが核心部という人が多いです。鎖とロープのオンパレード。 一旦下って登り返して鋸山です。下りは垂直の鎖で30m位下降する。握力とバランスだけで降りるので、時間が掛かるため待ち行列となる。コルに到達すると、鎖やロープ・ハシゴを使っての登り返しです。山頂まで距離があるので緊張が途切れないように。 ●鋸山=不動沢のコル ロープを使った崖下りが4カ所程度。距離は長くない。ただ岩場ではなく土なのでスリップ注意。 不動沢のコル=皇海山 やや急な通常の登り。特筆する個所は特にない。よくある林間の登山道です。 ●鋸山=六林班峠 鋸山から最初に下る所がロープ等も無く急な土のスロープで危ない感じ。 全体的に、笹漕ぎである。笹は腰より上位なので、足元確認に注意です。更にルート間違い易い所もあるので慎重に。藪漕ぎは感覚的に30分ぐらいだった気がします。 ●六林班峠=庚申山荘 トラバース道プラス沢越えのセットの繰り返しが、しっかり2時間ほどあります。焦らない事。トラバース道は幅が狭く概ね谷側に傾斜している。滑らないように。それまで体にダメージが無くても、疲れが蓄積しているため、この長丁場で体に異変が生じるケースが多い。無理しないように。変化が無いので黙々と進みがちだが沢付近で休憩をしっかりとるべきだと思う。 所々の沢の水は水場表示でなくても飲用可能だと思います。私はそのまま大量に飲みました。 今回は白いツツジ(シロヤシオ?)が群生していて、満開の状態でした。 |
その他周辺情報 | ●庚申の湯(アルカリ単純泉36℃) 国民宿舎かじか荘内 大人800円。 受付14:30までで、15:00終了 皇海山に登った人は普通は間に合わないね。 ●前日光つつじの湯交流館(アルカリ単純硫黄泉36℃) 大人600円。 粕尾峠越えの古峰神社経由なので距離ありますが、いいお風呂なので検討しましたが17:00営業終了なので没。帰りは栃木市方面に抜けられるので帰ることを考えれば便利なんですが。険しくても運転が苦ではない人向け。 ●日光和の代 温泉 やしおの湯(アルカリ単純泉39.4℃) 大人700円。21:00まで営業。 日光宇都宮道路の清滝ICの近く。 銀山平から移動時間30分程なので今回はここで入浴。 どの温泉施設も所在地の市民は300円程度で入浴できる。 ●桐生方面は市街地に出るまで入浴施設は無いような気がする。 |
写真
感想
早い段階で皇海山を登っておかないと思い、登山歴3年目にして挑戦しました。
お花目当てで来週か再来週あたりに登りたかったけど、天気の保証が無いので、天気が良さそうなこの日に登りました。
明日は皇海山で朝早く出発だと思うとなかなか寝られず、2時間ぐらいの睡眠時間だったかもしれない。(車中泊とかはしませんでした。)
以前、庚申山には登っていたので2回目ですが、庚申山が意外と険しく大変で、皇海山ではなく庚申山が百名山のほうがいいんじゃないって思うぐらいです。
感想としては、鋸山が言う程大変ではない。皇海山は見所が少な目。庚申山のお山巡りルートの方が楽しい。六林班峠からのトラバースルートが核心部かも。
起伏は激しくないが、常に谷側に傾斜してる登山道なので、2時間も歩けば、大腿筋やふくらはぎ付近にダメージが襲い掛かり、山荘を過ぎて膝が痛くなり、最後ほうはヘロヘロになりました。恐るべしトラバース。ってか、疲労が蓄積したところにこのルートがローキックのように襲い掛かる(笑
六林班側のルートを通らずにピストンする人がほとんどいない理由が分かりました。鎖場で渋滞しているところを戻るなんてヒンシュクだし、垂直の鎖を登るのはハンパないかも知れない。体力的にも、道徳的にも周回ルートを通りましょう(笑
ただ遅い時間(登ってくる人が居なくなる時間帯)ならピストン可能かも。
群馬県側の皇海橋ルートが閉鎖されましたけど、群馬側からのルートですと、不動沢のコルから登るのですが、とてもつまらない山行きだったと思う。おかげでこんな楽しいルートをありがとう。って誰に感謝だ(笑
あと気になったのは、皇海山に登った人は当然夕方下山ですが、アフターの施設やサービスが皆無であるっていうこと。店や温泉は営業終了しちゃうし、もともと施設が少ないし、お土産どこで買えばいいの? 自販機すらも探すの苦労しちゃった。コンビニも近くに無いし。まぁ それだけ奥深い山間部って事なんだろうけど・・・。
日帰りとは凄いですね
しかも累積標高2200m、距離26k、半端ないです
私は一泊コースですね、行く時は😄
登山を楽しむことを考えれば一泊ってのも有ですね。
でも、このコースは庚申山荘に泊まってもそれなりにロングなのが悩みどころなんです。
一番のお勧めはコウシンソウの咲く時期に、一泊してコウシンソウ自生地のお山巡りです。
ハクサンコザクラも咲いていて神秘的で奇麗だし、ルート自体も変化に富んでて楽しめます。
やはり皇海山行かれたんですね〜おつかれさまでした。
「六林班峠からのトラバースルートが核心部」は完全に同意です。
思いのほか道が狭くて、最後まで集中力が試される登山道でした^^;
鋸山まで楽しいのに、印象を悪くしているのは皇海山の眺望と山荘までの長〜いトラバ−スに違いないですね^^;
私は、山に向かう皆さんのテンション高めの一体感が印象的でした。
14:30の庚申の湯に間に合いませんでした
例のトラバースで時間短縮を狙っていたんですが、甘かったです。疲労困憊の所にあのルートは反則ですね
他の登山者とは抜きつ抜かれつの関係で、休憩する所で一緒になるので自然と会話が弾みますよね。
さすがに皇海山を目指すぐらいですから、自分と近い体力・能力の方々が集まってくるからでしょうね。
私は最後の方で3〜4組の人に抜かれましたが、トシボーさんは抜く一方でしょうね
単独と仲間で行くときの山行のハードさがいつも極端ですが、いきなり皇海山かなり疲れたとおもいます。
トシボーさんも言ってましたが、山で一緒の方達と一体感があったのは、今まで登った山でこの山しかしりません😊
百名山という名がそうさせてるのでょうか?
もっと大変な山あったけど、皇海山登ったあとは今後の自信に繋がります!
定例で仲間と山行きは高齢の同行者に合わせたコースを選んでいるので、トレーニングという意味では物足りないですね
なので普段はジムでトレーニングしてカバーしているつもりですが、歳なんで体力を維持するだけで精一杯かもね。
今回の他の登山者との一体感っていうのは山に対する考え方が似ている人が集まっているからでしょうね。百名山だから、そういう人たちが集まるっていうのもあると思うけど、山の難易度がそうさせているのかも知れませんね。
ソロが多いと思いますが、トシボーさんと一緒に登ると楽しいかも知れませんよ
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