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記録ID: 5522869
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

【北ア】三股登山口から行く残雪の蝶ヶ岳・常念岳

2023年05月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
10:09
距離
22.2km
登り
2,558m
下り
2,570m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:06
休憩
1:32
合計
10:38
距離 22.2km 登り 2,575m 下り 2,575m
6:27
13
6:40
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7:21
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12
天候 天気@
晴れ時々曇り

気温@
失念

風@
そよ風程度

積雪@
まめうち平から蝶ヶ岳ヒュッテ間に多くの残雪あり。蝶ヶ岳ー常念岳縦走路は北側斜面および樹林帯に多くの残雪あり。
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股登山口に至る道路は1.5車線程度の道のりだが、問題なく使用可能だった。

駐車場について、いちばん上にある林道ゲート前の第1駐車場は朝6:00頃の時点で既に満車だった。人気の場所なので当然ではある。よってこの日はその1km程手前にある第2駐車場に駐車。このときの埋まり具合は15台程度で2割程度で余裕があった。なお、第1駐車場はトイレあり。
コース状況/
危険箇所等
@概況
登山日からかなり日が経っております。この記録は5月21日のものとなっています。

まめうち平から蝶ヶ岳ヒュッテ間はガッツリとした残雪があり、急斜面が長く続くため、アイゼンとポールまたはピッケルが必要な状況だった。蝶ヶ岳から常念岳の縦走路は北側斜面もさほど急斜面ではないが、残雪がガッツリ張り付いている状況だった。この2セクションのために冬山装備は必須の状況だった。


以下、セクションごとの詳細です。

@三股登山口からまめうち平@
第1駐車場から林道をしばらく歩き三股登山口。登山届提出場所完備。この先すぐに前常念岳、常念岳への登山道と蝶ヶ岳への登山道の分岐。蝶ヶ岳方面はまめうち平まで急斜面は無く素晴らしく歩きやすい登山道でなんの問題もない。有名なゴジラみたいな木がこの途中に有り。

@まめうち平から蝶ヶ岳ヒュッテ@
まめうち平から蝶沢と呼ばれる所までは緩傾斜の大変歩きやすい道だが、蝶沢は残雪のトラバース道となっており、その先からはガッツリ雪がある標高差500m程の急登が続く。この部分は雪が緩くて特に降りの際には滑落に注意が必要だった。要アイゼン、要ピッケルまたはストック。ちなみに蝶ヶ岳ヒュッテの北側にある冥想の丘のことを蝶ヶ岳と勘違いして本当の蝶ヶ岳頂上(標高2677m、三角点ではない方の最高点のこと)には行きそびれた(⁠^⁠^⁠;⁠

@蝶ヶ岳ヒュッテ〜蝶槍@
この間、アップダウンはとても緩やかで天空の散歩道。槍・穂高連峰を横目に眺めながらの絶景ハイキングが堪能できる。ただし蝶ヶ岳三角点(標高2664.5m)の周辺は二重稜線状となっている部分が有り、視界不良の際は道迷いに注意する必要があると感じた。

@蝶槍から常念岳@
この間、蝶槍の前後、P2592前後、P2512前後と、アップダウンが連続し、残雪も多い状況であり、結構時間がかかる。また、それぞれのピーク間は、樹林帯となっており残雪がある状況では道迷いに注意が必要だと思われた。常念岳へは標高差400mほどの急登となる。蝶槍方面から見る常念岳はやたらと迫力があり、ただひたすら感動的。この急斜面部分に残雪は無かったので、登り降りに問題はなかった。常念岳山頂からは遮るものがない360°の展望が広がる。




予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
蝶ヶ岳方面・前常念岳方面の分岐からしばらく蝶ヶ岳方面へ歩くと、かの有名なゴジラみたいな木が現れる。様々な媒体で紹介されているので、さして気にはしていなかったのだが、いざ目の当たりにして見ると、これがもうほんとゴジラみたい。想定以上に感動してしまい、しばらく見入ってしまった!
2023年05月21日 06:46撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 6:46
蝶ヶ岳方面・前常念岳方面の分岐からしばらく蝶ヶ岳方面へ歩くと、かの有名なゴジラみたいな木が現れる。様々な媒体で紹介されているので、さして気にはしていなかったのだが、いざ目の当たりにして見ると、これがもうほんとゴジラみたい。想定以上に感動してしまい、しばらく見入ってしまった!
登山道に残雪が現れ出してからは、登るのに一生懸命だったので写真も撮らず(⁠^⁠^⁠;⁠ いきなり蝶ヶ岳稜線に到着!西側に槍・穂高連峰のパノラマが広がる。こちらは前穂高岳だな!
2023年05月21日 09:01撮影 by  SO-51C, Sony
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5/21 9:01
登山道に残雪が現れ出してからは、登るのに一生懸命だったので写真も撮らず(⁠^⁠^⁠;⁠ いきなり蝶ヶ岳稜線に到着!西側に槍・穂高連峰のパノラマが広がる。こちらは前穂高岳だな!
奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳が居並ぶ。岐阜側から眺めることが多いので、こちら側から眺めるのは大変新鮮で感動的!
2023年05月21日 09:01撮影 by  SO-51C, Sony
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5/21 9:01
奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳が居並ぶ。岐阜側から眺めることが多いので、こちら側から眺めるのは大変新鮮で感動的!
南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳が居並ぶ様子。こうやって眺めると中岳もなかなかのトンガリ具合でもう少し特徴的な山名にしてもらいたいと思わなくもないが、この並びの様子からすると、まさに『中岳』
2023年05月21日 09:02撮影 by  SO-51C, Sony
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5/21 9:02
南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳が居並ぶ様子。こうやって眺めると中岳もなかなかのトンガリ具合でもう少し特徴的な山名にしてもらいたいと思わなくもないが、この並びの様子からすると、まさに『中岳』
当初、常念岳に行くつもりは無かったが、友人の到着を待つ間、時間をもて余すのもあれなので、計画にはなかったが常念岳に行って戻ってくることにした。(計画にないことを追加することは本来好ましくないが・・・)
2023年05月21日 09:02撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 9:02
当初、常念岳に行くつもりは無かったが、友人の到着を待つ間、時間をもて余すのもあれなので、計画にはなかったが常念岳に行って戻ってくることにした。(計画にないことを追加することは本来好ましくないが・・・)
変わってこちらは乗鞍岳。剣ヶ峰の佇まいはまさに孤高の人といった感じがしてカッコいい! 自分もあのように誇り高き人になりたい!
2023年05月21日 09:02撮影 by  SO-51C, Sony
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5/21 9:02
変わってこちらは乗鞍岳。剣ヶ峰の佇まいはまさに孤高の人といった感じがしてカッコいい! 自分もあのように誇り高き人になりたい!
途中、ライチョウがたくさん飛び回る姿を追い回して、あっち行ったりこっち行ったりしたものの撮影出来ず。諦めて蝶槍へと歩き出す。
2023年05月21日 09:51撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 9:51
途中、ライチョウがたくさん飛び回る姿を追い回して、あっち行ったりこっち行ったりしたものの撮影出来ず。諦めて蝶槍へと歩き出す。
残雪のアップダウンに四苦八苦しながら常念岳手前までやってきた。ここから眺める常念岳は迫力満点だった!
2023年05月21日 11:01撮影 by  SO-51C, Sony
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5/21 11:01
残雪のアップダウンに四苦八苦しながら常念岳手前までやってきた。ここから眺める常念岳は迫力満点だった!
常念岳山頂からは遮るものの無い360°の大パノラマ。中岳、大喰岳、槍ヶ岳。
2023年05月21日 12:18撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 12:18
常念岳山頂からは遮るものの無い360°の大パノラマ。中岳、大喰岳、槍ヶ岳。
鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳が居並ぶ様子。これもまた迫力満点であった。
2023年05月21日 12:18撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 12:18
鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳が居並ぶ様子。これもまた迫力満点であった。
大天井岳へ続く稜線美。
2023年05月21日 12:20撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 12:20
大天井岳へ続く稜線美。
常念乗越からの美しく稜線美。これは歩いてみたいが、今回のところは見送り。
2023年05月21日 12:26撮影 by  SO-51C, Sony
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5/21 12:26
常念乗越からの美しく稜線美。これは歩いてみたいが、今回のところは見送り。
槍ヶ岳の圧倒的威容。
2023年05月21日 12:27撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 12:27
槍ヶ岳の圧倒的威容。
最後に神社を撮影。さあ、戻ろう。
2023年05月21日 12:38撮影 by  SO-51C, Sony
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5/21 12:38
最後に神社を撮影。さあ、戻ろう。
常念岳から蝶ヶ岳方面の縦走路。ガスっできたが、この雰囲気がまた素晴らしい。
2023年05月21日 12:42撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 12:42
常念岳から蝶ヶ岳方面の縦走路。ガスっできたが、この雰囲気がまた素晴らしい。
さらば!常念岳!また会う日まで!
2023年05月21日 13:21撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 13:21
さらば!常念岳!また会う日まで!
蝶ヶ岳、常念岳の同日登山の場合、前常念岳を経由しての周回が鉄板だが、今回は来た道を戻るピストン行程、しかし極上稜線美を2度楽しめるピストンも悪くない!
2023年05月21日 13:22撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 13:22
蝶ヶ岳、常念岳の同日登山の場合、前常念岳を経由しての周回が鉄板だが、今回は来た道を戻るピストン行程、しかし極上稜線美を2度楽しめるピストンも悪くない!
蝶槍への登り返し。なかなかの佇まいだ。このあと蝶槍付近にて友人を見つけ、驚かすことに無事成功!マジでビビっていた笑笑 喋りに夢中で写真撮るの忘れたけどまあいいか!
2023年05月21日 13:57撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 13:57
蝶槍への登り返し。なかなかの佇まいだ。このあと蝶槍付近にて友人を見つけ、驚かすことに無事成功!マジでビビっていた笑笑 喋りに夢中で写真撮るの忘れたけどまあいいか!
時間もないので急いで駆け下りる。先程までいた常念岳が輝いている。
2023年05月21日 16:38撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 16:38
時間もないので急いで駆け下りる。先程までいた常念岳が輝いている。
最後は登山道両脇の花たちに応援をもらいつつ、無事下山。
2023年05月21日 16:58撮影 by  SO-51C, Sony
5/21 16:58
最後は登山道両脇の花たちに応援をもらいつつ、無事下山。
撮影機器:

感想

兼ねてより行ってみたかった三股登山口からの蝶ヶ岳方面へ。この日、友人が蝶ヶ岳でテント泊をすると聞いていたので、その友人を電撃訪問して驚かそうという、しょうもない目的も兼ねていた。友人には見つからないように、常念岳から蝶ヶ岳へ向かうように計画するが、先に常念岳に行ってしまうと時間を持て余してしまうため、蝶ヶ岳から常念岳へのピストン行程とした。我ながらバカバカしい考えではあったが、この日はお天気も上々で、素晴らしい稜線を2度楽しむことができて満足であった。

以下、備忘録。


@着用衣服・装備(スタート時)@
ミレーのアミアミ上下、化繊半袖Tシャツ、アームカバー、靴下(中厚手)、ソフトシェルパンツ(薄手)、薄手グローブ、UVカットアイウェア、帽子(キャップ)、ミドルカットアプローチシューズ

@持参装備・衣服(状況により使用する物など)@
ハードシェルジャケット(使用)、ハードシェルパンツ、12本爪アイゼン(使用)、チェーンスパイク、ウィペットポール2本(使用)、予備化繊長袖Tシャツ、予備薄手グローブ、防寒テムレス(使用)、ヘッドランプ2個、予備のGPS機、気象観測計(使用)、スマートフォン(使用)、モバイルバッテリー、予備単3乾電池(リチウム乾電池)、ICOS、エマージェンシーシート、絆創膏、テーピングテープ、ロキソニン、ダクトテープ、トイレットペーパー、ゴミ袋

@飲・食料@
ポカリ(持ち込み量は失念/うち2リットル程度消費したと思う)、コンビニおにぎり2〜3個(消費量失念)、、何だったかのパン1〜2個(消費量失念)、プロテインバー2個(1個は消費したと思う)、ICOS(2〜3本消費したか)

ザック総重量:(失念)

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