大沢岳(しらびそ峠から西尾根ピストン)
- GPS
- 13:38
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,916m
- 下り
- 2,927m
コースタイム
- 山行
- 12:43
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 13:39
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<残雪状況> 標高2,400mより上で何ヶ所かわずかな残雪がありましたが、歩行には問題ありませんでした(滑り止め等使用せず)。 <コース状況> ■しらびそ峠 ↔ 大沢岳第二登山口(林道) 道路上に落石が多いです。また沢の崩落(土石堆積)箇所が10ヶ所ほどあり、これらはすべて乗り越えていきます。右手崩落の縁は崩れているところもあり、歩行には充分な注意が必要です。橋の崩落部はハシゴで降りて、川を渡渉します。 ■大沢岳第二登山口 ↔ 大沢渡 標高を一気に500m落として大沢渡まで下ります。この区間の印・テープは多く、踏み跡もわかりやすいです。 大沢渡は野猿が使えないので渡渉になります。岩伝いのジャンプでは渡れなかったので、サンダルに履き替えてジャブジャブで渡りました。 ■大沢渡 ↔ 大沢岳 「一般登山道」と言ってよいくらいの歩きやすい道です。藪漕ぎはまったくありません。大沢小屋を越えた先で迷いやすいポイントあり(写真にて)。ピンテ・マークは少ない箇所もあるので実際に歩かれた方のログを取っていかれることをお薦めします。 |
写真
感想
百瞭胸海硫箸らまっすぐ大沢岳へ登るルートと、斜めに中盛丸山へ向かうルートがある。その時の私は迷わずに中盛丸山へ向かった。2019年8月、6泊7日南アルプス縦走の5日目、赤石岳を経て意気揚々と聖岳へ向かう途中だった。
その時の私は「日本百高山」など考えていなかった。そして「寄らなかった1座」に4年後こうして向かうことになるとは考えてもいなかった。
南アルプスに置いてきてしまった「大沢岳」、百高山が残り2座となったところでいよいよ向き合うことになりました。「芝沢から聖岳、兎岳経由のピストン」しか考えていなかったところ、しらびそ峠から直接大沢岳にアプローチする「丸山尾根」や大沢渡ルートの「西尾根」のレコを見つけました。「丸山尾根→西尾根」(または反対回り)の周回が多いようですが、奥茶臼山を経由する丸山尾根はVR経験未熟の私にはやや不安&日帰りでは難しそうと判断、大沢渡ルート(西尾根)ピストンを計画しました。「ピークに直接つながる尾根なんて、まるでこのために残したようじゃないか!」と自分に思い込ませて、しらびそ峠へ。
スタートして林道を快適に・・・と思ったのもつかの間、落石や崩落が続出です。特に上部から沢が崩れた箇所は土石が堆積したままで、これを乗り越えていきます(10ヶ所ほど)。橋が落ちた場所はハシゴと渡渉で。とにかく自然災害のすごさを目の当たりにしながら「第二登山口」へ。標高を500m一気に落として大沢渡に、ここから登山開始です。
地図にも載っていないバリエーションルート、果たしてどんな様子かと思っていましたが、かつて登山道だっただけあってとても歩きやすい道でした。一部でマークやテープが少ないのと、倒木がやや多いですが、基本的には一般登山道です。標高は1,100mから2,800mまで上げるので林の植生も豊かで、ミズナラなどの広葉樹が苔とシラビソ林に変わり、稜線上ではハイマツ帯でライチョウが迎えてくれました。
中盛丸山との分岐を北へ、4年前に踏まなかったピークを今度はきちんと踏んで、西尾根をピストンで戻りました。
コメント
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今年にしかも数日前にはいってるかたがいるとは
5年くらい前からいきたいルートです。
南アルプスすきです。
かなり崩壊してますが
すごく細かい情報をもらえたので
7月にいこうかなとおもってます。
一泊で赤石日帰りを。
駒ヶ根駅から仙丈ヶ岳日帰りや、北岳のあるきさわを夏に日帰り、白根南麗も伝付と静岡駅までつなぎましたー
塩見新道も往復40キロのロードを歩いて日帰り。光岳~聖平もいろうどから日帰り。
300名山あと2座
300高山276座
全部は行けそうにないです
5年くらい前からいきたいルートだったのですね!少しでも参考になりましたら幸いです。
「7月に一泊で赤石」いいですね。
どうぞお気をつけて、いい山行になりますように。
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