金峰山〜国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳〜雁坂嶺
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- GPS
- 22:55
- 距離
- 35.4km
- 登り
- 2,733m
- 下り
- 3,224m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:04
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 8:23
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:16
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
【前泊】
長野県側の金峰山荘(廻り目平)キャンプ場で前泊した。金峰山荘は公共交通機関で行く場合、小海線の信濃川上駅から村営バスで終点の川端下まで行き、そこから1時間ほど歩くことになる。
信濃川上駅から川端下行きのバスは、下り列車との連絡が非常に悪い。時間帯によっては、ほぼ1時間駅でバスを待つ必要がある。
小海線は多くの駅が無人駅のため、Suicaの清算ができないところがほとんどだ。信濃川上でも、ワンマン列車の運転手さんから下車証明の簡単な紙を渡され、首都圏に戻った時、駅の有人窓口で改めてSuicaの精算をするように指示を受けた。
金峰山荘のキャンプ場は、車で来ることができる下界のキャンプ場なので、トイレも水場も快適だった。ビールの自動販売機まであるのには驚いた。
【1日目】
金峰山荘のキャンプ場周辺には、ボルダリングに良さそうな大きな岩が点在していた。少しヨセミテ国立公園のキャンプ場に似た雰囲気に見えた。
金峰山の頂上は、立っているのがやっとくらいの強風で、岩場を越えるのに苦労した。
大弛のテント場は、管理人さんが不在だったので、使用料をポストに入れて、テントを張った。金曜日の夜だったので、テント泊は私一人かと思っていたら、夕方から二人ほど増えた。大弛のテント場は、水は豊富だが、トイレが離れた公衆トイレなので、少し不便を感じた。
大弛の公衆トイレには、大きなポリタンクに入った車の不凍液が置かれていた。おそらく冬の間にトイレの排水が凍ってしまうことを防ぐために不凍液を使用しているのだと思うが、エチレングリコールには毒性があるので、これをトイレの排水やし尿と一緒にしてしまってよいのだろうか、と疑問に感じた。
【2日目】
国師ケ岳から甲武信ケ岳までの道で、思っていた以上に長く、消耗してしまった。いつもながら自分の体力の無さが情けない。
甲武信ケ岳のテント場には、ワンゲルの大学生が2グループ来ていて、夕方はかなりにぎやかだった。夜が心配だったが、7時頃にはだいぶ静まり安堵した。土曜日ともあって、テント場はほぼ満員の状態だった。
甲武信ケ岳のテント場は、段々畑のような形状で、前後の幅が非常に狭い。そのため人の動線を考えてテントを張る必要がある。大学生の一つのグループは、他の登山者をよく気遣っている様子だったが、もう一つのグループは、荷物をいっぱいに広げて動線を塞いでしまい、他の登山者のことなど一向に気にかけない様子だった。色々と興味深く観察させてもらった。
荒川の源流は、甲武信小屋から思っていた以上に距離があり、特に戻り道は沢から坂道を登ってくることになるため、以上に疲れた。
【3日目】
雁坂峠の下り坂は、実に長かった。ひたすら道の駅でうどんを食べることを思いながら歩いた。雁坂峠登山口から道の駅に通じる旧道の入り口が非常に分かり難い。私は間違えて新しい車道を歩いてしまい、ものすごい速度で走って行く車がとても怖かった。
西沢渓谷入口からのバスは登山客で超満員の状態だった。乗り切れない場合はどうなるのだろうか?
【行動食・昼食】
今回は一日分の行動食として、バランスパワー小分け5袋、昼食用にフルグラにプラチナミルクを混ぜたもの100gを持ったが、味に飽きてしまった。塩味でカロリーが取れて軽量な、何か良い行動食はないだろうか?
【火気】
今回は、思い切って110缶を一缶だけ持参した。ガスの使用量は3泊で45gだった。
【防寒】
大弛のテント場で、夜、モンベルのダウンハガー800 #3では寒く感じた。ダウンのジャケットは持っていたが、ダウンパンツは持参しなかった。5月中は、やはりダウンパンツがあった方がよいのかもしれない。
【重量】
今回は食料を見直したため、水無しの重量が9.2Kgにおさまった。水を入れても12Kgは超えていなかったと思う。
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