北横岳・ロープウェイ下登山道口〜吹溜まりにはまって始発便に負けた
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 741m
- 下り
- 283m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:50
天候 | 雪(大雪警報) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
諏訪SAで車内泊、4時起きで北横岳ロープウェイ駐車場へと向かう。 道路は降雪間もないため、積雪量は少しでスタッドレス付きFF車でも難なくたどり着けたが、帰路は大雪のために高速道路の通行止め等大変な目にあった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
降雪直後は北横岳ロープウェイ下の登山道口より途中スキー場ゲレンデ横切るあたりまでは前日のトレースをたどれるが、樹林帯に入ると腰まで埋まる吹き溜まりもあり、トレースも途切れ、赤テープたよりになり、かなりのタイムロスと体力消耗する。 アイゼンでの入山だったが、降雪後ならスノーシュー、ワカン。 ロープウェイ運行までの時間であれば、ゲレンデ横を行くのが確実かもしれない。 ゲレンデ内への登山者立ち入り禁止の看板あり。 山頂駅から北横岳までは登山道ロープで囲んであり、トレースがあれば沿っていけば問題ない。 |
写真
感想
樹氷を見たく、あらかじめスタッドレス付きレンタカーを予約してましたが、当日はあいにく(しめしめ)というか、大雪の予報。
嫁様の「やめといたら〜」の声を背に、まずは車内泊地の諏訪SAへ。
4時頃起きて完全な積雪路面になったなか、北横岳ロープウェイへと向かう。
道中凍結も心配したが、割とあっけなく、6時前に駐車場に到着。
ロープウェイの始発は9時からだが、今回はロープウェイ下の登山道で始発便より先に山頂駅からのスタートの計画。
まだうす暗い中、ヘッドランプ点けて登山口からのトレースを見に行くと、トレース跡に新雪がうっすらと積もった状態だった。ひざ下までなら大丈夫か?
車内から先行者が行かないか、様子見するも気配なし。
一応、山頂駅まで2時間半(甘かった)の予定なので6時半過ぎに出発。
トレースを少しでも外すと股まですっぽり踏み抜き、アイゼンではこの先が思いやられる。
ストックで座頭市の如く雪面の締まりをチェックしながら踏み抜かないように、そろりと行けたのも、ゲレンデを横切って樹林帯に入るまで。
樹林帯に入るとトレースはいよいよ怪しく、我がの行く手も更に怪しく、腰まで埋まりながら、赤テープよりも如何にして前進するか?しか頭になくなり、クールダウンと冷静な判断をするため、大の字になっていると、ゴゴゴ〜と、間違いなく始発便のロープウェイの音が。。。
7分。7分。後どんだけ?山頂駅まで8割くらいは来てるはず?ぶつぶつ言いながら歩き始めるも、今度はパウダースノーの急坂、木にしがみつつ、四足駆使して何とか這い上がる。腰以上埋まるので、2本足で立つ意味なし。
人の声?ゲレンデ近し?ロープとポールが見えたので、ほふく前進でゲレンデ(林道コースっぽい)に出て、スキーヤーの迷惑にならないようロープ伝いに山頂駅にたどり着きました。
既に10時過ぎで山頂駅は賑わってました。
ベンチでこれからみなさんアイゼン等準備してる横で疲労困ぱい全身雪まみれな私は、アイゼン外して、山頂駅内のベンチへ向かうのでした。
山頂駅から北横岳〜縞枯山荘前、あわよくば、縞枯山山頂への欲張った思いは何処へやら、今から、ロープウェイで降りて温泉入って帰ろか?と考える始末。(正解だったかも)
行動食でエネルギー充填、ちょっと復活しました。
時間もまだあるし、雪は降っているものの、視界もそれほど悪くないので、北横岳まで行こう。
トレース跡とロープをたよりに膝くらいまで埋まりながら、快調に進む。
まず、南峰着、風が強い。無雪時とは様子が違うので、うろうろして北峰への道を発見。
北峰は少し風が弱い、蓼科山は見えない。樹氷もなし。
ザックからカメラを出す。グローブ着けてると、やはり扱いにくい。
外したグローブはすぐにアウターのポケットに仕舞う。
ほんの少し間でも、凍って手が入らなくなる事がある。
クールダウンしないうちに、さっさと移動、北横岳ヒュッテで休憩料500円払って暖を取る。靴箱を見るとすでに小屋泊の方が入っておられる様子。
縞枯山荘経由で山頂駅へと向かうが、途中何度も雪で埋まった木道から踏み外してずっこける。
駐車場に着くと、車にかなりの量の雪が積もっている。
下界はかなりの降雪があった様子で速攻で帰宅準備。
道路は除雪が追い付かず、混乱状態、おまけに帰路の中央道は積雪で通行止め。
下道で通行止め解除された飯田ICまで何とかたどり着き、日付が変わる頃、帰宅できました。
飯田ICでの下道は、地吹雪もすごく、田んぼに落ちた大型トラック多数、立ち往生車で長時間の渋滞もあり、翌日の新聞を見て、帰って来れたのは、運が良かったというしかない。
でも、楽しかった。(嫁様にはさんざん怒られましたけど)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する