【錦秋の朝日連峰縦走】 日暮沢〜小朝日岳〜大朝日岳〜以東岳〜泡滝ダム

2008年10月12日(日) ~ 2008年10月14日(火)

• GPS: 50:40
• 距離: 35.4km
• 登り: 2,787m
• 下り: 2,854m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:16

8:53 スタート地点
9:35 竜門滝
11:14 ハナヌキ峰
11:21 ハナヌキ峰分岐
11:55 12:15 三沢清水
12:39 12:43 古寺山
14:34 14:40 銀玉水
15:09 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）

2日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 2:07
• 合計: 8:43

7:11 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
7:40 7:43 中岳
8:36 8:52 西朝日岳
9:44 9:45 竜門山
9:58 10:14 竜門山避難小屋
11:07 11:14 南寒江山
11:24 11:27 寒江山
11:53 北寒江山
12:05 12:06 三方境
12:18 13:28 狐穴小屋
14:11 14:12 中先峰
15:37 15:46 以東岳
15:54 以東小屋

3日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:19

6:13 以東小屋
6:19 以東岳
7:18 オツボ峰 (御坪峰)
7:41 7:42 三角峰下水場
8:51 9:14 大鳥小屋(タキタロウ山荘)
9:39 9:42 七曲水場
9:57 9:58 七ツ滝沢水場
10:05 七ツ滝沢橋
10:33 10:40 冷水沢橋
11:27 大鳥登山口
11:32 ゴール地点

天候

初日は晴れ，2日目は快晴，3日目は曇りでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

下山口の泡滝駐車場にクルマを置いて，登山口の日暮沢までバイクで約90�勸榮阿靴禿个蠅泙靴拭�

コース状況／危険箇所等

・　コース全般において，危険箇所はありません。とても歩きやすい登山道です。
・　主稜線上には，4つのしっかりした避難小屋があるので，天候急変時にも安心です。ただし，稜線上でテント設営可能なのは，大朝日小屋のみですのでご注意を。
・　なお，標高グラフが，最後に大朝日岳に登っている表示となっていますが，小屋から山頂までGPSを持たずに往復し，あとから手入力でルートを追記したことから，このような表示となっています。あしからず。

その他周辺情報

旅館朝日屋（朝日村大鳥）では，宿泊者を対象に泡滝登山口までの送迎サービスをしているようです。

写真

10/12 5:34

5:30　泡滝ダム駐車場に駐車し，バイクを降ろしました。

10/12 9:16

8:50　約3時間かかって，登山口の日暮沢林道終点に到着。バイクをデポ。

10/12 9:37

20分ほど沢沿いを歩くと，ハナヌキ峰への登りとなります。

10/12 9:53

カエデが黄色く色づいています。

10/12 10:04

10/12 10:15

ブナの木の下のコブは腰をかけるのにちょうど良い具合。ここでおにぎりタイム。

10/12 10:45

10/12 11:06

10/12 11:19

2時間ほどで，ハナヌキ峰分岐に到着。峰の頂上は気づかずに通過。

10/12 11:19

紅葉が良い感じ。

10/12 11:31

ツタウルシが赤く色づいています。

10/12 12:05

頭上には，茶色い葉が落ち始めたブナの巨木。

10/12 12:07

若いブナの木の葉はまだ黄色く色づいていました。

10/12 12:13

三沢清水に到着。水量はそれほど多くないけれど，給水には問題なし。

10/12 12:21

北の方角に月山を望む。

10/12 12:28

小朝日岳が見えてきた。

10/12 12:38

標高1200�檀婉瓩稜海┐襪茲Δ聞藩奸�

10/12 12:39

12：40　古寺山頂上に到着。小朝日岳が目の前。

10/12 12:40

大朝日岳も見えました。

10/12 12:40

ズームアップすると，小屋が見えました。

10/12 12:41

小朝日岳のアップ。

10/12 13:14

紅葉の斜面とダケカンバの白い幹のコントラストがきれいです。

小朝日岳の南斜面です。

10/12 13:33

黒倉沢を見下す。

10/12 13:33

小朝日岳の斜面は，紅葉最盛期でした。

10/12 13:33

小朝日岳の山頂に登るつもりが，トラバースルートで歩いてしまいました。振り返ると，山頂から下ってきた登山者のグループ。

10/12 13:35

それにしても，美しい紅葉でした。

10/12 13:38

小朝日岳周辺は，この時期が紅葉のピークのようです。

10/12 13:39

何とも言えない錦秋の美しさ。

10/12 13:53

それでは，本日の目的地，大朝日岳避難小屋へ。

10/12 14:04

ワクワクする山頂へのルートです。

10/12 14:34

銀玉水分岐に到着。

10/12 14:34

ザックを下ろして。

10/12 14:35

銀玉水で水を補給しました。とてもおいしい水です。

10/12 14:43

とても良く整備された登山道が続きます。

10/12 15:01

避難小屋が近くなってきた。

10/12 15:07

避難小屋に到着。紅葉の見頃の連休だったので，相当混雑しているようでした。

10/12 15:42

小屋脇のテン場にテントを設営。やっぱりテントは良いな〜。

10/12 15:43

本日は，8張りのテントでした（このあと，一張り追加）。

10/12 16:44

夜明け前には氷点下5度と冷え込んだ夜でしたが，天ぷら鍋焼きうどんと純米酒の熱燗で大満足。ぐっすりと眠ることができました。

10/13 5:42

翌朝，朝陽が昇ってきました。

10/13 5:43

ズームで。

10/13 5:44

山形蔵王の北から昇る朝陽です。

10/13 5:45

大朝日岳山頂から日の出を望む。

10/13 5:45

美しい日の出でした。

10/13 5:47

遠くに以東岳を望みながら下ります。

10/13 5:49

月山の左奥には，鳥海山。

10/13 5:49

昨日歩いた，小朝日岳から続く稜線。

10/13 5:56

視線を少し左に。

10/13 6:02

平岩山から祝瓶山へと続く美しい稜線。そのうち歩いてみたい。

10/13 6:03

山頂で三脚を立て，セルフ写真。髪の毛ボサボサ。

10/13 6:14

山座同定する登山者。

10/13 6:20

それでは，避難小屋まで降りましょう。

10/13 6:20

本日歩く予定の縦走路。以東岳が遠くに見えています。とても良い天気。

10/13 6:20

以東岳のアップ。

10/13 6:21

天狗角力取山と障子ヶ岳を望む。

10/13 6:28

06:30に避難小屋到着。テントを撤収します。

10/13 7:11

いよいよ，朝日連峰主稜線縦走が始まります。

10/13 7:12

右手に月山を眺めながらの気持ちよい稜線漫歩。

10/13 7:14

西朝日岳〜袖朝日岳の稜線を望む。

10/13 7:20

以前はテン場だったところです。初めて登ったときに，ここにテントを張りました。金玉水の水場に近く，絶好のサイトでしたが，現在はテント禁止とのことです。

10/13 7:30

避難小屋と大朝日岳を振り返る。逆光で残念な写真になりました。

10/13 7:34

気持ちの良い笹原の道。

10/13 7:39

眼下に広がる紅葉。

10/13 7:39

斜面のダケカンバも良い感じ。

10/13 7:40

谷筋をズームアップ。

10/13 7:40

月山の右は葉山かな？

10/13 7:40

大朝日岳を振り返る。

10/13 7:42

以東岳はまだ遠い。

10/13 7:45

まずは，西朝日岳を目指します。

10/13 7:48

袖朝日岳が近い。

10/13 7:48

斜面中腹の紅葉。

10/13 7:48

西朝日岳よりも，その西側のピークのほうが標高が高いです。本当は，このピークが西朝日岳？

10/13 8:18

縦走路を振り返る。

10/13 8:41

西朝日岳からその先の縦走路を望む。

10/13 8:42

10/13 8:44

西朝日岳山頂にて記念写真。

10/13 8:58

正面は竜門山。

10/13 9:00

清太岩尾根の先に月山と鳥海山を望む。

10/13 9:00

尾根の中腹が紅葉のピークです。

10/13 9:10

ナナカマドの赤い実。

10/13 9:21

竜門山から以東岳へと続く稜線。

10/13 9:41

西朝日岳を振り返る。

10/13 9:46

竜門山からの下り。

10/13 9:54

竜門小屋が見えてきた。

10/13 9:57

竜門小屋の水場。ホースで引水していて，ポリバケツに缶ビールがたくさん浮いていました。

10/13 10:03

小屋一階の状況。

10/13 10:04

二階も，とてもきれい。

10/13 10:25

15分の休憩を済ませ，寒江山へと向かいます。

10/13 10:35

良い感じの縦走路が続きます。

10/13 10:41

南寒江山への登りです。

10/13 11:04

歩いてきた縦走路を振り返る。

10/13 11:06

南寒江山にあったケルン。

10/13 11:06

寒江山までは，緩い登りが続きます。

10/13 11:22

11:22　寒江山の山頂に到着。

10/13 11:22

相模山から大戸上山へと続く稜線。

10/13 11:23

いったん下って，北寒江山へと登り返します。

10/13 11:24

縦走路を振り返る。

10/13 11:25

大朝日岳をズームアップ。

10/13 11:25

さらに拡大。

10/13 11:52

北寒江山に到着。

10/13 11:53

以東岳へと続く縦走路。正面は，三方境。

10/13 12:02

三方境に到着。ここを北東に進めば，天狗角力取山へと至ります。

10/13 12:03

以東岳と狐穴小屋。

10/13 12:13

狐穴小屋に到着。

10/13 12:31

小屋番さんが居たので，ビールが買えました。ここでラーメンの昼食です。

10/13 13:08

一階の状況。

10/13 13:08

こちらは二階。

10/13 13:09

なんと，水洗トイレがありました。とても清潔。

10/13 13:24

小屋の水場。ここもホースで引水しています。

10/13 13:25

小屋の前から，以東岳を望む。

10/13 13:31

中先峰の先に以東岳が聳える。

10/13 14:15

1,514m峰付近の池塘と以東岳。

10/13 14:29

以東岳への登りが始まった。

10/13 14:47

私と逆ルートで縦走する登山者グループとすれ違いました。本日3グループ目。この縦走ルートは本当に登山者が少ないです。単独行は，私だけでした。

10/13 15:03

縦走路を振り返る。

10/13 15:09

松虫岩が見えた。

10/13 15:11

以東岳の頂きはもうすぐ。左に本日の宿泊地である以東小屋が見える。

10/13 15:35

15:35　以東岳山頂に到着。

10/13 15:36

北に大鳥池を望む。

10/13 15:40

歩いてきた縦走路を振り返る。

10/13 15:40

少しズームアップ。

10/13 15:42

さらに拡大。

10/13 16:26

以東小屋にて宿泊準備。この日は，子ども連れの3人家族のほか，二階に6人グループが宿泊しましたが，二階のグループが夜遅くまで騒いでいて，家族連れのお父さんに怒鳴られていました。まったく，迷惑。

10/13 17:03

以東岳山頂から，夕暮れと以東小屋。

10/13 17:29

日が沈むと，以東岳の上空に月が輝いていました。

10/14 6:09

翌朝はガス。

10/14 6:14

山頂は展望無し。

10/14 6:37

オツボ峰へと進むと，徐々にガスが取れてきました。

10/14 7:05

戸立山を望む。

10/14 7:14

07:14　オツボ峰に到着。

10/14 7:14

以東岳を振り返る。

10/14 7:15

オツボ峰から大鳥池を見下ろす。

10/14 7:26

三角峰へと進む。

10/14 7:45

登山道は三角峰手前で左へカーブし，大鳥池へと下っていきます。

10/14 7:49

紅葉がきれい。

10/14 7:54

10/14 7:55

紅葉の先に，大鳥小屋が見えてきた。

10/14 7:58

葉を落とした樹林の中を下る。

10/14 8:18

でも，下るにつれて紅葉がきれいになってきた。

10/14 8:28

10/14 8:47

大鳥小屋が見えた。

10/14 9:09

大鳥小屋にてコーヒー休憩。

10/14 9:24

赤く色づいたカエデ。

10/14 9:33

この先は，傾斜の緩い下りです。

10/14 9:46

ショートカットは禁止です。

10/14 9:47

そこかしこに，このような水場があります。

10/14 10:10

七ツ滝沢の吊り橋に到着。

10/14 10:11

吊り橋を渡る。

10/14 10:32

冷水沢の吊り橋。

10/14 11:23

泡滝ダムに到着。

10/14 11:25

ダムのすぐ先が駐車場です。朝日連峰縦走はこれにて終了。このあと，クルマで日暮沢まで戻り，バイクを回収して帰宅しました。

撮影機器：

DiMAGE A2 Konica Minolta Camera, Inc.

感想

りきまる

・　2008年10月に，山形県の朝日連峰を日暮沢〜大朝日岳〜以東岳〜大鳥池〜泡滝ダムと2泊3日で縦走しました。主稜線を縦走した2日目は，最高の天気に恵まれ，充実した登山となりました。
・　登山口と下山口とが離れているので，バイク作戦を決行。重いテント装備を担ぎ，90キロの距離をバイクで移動するのはキツかったですが，そのおかげで，主稜線の南北縦走を歩き通すことができました。
・　紅葉は，小朝日岳周辺がピーク。錦秋に彩られ，それは見事な，美しい山肌でした。
・　以東岳山頂から望む，たおやかな朝日連峰の主稜線の眺めも素晴らしかった。
・　またいつか，今度は南側にある，祝瓶山から歩いてみたいです。