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Yamareco

記録ID: 5555869
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

野口五郎岳(ブナ立尾根〜テン泊)

2023年05月27日(土) ~ 2023年05月28日(日)
 - 拍手
がんちゃん その他1人
GPS
28:56
距離
21.8km
登り
2,155m
下り
2,153m

コースタイム

1日目
山行
4:43
休憩
0:39
合計
5:22
距離 5.7km 登り 1,395m 下り 142m
9:36
9:41
44
10:25
10:37
122
12:39
12:51
88
14:19
14:29
1
2日目
山行
7:53
休憩
0:49
合計
8:42
距離 16.1km 登り 753m 下り 2,013m
6:37
6:44
76
8:00
8:09
13
8:22
8:42
14
8:56
8:57
117
11:34
11:35
44
12:19
12:26
54
13:20
13:21
18
13:39
13:42
11
14:05
ゴール地点
天候 高曇り
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
七倉山荘前の無料駐車場までマイカー。
そこから高瀬ダムまでタクシー。片道2,500円ほどだが大町のチケットがあれば往復3,000円でお得。アルピコタクシーの運転手さんがやたら親切で山の様子やおススメの温泉、食事など色々な情報を提供してくれた。
帰りはブナ立尾根の6番からタクシー会社に電話すれば下山タイミングに合わせて1時間半くらいで高瀬ダムまで迎えに来てくれる。
ちなみにドコモは6番〜8番くらいまで電波がつながった。
コース状況/
危険箇所等
◆高瀬ダム〜ブナ立尾根登山口
・トンネルを抜けて吊り橋を渡って河原を歩いていく。踏み跡や目印は明瞭なので迷うことはなさそう。
・登山口手前の木の橋は山岳会?の方が修復中だった。シーズン前は壊れていたりするのかもしれない。

◆ブナ立尾根登山口〜烏帽子小屋
・登山口から烏帽子小屋まで12番〜1番まで番号が振られている。
・5番くらいまでは積雪なし。4番から先はかなりガッツリ雪が残っているのでアイゼン・ピッケルは必携。ただ自分が登った時は緩んでいたのでアイゼンは行き帰りとも使わなかった。
・烏帽子小屋は営業前。避難小屋は緊急時のみ使える。
・テン場は雪の下なので逆にどこでも張れる。
・ちなみに道中水場はないので持参するか雪を融かすしかない。

◆烏帽子小屋〜野口五郎岳
・所々雪があるが基本稜線に沿った夏道歩き。
・ほぼ雪はないがたまに雪壁の直登やトラバースがあるのでアイゼンはあった方がいい。
・野口五郎小屋には冬季小屋あり。料金は下山後に支払うシステム。(確か一人2000円だったような)
その他周辺情報 温泉も食事も七倉山荘がおススメ。
温泉は660円で露天アリ。
食事は七倉ダムカレーが名物。この時期は少しメニューは少なめ。
今週末は烏帽子小屋でテン泊して野口五郎岳まで行こう。始まりはいつだって吊り橋だ。
2023年05月27日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10
5/27 9:12
今週末は烏帽子小屋でテン泊して野口五郎岳まで行こう。始まりはいつだって吊り橋だ。
土砂搬出のためダンプカーが頻繁に往来していた
2023年05月27日 09:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5/27 9:15
土砂搬出のためダンプカーが頻繁に往来していた
ブナ立尾根スタート
2023年05月27日 09:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5/27 9:28
ブナ立尾根スタート
ザック重い…
シラネアオイ
2023年05月27日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 10:15
シラネアオイ
2,000mから上はまだまだ雪が残っていた
2023年05月27日 12:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 12:35
2,000mから上はまだまだ雪が残っていた
針ノ木岳チラリ
2023年05月27日 13:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 13:02
針ノ木岳チラリ
こんな感じで北斜面にも雪は豊富。(ここを歩くわけじゃないけど)
2023年05月27日 13:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 13:09
こんな感じで北斜面にも雪は豊富。(ここを歩くわけじゃないけど)
まだまだ雪山
2023年05月27日 13:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 13:13
まだまだ雪山
ザックが重いのでいつもよりバランスがシビア
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ザックが重いのでいつもよりバランスがシビア
緩んでいるのでアイゼンは使わなかった
2023年05月27日 13:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 13:33
緩んでいるのでアイゼンは使わなかった
ガッキーとか唐沢岳とか
2023年05月27日 14:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
5/27 14:18
ガッキーとか唐沢岳とか
烏帽子小屋到着。5時間かかった・・・
2023年05月27日 14:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 14:21
烏帽子小屋到着。5時間かかった・・・
避難小屋は緊急時のみ利用可能
2023年05月27日 14:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 14:22
避難小屋は緊急時のみ利用可能
テン場はほぼ雪の下
2023年05月27日 14:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 14:27
テン場はほぼ雪の下
今日のテン場。他には誰もいなかった。
2023年05月27日 17:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 17:35
今日のテン場。他には誰もいなかった。
前烏帽子岳まで夕方の散歩。
2023年05月27日 16:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 16:26
前烏帽子岳まで夕方の散歩。
薬師チラリ
2023年05月27日 16:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 16:27
薬師チラリ
再びガッキーと唐沢岳
2023年05月27日 16:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 16:28
再びガッキーと唐沢岳
七倉ダムと高瀬ダム
2023年05月27日 16:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 16:28
七倉ダムと高瀬ダム
烏帽子岳ドン!
四十八池も雪の下
2023年05月27日 16:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 16:37
烏帽子岳ドン!
四十八池も雪の下
烏帽子岳の左肩には五色ヶ原
2023年05月27日 16:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 16:38
烏帽子岳の左肩には五色ヶ原
鳳凰のオベリスクみたいだ
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鳳凰のオベリスクみたいだ
赤牛岳もこの時期は白牛岳になっている
2023年05月27日 16:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 16:46
赤牛岳もこの時期は白牛岳になっている
水晶!
2023年05月27日 17:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 17:06
水晶!
テントに戻る。
2023年05月27日 17:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/27 17:36
テントに戻る。
翌朝。思ったより天気がいいので予定通り野口五郎岳を目指すことに。
2023年05月28日 05:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 5:16
翌朝。思ったより天気がいいので予定通り野口五郎岳を目指すことに。
燕岳の左に有明山の頭がひょっこり
2023年05月28日 05:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 5:37
燕岳の左に有明山の頭がひょっこり
立山に日が当たる
2023年05月28日 05:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 5:40
立山に日が当たる
三ッ岳!カッコいい。
2023年05月28日 05:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 5:47
三ッ岳!カッコいい。
唐沢岳が神秘的なことになっていた
2023年05月28日 05:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 5:52
唐沢岳が神秘的なことになっていた
表銀座より裏銀座の方が絶対楽しい
2023年05月28日 05:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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表銀座より裏銀座の方が絶対楽しい
三ッ岳の肩まで来ると槍が見えてきた!
2023年05月28日 06:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 6:01
三ッ岳の肩まで来ると槍が見えてきた!
三ッ岳!自然体だと巻いちゃうのでピークは初めてかも。
2023年05月28日 06:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 6:36
三ッ岳!自然体だと巻いちゃうのでピークは初めてかも。
これから目指す野口五郎岳。まだ遠い。
2023年05月28日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 6:47
これから目指す野口五郎岳。まだ遠い。
野口五郎小屋。
2023年05月28日 07:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
5/28 7:57
野口五郎小屋。
火気厳禁が目立つ。火事になったら困るからね。
2023年05月28日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 7:58
火気厳禁が目立つ。火事になったら困るからね。
ここが冬季小屋か。
2023年05月28日 07:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 7:59
ここが冬季小屋か。
少し雪が降り込んでいたがきれいだった。
2023年05月28日 08:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 8:02
少し雪が降り込んでいたがきれいだった。
野口五郎岳登頂!2回目。
2023年05月28日 08:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 8:21
野口五郎岳登頂!2回目。
山頂はそこそこ風があったので風下で休憩
9
山頂はそこそこ風があったので風下で休憩
水晶が近い!滑ったら楽しそうな斜面。
2023年05月28日 08:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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水晶が近い!滑ったら楽しそうな斜面。
槍もここまで来ると近い。
2023年05月28日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 8:34
槍もここまで来ると近い。
鷲羽とか遠くには笠ヶ岳も。
2023年05月28日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 8:34
鷲羽とか遠くには笠ヶ岳も。
来た道を戻る。
2023年05月28日 08:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 8:53
来た道を戻る。
雷鳥発見!
2023年05月28日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 10:01
雷鳥発見!
久しぶりに見た。今年初かもしれん
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久しぶりに見た。今年初かもしれん
恐る恐る下るMさん
2023年05月28日 10:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
5/28 10:22
恐る恐る下るMさん
烏帽子小屋帰還。テントを撤収して下山しよう
2023年05月28日 11:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 11:31
烏帽子小屋帰還。テントを撤収して下山しよう
ブナ立尾根の雪渓の下りが核心だったかも
2023年05月28日 11:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 11:42
ブナ立尾根の雪渓の下りが核心だったかも
しつこいくらいに長い
2023年05月28日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
5/28 11:48
しつこいくらいに長い
際どいトラバースもある。諦めて引き返したPTもいるんだとか。
2023年05月28日 12:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/28 12:07
際どいトラバースもある。諦めて引き返したPTもいるんだとか。
6番の中間点。ここでタクシーを呼ぶ。
2023年05月28日 12:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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6番の中間点。ここでタクシーを呼ぶ。
サンカヨウ
2023年05月28日 13:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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サンカヨウ
ツバメオモト。お気に入りの花。
2023年05月28日 13:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ツバメオモト。お気に入りの花。
登山口到着!
2023年05月28日 13:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5/28 13:43
登山口到着!
まだダムまでは少し歩く。この橋がないと辛い
2023年05月28日 13:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
5/28 13:44
まだダムまでは少し歩く。この橋がないと辛い
トンネルはまあまあ長いが夜叉神トンネルを経験すればどこも短い笑
2023年05月28日 13:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
5/28 13:59
トンネルはまあまあ長いが夜叉神トンネルを経験すればどこも短い笑
ゴール!おつかれさまでした。
2023年05月28日 14:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
5/28 14:02
ゴール!おつかれさまでした。
下山後は七倉山荘のダムカレー。
2023年05月28日 15:22撮影 by  SH-53C, SHARP
15
5/28 15:22
下山後は七倉山荘のダムカレー。

感想

先週の富士山で板納めをしたので今週から登山モードが始まった。
天気予報は微妙…晴れる時間帯もありそうだが雨もパラつきそう。まあ体力づくりになればどこでもいい。
Mさんがブナ立尾根から野口五郎岳に行きたいというので付き合うことに。このルートは夏に歩いたことはあるが積雪期は未知の世界だったので少しだけ興味があった。
それに烏帽子岳や野口五郎岳の白砂の稜線は素晴らしい。
前日の金曜日に飲み会があったので遅めに金沢を出発。睡眠はしっかりとりたいので高瀬ダムを9時過ぎにスタートすることになった。
夏なら暑くて仕方ないがこの時期は涼しい。新緑を愛でながらのんびり登っていく。いや、今回は水4リットルを含む快適テン泊モードで重量がやばく、早く登ろうと思っても正直厳しかった。
途中で地元の方が登山道の整備をしてくれていた。どうやら野口五郎小屋の管理もされているようで野口五郎まで行くと伝えると是非中の様子を確認して欲しいとのことだった。
今年は三俣山荘や水晶小屋で冬に小屋が荒らされる事件が起きているので気をもんでいるようだ。天気次第で行けるかわからないけど行けたら報告しますね。
中間点を過ぎるといよいよ雪が出てきた。いざとなればアイゼンだけど緩んでいたのでそのまま雪を蹴り込みながら登っていった。一応ウィペットも持ってきたのでお守り代わりになってくれた。
日本三大急登を雪山テン泊装備で登るのはかなりしんどかったが5時間ほどで烏帽子小屋に到着。所要時間以上に疲れた。
だがテントを張ればあとはのんびり過ごすだけ…と思ったがMさんが烏帽子方面に行きたいというので散歩にでかけることに。烏帽子岳は見る山で登る山ではない(と個人的には思っているので)前烏帽子岳まで行って写真撮影タイム。風もなくて暑くもなく寒くもなくて抜群のコンディションだった。
夜は少し冷えるのでテントで鍋をいただく。雲が優勢で夕焼けは見られなかったが予報の割には良い1日目となった。ちなみにこの日は他に誰もいなくて完全貸切だった。

二日目は4時に起床して前日の鍋の残りで雑炊を作って朝ごはん代わりにした。
雨やガスだったらそのまま下ろうと言っていたが高曇りながら思いのほかコンディションが良かったので予定通り野口五郎まで行ってこよう。
所々雪はあるが大部分が夏道なので快適に歩ける。これもいつもより雪が少ない今年が特別なのだろう。
三ッ岳の手前で前から単独の女性がやってきた。こんな時間にこんなところで?どうやら野口五郎小屋に泊まられていたようだ。モチ高い。
少し風は強かったが暑いよりはいい。ワークマンのカッパを羽織って快適に歩いていった。
野口五郎小屋に到着したら冬季小屋の内部を確認。先行の女性からも話を聞いていたが雪が少し入り込んでいたが荒らされた様子はなくきれいに保たれていた。
そして自身2回目の野口五郎岳登頂。10年ぶりくらいだろうか。水晶岳と赤牛岳が近い。槍も、薬師も、立山も、剱岳も白馬岳も…北アルプスのど真ん中だけあってオールスターがそろい踏みしている景色は圧巻だった。白砂ビーチの雰囲気といいやっぱりこの稜線は素晴らしい。来てよかった。
来た道を戻るのは通常精神的に堪えるが今回は涼しかったし気持ちよく歩くことができた。

烏帽子小屋まで戻ったらテントを撤収して下山開始。
上部の雪渓は曲者だったがアイゼンは使わずに下山することができた。
途中でアルピコタクシーを呼ぶと高瀬ダムには昨日と同じ運転手さんが来てくれていた。
七倉山荘の日帰り温泉はいいよ、とかダムカレーがおススメとか色々教えてくれた。やっぱりそうですよねー。

もっと登山者が多いのかと思ったが天気予報がイマイチだったせいかほぼ貸し切りの雪の裏銀座を楽しむことができてラッキーだった。

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