入笠山

2023年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: 03:41
• 距離: 10.4km
• 登り: 666m
• 下り: 650m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:18
• 休憩: 0:22
• 合計: 3:40

距離 10.4km 登り 666m 下り 667m

4:41 沢入登山口
5:25 入笠湿原
5:28 山彦荘
5:55 岩場コース 迂回コース分岐
6:05 6:20 入笠山
6:29 岩場コース 迂回コース分岐
6:35 御所平峠登山口
6:42 山彦荘
6:47 入笠湿原
6:55 アカノラ山
7:33 7:35 アカノラ山
7:45 7:50 入笠湿原
8:21 沢入登山口

写真

クリンソウ(九輪草)

ツマトリソウ(褄取草)

入笠山標柱

360度の大展望。代表して富士山の写真を掲載！

アマドコロ(甘野老)

スズラン(鈴蘭)。在来のニホンスズランは、花の咲く位置が葉の下です。

ドイツスズラン(独逸鈴蘭)。外来のドイツスズランは花の咲く位置が葉の上、もしくは葉と同じくらいの高さです。

ツバメオモト(燕万年青)

フイリフモトスミレ(斑入麓菫)

ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)。花、デカっ！もしかしたら、オオバナノエンレイソウ(大花延齢草)かもしれません。

ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)。ほぼ終わりかけの写真だけど、ミヤマエンレイソウの花の大きさはこのくらい。

イチヨウラン(一葉蘭)。見頃でした。

ヤマシャクヤク(山芍薬)。ほぼ終わり。多くの株は結実し始めていました。撮影向きの花はこの個体のみでした。

クマガイソウ(熊谷草)

釜無ホテイアツモリソウ(釜無布袋敦盛草)。超超レア植物。大事に保護されていました。

サクラソウ(桜草)

ニッコウキスゲ(日光黄菅)。まだほとんどは蕾でした。

ズミ(酸実)

サワフタギ(沢蓋木)

感想

graphium

花好きの私にとっては、この時期は花観賞の山行を優先させたい。しかし、せっかくなら展望も楽しみたい。そんな両方の願いを叶えてくれる山が入笠山です。台風2号は、本州直撃を免れたものの、一応台風一過なので、展望は良いに違いない。だったら行くしか無い！

入笠湿原や山野草公園の散策は後回しにして、先に登頂しました。期待通りの360度の大展望でした。富士見パノラマリゾートの公式HPには、「深田久弥の「日本百名山」のうち22山を見ることができます。」と記載されていますが、数えてみたら、22座どころか、
富士山、鳳凰山、甲斐駒ヶ岳、間ノ岳、仙丈ヶ岳、恵那山、空木岳、木曽駒ヶ岳、御嶽山、白山、乗鞍岳、焼岳、笠ヶ岳、奥穂高岳、槍ヶ岳、水晶岳、常念岳、立山、剣岳、鹿島槍ヶ岳、五龍岳、白馬岳、美ヶ原、霧ヶ峰、四阿山、草津白根山、蓼科山、八ヶ岳、甲武信ヶ岳、瑞牆山、金峰山、大菩薩嶺、蛭ヶ岳の計33座が見えました。蝶槍付近の凹凸の一つが実は鷲羽岳で、わずかに顔を出しているのだとしたら、計34座ですね！

展望を楽しんだら入笠湿原と山野草公園を散策しました。一番の目的は、釜無ホテイアツモリソウです。ちょうど咲き始めていて見頃でした。一部咲き切っていない個体もあったので、もう少し楽しめるでしょう。イチヨウランは思ったより株数が多くてびっくりしました。他にもお気に入りの花が見れて大満足の山行でした。