谷川岳【土合-西黒尾根-谷川岳-万太郎山-吾策新道-土樽】
- GPS
- 09:25
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,243m
- 下り
- 2,338m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:25
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西黒尾根から谷川岳の肩にかかった部分に雪渓のトラバースあり。 ぬかるんでいる箇所が結構ありました。 |
その他周辺情報 | 土合山ノ家の谷川岳温泉湯吹きの湯(800円:サウナなし) |
写真
装備
個人装備 |
MS CROW GTX(SALEWA)
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感想
台風一過だったのですが、南アルプスや八ヶ岳あたりの予報があまり良くなかったので、北に上がって天気のよい谷川岳を登ります。
本当は谷川岳から平標山まで縦走したいところですが、今回は途中の万太郎山までとします。
下山は土樽を予定しているので、土合駅から近い、土合橋駐車場に車を停めて車道を歩いて西黒尾根登山口まで登って行きます。
西黒尾根は昨日の雨の影響で水が流れてぬかるんでいました。尾根の稜線に乗ってからはぬかるみはましになり、どんどん標高を上げていきます。
森林限界を越え鎖場を登りきるとラクダの背に到着します。ラクダの背に到着すると、目の前に谷川岳がそびえ立ちます。
西黒尾根を4回目ですが、こんなに素晴らしい天気の下で登るのは初めてです。
西黒尾根の鎖場、岩場をどんどん越えて、トマの耳がどんどん近くなっていきます。ザンゲ岩を越えて少し登ると、谷川岳の肩の端に取り付きます。少し登ると大きな雪渓があり、直登すると雪渓を避けられそうでしたが、折り返してくる登山者がいたことから、雪渓を渡っていったん肩ノ小屋方面に触れてから、頂上を目指しました。
雪渓の傾斜はきつく、滑りだしたら止まらないと、緊張感をもって渡りました。
谷川岳のトマの耳に登り、そこからオキの耳まで往復し、すぐに万太郎山に向かいます。
肩ノ小屋の脇から尾根を下り、オジカ沢ノ頭を越え、さらに大きく下り、小障子ノ頭、大障子ノ頭を越えて行きます。
左側の阿弥陀沢には雪渓が多く残り、人工物がまったくといってもいいほど何もない、自然の中に溶け込む心地の景色が広がっています。
登山者も少なく、天気も良く、眺望も素晴らしい、本当に天国のようなルートです。
万太郎山まで登りきり、頂上部のさらに奥に頂上標柱があります。
そこからはさらに先の仙ノ倉山を望むことができました。仙ノ倉山までの縦走は、今度のお楽しみにして、万太郎尾根を土樽まで下ります。
土合まで戻る土樽駅の電車の時刻は、15時24分と18時09分で、なんとか15時24分に乗るために、いいペースで下る必要があります。
万太郎尾根の吾策新道を下りますが、最初の下り部分はかなり歩き辛く、慎重に歩を進めます。森林限界に入るまでは気の抜けない斜面でしたが、なんとか下り切り、樹林帯の中に入ります。
樹林帯の中からは根っこにさえ気を付ければ歩きやすい登山道で、あっという間に下り切り、車道に到着しました。
土樽PAを抜けて、蓬峠からのルートと合流し、土樽駅に到着しました。
無事に15時24分の電車に乗って、土合駅まで戻ることができました。
とても素晴らしい天候の下で上越の山々を眺めながら、時としては谷川連峰の奥深い自然を満喫する山行を楽しむことができました。
次回は、平標山までの縦走を楽しみたいと思います。
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