記録ID: 5577455
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ハイキング
谷川・武尊
中ゴー尾根から谷川岳*保登野沢ルートで下山
2023年06月04日(日) [日帰り]
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体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:23
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 1,554m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:24
5:13
10分
スタート地点
15:37
ゴール地点
天候 | 晴れ*美風 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・国道291を水上駅方面に進むと谷川温泉の看板があり、左折ポイント。 ・中ゴー登山口に駐車スペースありますが、道が細く悪路になっているので、ホワイトバレースキー場の駐車場に自己責任のもと駐車させていただきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中ゴー尾根、保登野沢ルートは山と高原地図では実践ルートです。登山口にある登山届けポストをはじめ、整備はされていてクラシックルートの風格。前半は「谷川」を遡り、ロープウェイがなかった時代には谷川岳の誇るルートだったのでは、と思わせる変化に富んだルートでした。 しかし現在は登山道の大きな崩落箇所があり、荒廃もしています。水量で状況が変わる河原歩き、設置されている鎖やローブの老朽化、加えて急斜面の続く尾根道など、難易度はかなり高いです。ある程度のルーファイ能力があるほうが、安全と思われます。 [登山口〜二俣] 谷川の左岸についた歩き易い樹林内の登山道からスタート。枝沢を4〜5本渡ります。かかっている2つの橋も壊れていますが、通過に困難はありません。 スタート後50分程して河原に降りたポイントが牛首でした。左岸の岩の斜面には鎖が設置され、岩伝いに進んだり、高巻いて樹林内を進んだり、河原を進んだりします。河原では赤ペイントもありました。 二俣手前100m程のところ、太めの枝沢ユイノ沢を渡り終わった辺りの左岸が大きく崩壊しており、左岸沿いに進めません。 一度、谷川の中洲に渡って、再び左岸に戻り河原を遡っていきました。過去のレコで「一度右岸に渡り、左岸に戻って、黄色のリボンで樹林に入ったところが二俣」と見ていたのですが、右岸まで渡る必要はなく、ピンクリボンで樹林に入ると程なくして二俣に行き着きました。 [二俣〜中ゴー尾根] 二俣から少し樹林内を進むとヒツゴー沢の左岸河原にでます。尾根の取り付きは右岸にあるのですが、ウロウロした結果、右岸の登山道にいきつきました。 尾根に乗ってからは一本道で迷うことはありません。 1400m辺りまでは樹林内の急坂を、頻繁に四つ足になりながら登りました。遥か下方にヒツゴー沢が流れが見える、痩せ尾根の箇所もあり要注意。その先、見晴らしが良くなると鎖の岩場頻発。しかし鎖やローブは古いので、3点支持をメインにして、プラス保険のために握る程度が良さそうでした。 1650mからは人心地のつく尾根歩き [保登野沢ルート] 天神峠は経由せず、天神平からゲレンデを突っ切ると、ルート入り口に標識あります。 1150m辺りで酷く崩壊している箇所がありましたが、補助してくれるロープ等の設置は見つけられませんでした。その先のルートを示すリボンは見えたので、目がけて崩壊斜面を下りましたが、もしかしたら高まき道など、良い方法があったのかも知れません。 本沢出合からは渡渉が何度かありますが、流木が堆積しているなど、渡った先を見つけるのに慎重さが必要な箇所もありました。 [ヒル] この時期、気温が上がるとヒルがいます。 スパッツとヒル避けスプレーで足元のかんぜん防備しました。しかし、下山後確認するとおへその脇を出血🩸。下山時に吸われたようです。 |
写真
撮影機器:
装備
備考 | 晴れていたが、気温が高すぎなかったからか、水分消費は1.5ℓ弱。長袖が必要なのは早朝のみ(8℃で厚手長袖使用) 🚙足立入谷→水上:3390円(深夜割引) 水上→草加:3820円(休日割引) ⛽️176×2=352km:23ℓ×173円=3979円 6189円 🏠1:30→竹の塚2:00→5:10スタート→15:40下山→16:30水上出発→19:20竹の塚→20:00🏠 |
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感想
いつか歩きたい、と思ってきたけれど情報の少ないこのルート。ヤマレコのGPSの力を借りられる今ならなんとかなる、と登ってみました。
でも何と言っても歩く事ができたのは、急のお誘いに乗ってくださった、Sさんとご一緒できたお陰でした。本当にお世話になりました。
二俣までの谷川の遡上は私のスキルではソロは難しかったと思います。2人で歩けたので、落ち着いて対応できたし、いろいろな事を学べたし、知恵を出し合いながらルートを見つけていくのは楽しかったです。マイナールートを歩くには、この道を行きたいって気持ちと、すぐに諦めない気持ちが大事だはと改めて実感しました。
中ゴー尾根は評判通りの厳しさ💦💦。急登な上、それがずっと続くのは初体験かもしれません。鎖場も身を任せられない感じで緊張続きでした。
念願の谷川の魅惑のルートを歩き終えられ、満足しました😊。
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コメント
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私が以前ここを辿ったときはガスガスで眺望ゼロでしたが、晴れていると素晴らしい景気ですね。お花もキレイです。中ゴー尾根分岐から肩の小屋までの花々はとても見事でした。あとはヒル対策ですね。。私は粗塩て撃退しながら辿りました。taromiiさんのレコを見て私もまた行き行きたくなりました。
コメントありがとうございます。
johro さんの2020年のレコを改めて拝見しました。雨の日にあのルートを登られたとは、かなりの熟達者でいらっしゃると想像しております(私は天候不順を理由に、一度予定を流しました。。)。今回は晴れたので、樹林帯を抜けた先、俎グラに見守られながらの尾根歩きは最高でした。
ヒルは対策も完璧でいらっしゃいましたね!やはり谷川より保登野沢が多いのでしょうか?。我々もスパッツをつけたので足は大丈夫でしたが、みごとお腹をやられました。
崩壊の具合は3年前とほぼ変わっていない状況のようでした。
お気をつけてリピート楽しんでください😊
荒れたなかなかのルートですね。1000mの登り上げもキツそう。。😆
そして登り上げたら絶景の主脈。。ヒルがいなかったら、歩いてみたいと思いました。😁
コメントありがとうございます😊。
貯筋のasarenさんなら、1000mも訳ないと思います!。
ヒルがいなくなる秋になったら、是非歩いてみてください。また新たな谷川岳を知れること間違いなしです。
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