日本コバ 〜洞窟のコウモリと紅花山芍薬

2023年06月10日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,012m
• 下り: 1,016m

コースタイム

道の駅『奥永源寺渓流の里』の横の登山者用駐車場 - 藤川谷登山口 - 豹の穴 - 岩屋（奇人の窟） - 日本コバ - 周回路 - 衣掛山 - 大山谷林道登山口 - 盤石の丘 - 大山谷林道登山口 - 政所登山口道の駅『奥永源寺渓流の里』 - 登山者用駐車場

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・道の駅『奥永源寺渓流の里』の横の登山者用駐車場利用

コース状況／危険箇所等

・山中のあちこちでヤマビルが活動中

写真

道の駅『奥永源寺渓流の里』の横の登山者用駐車場からスタート

藤川谷登山口
岩壁でユキノシタが満開

カツラの大木

渡渉点にかけられている橋

靴に次々とヤマビルが上がってきました
山中のあちこちで活動中でした

豹の穴
上段にも洞窟があります

上段の洞窟

さらに左上方の洞窟

上部の岩屋（奇人の窟）
石灰岩の岩場にはイワギボウシやリュウノウギクなど

岩屋（奇人の窟）付近の展望地からの東側の展望
銚子岳-静ヶ岳-竜ヶ岳-三池岳-釈迦ヶ岳

政所ルートとの合流点
藤川谷ルートの13/18地点
政所ルートの14/14地点

藤川谷ルートの14/18地点、標高836m
200mごとに道標が整備されています

日本コバの上部は平坦で沢もあります

日本コバの山頂の三等三角点『日本コバ』934.15m
展望なし
山頂でもミンミンゼミが鳴いていました
山頂標識の下にシャクナゲの花のようなスケッチのプレートがありましたが、山頂にはアセビが多く、登山道周辺にもシャクナゲの樹は目に入りませんでした

周回ルート上の衣掛山の山頂（870m）
展望なし

大山谷林道ルートの分岐点
政所ルートの11/14地点
大山谷林道ルートの3/3地点

大山谷林道ルートの登山口

盤石の丘
展望図の看板は倒れていて、展望は木々が成長して見通しが悪くなっているのかも知れません

琵琶湖の対岸の比良山地

北西側の山々

サンヤリと天狗堂の奥に御池岳

竜ヶ岳

政所登山口に下山

道の駅『奥永源寺渓流の里』の東近江市の鈴鹿10座の案内図
現時点で8座登頂

山麓からの日本コバ方面
旧永源寺町立政所中学校はリノベーションされ、道の駅奥永源寺渓流の里となっていて、旧永源寺町立政所小学校は、滋賀シアターアーツトレーニングセンターとなっていました

ヤマボウシ

ナツツバキの若葉
隣に樹肌が似たリョウブが並んでいることもあり、リョウブは蕾でしたが、ナツツバキの蕾は目に入りませんでした

ナワシロイチゴ

コバノフユイチゴ

サルナシ

モリイバラ、シロモジ
オオウラジロノキ、シラキ

ホタルブクロ

イワギボウシ

アケボノソウ
センブリ、学名：Swertia japonica (Schult.) Makino

ササユリとウリハダカエデの幼木
左下部にサワフタギの幼木

ミヤマナルコユリ

ヒオウギ
開花時期は8月で、訪問しにくい季節
鈴鹿山脈では初見かな？

イチヤクソウ

タツナミソウ

ギンリョウソウ

オオイワカガミ、トクワカソウ

ヒメハギ

ウスギナツノタムラソウ

キッコウハグマの花茎に蕾ができ始め

ヤマジノホトトギス
学名：Tricyrtis affinis Makino
山中に若葉が沢山出ていました

イワタバコとダイモンジソウの若葉

コナスビとイナモリソウ

イナモリソウ

クモキリソウ

ヒトツボクロ

エビネ

ミヤマウズラ

オオバノトンボソウ

ベニバナヤマシャクヤク
右端：動物が葉を食べたのかな？

ベニバナヤマシャクヤクの群落

ベニバナヤマシャクヤク（白花）

ヤマシャクヤクの緑色のバナナのように成長した果実（4月後半に開花したと思われる個体）

洞窟の右上で飛行中のコキクガシラコウモリ

洞窟内のコキクガシラコウモリ
天井からぶら下がっています

洞窟内のコキクガシラコウモリ

装備

MYアイテム

アルプス岳

重量：-kg

感想

アルプス岳

山麓の愛知川周辺ではカジカガエルの鳴き声が聴こえていました。
薄曇りで日差しがほとんどなかったので、暑さが和らいでいました。
昨日の朝まで雨だったので、ヤマビルが活動中でした。時々靴に上がってくるヤマビルを除去しながらの行動となりました。ズボンの上からチクチクと噛んでくる個体や、脇腹に入り込んでくる個体もいました。駐車場到着時には登山靴に上にもいて、お持ち帰りになりそうでした。運良くほぼ献血なしのようでした。
土曜スペシャルということで、洞窟内を少し探検しました。
山上のウバユリやササユリが動物による食害を受けているよでした。
政所ルートの下部は植林地の尾根の急登ですが、藤川谷ルートはやや足場が悪く滑りやすいため、時計回りで周回した方が良いでしょう。
山頂部の周回コースはアップダウンがそれ程なく歩き易い感じですが、展望はほとんどなし。ウリハダカエデとサワフタギが多く、ブナやナツツバキが少し見られました。