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Yamareco

記録ID: 5610428
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山(地蔵岳)ー軽登山でまさかの骨折

2023年06月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:23
距離
6.3km
登り
443m
下り
446m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:18
休憩
0:10
合計
3:28
距離 6.3km 登り 456m 下り 452m
9:20
21
スタート地点
9:41
9:42
16
9:58
10
10:08
6
10:14
12
10:26
21
10:47
4
10:51
10:52
40
11:32
11:40
64
12:44
4
12:48
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【駐車場】大洞駐車場(無料)
・9時頃到着時点でまだまだ空き有り。トイレ有り、自販機は無し。通りかかった小沼駐車場も、帰宅時に通りかかった赤城公園ビジターセンターも満車状態だったので、大洞駐車場が穴場なのかもしれない。

【周辺道路】
・群馬県道4号前橋赤城線(赤城道路):登りで使用。前橋市街から赤城山へ向かう道路。ヘアピンカーブはあるものの、全線道幅は十分で、見通しも悪くない。ただし、至る所に凹んだガードレールやタイヤ痕があるので、特に下りではスピードの出し過ぎで事故る車も多そう。「頭文字D」の舞台の一つらしい。
・群馬県道16号大胡赤城線:下りで使用。赤城山から三夜山方面に抜ける道。道幅は大半が1.5車線くらいで、センターラインがなく、離合にも難儀する。急勾配で見通しも悪い。初心者は避けたほうが無難。
コース状況/
危険箇所等
【大洞駐車場〜八丁峠】
・すれ違った登山者は1名。聞こえるのは虫たちの合唱のみ。登山道にクマザサがかぶさっており、あまり歩かれていない印象。夏場は迷うほどではないが、積雪期は道がわかりづらいかもしれない。

【小沼周辺】
・八丁峠から車道歩きを経て、小沼湖畔を反時計回りに歩きつつ、長七郎山と小地蔵岳をピークハント。小地蔵岳のピーク近辺以外は至って道は明瞭で特に歩きづらいところはない。小地蔵岳からの眺望はなく、長七郎山およびその手前の賽の河原のほうが眺望は良い。

【八丁峠〜地蔵岳】
・木段が整備されている箇所が多く、歩きづらいところはない。ピーク手前で小沼方面への視界が開けたビューポイントあり。ピークからは大沼・黒檜山・駒ヶ岳方面の眺望の良さが印象的。

【地蔵岳〜大洞駐車場】
・小石が多く、しかも滑りやすい土質の印象。前日の降雨の影響もあり、歩きづらかった(ちなみに、転倒・骨折した)。地蔵岳登山は、八丁峠からのピストンが良いかもしれない。
大洞駐車場。赤城は駐車場が至るところにあるから、ハイシーズンでもあまり駐車場争いをしなくて済みます。
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大洞駐車場。赤城は駐車場が至るところにあるから、ハイシーズンでもあまり駐車場争いをしなくて済みます。
アンテナっぽいのが見えます。あれが地蔵岳の山頂かな?
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アンテナっぽいのが見えます。あれが地蔵岳の山頂かな?
赤城山スキー場のわきから登山開始。
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赤城山スキー場のわきから登山開始。
スキー場も、オフシーズンは青々とした緑に包まれます。
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スキー場も、オフシーズンは青々とした緑に包まれます。
登山開始。
小石がゴロゴロ。転倒しないよう注意して歩きます。
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小石がゴロゴロ。転倒しないよう注意して歩きます。
うーん、藪が濃い。
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うーん、藪が濃い。
左手には道路が見えてきました。
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左手には道路が見えてきました。
登山道を覆うクマザサをかき分けて進みます。
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登山道を覆うクマザサをかき分けて進みます。
八丁峠駐車場に到着。地蔵岳はあとで登ります。
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八丁峠駐車場に到着。地蔵岳はあとで登ります。
少々車道を歩いて、まずは小沼へ。
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少々車道を歩いて、まずは小沼へ。
小沼を指す標識が見えてきました。
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小沼を指す標識が見えてきました。
まずは小沼湖畔を散策。さっきとは打って変わって広くて歩きやすい道。
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まずは小沼湖畔を散策。さっきとは打って変わって広くて歩きやすい道。
すぐそこには小沼。視界が開けるのはもう少し先。
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すぐそこには小沼。視界が開けるのはもう少し先。
鳥居発見。ちょっと立ち寄ってみます。
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鳥居発見。ちょっと立ち寄ってみます。
天龍…読めない…
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天龍…読めない…
弁天様だったようです。
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弁天様だったようです。
小沼湖畔にはサラサドウダンが至るところに咲いていました。かわいらしい。
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小沼湖畔にはサラサドウダンが至るところに咲いていました。かわいらしい。
小地蔵岳方面。
さて、小沼外輪山を登っていきます。まずは長七郎山。
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さて、小沼外輪山を登っていきます。まずは長七郎山。
急登というほどではありませんが、若干斜度が上がってきました。
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急登というほどではありませんが、若干斜度が上がってきました。
長七郎山の手前で視界が開ける。ここが賽の河原。
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長七郎山の手前で視界が開ける。ここが賽の河原。
あれが地蔵岳ですね。
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あれが地蔵岳ですね。
長七郎山山頂に到着。
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長七郎山山頂に到着。
小地蔵岳方面へ向かいます。
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小地蔵岳方面へ向かいます。
ここを右手に5分〜10分歩くと小地蔵岳。
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ここを右手に5分〜10分歩くと小地蔵岳。
散りかけのレンゲツツジ。
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散りかけのレンゲツツジ。
小地蔵岳山頂。展望もなく、狭い山頂です。
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小地蔵岳山頂。展望もなく、狭い山頂です。
ここは見どころないしスルーしちゃってもいいかも。
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ここは見どころないしスルーしちゃってもいいかも。
散りかけのツツジに近づいてみる。
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散りかけのツツジに近づいてみる。
アゲハが蜜を吸っていました。
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アゲハが蜜を吸っていました。
なにやら人が多くなってきました。
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なにやら人が多くなってきました。
地蔵岳方面。
奥に見えるのは谷川岳あたりか?
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奥に見えるのは谷川岳あたりか?
黒檜山・駒ヶ岳方面。
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黒檜山・駒ヶ岳方面。
天気が良いと富士山も見えるらしいが、この日は見えませんでした。
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天気が良いと富士山も見えるらしいが、この日は見えませんでした。
小沼駐車場は激混み。
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小沼駐車場は激混み。
さて、八丁峠に戻ってきて、改めてメインディッシュの地蔵岳に登ります。
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さて、八丁峠に戻ってきて、改めてメインディッシュの地蔵岳に登ります。
八丁峠〜地蔵岳は整備されていて歩きやすい道です。
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八丁峠〜地蔵岳は整備されていて歩きやすい道です。
こっちにはちょいちょいレンゲツツジが残ってるな。
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こっちにはちょいちょいレンゲツツジが残ってるな。
アンテナが見えてきました。山頂まであと少し。
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アンテナが見えてきました。山頂まであと少し。
この石が露出したところが展望スポット。
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この石が露出したところが展望スポット。
山頂に近づくにつれ、まだ元気に咲いているレンゲツツジが多くなってきました。
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山頂に近づくにつれ、まだ元気に咲いているレンゲツツジが多くなってきました。
やはり鮮烈な赤が映えます。
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やはり鮮烈な赤が映えます。
ちょっと右手に逸れると、先ほど見えた石が露出した展望地。
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ちょっと右手に逸れると、先ほど見えた石が露出した展望地。
小沼方面の展望良し。
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小沼方面の展望良し。
ここは先ほど通った賽の河原でしょうか。
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ここは先ほど通った賽の河原でしょうか。
自然と人工物のコントラスト。
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自然と人工物のコントラスト。
思ったよりツツジが残ってる。来た甲斐がありましたを
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思ったよりツツジが残ってる。来た甲斐がありましたを
地蔵岳山頂。
三角点にタッチ。
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三角点にタッチ。
首が折れてしまったお地蔵様たち。
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首が折れてしまったお地蔵様たち。
文政年間っていうと、江戸末期頃ですかね。
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文政年間っていうと、江戸末期頃ですかね。
大沼と黒檜山・駒ヶ岳。
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大沼と黒檜山・駒ヶ岳。
上越国境あたりの山々は、まだ雪がちらほら見えますね。
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上越国境あたりの山々は、まだ雪がちらほら見えますね。
黒檜を見ながら下山開始。大洞駐車場に戻ります。
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黒檜を見ながら下山開始。大洞駐車場に戻ります。
うーん、こちらの道も結構クマザサがかぶさってきてる。
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うーん、こちらの道も結構クマザサがかぶさってきてる。
ぬかるんではいないが、なかなか歩きづらい道です。(この写真を撮った数分後、転倒・骨折。。。)
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ぬかるんではいないが、なかなか歩きづらい道です。(この写真を撮った数分後、転倒・骨折。。。)
怪我を負いながらもなんとか自力下山…。まさか最終盤にこんな目に遭うとは…。
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怪我を負いながらもなんとか自力下山…。まさか最終盤にこんな目に遭うとは…。
診療所で撮ってもらったレントゲン①。正面から見ると特に問題ないように見えるが…。
2023年06月26日 00:00撮影
3
6/26 0:00
診療所で撮ってもらったレントゲン①。正面から見ると特に問題ないように見えるが…。
診療所で撮ってもらったレントゲン②。横から見ると、腓骨に斜めにヒビが入っているのがわかります…。
2023年06月26日 00:00撮影
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6/26 0:00
診療所で撮ってもらったレントゲン②。横から見ると、腓骨に斜めにヒビが入っているのがわかります…。

感想

梅雨の貴重な晴れ間だったこの日は、前日が飲み会で長時間の歩行は厳しそうだったため、歩行時間が短めの地蔵岳周辺をチョイスしました。

赤城山には、2021年に初めて訪れて以来今回で4回目。どの季節に訪れても、また来たくなる山域の一つです。今までは黒檜山・駒ヶ岳しか登っていなかったのですが、今回は気になっていた地蔵岳のほうに登ってみました。

まずは小沼周辺を散策しましたが、さすがにミツバツツジやシロヤシオは見られず、レンゲツツジも散りかけばかり。サラサドウダンだけが見頃でした。小沼には商業施設等はなく、大沼と比べるとひたすら静かな湖畔歩きが楽しめました。

小沼周遊を終えて、いよいよメインディッシュの地蔵岳へ。山頂付近ではまだレンゲツツジが咲いていましたし、さすがに黒檜山には劣るものの、眺望の良い山でした。登山日和だったこともあり、山頂では多くの人で賑わっていました。

ここまでは良かったのですが…。

地蔵岳から大洞駐車場までの下りで転倒し、まさかの足首付近を骨折。滑りやすく歩きづらい嫌な道ではありました。段差で左足で踏ん張って、右足を下ろそうとした時に左足の足場がスリップ。左足首が変な方向に曲がったところに体重がかかり、同時にパキッという音がはっきりと聞こえました。

あ…折れた?直後にはあまり痛みも感じなかったので、折れたとは感じませんでした。屈伸すると膝がパキパキ鳴ることもあるし…枝が折れた音かもしれないし…気のせいかもしれないし…と立ちあがろうとすると、左足首付近に激痛が走りました。幸い脛骨のほうは無事だったようなので、内側に体重をかけるようにして移動し、足を引きずりながらなんとか自力下山しました。登山口まであと標高差150mほどだったため、自力下山できる範疇だったのが救いでしたが、永遠にも思えるほど時間が長く感じた出来事でした。まぁ、救助隊の方々の手を煩わせることになるなくて良かった…。(整形外科の先生にはこれからいっぱいお世話になりますが…)

下山後、温泉などにも寄る余裕なく、真っ直ぐに自宅へ飛び帰り、緊急外来を受け付けている診療所に駆け込むと腓骨骨折と診断されました。「えっ、この状態で山の中歩いてきたんですか!?」とお医者さんにも驚かれるほどでした(苦笑)

山での事故は必ずしも険しい山で起こるわけではないということを、身をもって学べたとプラスに捉えるしかないですね。長期的に考えれば、きっと自分の登山人生の糧になることでしょう。

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