【南ア】鳥倉林道から行く梅雨晴れの荒川岳(前岳・中岳・悪沢岳)


- GPS
- 17:37
- 距離
- 47.3km
- 登り
- 4,460m
- 下り
- 4,455m
コースタイム
- 山行
- 15:28
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 17:31
天候 | 天気: 晴れ時々曇り 気温: 鳥倉ゲート10℃位だったような(4:30頃)、悪沢岳で5℃位だったような(かなり寒かった)(13:00頃) 風: 北寄りの風少々 積雪: 荒川中岳付近に少々 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鳥倉林道に問題はなく、スムーズに通行できた。昨年までの迂回路も解消していて、正規のルートだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山日から日が経っており、記憶が曖昧になっているところがあります。登山道の状況について、今回の行程の範囲では、荒川大崩壊地のトップを通過する部分を除いて、特筆して注意するような箇所はありませんでした。心配していた残雪もほとんどなく、滑り止めは必要ない状況でした。本行程は距離が非常に長く高低差も大きいので体力配分や時間配分を綿密に計画し、相応の装備を携えて臨む必要があります。 以下、各セクションごとの状況です。登山日から日が経ち若干記憶が曖昧になっているため、不確かな部分は記載していませんので、情報としては、やや大雑把なものになっています。 @鳥倉ゲート〜鳥倉登山口の林道@ 特に問題なし。道路上に流れる水量がやや多く感じたが、通行に支障はなかった。 @鳥倉登山口〜三伏峠小屋@ 途中にある水場(ほとけの清水)は稼働中。今回は行っていないが、三伏峠小屋から塩見岳へは水場が無いはずなので注意が必要。また、同じく三伏峠小屋から小河内岳、荒川岳方面も、高山裏避難小屋周辺まで長大な水場無し区間が続くため、水分の管理には注意が必要。登山道自体は問題ないが、所々にある木の橋は滑りやすい。 @三伏峠小屋から小河内岳@ 烏帽子岳までは特に問題なし。その先小河内岳までは、所々に構造変質帯由来の崩壊地が登山道に迫っている箇所があるため、そのような場所では際に近づきすぎないように注意が必要。この区間、烏帽子岳、前小河内岳、小河内岳と続くため、アップダウンが繰り返される。 @小河内岳から高山裏避難小屋@ 登山道自体は問題なし。小河内岳からの方向だと下り基調、反対だと登り基調になる。この区間もやはり崩壊地が登山道に迫っている箇所が所々にあり、やや注意が必要。 @高山裏避難小屋から荒川前岳@ 小屋から水場への案内があるが、50mほど登り降りする必要がある。これとは別に小屋を通過後、登山道を登り返していく途中でも水場がある。この先、荒川三山へは水場は無いので水分計画はよくよく意識する必要あり。この水場から先、井戸沢の頭をトラバースして、鎖場を過ぎると、荒川前岳までゴロ石帯及びガレ場の急登が長く続くこの行程いちばんの頑張りどころとなる。稜線まで上がると、荒川大崩壊地のトップを通ることになるが、昨年より更に崩壊が進んでおり、一時的に登山道が無い状況で崩壊地のキワをスレスレで通ることになり、本行程最大の注意を要する。ここを過ぎれば荒川前岳の安全地帯に到達する。 @荒川前岳、中岳、悪沢岳@ 荒川前岳から中岳までは目と鼻の先で問題無い。中岳避難小屋を過ぎて鞍部までかなり降ったあと、悪沢岳までは200mほどの登り返しとなる。この登り返しの中盤で岩稜帯の急斜面となっており、尚且つやや迷いやすい地形となっており転落等に注意する必要がある。 |
写真
感想
久しぶりに土曜日丸一日と日曜日も昼まで自分の時間を確保できたうえに、安定した天気になることが重なって、時間を気にせず心置きなく山に没頭できる! というわけで、昨年登り残してしまった悪沢岳に行ってきた。ルートは定番の椹島からではなく、昨年と同様に鳥倉からとした。言うまでもなく長大な行程となるが、自分の足だけで心置きなく歩くにはうってつけであり、南アルプスの奥深さを存分に感じることができて大変気に入っているルートだ。笑ってしまうほど疲れるが、それに比例するかのように満足の行くハイキングとなった。
当日の装備
@着用衣服・装備(スタート時)@
ミレーのアミアミ上下、薄手のソフトシェルパンツ、化繊Tシャツ、アームカバー、UVカットアイウェア、帽子、靴下(中厚手)、薄手グローブ、ミドルカットアプローチシューズ
@持参装備・衣服(状況により使用する物など)@
ハードシェルジャケット、化繊中綿インサレーション(使用)、予備ハードシェルパンツ、予備Tシャツ、予備薄手グローブ、サングラス、チェーンスパイク、ウィペットポール2本、ヘッドランプ2個(1個使用)、ヘルメット、予備のGPS機、気象観測計(使用)、スマートフォン(使用)、モバイルバッテリー(使用)、予備単3乾電池(リチウム乾電池)、ICOS(使用)、エマージェンシーシート、絆創膏(キズパワーパッド)、テーピングテープ、ロキソニン、ダクトテープ、トイレットペーパー(使用) 、ゴミ袋(使用)
@飲・食料@
ポカリ5.4リットル(全消費+水場で1リットル確保・消費はしなかった)、おにぎり梅干しと辛子明太子3個だったかな?(?個消費)、何だったか忘れたけどパン2個(1個消費)、クレイジーソルトナッツ72g入り(少し食べたような気がする?)、プロテインバー何個だったか?(1個消費したような気がする?)、アミノバイタルゼリー2個(全消費)、ICOS(何本か吸った)
ザック総重量12kg位だったような?(スタート時)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
しばらくレコが途絶えて、怪我でもされたのだろうか?と気になっていたので、「お帰りなさい」って感じです。
全然お元気そうで、何よりでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する