つくばセンターを5時20分に出発し、Niさんの名ナビとTさんの名運転のおかげで思ったより早めに戦場ヶ原に着いた。ところが予定していた赤沼茶屋には満車で駐車できず、それより約1km北方の三本松茶屋に(8:20)に駐車した。ここは駐車スペースにかなり余裕があった。
1
6/18 8:21
つくばセンターを5時20分に出発し、Niさんの名ナビとTさんの名運転のおかげで思ったより早めに戦場ヶ原に着いた。ところが予定していた赤沼茶屋には満車で駐車できず、それより約1km北方の三本松茶屋に(8:20)に駐車した。ここは駐車スペースにかなり余裕があった。
(8:29) (1,404m) 出発。予定コースを周回する為には一旦赤沼茶屋に戻らねばならない。
1
6/18 8:34
(8:29) (1,404m) 出発。予定コースを周回する為には一旦赤沼茶屋に戻らねばならない。
(8:47) (1,403m) 赤沼茶屋。ここから本日の周回ハイキングが始まる。快晴である。
0
6/18 8:47
(8:47) (1,403m) 赤沼茶屋。ここから本日の周回ハイキングが始まる。快晴である。
車道から右折(西方)し、自然研究路に入る。
0
6/18 8:48
車道から右折(西方)し、自然研究路に入る。
戦場ヶ原は私の子供達が小学生だった頃、冬にクロスカントリーをやりに来た事しか無く、単に広々とした草原だけかと思っていたが、その草原の際にこんなに美しい森の道があるとは思いもかけなかった。
1
6/18 8:49
戦場ヶ原は私の子供達が小学生だった頃、冬にクロスカントリーをやりに来た事しか無く、単に広々とした草原だけかと思っていたが、その草原の際にこんなに美しい森の道があるとは思いもかけなかった。
自然研究路の小田代ヶ原に行く道と竜頭の滝に行く分岐点である。我々は最初に左方の竜頭の滝に向かい時計回りに周回して再びこの分岐点に戻る周回コースを取る。
0
6/18 8:55
自然研究路の小田代ヶ原に行く道と竜頭の滝に行く分岐点である。我々は最初に左方の竜頭の滝に向かい時計回りに周回して再びこの分岐点に戻る周回コースを取る。
今日は下界は猛暑であるが、ここは少し暑いくらいの気温である。それも時々爽やかな風が吹いて来て心地よい。
0
6/18 8:55
今日は下界は猛暑であるが、ここは少し暑いくらいの気温である。それも時々爽やかな風が吹いて来て心地よい。
(9:04) (1,383m) 森の中を走る車道に出てきた。この道は赤沼から千手ヶ浜を結ぶバス道になっており、バスを利用すると体力の無い人でも中禅寺湖の美しい風景に触れる事が出来る。
0
6/18 9:04
(9:04) (1,383m) 森の中を走る車道に出てきた。この道は赤沼から千手ヶ浜を結ぶバス道になっており、バスを利用すると体力の無い人でも中禅寺湖の美しい風景に触れる事が出来る。
この車道を横切り再び小川を右に見ながら竜頭の滝を目指す。
0
6/18 9:05
この車道を横切り再び小川を右に見ながら竜頭の滝を目指す。
鹿の侵入防止用のゲートが出てきた。我々の住んでいるつくばの里山ではこの種のゲートは猪用であるが、他の地域では鹿の被害が多いようだ。
0
6/18 9:13
鹿の侵入防止用のゲートが出てきた。我々の住んでいるつくばの里山ではこの種のゲートは猪用であるが、他の地域では鹿の被害が多いようだ。
ゲートの中禅寺湖側には「ゲートの中(即ち山側)は熊や猿の生息地なので注意するように」との警告があった。
0
6/18 9:13
ゲートの中禅寺湖側には「ゲートの中(即ち山側)は熊や猿の生息地なので注意するように」との警告があった。
(9:16) (1,371m) この辺りから道が下り始める。美しい滝が出てきた。
2
6/18 9:16
(9:16) (1,371m) この辺りから道が下り始める。美しい滝が出てきた。
川が短い距離で戦場ヶ原から中禅寺湖に落ち込むため、川沿いの道は急傾斜となり、頻繁に階段が出てきた。
0
6/18 9:22
川が短い距離で戦場ヶ原から中禅寺湖に落ち込むため、川沿いの道は急傾斜となり、頻繁に階段が出てきた。
中禅寺湖が見えて来た。
0
6/18 9:25
中禅寺湖が見えて来た。
竜頭の滝の上部。
2
6/18 9:26
竜頭の滝の上部。
(9:34) (1,322m) 地獄茶屋で団子を食べながら竜頭の滝を見る。真ん中の岩が龍の頭で左右の滝が龍の白い髭との事で、最初にこの相似に気づいた人の発想力に敬服する。
2
6/18 9:34
(9:34) (1,322m) 地獄茶屋で団子を食べながら竜頭の滝を見る。真ん中の岩が龍の頭で左右の滝が龍の白い髭との事で、最初にこの相似に気づいた人の発想力に敬服する。
中禅寺湖から湯ノ湖に行く幹線の自動車道路を横断する。
0
6/18 9:40
中禅寺湖から湯ノ湖に行く幹線の自動車道路を横断する。
(9:45) (1,284m) 菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜に向けて出発。ここから3.4kmの距離である。
0
6/18 9:45
(9:45) (1,284m) 菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜に向けて出発。ここから3.4kmの距離である。
道は中禅寺湖の水面から少し高めの所に付けられているが、所々2,30m程度の上り下りがある。タップリした木の枝葉が直射日光を遮って影を作ってくれるので気持ちよく歩ける。
0
6/18 9:50
道は中禅寺湖の水面から少し高めの所に付けられているが、所々2,30m程度の上り下りがある。タップリした木の枝葉が直射日光を遮って影を作ってくれるので気持ちよく歩ける。
ところどころ危険箇所にはしっかりした木の柵が設けられている。
0
6/18 10:05
ところどころ危険箇所にはしっかりした木の柵が設けられている。
急勾配の下り道にはしっかりした階段がある。
1
6/18 10:12
急勾配の下り道にはしっかりした階段がある。
所々、中禅寺湖が見える場所があり、休む口実が出来る。赤岩の辺りは5月下旬から6月にかけてトウゴクミツバツツジとゴヨウツツジが見事との事だが時期が遅すぎたのか殆ど見かけなかった。
2
6/18 10:17
所々、中禅寺湖が見える場所があり、休む口実が出来る。赤岩の辺りは5月下旬から6月にかけてトウゴクミツバツツジとゴヨウツツジが見事との事だが時期が遅すぎたのか殆ど見かけなかった。
(10:32) 赤岩を過ぎて少し行くと広々とした林に出てきた。
0
6/18 10:32
(10:32) 赤岩を過ぎて少し行くと広々とした林に出てきた。
浜辺はゆったりしていてハイカー達が木陰に座って景色を見ている。
1
6/18 10:33
浜辺はゆったりしていてハイカー達が木陰に座って景色を見ている。
(11:24) (1270) 千手ヶ浜に着いた。ネットで調べると6月1日から30日まで毎日「船の駅中禅寺」・「菖蒲ヶ浜」・「千手ヶ浜」を結ぶクルージング便があるらしい。その運行期間が6月だけなのは(Naさんの調査によると)クリンソウの咲く時期だからだそうである。
1
6/18 11:24
(11:24) (1270) 千手ヶ浜に着いた。ネットで調べると6月1日から30日まで毎日「船の駅中禅寺」・「菖蒲ヶ浜」・「千手ヶ浜」を結ぶクルージング便があるらしい。その運行期間が6月だけなのは(Naさんの調査によると)クリンソウの咲く時期だからだそうである。
そのクルージングの着船用なのか桟橋があった。大勢のハイカーが休んでいる。我々もここでゆっくり昼食を取る。
0
6/18 11:25
そのクルージングの着船用なのか桟橋があった。大勢のハイカーが休んでいる。我々もここでゆっくり昼食を取る。
(12:00) 出発し、「おとじろばし」を目指す。
0
6/18 12:01
(12:00) 出発し、「おとじろばし」を目指す。
(12:13) 「おとじりばし」から400mほど行くと小川があり、両岸には白・ピンク・紫など色とりどりのクリンソウが生えていた。
0
6/18 12:19
(12:13) 「おとじりばし」から400mほど行くと小川があり、両岸には白・ピンク・紫など色とりどりのクリンソウが生えていた。
清らかな水をバックにクリンソウが映える。
0
6/18 12:13
清らかな水をバックにクリンソウが映える。
まるで夜空にドーンと1発打ち上げられ四方八方に散らばって円環の花を咲かせる花火のようだ。
1
6/18 12:21
まるで夜空にドーンと1発打ち上げられ四方八方に散らばって円環の花を咲かせる花火のようだ。
白の花火も美しい。
1
6/18 12:21
白の花火も美しい。
これは花火と言うより中心から無数のスポークに支えられる自転車の車輪に似ている。自然の造化の妙を感じさせられる。
2
6/18 12:23
これは花火と言うより中心から無数のスポークに支えられる自転車の車輪に似ている。自然の造化の妙を感じさせられる。
「おとじろばし」まで戻り、西の湖に向かうとすぐ一面のクリンソウの群落に出会った。この広場の群落もきれいだが小川の傍に咲いている花の方が風情があるように思う。大型のカメラでここの風景を写していた人の話では鹿の食害がひどく、年々花の数が減っているとの事。
1
6/18 12:34
「おとじろばし」まで戻り、西の湖に向かうとすぐ一面のクリンソウの群落に出会った。この広場の群落もきれいだが小川の傍に咲いている花の方が風情があるように思う。大型のカメラでここの風景を写していた人の話では鹿の食害がひどく、年々花の数が減っているとの事。
(12:40) 「おとじろばし」のクリンソウの群落に堪能した後、西の湖を目指して出発。すぐ千手ヶ浜に注ぎ込む川を渡る。
1
6/18 12:46
(12:40) 「おとじろばし」のクリンソウの群落に堪能した後、西の湖を目指して出発。すぐ千手ヶ浜に注ぎ込む川を渡る。
千手ヶ原の森の中を進む。広い道で歩きやすい。
0
6/18 12:59
千手ヶ原の森の中を進む。広い道で歩きやすい。
木には幅のあるビニールテープが巻き付けてある。こんな簡単な仕掛けで鹿の食害を防げるのであろうか?
0
6/18 13:15
木には幅のあるビニールテープが巻き付けてある。こんな簡単な仕掛けで鹿の食害を防げるのであろうか?
(13:20) 美しい吊り橋が出てきた。
1
6/18 13:20
(13:20) 美しい吊り橋が出てきた。
下の川床を見ながらゆっくり渡る。
0
6/18 13:21
下の川床を見ながらゆっくり渡る。
(13:29) (1300) 西ノ湖。小さな可愛らしい湖である。千手ヶ浜の人気観光スポットから少し遠いせいか、我々以外に1組のハイカーがいただけの静かな所である。ここでキャンプしたら最高だろう。
1
6/18 13:29
(13:29) (1300) 西ノ湖。小さな可愛らしい湖である。千手ヶ浜の人気観光スポットから少し遠いせいか、我々以外に1組のハイカーがいただけの静かな所である。ここでキャンプしたら最高だろう。
西ノ湖で少し休んだ後吊り橋まで戻り、「西ノ湖入口」に向かう。(14:01) (1304) 舗装されたバス道路に出た。時間も押している為、不本意ながらここからは山道を通らず、バス道路を通って弓張峠を目指す。
0
6/18 14:01
西ノ湖で少し休んだ後吊り橋まで戻り、「西ノ湖入口」に向かう。(14:01) (1304) 舗装されたバス道路に出た。時間も押している為、不本意ながらここからは山道を通らず、バス道路を通って弓張峠を目指す。
バス道路を歩いていると左側の草むらに狸のような動物がいた。近づいても逃げようとしない。帰宅して調べると「アナグマ」のようだ。
2
6/18 14:01
バス道路を歩いていると左側の草むらに狸のような動物がいた。近づいても逃げようとしない。帰宅して調べると「アナグマ」のようだ。
前方から赤沼茶屋を出発し、弓張峠を経由して千手ヶ浜に行くバスがやって来た。満員の乗客で1台では収容し切れないのか2台が連なって来た。
0
6/18 14:14
前方から赤沼茶屋を出発し、弓張峠を経由して千手ヶ浜に行くバスがやって来た。満員の乗客で1台では収容し切れないのか2台が連なって来た。
この道はアブが多い。Tさんから防虫スプレーをかけてもらうが私の体臭が好きなのか背中にまとわりついて離れない。道の脇の木の下に葉っぱがクルクルと巻いた不思議なものが落ちていた。Niさんの話ではこの中に虫の幼虫が入っているとの事。帰宅してネットで調べると「オトシブミ」のメスが初夏の頃木の若葉を巻き揺藍を作って卵を産み付けるとの事。動画を見たらすごい匠の世界であった。
0
6/18 14:44
この道はアブが多い。Tさんから防虫スプレーをかけてもらうが私の体臭が好きなのか背中にまとわりついて離れない。道の脇の木の下に葉っぱがクルクルと巻いた不思議なものが落ちていた。Niさんの話ではこの中に虫の幼虫が入っているとの事。帰宅してネットで調べると「オトシブミ」のメスが初夏の頃木の若葉を巻き揺藍を作って卵を産み付けるとの事。動画を見たらすごい匠の世界であった。
(14:46) 地図上で弓張峠のU字にカーブする付け根の所から西ノ湖や千手ヶ浜に行く山道が通行止めになっていた。気持ちの良い林間コースのようなのに何故であろう?
1
6/18 14:46
(14:46) 地図上で弓張峠のU字にカーブする付け根の所から西ノ湖や千手ヶ浜に行く山道が通行止めになっていた。気持ちの良い林間コースのようなのに何故であろう?
(14:59) (1431) さらにバス道を歩くと木道が見え、小田代原のバス停に出てきた。ここにはトイレもある。
0
6/18 14:59
(14:59) (1431) さらにバス道を歩くと木道が見え、小田代原のバス停に出てきた。ここにはトイレもある。
6月1日から6月25日の間は毎日赤沼茶屋から千手ヶ浜まで約1時間に1本の割でバスが運行しているようである。(大人500円、小児250円:ICカード可)このバスの運行期間もクリンソウの咲く時期に合わせているのだろう。クリンソウは偉大である!
0
6/18 15:02
6月1日から6月25日の間は毎日赤沼茶屋から千手ヶ浜まで約1時間に1本の割でバスが運行しているようである。(大人500円、小児250円:ICカード可)このバスの運行期間もクリンソウの咲く時期に合わせているのだろう。クリンソウは偉大である!
バス停の向かいには広大な小田代ヶ原を望む展望所があった。
0
6/18 15:15
バス停の向かいには広大な小田代ヶ原を望む展望所があった。
ここから木道歩きが始まった。本格的な木道は1963(昭和38)年から整備され出したとの事。尾瀬の木道と違って広く、足元をあまり気にせず周囲の景色を楽しむ事が出来る。
0
6/18 15:22
ここから木道歩きが始まった。本格的な木道は1963(昭和38)年から整備され出したとの事。尾瀬の木道と違って広く、足元をあまり気にせず周囲の景色を楽しむ事が出来る。
(15:26) 国土地理院の山路を示す点線より少し先に行った場所(ヤマレコのみんなの足跡参照)から弓張峠(西ノ湖方面)へショートカットする山道の分岐点があった。
0
6/18 15:26
(15:26) 国土地理院の山路を示す点線より少し先に行った場所(ヤマレコのみんなの足跡参照)から弓張峠(西ノ湖方面)へショートカットする山道の分岐点があった。
(15:42) 湯滝との分岐。我々はしゃくなげ橋に向かう。この辺りは自然研究路になっている為か木道も道しるべもしっかり整備されている。
0
6/18 15:42
(15:42) 湯滝との分岐。我々はしゃくなげ橋に向かう。この辺りは自然研究路になっている為か木道も道しるべもしっかり整備されている。
尾瀬の木道の両側は未だ湿原が保たれているが、小田代原は乾燥化が進んでいる。
0
6/18 15:42
尾瀬の木道の両側は未だ湿原が保たれているが、小田代原は乾燥化が進んでいる。
ここにも鹿よけのフェンスとゲートがあった。
0
6/18 15:42
ここにも鹿よけのフェンスとゲートがあった。
木道の至る所に小田代原の自然を紹介してくれる案内板があり勉強になる。これは「ミズナラ林はクマのレストラン」というタイトル。
0
6/18 15:59
木道の至る所に小田代原の自然を紹介してくれる案内板があり勉強になる。これは「ミズナラ林はクマのレストラン」というタイトル。
(16:11) 国土地理院の地図では完全な湿地帯に入って来て時々橋を渡る。
0
6/18 16:11
(16:11) 国土地理院の地図では完全な湿地帯に入って来て時々橋を渡る。
植物名の検索ソフトで調べると「アマドコロ」かな?
それとも「ナルコユリ」?
1
6/18 16:15
植物名の検索ソフトで調べると「アマドコロ」かな?
それとも「ナルコユリ」?
男体山を正面に見ながら歩く。もうゴールは近い。
1
6/18 16:20
男体山を正面に見ながら歩く。もうゴールは近い。
案内板によれば6月中旬頃ワタスゲが白いじゅうたんが敷いたように見えるそうだが、今はその季節なのに少ししか見えない。
0
6/18 16:39
案内板によれば6月中旬頃ワタスゲが白いじゅうたんが敷いたように見えるそうだが、今はその季節なのに少ししか見えない。
(17:04) 出発地の三本松茶屋に戻って来た。駐車車両はかなり減っていた。
0
6/18 17:04
(17:04) 出発地の三本松茶屋に戻って来た。駐車車両はかなり減っていた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する