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Yamareco

記録ID: 562782
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア深南部縦走 奈良代山~黒沢山~中の尾根山~鶏冠山~池口岳

2014年11月22日(土) ~ 2014年11月24日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
21:25
距離
30.1km
登り
1,811m
下り
2,987m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:16
休憩
0:33
合計
6:49
9:53
53
スタート地点
10:46
11:00
179
13:59
14:18
122
16:20
16:20
22
16:42
宿泊地
2日目
山行
5:58
休憩
2:54
合計
8:52
7:39
75
宿泊地
8:54
9:14
34
2214mピーク
9:48
10:18
23
10:41
10:46
6
10:52
11:17
30
11:47
11:52
38
2194mピーク
12:30
12:59
43
13:42
13:55
15
14:10
14:10
32
14:42
15:17
32
水場
15:49
16:01
30
16:31
3日目
山行
4:25
休憩
0:48
合計
5:13
7:38
13
7:51
7:51
58
8:49
9:01
6
ザラナギ平
9:07
9:07
41
9:48
10:09
63
11:12
11:20
54
12:51
ゴール地点
天候 晴れときどきガス
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
水窪〜奈良代山 タクシー7000円程度
遠山郷(かぐらの湯)〜飯田 バス700円
コース状況/
危険箇所等
●奈良代山〜シャウズ(栃生)山
奈良代林道終点近くに「シャウズ山」の標識あり。ここから踏跡は薄いが、赤テープがシャウズ山まである。藪は殆どなく、ハイキングコースレベル。シャウズ山直下のみ少し笹薮帯。しかし藪漕ぎはない。シャウズ山はテント泊可能。
●シャウズ山〜黒沢山
1810m標高点辺りまでは稜線の北側を巻くように赤テープと踏跡がついている。ここまでは最近除草剤を巻いているようで、将来的には黒沢山まで除草剤が巻かれる模様か?
除草剤散布帯を過ぎると腰の高さ辺りまでの笹藪漕ぎが多くなってくるとともに、踏跡・テープも少なくなってくる。稜線が東向きから北向きに折れていく辺り(黒沢山直下)からかなりの急登で、更に笹藪漕ぎも非常にキツく笹を掴みながらの強引な登りになる。標高2050m辺りから黒沢山(2123m)までは傾斜も藪も緩めとなってくる。黒沢山まではテント泊できるような箇所はないが、黒沢山はテント泊可能(笹の上に張る)。
●黒沢山〜黒山(2095m)〜2066m標高点
黒沢山からしばらくは痩せ尾根で笹薮もそこまで酷くはない(黒沢山までの急登の方が酷い)が、2062mピークを過ぎた辺りで黒山(2095m)の領域に入ってくると、本コース最大の笹薮ゾーンが待っている。基本的に頭の上まで硬い笹薮が繁っていると思ったほうがいい。先は全く見通せず、抵抗力も半端じゃない。できるだけショートカットして北向きの稜線に転換したい。黒山山頂は通らない方が無難。稜線が北向きに変わってからもコルまでは概ね同様の笹薮も繁り具合である。テントなどまともに張れるところはないが、ビバークできそうな笹薮も薄い箇所は何箇所かあった。黒山付近は赤テープほぼゼロ(つけても意味ない)。
●2066m標高点〜2214mピーク〜中の尾根山
2066m標高点からの笹薮の登りが続くが、黒山付近に比べると圧倒的に楽。それでも膝〜腰くらいの笹はあるが。赤テープも時折見られる。鹿道も利用しやすい。
2214mピークからは中の尾根山への直登コースと合流し、赤テープが増えてくるが、しっかりした踏跡はないと思ったほうがよく、膝〜腰程度の笹薮漕ぎを強いられる。
中の尾根山は非常に広く、藪もない山頂で、テント泊には適している。山頂標識も量産されている。
●中の尾根山〜ドーム(2251m)〜三又山
中の尾根山からの下りは色々な方向にテープがつけられていて分かりにくいような気もするが、方角をちゃんと確認した上でテープを終えば、中の尾根山とドームのコルまで導かれる。この間結構な急坂であるが、笹薮は膝下程度で漕ぐ必要はない。
コルは両側崖で、ドームまでの登りは西側が切れ落ちている岩稜帯の登りなので注意が必要だが、手がかりは多く、笹薮も薄いので容易。しかし、同行者は気を抜いていてコルの積雪で転倒していた。幸い落ちずには済んだが・・。
ドームからの下りは急な痩せ尾根だが、やはり手がかりが多く、危険を感じるところはなかった。三又山までは再び小笹の登り。三又山には一張程度ならテントを張れる(気がする)。
●三又山〜鶏冠山南峰(2249m)〜鶏冠山北峰(2204m)
鶏冠山南峰の手前のピーク(2181m)まで全体的に膝下の笹歩きで非常に快適。こういうのを待っていたという感じでしょう。鶏冠山南峰手前の岩峰は東側へ巻きながら登るが、東側へ軽く巻いた辺りまでしか踏跡はなく、そこから上へは自己判断で登る。ただし、そのまま東の巻きを突き進むと急な沢にぶち当たるので手前で登る判断はできるはず。この間テントを張ろうと思えば張れる箇所は多い。
鶏冠山南峰の下りは雪がついていると非常に危険で、状況によってはここで撤退した方がよいでしょう。一部ロープもかけられていますが、そこよりも危険な箇所があります。具体的には手がかりが殆どない岩稜の急な下りに雪が薄くついている感じ。我々はここのみアイゼンを装着して、木の生えているところを繋いで通過しました。
鶏冠山北峰の登りは小笹で普通。
●鶏冠山北峰〜小笹平〜池口岳南峰
小笹平までの下りは県境を忠実に下る(真北に下る)と笹が薄くてよい。最初北東向きに進みそうになるが、行ってもあまりいいことはないだろう。
小笹平は本当に小笹で、抵抗力はあまりない。この辺り樹林が殆どなく非常に展望がよい。池口岳の登りに差し掛かると樹林帯に入り、池口岳南峰直下は非常に急な登りを強いられる。具体的には木を掴んで無理やり登る感じ。
池口岳の水場入口は積雪のためか、上手く確認できず、僕だけは危険を犯して適当に水場に向かい、これを利用した。水場付近の沢を登り下りしてみたが、殆どが氷瀑化していて水は非常に汲みにくかった。池口岳南峰はテントが張れそう。
●池口岳南峰〜池口岳北峰
先行者のトレースがあった。鶏冠山北峰〜池口岳南峰に関しても目印は少なめだったが、池口岳南峰〜北峰は目印も踏跡も濃く、迷うことはない。ただし、痩せ尾根ではあるので注意はしておこう。池口岳北峰も3張程度可能。
●池口岳北峰〜ザラナギ平〜黒薙〜池口岳登山口〜かぐらの湯
標高1800m辺りまで積雪があり滑りやすかったが、踏跡明瞭、目印もたくさんあり、サクサクと下れた。ザラナギ平(ザラ薙の手前の平坦地帯)はテント泊適地で水場もあるようだ。因みに池口岳から登山口まではもはや小笹すらない。池口岳登山口〜かぐらの湯は全て車道を行ったが、1時間半程度だった。大島バス停まででよいなら1時間程度。
奈良代林道ゲート
空いていたので奈良代山まで送っていただきました。
2014年11月22日 09:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/22 9:21
奈良代林道ゲート
空いていたので奈良代山まで送っていただきました。
奈良代山
林道は更に先まで続いていましたが・・?
2014年11月22日 09:28撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/22 9:28
奈良代山
林道は更に先まで続いていましたが・・?
らいすさん
夏は日本海から北アルプス〜中央アルプス〜南アルプスと縦走して太平洋まで歩ききった猛者。大学の後輩。
2014年11月22日 10:00撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
4
11/22 10:00
らいすさん
夏は日本海から北アルプス〜中央アルプス〜南アルプスと縦走して太平洋まで歩ききった猛者。大学の後輩。
シャウズ山までは踏跡は薄いですが、晩秋のハイキングコースといった装い。
2014年11月22日 10:17撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/22 10:17
シャウズ山までは踏跡は薄いですが、晩秋のハイキングコースといった装い。
奥布山(21)
目立たぬピーク。21というのは21番目の山頂標識・・?水窪の山につけられているのか、その中でも深南部にしかつけられていないのかは不明。
2014年11月22日 10:27撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/22 10:27
奥布山(21)
目立たぬピーク。21というのは21番目の山頂標識・・?水窪の山につけられているのか、その中でも深南部にしかつけられていないのかは不明。
小笹現る。
2014年11月22日 10:47撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/22 10:47
小笹現る。
荷物デカすぎでは。
2014年11月22日 10:54撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 10:54
荷物デカすぎでは。
シャウズ山西面は小笹の楽園。
2014年11月22日 10:55撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 10:55
シャウズ山西面は小笹の楽園。
シャウズ山(17)
ぽかぽかのんびりと休めます。
2014年11月22日 10:58撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 10:58
シャウズ山(17)
ぽかぽかのんびりと休めます。
シャウズ山から先は北側を巻き気味に踏跡がついておりました。正面の黒い山が黒沢山。
2014年11月22日 11:22撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/22 11:22
シャウズ山から先は北側を巻き気味に踏跡がついておりました。正面の黒い山が黒沢山。
中央アルプス
そういえば長らく行っていない。
2014年11月22日 11:22撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
5
11/22 11:22
中央アルプス
そういえば長らく行っていない。
御嶽山
あれは噴煙・・?
2014年11月22日 11:22撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/22 11:22
御嶽山
あれは噴煙・・?
ここまで踏跡が濃かったのは除草剤を散布していたからの模様。
2014年11月22日 11:28撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 11:28
ここまで踏跡が濃かったのは除草剤を散布していたからの模様。
北面を巻ききってからはほぼ踏跡なし。目印も時々見失います。あまり関係ないですがね。
2014年11月22日 11:38撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/22 11:38
北面を巻ききってからはほぼ踏跡なし。目印も時々見失います。あまり関係ないですがね。
笹薮に苦戦するらいすさん。
2014年11月22日 11:39撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 11:39
笹薮に苦戦するらいすさん。
笹薮を楽しむぼく。
2014年11月22日 12:00撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 12:00
笹薮を楽しむぼく。
中又山(15)
ここはピークだったのですか。
2014年11月22日 12:26撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 12:26
中又山(15)
ここはピークだったのですか。
聳える黒沢山。ああ黒い。
2014年11月22日 12:26撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
4
11/22 12:26
聳える黒沢山。ああ黒い。
黒沢山直下は笹薮の急斜面。笹の根付近を掴みながら強引に登るような箇所も。
2014年11月22日 13:05撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 13:05
黒沢山直下は笹薮の急斜面。笹の根付近を掴みながら強引に登るような箇所も。
黒沢山(5)
らいすさんはお疲れの様子。
2014年11月22日 14:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
7
11/22 14:21
黒沢山(5)
らいすさんはお疲れの様子。
前方は深南部最大の闇「黒山」
奥は左から中ノ尾根山と合地山(4つコブ)
更に奥は光岳と信濃俣、その更に奥に南部3000mの山々が。
2014年11月22日 14:36撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/22 14:36
前方は深南部最大の闇「黒山」
奥は左から中ノ尾根山と合地山(4つコブ)
更に奥は光岳と信濃俣、その更に奥に南部3000mの山々が。
赤石岳と聖岳
例年ほど白くはなかった。
2014年11月22日 14:36撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8
11/22 14:36
赤石岳と聖岳
例年ほど白くはなかった。
富士山も見える。
2014年11月22日 14:37撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
6
11/22 14:37
富士山も見える。
「黒山」の闇が始まる。
2014年11月22日 15:06撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/22 15:06
「黒山」の闇が始まる。
激藪泳ぎ。
2014年11月22日 15:09撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 15:09
激藪泳ぎ。
深く、そして硬いです。
2014年11月22日 15:09撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/22 15:09
深く、そして硬いです。
日が傾いてきました。
2014年11月22日 16:02撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 16:02
日が傾いてきました。
六呂場山方面にも焦がれます。
2014年11月22日 16:02撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/22 16:02
六呂場山方面にも焦がれます。
黒山直下は更にすごかった。
2014年11月22日 16:06撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/22 16:06
黒山直下は更にすごかった。
これは笹薮に慣れててもきつい。
2014年11月22日 16:07撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 16:07
これは笹薮に慣れててもきつい。
らいすさんは行方不明。
2014年11月22日 16:14撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/22 16:14
らいすさんは行方不明。
光岳は深南部方面から見ると百名山であることにも納得が行くでしょうね。
2014年11月22日 16:44撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
9
11/22 16:44
光岳は深南部方面から見ると百名山であることにも納得が行くでしょうね。
黒山北面に入り、ややマシに。
2014年11月22日 16:46撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/22 16:46
黒山北面に入り、ややマシに。
日が沈むとともに黒山先のコルにたどり着きました。本日はここでビバーク。
2014年11月22日 16:47撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
6
11/22 16:47
日が沈むとともに黒山先のコルにたどり着きました。本日はここでビバーク。
深南部で迎える朝。気持ちいい!
2014年11月23日 06:47撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/23 6:47
深南部で迎える朝。気持ちいい!
初日の疲れも癒え、調子の上がってきたらいすさん。
2014年11月23日 07:57撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/23 7:57
初日の疲れも癒え、調子の上がってきたらいすさん。
この日は景色を楽しむ余裕があってよかったとのこと。
2014年11月23日 08:38撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/23 8:38
この日は景色を楽しむ余裕があってよかったとのこと。
中ノ尾根山を目指します。左方には・・?
2014年11月23日 09:08撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/23 9:08
中ノ尾根山を目指します。左方には・・?
仙丈ヶ岳が見えました。
2014年11月23日 09:09撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/23 9:09
仙丈ヶ岳が見えました。
また、しらびそ高原付近の様子もよく分かります。
2014年11月23日 09:09撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/23 9:09
また、しらびそ高原付近の様子もよく分かります。
中ノ尾根山と奥には信濃俣と富士山。
2014年11月23日 09:12撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/23 9:12
中ノ尾根山と奥には信濃俣と富士山。
素晴らしいトウヒの森
深南部の醍醐味だと思います。
2014年11月23日 09:43撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/23 9:43
素晴らしいトウヒの森
深南部の醍醐味だと思います。
中ノ尾根山に近づくと小笹に。ルンルンです。
2014年11月23日 09:51撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/23 9:51
中ノ尾根山に近づくと小笹に。ルンルンです。
中ノ尾根山(1)
水窪、ひいては浜松市の最高峰。広い山頂です。
2014年11月23日 10:04撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
6
11/23 10:04
中ノ尾根山(1)
水窪、ひいては浜松市の最高峰。広い山頂です。
中ノ尾根山のポーズらしいです。
2014年11月23日 10:08撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
6
11/23 10:08
中ノ尾根山のポーズらしいです。
中ノ尾根山北面を適当に下ります。笹藪は薄め。
2014年11月23日 10:37撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/23 10:37
中ノ尾根山北面を適当に下ります。笹藪は薄め。
片側切れているところの雪でまさかの転倒。非常に危なかったです。
2014年11月23日 10:40撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/23 10:40
片側切れているところの雪でまさかの転倒。非常に危なかったです。
ドームと深南部らしい崩れ
2014年11月23日 10:41撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
6
11/23 10:41
ドームと深南部らしい崩れ
手も使ったりしながらの登り
前日とは雰囲気が大分変わりましたね。
2014年11月23日 10:47撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/23 10:47
手も使ったりしながらの登り
前日とは雰囲気が大分変わりましたね。
ドーム(2)
鋭めのピーク。
2014年11月23日 10:50撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/23 10:50
ドーム(2)
鋭めのピーク。
三又山へは急斜面を下ります。
2014年11月23日 10:56撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/23 10:56
三又山へは急斜面を下ります。
三又山(3)
駿河、遠州、信濃の国境。
2014年11月23日 11:20撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
8
11/23 11:20
三又山(3)
駿河、遠州、信濃の国境。
鶏冠山へ向かいますが、南峰手前のピークまではサクサク。三又山より先は笹薮はあっても小笹ゾーンしかありませんね。
2014年11月23日 11:28撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/23 11:28
鶏冠山へ向かいますが、南峰手前のピークまではサクサク。三又山より先は笹薮はあっても小笹ゾーンしかありませんね。
のんびりしたくなる。
2014年11月23日 11:42撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/23 11:42
のんびりしたくなる。
あれが鶏冠山南峰!
2014年11月23日 12:06撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
4
11/23 12:06
あれが鶏冠山南峰!
少しは慣れてきた?
2014年11月23日 12:10撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/23 12:10
少しは慣れてきた?
左奥が鶏冠山南峰
手前のピークまではザクザク行けます。
2014年11月23日 12:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/23 12:13
左奥が鶏冠山南峰
手前のピークまではザクザク行けます。
鶏冠山南峰
水窪を離れたのでもう番号はありません。
2014年11月23日 12:47撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
6
11/23 12:47
鶏冠山南峰
水窪を離れたのでもう番号はありません。
鶏冠山南峰〜北峰は有名な難所
岩に雪が薄く張り付いてたため、雪がたっぷりあるよりも危険は大きかったです。この日はこの過程の一部のみアイゼン着用。
2014年11月23日 13:25撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/23 13:25
鶏冠山南峰〜北峰は有名な難所
岩に雪が薄く張り付いてたため、雪がたっぷりあるよりも危険は大きかったです。この日はこの過程の一部のみアイゼン着用。
ある程度下ると手がかりもたくさんあり、楽ちんです。
2014年11月23日 13:31撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/23 13:31
ある程度下ると手がかりもたくさんあり、楽ちんです。
ロープもあります。
2014年11月23日 13:33撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/23 13:33
ロープもあります。
こんな感じです。
2014年11月23日 13:37撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/23 13:37
こんな感じです。
鶏冠山南峰を北側から。上部が危険でした。
2014年11月23日 13:37撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
2
11/23 13:37
鶏冠山南峰を北側から。上部が危険でした。
鶏冠山北峰
2014年11月23日 13:55撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
4
11/23 13:55
鶏冠山北峰
県境を忠実に下ります。方角は真北です。どこでも下れてしまうので方角を見失いやすいです。
2014年11月23日 14:07撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/23 14:07
県境を忠実に下ります。方角は真北です。どこでも下れてしまうので方角を見失いやすいです。
ここは県境を忠実に下らないと通過時間が倍加する恐れあり。
2014年11月23日 14:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
1
11/23 14:13
ここは県境を忠実に下らないと通過時間が倍加する恐れあり。
笹の平と池口岳
2014年11月23日 14:18撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11
11/23 14:18
笹の平と池口岳
鶏冠山の北峰と笹の平
2014年11月23日 14:22撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
3
11/23 14:22
鶏冠山の北峰と笹の平
深南部らしい小笹と立ち枯れに、黒い山と薙。
2014年11月23日 14:26撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
7
11/23 14:26
深南部らしい小笹と立ち枯れに、黒い山と薙。
笹の平を過ぎると再び樹林帯へ。
2014年11月23日 14:48撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/23 14:48
笹の平を過ぎると再び樹林帯へ。
水場への分岐はよく分かりませんでしたが、水場は氷瀑化していました。
2014年11月23日 15:05撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/23 15:05
水場への分岐はよく分かりませんでしたが、水場は氷瀑化していました。
光岳が大きいなぁ。
2014年11月23日 16:01撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/23 16:01
光岳が大きいなぁ。
池口岳南峰です。あまり訪れる人もいないでしょう。
2014年11月23日 16:06撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/23 16:06
池口岳南峰です。あまり訪れる人もいないでしょう。
池口岳北峰までは激しそうな道。でも行ってみると踏跡とマークがしっかりしていて大したことない。ここまでに比べればの話ですが・・。
2014年11月23日 16:14撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/23 16:14
池口岳北峰までは激しそうな道。でも行ってみると踏跡とマークがしっかりしていて大したことない。ここまでに比べればの話ですが・・。
加加森山と光岳
夕日があたって素晴らしいですねー。
2014年11月23日 16:24撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/23 16:24
加加森山と光岳
夕日があたって素晴らしいですねー。
縦走してきた深南部の峰々
2014年11月23日 16:39撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/23 16:39
縦走してきた深南部の峰々
池口岳北峰につきました。本日はここで山頂泊。
2014年11月23日 16:45撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/23 16:45
池口岳北峰につきました。本日はここで山頂泊。
翌朝池口岳山頂はガスガス。とても寒いです。更には下りは雪がしっかりとついていて中々進まない。
2014年11月24日 08:03撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 8:03
翌朝池口岳山頂はガスガス。とても寒いです。更には下りは雪がしっかりとついていて中々進まない。
ザラ薙辺りまで来ると晴れました。また雪が消えてからは完全にハイキングコースでサクサク。
2014年11月24日 09:13撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 9:13
ザラ薙辺りまで来ると晴れました。また雪が消えてからは完全にハイキングコースでサクサク。
池口岳も晴れに向かっていますね。
2014年11月24日 09:14撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/24 9:14
池口岳も晴れに向かっていますね。
池口岳ピストンらしき方一人にすれ違いました。晴れてよかったね!
2014年11月24日 09:46撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 9:46
池口岳ピストンらしき方一人にすれ違いました。晴れてよかったね!
黒薙
この先好展望。
2014年11月24日 10:14撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 10:14
黒薙
この先好展望。
天空に浮かぶ中央アルプス
2014年11月24日 10:20撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/24 10:20
天空に浮かぶ中央アルプス
黒薙と池口岳
2014年11月24日 10:22撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/24 10:22
黒薙と池口岳
黒薙から先もサクサクでした。走っても下れます。
2014年11月24日 11:21撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 11:21
黒薙から先もサクサクでした。走っても下れます。
林道 池口線
マイカーなら池口岳登山口まで入れます。
2014年11月24日 11:44撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 11:44
林道 池口線
マイカーなら池口岳登山口まで入れます。
池口の紅葉
2014年11月24日 11:52撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 11:52
池口の紅葉
池口からは池口岳が見られます。いいところです。
2014年11月24日 11:53撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
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11/24 11:53
池口からは池口岳が見られます。いいところです。
池口集落
2014年11月24日 11:59撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 11:59
池口集落
林業用モノレール
かつての犬切尾根への取り付き点です。現在はもう少し上流からしっかりとした取り付きがあるよう。
2014年11月24日 12:03撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 12:03
林業用モノレール
かつての犬切尾根への取り付き点です。現在はもう少し上流からしっかりとした取り付きがあるよう。
池口川の渓相は中々のものですよ。
2014年11月24日 12:06撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 12:06
池口川の渓相は中々のものですよ。
池口川沿いはところどころ崩れていました。まぁこの川の成り立ちを考えるとそうですね。
2014年11月24日 12:09撮影 by  DMC-TZ40, Panasonic
11/24 12:09
池口川沿いはところどころ崩れていました。まぁこの川の成り立ちを考えるとそうですね。

感想

11/22-24は憧れの南アルプス深南部の西稜(黒沢山〜中ノ尾根山〜鶏冠山〜池口岳)を2泊3日で出来る限り縦走してきました。
前半の深い笹薮漕ぎには痺れましたが、縦走中は深南部らしい針葉樹林の森、立ち枯れ、笹原の楽園を存分に楽しめ、深南部の醍醐味をたっぷりと堪能することができました。
こういったところに来ると心が本当に安らぐ。僕の起源はここにあるような気がする。そんな山行でした。

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コメント

あれ〜?
Evergreenさん、はじめまして
僕が興味ある山域で素晴らしい山行を重ねられている方なので僕は何度もEvergreenさんの記録を拝見していますので初めましてな感じはしませんが...(笑)

二泊三日で深南部の西稜のコアな部分を踏破なされましたね!
僕もここは部分的に歩いた箇所もありますので非常に興味深く拝見させてもらうと共に今後の為にも参考にさせて頂きたいとおもいます。

ただ一つだけ疑問がありまして、それが解けるまで10分くらい掛かりました
それは....僕は12月5日に中ノ尾根山を目指しましたが、雪が深く途中で敗退という結果になってしまいましたが、この記録の日付を見ると12月28日でつい最近の記録だと思っていましたので「あれ?あれから寒波が何度も来ていたけど深南部に雪が無い...急速に解けたのか?」などと真剣に考えましたが感想欄で謎が解けました
今後もEvergreenさんの記録は参考にさせて頂きたいと思います
2015/1/6 21:42
Re: あれ〜?
kaikaireiさん

はじめまして。僕もkaikaireiさんの記録はたびたび拝見させていただいております。いいペースの日帰り記録が多いのでw

深南部はこれから精力的に取り組んでいき、主稜線と無間地獄、兵越峠〜中の尾根山〜合地山〜寸又峡くらいは近いうちに歩いてしまう予定です。

日付に関しては申し訳ありませんw 書いた日から7日間表示にしてくれるとありがたいんですけどね。中の尾根山大変でしたね。まさか一週間かそこらであんな状況になってしまうとは・・。
2015/1/10 17:36
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