塔ノ岳・鍋割山 〜霧氷飾る稜線
- GPS
- 07:25
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,373m
- 下り
- 1,374m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 大倉バス停前の蕎麦屋 「さか間」 ちょっと高いけど美味 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
スパイク
ニット帽
ネックウォーマー
|
---|
感想
29日が雨でその後に寒波が入るとの予報。丹沢稜線で積雪と霧氷が期待できるのではないかと今年最後の山行を計画。
ヘッドランプを点けて5時過ぎに真っ暗な大倉を出発して熊ベルを鳴らしながら暗闇の中を歩く。空にはほとんど雲がなく、まだ星が沢山見えている。
見晴茶屋から駒止茶屋までの登りの後半くらいで少しずつ明るくなり始めるが、それでも堀山の家まではヘッドランプを点けたままで歩く。堀山の家からはほんのり紅く色づいてきた富士山が見える。
天神尾根との合流点の手前辺りでやっと日が昇って来て枯木の林がオレンジ色に染まる。今日はカメラ1台を首にかけ、小型の軽量三脚を持っただけの日帰り装備なので足が軽く、いつもより良いペース。花立までも疲労感なく到達する。
気がかりなのはそれほど気温が低くなくて、霜柱もほとんどないこと。当然ながら雪の跡もなく、稜線の霧氷への期待に影が差してくる。
花立より上では昨日の雨で泥濘んだ道は凍結しており、ところどころ滑りやすい。この辺りで上から下りてくる人たちとすれ違うようになる。
塔ノ岳の頂上直下で最初の霧氷の着いた木を見つけるが、今にも消えてしまいそうな小規模なもの。やはりダメかなあ、と思いながら頂上へ。
すると頂上の東側斜面の木々にかなり立派な霧氷があるのを見つける。しかも稜線沿いに大日の方へ続いている。
積雪がないのがやや残念だがなかなかの景色なので、ベンチに腰を下ろすこともせずすぐに撮影にかかる。手持ちで何枚か撮った後、軽量三脚の剛性を心配しながら三脚に設置して少し絞ってさらに撮影を続ける。
満足できそうな結果を得たので小屋の中へ。暖を取り、年末の挨拶を交わしてから塔ノ岳を後にする。
凍結した階段などの下りが心配だったのでスパイクを着けて歩き始め、金冷しを鍋割山稜方面へ進む。雪はないが、葉が落ちて見通しの良くなった鍋割山稜の道を歩くのは楽しい。
時折り木々の向こうに覗く蛭ヶ岳の山容や、高くなってきた太陽で輝く相模湾の景色は、いつもながらなのだが何故か懐かしく見入ってしまう。
鍋割山へ着く頃には富士山にはかなり雲が出てきた。2週間前に一人で泊って流星群を撮影した小屋( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-561701.html )の前で少し休憩しながらスパイクを外し、ジャケットを脱ぐ。
ゆるゆると尾根を下り、後沢乗越を左に分けて二俣へ。二俣から1時間あまり林道を歩いて大倉へ戻る。
暗い中を登った甲斐があって今季初めての霧氷を見ることができ、好きな鍋割山稜を歩いて今年の山登りを閉じることができて満足な山行だった。
※ Tadが所属する山岳写真グループ「山岳写真ASA」の
HPはこちら ⇒ http://www.ifnet.or.jp/~asa.p/
山行ブログはこちら ⇒ http://sangakuasa.blog130.fc2.com/
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する