2014年登り納めは、静寂の長沢背稜から雲取山へ。
- GPS
- 29:45
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,723m
- 下り
- 2,754m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:50
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:30
天候 | 12/30(火)快晴、12/31(水)快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<東日原→天祖山>林道歩き(最初の約1時間)は、道路が凍結していて滑りやすい。登山道に入ってからしばらくは落葉が堆積する急登で注意。尾根に乗ってからは、テンポ良く登っていける。山頂付近に残雪(5センチ位)あるが、アイゼン不要。 <天祖山→長沢背稜分岐>基本的に長沢背稜は人も殆ど入らず冬季はノートレースと思って入った方が無難なところ。積雪量も多い。 天祖山頂直下の北側斜面急坂は積雪&凍結のため、アイゼン必須。その後は、日向は落葉&日陰は凍結の繰り返し。 <長沢背稜分岐→雲取山荘>水松山付近は雪があると迷いやすい。1回尾根を北から南に向かうところはトレース無いと迷いやすいところ。柱谷の峰付近の岩場は冬季凍結していて注意が必要。日向は落葉&日陰は凍結の繰り返し。 <雲取山荘→鷹ノ巣山>石尾根は冬季でも良く歩かれているルートなので危険箇所なし。 <鷹ノ巣山→東日原>基本的に北側斜面を下るので、凍結箇所多い。落葉と凍結が交互に現れるので歩きにくい。稲村岩より下はアイゼン不要であるが落葉の堆積が凄い。 |
写真
感想
2014年登り納めは、ホームグラウンの雲取へ。
以前は年末に雲取というのが多かったが、年末に行くのは久々。
年末の石尾根は登山者が多いので、いつも妻が好きな人のいない長沢背稜から行くことを迫られるが、今回も同じく。
しかし、前日29日は降雪予想。冬季長沢背稜はいつ行っても大抵ノートレースであるのに、今年はますます雪が深いのでは渋ったが、妻に「私もラッセルするから」と、押し切られた。(いつもそれで騙される・・・。結局大部分自分がラッセルすることになる・・・)
前日、仕事納めの納会で飲みすぎたという妻がすっかり酔いよいと化して帰宅したので本当に朝行けるのか心配したが、なんとか起きだして出発。
東日原から天祖山登山口への林道はツルツルに凍結しており、道路上でスケートができそうな状態であったが、ノーアイゼンで慎重に行く。登山口にある滝も凍結していた。天祖山の登り口はいつ行っても落葉だ堆積していて歩きにくいが凍結しているとさらに滑りやすいので注意。
天祖山へは急登であり、標高的には鷹ノ巣と同じ位であるが、登山口までのアプローチが長いのが嫌われて人が少ないので、静かに歩きたいときはよく行くところ。今日は妻も前日の酔いが醒めきらないとのことでゆっくりであったため引き離されることは殆ど無かった。ルートは途中からは雪がついて凍結ミックスとなった。
会所から天祖山付近はいつも雪が多い。昨日雪が降ったため、おそらくノートレースであろうと思ったら、なんと、足跡が一名分あった。下山している足跡なので、昨日降雪後に下りてき方のものに違いない。
ここで冬季に足跡あるのは珍しいが、おかげでトレースつけながら歩くことは免れた。
天祖山北側の急斜面はいつも凍結が凄いので、アイゼン着ける。長沢背稜に出るといつも雪が多くなるので昨日の雪で相当凄いのではと思ったが例年並みであった。降ったのは昨日だけであるらしい。
尾根のアップダウンを繰り返すが、風が強くなってきて時折地吹雪が舞うようになった。柱谷の峰付近は石楠花の木の根が凍結していて滑りやすいところがあるので注意。
冬季にこの長沢背稜で人に会ったことは殆ど無いが、柱谷の峰から芋の木ドッケの間で2人組の男性とすれ違った。結局、この日一日歩いて登山道上で出会ったのはこのお二人のみであった。
三峰からの道と合流。思ったより凍結度合いは低い。暖かいのであろう。
雲取山荘は40人位。最近にしては空いているのであろうが、昔は30日は10人位しかいなかったので、これでも多く感じる。
豆炭炬燵は朝まで暖かかった。
雲取山荘はいつ行っても、というか、365日いつでも夕飯は同じハンバーグであるので、予めふりかけを持参。
翌日は、午後実家でおせち料理を作るという妻なので、無難に石尾根経由で稲村岩尾根から下山。
さすがに石尾根は登山者が多く踏まれまくっているので何の問題も無し。富士山が綺麗であるので基本的に巻き道はいかずにずっと富士山見ながら尾根道を行く。
大抵の人は鴨沢ルートのようで、ブナ坂からは人も少なくなり静かな歩き。七つ石を越え、妻の大好きな日陰名栗の峰に寄り、鷹ノ巣へ。
なんと大人気の鷹ノ巣山頂も今日は貸切であり、ぽかぽかと気持ち良いので、まったりとコーヒーとサンドイッチを食す。
富士山の見おさめをして稲村岩尾根へ。北側斜面なのでやはり凍結していたが、例年より雪は少なめか。
凍結と落葉ゾーンが交互に来るので、アイゼンつけるかはずすかが非常に悩ましい感じであった。が、落葉の下は凍結していることが多いので結局稲村岩の少し上まで着けておいた。
今日は稲村岩へ寄ってみる。稲村岩尾根は行きまくっているルートだが登りに使うことが多く、これけしょっちゅう歩いているのに鞍部から稲村岩そのものに寄ったことは無かったが、今日は寄ってみることに。
鞍部からすぐの岩場が稲村岩かと思ったら違ってだいぶ東に行ったところ。ピンクテープがあるので迷うことは無いが、ところどころ高度感は結構あった。岩場好きが好きそうなところ。てっぺん下には祠あり。
なるほど。
稲村岩鞍部まで戻り、日原へ下山。
2014年思わぬアクシデントがあったが、またこうやって妻と二人でホームグラウンドを普通に歩けるようになって本当に良かった。
静かな長沢背綾からの雲取周回。妻が大好きなこのルートをまた一緒に歩けて嬉しい。
まだまだ無理すると傷痕が痛むという妻なので、無理せず安全にをモットーに、新しい年も山と共にいたいと思う。
ここ、一緒に行きたかったのに
抜け駆けずるいぞ〜〜〜〜
貸切の石尾根は良いよねえ
ステキな最終山行で良かったね。
新年山行は何処かな?
私は仕事の山を登山中
姐さん、
あけましておめでとうございます!
長沢背稜のこのコースは何度も行ってますので、
またいつでもご一緒しますよ
同じところを何度も行ってるってご存知じゃないですか
毎週同じ山に行っても全く飽きがくることはないですので
いつでもお声がけ下さい
足の方は如何ですか?
今年もよろしくお願いいたします
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