憧れのおっぱい山を訪ねて、軍道から馬頭刈尾根を大岳山。
- GPS
- 06:48
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,882m
- 下り
- 1,276m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:30
天候 | 快晴。昼から暗い雲 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
つづら岩を中心に、小さな岩まじりの部分がところどころあり、足元、ルートに注意がいる。軍道の取り付きから馬頭刈尾根道に出るまでは、分岐が多い。つづら岩の付近も踏み跡が交錯。ややロングコースでアップダウンが連続し、大岳山の標高の割に山頂到達までは時間と体力がいる。ただし下降なら支障なし。 |
写真
装備
備考 | 季節柄、休憩時の体温保持のためのヤッケなどが役立つ。 |
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感想
大岳山は毎日のように眺めている地元の山。その目線の方向に沿って、五日市側からまっすぐ大岳山へと進むのが、馬頭刈尾根のややロングルートで、以前にも一度、途中まで上がったことがあった。
登ろうと思った動機は、この長い尾根の前半部分に、地元からは美しいおっぱいに見える2つの頂があったため。だが、そのときは、ひどい雨に遭い、退散した。
今回は、再挑戦。
ところが、その双耳峰(馬頭刈山と鶴脚山)に到達してみたら、想像とはだいぶ様子が違った。あまりに近い場所からは、やぶだらけの頂が1つずつ対面できただけで、里から眺める優雅さの片りんも感じられなかった。
こういうのは、やはり、遠きにありて、想うものなのだろうか。
ただし、この尾根から高度をかせぐ大岳山は、終始、立派な姿を見せてくれた。そして尾根の中ほどから始まる、つづら岩を中心にした岩場も、予想したよりずっと体力を使わされた。登山者にほとんど出会わないのも、なるほどだった。
山は登ってみないとわからない。
大岳山には、鋸尾根という、もう1本、短いがきつめの尾根もある。
ずっと昔から、海から臨む人びとの良い目印になってきたのが、大岳山。奥多摩の(前衛)三山だけのことはある。
大岳山の南面、茅グラ尾根をたどっていたところで、樹上に熊棚が見つかった。ここらあたりから、御岳山にかけては、ブナやミズナラなどの自然林がなかなか広く残されていることが分かった。御岳山から大岳山へは過去に2度、登っていたが、当時より今は、山を見る関心の方向が少し変わってきたこともあるからだろう。
意外な近場に、新しい発見があった。ここらのブナやミズナラは、太いものや生長途上のものが少なく、心配な状況だし、山の傾斜も険しい。が、いろいろな森の体験ができる条件がある。
コースタイム
武蔵五日市 7:04 発 → 十里木 7:15 着 →軍道・小宮小学校脇の登山口 7:43 → 馬頭刈山 9:20 → 鶴脚山 10:19→つづら岩 10:59→富士見台 11:25→白倉・馬頭刈尾根分岐 11:38 →茅グラ尾根→大岳山12:35着 13:08発→ 御岳山神社 14:20 → 御岳山ロープウェー駅 14:55着 15:10発 → 西東京バス JR御岳駅 15:41発 ホリデー特快
こんばんは
何ですか? この「こま切れ」のルート図は?GPSですか?
アラゲンさん、ちゃんとGPSですよ。ただし1990年当時から使っているクラシカルなやつで、当時、GPSといえばこれしかなく、所持している登山者は稀れでした。
ログを無修正でアップしちゃったので、大きな測定誤差のあるデータがそのまま出ました。カシミール上で、地図のルートを基準に補正したものをアップすれば、良かったですね。
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