【平ヶ岳】遥かなる天空の楽園

2023年07月02日(日) [日帰り]

• GPS: 11:12
• 距離: 22.1km
• 登り: 1,774m
• 下り: 1,768m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:24
• 休憩: 0:49
• 合計: 11:13

距離 22.1km 登り 1,774m 下り 1,777m

4:23 鷹ノ巣登山口
6:18 6:26 下台倉山
7:14 7:22 台倉山
7:31 台倉清水
8:12 白沢清水
9:30 9:35 池ノ岳
10:01 10:03 平ヶ岳三角点
10:08 10:09 平ヶ岳
10:14 10:20 平ヶ岳三角点
10:58 11:01 玉子石
11:25 11:35 池ノ岳
12:19 白沢清水
13:00 13:01 台倉清水
13:12 13:13 台倉山
14:01 14:05 下台倉山
15:36 鷹ノ巣登山口

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鷹ノ巣平ヶ岳登山口駐車場：前日夜9時到着で、駐車スペースはほぼいっぱい。朝方来た車は近くの路肩スペースもいっぱいでした。
小出ICからのアクセスはシルバーラインの長いトンネルを抜けてから鷹ノ巣までは沢水が溢れたところや凸凹なところもあるカーブの多い狭い道が30kmも続き、運転に気を使います。

コース状況／危険箇所等

登山口〜台倉山：急登、ヤセ尾根、ロープの架かる岩場と一番ハードな区間。ここで体力消耗しすぎないように。
台倉山〜池ノ山：標高1600m付近はほぼ平坦な樹林帯の横移動。濡れた木道が滑るので注意。最後の登りに取り付いてからは再び急登。
池ノ山〜平ヶ岳：湿原の中を貫く木道、開放的な山頂台地。すれ違いが狭いので、湿原内に入らないよう。

その他周辺情報

日帰り温泉：銀山平温泉　白銀の湯（650円）

写真

7/2 4:21

雨も上がり、明るくなってきたところでスタート

7/2 4:23

平ヶ岳登山口
ここから長い道のりが始まります

7/2 4:53

しばらく登ったところで景色が開けてきました
雲の切れ間から燧ヶ岳

7/2 5:00

細尾根を進みます
霧が流れて幻想的

7/2 5:10

左右が切れ落ちた幅の狭いところもあるので注意しながら歩きます

7/2 5:15

ロープの架かった急登もところどころ

7/2 5:21

ヤマツツジかな

7/2 5:25

オオコメツツジが沢山咲いていました

7/2 6:05

段差の大きな箇所も次々とあって、なかなかキツイ

7/2 6:20

約2時間で下台倉山
山頂標識がお辞儀してます
ここまで一気に高度を上げてきました

7/2 6:29

ここでようやく平ヶ岳が姿を現しました
まだまだ遠い

7/2 6:53

釣鐘のような可愛らしい姿のウラジロヨウラク

7/2 6:53

アカモノ

7/2 7:10

平ヶ岳と池ノ岳
青空が拡がってきてテンション上がってきました

7/2 7:12

濡れた木道が滑りやすくて恐怖

7/2 7:15

台倉山は三角点のみで山頂標識はなかったです

7/2 8:45

台倉山からは樹林帯の中をひたすら長い横移動
滑りやすい木道も多くて気を使いました
そこを抜けると池ノ岳がぐっと近くに

7/2 9:15

池ノ岳への最後の登りは平ヶ岳へと続く稜線を見ながら

7/2 9:15

背後には遠くなった燧ヶ岳

7/2 9:30

平ヶ岳もすぐ近く
ようやくここまで来た

7/2 9:30

楽園へのプロムナード

7/2 9:32

池塘の奥に平ヶ岳

7/2 9:36

湿原にはワタスゲやイワカガミの花がたくさん

7/2 9:38

頑張って登ってきた人だけが目にすることのできる素晴らしい景色

7/2 9:43

タテヤマリンドウの高貴な姿

7/2 9:55

平ヶ岳への登りから振り返る池ノ岳

7/2 9:57

平ヶ岳への最後の登り

7/2 10:00

木道の両脇にはチングルマ

7/2 10:04

平ヶ岳三角点

7/2 10:09

少し進んだ先が終着点

7/2 10:09

越後駒ヶ岳と中ノ岳

7/2 10:10

至仏山と奥には上州武尊山

7/2 10:11

燧ヶ岳

7/2 10:23

名残惜しいけれども山頂を後にします
時間に余裕ありそうなので玉子石まで足を伸ばします

7/2 10:42

この夏初めて目にするハクサンコザクラ

7/2 11:00

玉子石
池塘の青と湿原の緑のコントラスト、巻機山まで含めた景色が美しすぎる

7/2 11:03

なだらかに伸びる木道

7/2 11:04

再びの越後駒ヶ岳と中ノ岳

7/2 11:05

平ヶ岳は横から見るとさらに平ら

7/2 11:09

風になびくワタスゲ

7/2 11:15

少しだけ雪渓歩き

7/2 11:35

池ノ岳の展望デッキで少しだけまったりと過ごします

7/2 11:35

最後にこの風景を目に焼き付けます

7/2 11:39

いつまでものんびりしたいけれども、復路も長丁場なので名残惜しいけれども下ります

7/2 11:46

晴天に恵まれて良かった

7/2 11:47

遠くに奥只見湖が見えます

7/2 12:24

濡れていた木道も日差しと気温で乾いていて一安心

7/2 12:55

台倉清水
奥を下ったところに水場があるみたいですが、かなり急な下りだったのでやめました

7/2 13:10

再び近づいてくる燧ヶ岳

7/2 13:18

どんどん遠ざかる平ヶ岳

7/2 13:27

帰りもいくつかの登り返しがあって、なかなかしんどい

7/2 14:11

下っていく尾根を見下ろす
まだ先は長い

7/2 15:02

行きは霧で見通せませんでしたが、振り返るとなかなか急登続きなのが分かります

7/2 15:10

最後までヤセ尾根があって気が抜けません

7/2 15:21

樹林帯に入ればゴールは近い

7/2 15:37

11時間以上かけて平ヶ岳コンプリート
お疲れさまでした
ですが、この後長い運転が待っています

撮影機器：

E-M1MarkIII OLYMPUS CORPORATION

感想

ken_poplar

日帰りでしか行くことができない百名山の最難関とも言われる平ヶ岳。ついに行ってきました。登山口に行くまでの道のりもなかなか難関でした。
そんな平ヶ岳登山ですが、駐車場で朝起きてみると車がいっぱい。こんな辺鄙でキツい山に来る人はそんなに多くないと思っていたのですが、百名山人気はすごいですね。
前日夜まで雨が降っていて、朝のうちも雲が多く日差しを遮ってくれたため、厳しい暑さの中登らなくて済んだので、幾分体力と水分が温存できました。雨の影響が心配でしたが、沢などは特に問題なく、木道が滑りやすかったぐらいでした。
途中から、予報どおりどんどん青空が拡がってきて、山頂近くなる頃には雲一つない晴天。頑張って登った甲斐がありました。
池ノ岳から平ヶ岳に広がる湿原の池塘とお花畑は天空の別天地。予定より少し早く登れたので玉子石にも立ち寄ることができました。本当はもっとゆっくりしたかったですが、戻りも長丁場なので後ろ髪ひかれながらも下山。
気持ち的に長い長いと思っていたので、時間に焦らず集中力も切らさずに思ったよりも余力を残して下山することが出来ました。
聞いていたとおりなかなかハードな日帰り登山でしたが、その分満足感と思い出に残る山になりました。