空木岳(池山尾根)→千畳敷まで縦走

2023年07月06日(木) [日帰り]

• GPS: 11:18
• 距離: 19.0km
• 登り: 2,953m
• 下り: 1,222m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:06
• 休憩: 1:10
• 合計: 11:16

距離 19.0km 登り 2,953m 下り 1,231m

4:36 空木岳登山口駐車スペース
5:01 空木岳登山道取付地点
5:06 空木岳登山道入口
5:21 5:24 林道終点
5:38 タカウチ場
6:11 6:12 池山尾根水場
6:37 尻無
6:44 6:46 マセナギ
7:25 大地獄
7:29 小地獄
7:44 ヨナ沢ノ頭
8:26 空木平カール分岐点
8:46 8:56 駒石
9:22 空木駒峰ヒュッテ
9:29 10:02 空木岳
10:51 10:59 木曽殿山荘
11:20 11:21 東川岳
12:25 12:28 熊沢岳
13:22 大滝山
13:42 13:43 檜尾岳
14:34 14:39 濁沢大峰
15:26 15:27 島田娘
15:34 15:36 極楽平
15:52 千畳敷駅

天候

午前中は快晴、午後から高曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駒ヶ根高原スキー場駐車場(無料、トイレ無し)
下山は千畳敷からロープウェイ、バスで菅の台バスセンターに降り、スキー場まで徒歩移動

コース状況／危険箇所等

百名山だけあってよく整備されているが、マセナギ周辺に痩せ尾根、鎖場等有。コースが片道10�辧�2000mの標高を登るので健脚向き
空木岳〜千畳敷までのコースはピークの前後に鎖場等の危険個所があるので、初心者は通過に注意が必要。縦走すると距離はピストンより短くなるが、高低差がかなりあり約900mほどアップダウンがあるので日帰りで行くにはかなりキツイ。

その他周辺情報

菅の台周辺にこまくさの湯、観光センター等有

写真

7/6 4:38

スタート時はまだスキー場駐車場にも霧がかかっていた
この時点で車は2台だけ

7/6 4:40

まだ薄暗い中をスタート

7/6 4:46

登山道が沢になっている

7/6 5:00

やっと雲が取れて日が差し込む

7/6 5:03

林道をショートカットするように直登する

7/6 5:09

7/6 5:21

ギンリュウソウ発見

7/6 5:23

西の空にはまだ月がでている

7/6 5:24

駒ヶ根に朝が来たが、南アルプスはまだ雲がかかっている

7/6 5:25

林道終点駐車場
ここまで来れたらかなり楽なんだが・・・

7/6 5:25

トイレの裏にショートカット直登ルートがあります。
みんなの足跡が無ければ絶対気付かない

7/6 5:32

いきなり蛙が降ってきてビビる
ヤマアカガエルらしい

7/6 5:41

タカウチ場到着

7/6 5:57

旧池山小屋(水場)分岐

7/6 6:06

森の中もだいぶ霧が取れて明るくなってきた

7/6 6:14

7/6 6:14

水場は雨の後でもちょろちょろ

7/6 6:17

池山小屋分岐は縦走の足を残すために迷わず遊歩道経由を選択

7/6 6:32

ゴゼンタチバナはそこら中に咲いていました

7/6 6:48

マセナギ到着

7/6 7:02

ここから道の雰囲気が変わってくる

7/6 7:06

梯子階段登場

7/6 7:10

危険個所の注意看板有り

7/6 7:12

稜線部の雲が取れてきて伊那前岳が見える

7/6 7:16

鉄階段

7/6 7:24

鎖も随所にあるが、それほど難しくないのでほぼ使わず

7/6 7:25

そんなに危なくは無いが、踏み外すと滑落必至

7/6 7:26

ここも鎖がしっかり付いているが、しっかり足場があります。

7/6 7:34

迷い尾根到着

7/6 7:38

7/6 8:07

すっかり雲が取れて宝剣岳もくっきり

7/6 8:17

イワカガミは結構咲き残っています

7/6 8:29

空木平分岐
小屋には寄らない

7/6 8:30

谷から雲が沸いているように見えるが、逆で雲が消えている途中

7/6 8:30

南アルプスもだんだん丸出しになってきた

7/6 8:31

やっと空木山頂が見えた

7/6 8:31

7/6 8:35

富士山の頭がチラ見え

7/6 8:38

甲斐駒と鋸

7/6 8:39

登頂後に目指す縦走路が丸見えに

7/6 8:45

駒石到着

7/6 8:49

東南側から簡単に登れます。

7/6 8:49

頂上まであと少し

7/6 9:04

駒石の後ろには八ヶ岳も見える

7/6 9:05

キバナシャクナゲ結構咲いていました

7/6 9:23

御嶽山

7/6 9:24

駒嶺ヒュッテはまだ営業前でした

7/6 9:25

ベンチで休憩できます。

7/6 9:26

7/6 9:32

そこかしこにイワカガミ

7/6 9:33

山頂到着

7/6 9:34

やっと着いた。。。
すでに脚力が枯渇気味

7/6 9:34

南駒ケ岳への稜線が誘ってくるが今日は反対側へ

7/6 9:34

また富士山の頭
今日はどの山域も絶好の山日和だが、富士山は風が強そう

7/6 9:36

御嶽、乗鞍、槍穂高揃い踏み
白山は霞んで見えず

7/6 9:37

槍穂高

7/6 9:37

乗鞍

7/6 9:38

池山尾根を振り返り

7/6 10:05

昼飯を食っていざ縦走開始

7/6 10:06

ミヤマキンバイ

7/6 10:06

ハクサンイチゲ

7/6 10:17

笠ヶ岳にもこんなんがあったな

7/6 10:22

イワヒバリ

7/6 10:25

空木からの下りはなかなか初心者泣かせの難所が続く

7/6 10:30

木曾殿山荘まで300mくらい一気に下る

7/6 10:53

下ったら当然登り返す
足が削られる

7/6 11:24

振り返ると空木岳より南駒ケ岳の方が大きく見える不思議

7/6 12:37

こんなに天気が良いのに熊沢岳で雷鳥の親子登場。ヒナは1羽

7/6 12:39

例によって全然人を警戒しない

7/6 12:40

ヒナの方はやや隠れがち

7/6 12:41

7/6 12:57

ここも初心者泣かせの鎖場
ステップのピンがしっかりしているからどうってことは無いんだが。

7/6 13:20

チシマフウロ

7/6 13:21

ミヤマダイコンソウ？

7/6 13:28

高層に雲が広がってきているが雨の気配は無し。
ただし、稜線は結構風が強い

7/6 13:33

ウスユキソウ

7/6 13:42

檜尾岳でまたしても雷鳥の親子登場
今度は子だくさんでヒナが5羽もいました
この写真の中にヒナが3羽写っているがおわかりいただけただろうか？

7/6 13:43

この写真には4羽写っている

7/6 13:45

チングルマもワラワラと咲いている

7/6 13:47

檜尾岳到着
まだ先が長い…

7/6 14:17

2連梯子有

7/6 14:39

このへんから疲れとロープウェイ最終が気になり始めて写真が雑

7/6 15:18

ミネウスユキソウ

7/6 15:24

思えば遠くへ来たもんだ

7/6 15:30

やっと最終ピークの島田娘に到着
この先はもう登らなくても良いのだ

7/6 15:31

歩いてみたかった稜線も実際に歩くとかなりきつかった。
中央アルプス舐めてました。

7/6 15:31

今日一番大きく見える富士山

7/6 15:37

極楽平到着
あとは一気に千畳敷駅に降りる

7/6 15:37

ロープウェイが待ち遠しい

7/6 15:38

降り始めるといきなりここだけ歩道をふさぐように雪が残っている。
脇を歩けばどうってことは無いが

7/6 15:43

チングルマとカール

7/6 15:50

宝剣岳はまたそのうちに

7/6 15:56

撮影機器：

DC-TZ95 Panasonic

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ダウンジャケット薄手 ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 笛 ファーストエイドキット エマージェンシーシート ナイフ 保険証 携帯 モバイルバッテリー タオル カメラ ヘッドライト 予備電池

感想

パイク王

休みの日に限って梅雨空が続いて鬱屈していたら、ひょっこり晴れ予報。
甲信越どこでもよりどりみどりだが、翌日の仕事を考えると日帰りで近くがベター。以前宝剣岳から見た空木岳に続く稜線が忘れられず、いつか歩いてみたいと思っていたのと、空木岳も未踏なのでどうせならくっつけてしまうことにする。
今シーズンのアルプス初めは中央アルプスでスタート決定。
空木だけはピストンでもかなりキツイとの情報は聞いていたが天気さえ持てば何とかなるだろうと簡単に考えていた。
実際天気は予報通りほぼ完ぺきで、朝一こそ雲が残っていたものの、朝7時までにはすっかり雲は取れて快晴になる。しかも夏なのに昼過ぎても稜線に雲が上がってこず、上空こそやや雲勝ちになっても夕立の心配は無かった。行動時間がだいぶ遅くなったもののガスに巻かれることなくずっと爽快稜線歩きが楽しめた。

問題は自分の脚力が思った以上に足りていなかったこと。
総歩行距離20�劼覆藺腓靴燭海箸鰐気い隼廚辰討い燭蕁⇔濱冑弦盧垢砲靴辰�りやられて空木岳登頂時点ですでにバテバテ。
最後はダブルストックでもへロヘロになってしまった。中央アルプスの稜線は登り返しが多すぎる。今度また稜線を歩くなら千畳敷から空木岳の逆コースで行きたい。
それでも縦走中に子育て雷鳥2組をはじめ、季節の花々をしっかり堪能できたので大満足の山行になった。

P.S.今年も花の名前を覚えたいがちっとも頭に入ってこない